「青識亜論」の版間の差分
石川優美との訴訟の和解による終結を追加。判決内容に関する文章について、地裁判決文に即した記述に訂正。 |
Assemblykinematics (会話 | 投稿記録) Wikipedia:存命人物の伝記に配慮してプライバシーに関する記述などを修正。中立的な観点や百科事典の体裁として疑問のある個所は注釈に集約。→外部リンク: X(旧Twitter)アカウント凍結に伴いTemplate:Note.comに変更。 |
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{{Anchors|FNAU}}青識{{Efn2|name="青識"}}はTwitter上で主アカウント以外に「フェミニスト[[なりすまし]]アカウント」も運用していることを告白しており、[[2022年]](令和4年)に発覚した{{Sfn|小川|2022}}{{R|tw873666|tg2015|tg2022}}{{Efn2|[[2015年]](平成27年)時点ですでに表現規制論者として活動していたという{{R|tg2015}}。[[2022年]](令和4年)5月8日、青識は主アカウントの@BlauerSeeloweが[[Twitter#アカウント凍結(ロック)|凍結]]されたことから、@Frozen_Sealionの運用を開始する{{R|tw2022a}}。しかし@KitanoEnishiから転用したため、アカウント変更履歴からなりすましが判明し{{R|tg2022}}、青識はそれを認める{{R|tg2022}}。なりすましアカウントは遅くとも[[2021年]](令和3年)3月には作成されており、[[女子大生]]フェミニストを[[自作自演 (インターネット)|自作自演]]していた{{R|tg2022}}。}}。青識はフェミニストの主張に対する周囲の反応を観測したかったため、[[リードオンリーメンバー|無言アカウント]]ではなくフェミニストとして発言していたといい{{R|tw2022b}}、倫理的問題はないと主張した{{R|tw873666|tw2022c}}。新たなフェミニスト観察用アカウントの作成予定も公表していたが{{R|tw2022x}}、批判先の作品や人物に迷惑をかけ[[炎上 (ネット用語)|炎上]]に加担するおそれがあり、不適切な手段であったとして反省と謝罪を表明した{{R|tw2022c|tw978112}}。 |
{{Anchors|FNAU}}青識{{Efn2|name="青識"}}はTwitter上で主アカウント以外に「フェミニスト[[なりすまし]]アカウント」も運用していることを告白しており、[[2022年]](令和4年)に発覚した{{Sfn|小川|2022}}{{R|tw873666|tg2015|tg2022}}{{Efn2|[[2015年]](平成27年)時点ですでに表現規制論者として活動していたという{{R|tg2015}}。[[2022年]](令和4年)5月8日、青識は主アカウントの@BlauerSeeloweが[[Twitter#アカウント凍結(ロック)|凍結]]されたことから、@Frozen_Sealionの運用を開始する{{R|tw2022a}}。しかし@KitanoEnishiから転用したため、アカウント変更履歴からなりすましが判明し{{R|tg2022}}、青識はそれを認める{{R|tg2022}}。なりすましアカウントは遅くとも[[2021年]](令和3年)3月には作成されており、[[女子大生]]フェミニストを[[自作自演 (インターネット)|自作自演]]していた{{R|tg2022}}。}}。青識はフェミニストの主張に対する周囲の反応を観測したかったため、[[リードオンリーメンバー|無言アカウント]]ではなくフェミニストとして発言していたといい{{R|tw2022b}}、倫理的問題はないと主張した{{R|tw873666|tw2022c}}。新たなフェミニスト観察用アカウントの作成予定も公表していたが{{R|tw2022x}}、批判先の作品や人物に迷惑をかけ[[炎上 (ネット用語)|炎上]]に加担するおそれがあり、不適切な手段であったとして反省と謝罪を表明した{{R|tw2022c|tw978112}}。 |
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なお、[[2020年]](令和2年)2月に[[石川優実]]が発言していない内容をTwitterで投稿したため、石川から[[東京地方裁判所]]に提訴される{{R|徳島2023}}。青識は「投稿は論評([[風刺]])を表明するもので、実際の発言を紹介するものではない[[フィクション]]」と主張{{R|徳島2023}}。しかし[[裁判官]]は風刺を理解した[[Twitter#フォロー関連|フォロワー]]もいたかもしれないが「閲覧者はそのような人だけではない」として、[[2023年]](令和5年)に[[慰謝料]]など損害賠償金の支払いを命じた{{R|徳島2023}}。青識は「風刺も含め、[[ソーシャル・ネットワーキング・サービス|SNS]]は[[言論の自由|自由な言論空間]]であるべき」と語り、[[弁護士]]と相談したり[[控訴]]する方針を表明{{R|徳島2023}}{{Efn2|2023年の地裁判決では[[裁判官]]は青識による[[名誉棄損]]と[[侮辱]]([[名誉感情の侵害]])を認め、55万円の請求に対して33万円の支払いを認めていた{{R|徳島2023|島袋2023a|島袋2023b|東京地裁2023}}。青識は同15日に「控訴します。もう一回遊べるドン!!」とTwitterに投稿{{R|島袋2023b|tw20230615a}}。同年7月には地裁での勝訴を記した石川のニュースレター記事{{R|石川2023}}について「すごいですね。係争中の裁判なので、裁判の中身に立ち入ることは控えますが、他の部分についてもよくこれだけ寝言を連ねることができるなと感心してしまいます。」と述べていた{{R|青識2023|tw20230711a}}。}}。控訴後は裁判官からの和解案を受託し、一審判決の慰謝料を支払い「今後はお互いに相手の名前を出してインターネット上で意見を言うことをしない」という条件で和解した{{R|石川2024}}。<!--2023年6月21日の『徳島新聞』によると、徳島県職員であることは本人は認めていて県も本名が同一の職員がいると認めているものの、県は[[プライバシー]]の観点からSNSアカウントが同一かコメントをしていない{{R|徳島2023}}。--> |
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<ref name="青識2023">青識亜論 (2023年7月11日). “[https://marshmallow-qa.com/messages/d45130d3-4efb-44af-9fe3-bfd6e1f95df4 すごいですね。係争中の裁判なので、...]”. ''マシュマロ''. 2024年2月1日閲覧。</ref> |
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<ref name="石川2023">[[石川優実]] (2023年7月11日). “[https://ishikawa-yumi.theletter.jp/posts/b8b22440-1ef1-11ee-b021-25a193d67d20 【裁判のご報告】青識亜論と称するアカウントに地裁判決で勝訴しました。]”. ''石川優実ニュースレター「for myself」''. 2024年2月1日閲覧。</ref> |
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<ref name="石川 |
<ref name="石川2024">石川優実 (2024年1月28日). “[https://ishikawa-yumi.theletter.jp/posts/373a4130-ae0d-11ee-9170-51c462bd04c7 青識裁判、勝利解決のご報告]”. ''石川優実ニュースレター「for myself」''. 2024年2月2日(UTC)閲覧。</ref> |
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<ref name="現代高橋">“[https://gendai.media/list/author/yukitakahashi1 高橋 幸 YUKI TAKAHASHI]”. ''[[現代ビジネス]]''. [[講談社]]. 2023年6月19日(UTC)閲覧。</ref> |
<ref name="現代高橋">“[https://gendai.media/list/author/yukitakahashi1 高橋 幸 YUKI TAKAHASHI]”. ''[[現代ビジネス]]''. [[講談社]]. 2023年6月19日(UTC)閲覧。</ref> |
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<ref name="島袋2023a">“[https://www.topics.or.jp/articles/-/914711 ... 「弱者たたき」娯楽化か 女性へのバッシングがネットで過熱 専門家の島袋コウさんに聞く]”. ''徳島新聞デジタル''. 徳島新聞社. (2023年6月29日) 2024年2月1日閲覧。<!--2023年6月21日の『徳島新聞』によると、徳島県職員であることは本人は認めていて県も本名が同一の職員がいると認めているものの、県は[[プライバシー]]の観点からSNSアカウントが同一かコメントをしていない{{R|徳島2023}}。--></ref> |
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⚫ | <ref name="東京地裁2023">{{Cite web|和書|title=判決文:令和5年6月13日判決言渡 東京地方裁判所令和3年(ワ)第29453号 損害賠償請求事件 |author=東京地方裁判所民事第5部 |date=2023-06-13 |url= http://www.mklo.org/mklo/wp-content/uploads/2023/06/15e79e9a651fa72cb5e1adf7e3f7a70d.pdf |website= |publisher= |format=pdf |accessdate=2024-02-01}} ※pdf配布元は武蔵小杉合同法律事務所ウェブサイト「[http://www.mklo.org/archives/1665 #KuToo本裁判の全て]」ページ。</ref> |
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<ref name="討論会11">“[https://web.archive.org/web/20191111143157/https://korefemi01.peatix.com/ 【石川VS青識】これからの「フェミニズム」を考える白熱討論会(11/16)]”. ''Peatix''. (2019年11月9日) 2019年11月11日時点の[https://korefemi01.peatix.com/ オリジナル]よりアーカイブ。2023年6月18日(UTC)閲覧。</ref> |
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<ref name="徳島2023">『[[徳島新聞]]』2023年6月21日、第23面(徳島総合)。および “[https://www.topics.or.jp/articles/-/910281 徳島ニュース>社会>SNSでフェミニスト侮辱 東京地裁が認定 2023/06/21 05:00]”. ''徳島新聞デジタル''. 徳島新聞社. (2023年6月21日) 2023年6月21日閲覧。</ref> |
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== 外部リンク == |
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* {{Note.com|dokuninjin7|青識亜論}} |
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* [https://dokuninjin7.hatenadiary.jp/ 青識亜論の「論点整理」] - [[はてなダイアリー]] |
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* {{ツイキャス|blauerseelowe|青識亜論(せいしき・あろん)}} |
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2024年2月2日 (金) 22:21時点における版
Wikipediaの方針「存命人物の伝記」に配慮し、プライバシー侵害や名誉棄損に配慮した記述をしています。重大な問題は編集除去に加え削除の方針ケースB-2により緊急削除の対象になります(「検証可能性」「独自研究は載せない」「BLP editintro」も参照)。議論はノートで合意を形成してください。 |
青識 亜論(せいしき あろん)は表現の自由を重視する日本の男性ネット論客[1][2][3][4]。2019年10月にはTwitter上での「フェミニストによるハラスメント」を意味する[5]「#フェミハラ」というハッシュタグの積極的な使用を提唱[6][注 1]。同年11月には「アンチフェミ」側として「フェミ」側の石川優実らと公開討論を行い、Twitter上で大きな関心を集めた[7][8]。同年11月や12月には、萌え絵批判やツイフェミに関する『ABEMA Prime』の討論にも出演し[9][10]、2020年のオンライン討論会にも出演[11][12]。萌えキャラが使用される歴史と文脈や炎上によるオタクの傷つきを指摘し[3][11]、フェミストとアンチフェミの対立に「寛容」や「対話」を呼びかけた[3][13][14]。2014年頃からSNSで活動しており、Twitterのフォロワー数は約4万人に及んだこともあるという[4]。2019年時点のフォロワー数は2万人以上で[15]、2023年10月時点では約1.9万人[16]。座右の銘は「私は君の言うことに反対だ。しかし、君がそれを言う権利は命を賭けても守ろう[注 2]」[1][18]。
公開討論・出演
これからのフェミニズムを考える白熱討論会
2019年(令和元年)11月16日にベルサール新宿グランドタワーで開催された「これからのフェミニズムを考える白熱討論会(石川VS青識)」では、#KuToo運動で知られる石川優実が「フェミ」、当時Twitterで2万人以上のフォロワーを持っていた青識[注 3]が「アンチフェミ」として、小保内太紀の司会により公開討論を行った[1][7][8][注 4]。青識はオタクとフェミニスト間の対話が必要と合意できたものの、「オタクが被害者だとは受け入れてもらえなかった」と後に振り返っている[11]。また、両者による討論会はTwitter上で大きな関心を集め、双方の支持者や批判者がハッシュタグ「#これフェミ」で議論が交わされた[15]。
しかし、この討論後に石川が青識を批判したブログ[注 5]は、討論の合意と意義をひっくり返す内容であったことから、ネット上で議論が紛糾[13]。青識は石川の批判者に「寛容と対話」を訴え人格攻撃をやめるように諭したが[13][注 6]、石川の擁護者による青識に対する批判や暴言も激しくなった[13]。事態は収集がつかなくなり[20]、坂爪真吾は「対話を目指して開催されたイベントが、両者の対話の不可能性を立証する形」で終わる「後味の悪い結果になってしまった」と記した[20]。なお、司会の小保内に運営の至らなさを指摘された青識はそれを認め、「修正すれば、より良い対話の場を作ることができるという兆しでもあるはず」とした[21]。
『ABEMA Prime』に出演、討論
2019年(令和元年)11月22日放送の『ABEMA Prime』には福島みずほや宇佐美典也、千田有紀、乙武洋匡、ハヤカワ五味らとともに出演[9]。『宇崎ちゃんは遊びたい!』の女性キャラクターが献血ポスターに起用されて炎上した件や、職場での服装・身だしなみの性差などの討論に参加した[9]。青識は「性的対象化したり、差別的に扱われたりすること」の危険性に理解を示しながらも、そうなるかどうかは「文脈に依存」すると語った[9]。また、これフェミの話になった際には「言葉での共通合意がなかなかできないという実感を得たところで、なかなか合意までたどり着くのは難しいと感じている。」と振り返っている[9]。
同年12月31日にも『ABEMA Prime』に千田有紀や柴田英里らとともに出演し、ツイフェミについての討論に参加[10][22]。青識はツイフェミが「否定しづらい“正義”の問題に安直に接合して」感情的になりやすいことや「Twitterがリミッターを外してしまい、いくらでも相手を殴っていいみたいに感じてしまう役割」になっていると指摘[10]。また、「私が発言し、討論しようと言っても、女性の専門家にはなかなか乗ってきてもらえないところもある。ここも不思議な溝があって、それをいかに埋めていくかがこれからTwitterでの議論を建設的にする1つのポイントだと思う」と語っている[10]。
シン・これからのフェミニズムを考える白熱討論会
2020年(令和2年)12月5日、オンライン開催の「シン・これからの「フェミニズム」を考える白熱討論会」に出演[3][11][注 7]。萌え絵批判に対し、「萌えキャラが自治体や公共団体のキャンペーンに起用される背景」として作品の舞台という文脈やファンとの交流の歴史を指摘[3]。『宇崎ちゃんは遊びたい!』の女性キャラクターが献血ポスターに起用されて炎上した件では、コミックマーケットにおいて赤十字が活動してオタクが献血に協力してきた「絆」と「物語」があってのコラボだったことを解説した[11]。また、オタク側に対し「理由もなく炎上させられる事が傷ついて辛いということを言語化する必要がある」と語り[11]、「共生のルールは、対話で作るのが最善」とした[14]。
フェミニスト側の討論相手である高橋幸[3][11][注 8]は性差別やジェンダー・ステレオタイプと思わしき表現を批判する意思は曲げなかったが[24]、「小規模自治体の聖地巡礼スタンプラリー用ポスターまで大規模に燃やしてしまっていいのかについては判断が難しい。ゼロイチで語れない、難しい問題」との認識を示した[11]。また「両者が話し合いのできる回路を開いておく必要がある」と語り、高橋は青識を「顔を合わせて話してみれば、話せる人」と評した[11][注 9]。司会進行を務めた主催者の坂爪真吾[3][注 7]は討論会に手ごたえを感じ[11]、「何らかの形でこのような機会を続けていければいいと思う」と語っている[11][注 10]。
インターネットでの活動
2014年(平成26年)頃から主にTwitter上で表現の自由を巡る問題について発言を続けており[1][11][注 11]、フォロワー数は約4万人に及んだこともあるという[4]。バーチャルYouTuberのような美少女キャラクターを運営しており[2]、信念的美少女「ヴォル子さん」というマスコットキャラクターをアイコンに使っている[18][27]。2019年(令和元年)10月には「フェミニストによるハラスメント」を意味する[5]「#フェミハラ」というハッシュタグをツイッターで積極的に使用することを提唱した[6][注 1]。2019年時点のフォロワー数は2万人以上であったが[15]、2023年10月時点では約1.9万人[16]。
青識[注 3]はTwitter上で主アカウント以外に「フェミニストなりすましアカウント」も運用していることを告白しており、2022年(令和4年)に発覚した[28][29][30][31][注 12]。青識はフェミニストの主張に対する周囲の反応を観測したかったため、無言アカウントではなくフェミニストとして発言していたといい[33]、倫理的問題はないと主張した[29][34]。新たなフェミニスト観察用アカウントの作成予定も公表していたが[35]、批判先の作品や人物に迷惑をかけ炎上に加担するおそれがあり、不適切な手段であったとして反省と謝罪を表明した[34][36]。
なお、2020年(令和2年)2月に石川優実が発言していない内容をTwitterで投稿したため、石川から東京地方裁判所に提訴される[4]。青識は「投稿は論評(風刺)を表明するもので、実際の発言を紹介するものではないフィクション」と主張[4]。しかし裁判官は風刺を理解したフォロワーもいたかもしれないが「閲覧者はそのような人だけではない」として、2023年(令和5年)に慰謝料など損害賠償金の支払いを命じた[4]。青識は「風刺も含め、SNSは自由な言論空間であるべき」と語り、弁護士と相談したり控訴する方針を表明[4][注 13]。控訴後は裁判官からの和解案を受託し、一審判決の慰謝料を支払い「今後はお互いに相手の名前を出してインターネット上で意見を言うことをしない」という条件で和解した[44]。
脚注
注釈
- ^ a b 坂爪真吾は2019年10月以前から「フェミハラ」という用語は存在していたといい、青識の提唱以降に広く使用されるようになったと分析している[6]。
- ^ この格言はヴォルテールのセリフとして知られているが、実際は『ヴォルテールの友人』を著したタレンティアがヴォルテールの心の声を想像したもの[17](ヴォルテール#ヴォルテールの名言とされてきた文言も参照)。
- ^ a b 出典[9][10][12]では「青識」として略されていたため、それに倣う。
- ^ 主催団体は「これからの「フェミニズム」を考える白熱討論実行委員会」[1][8]。
- ^ 石川優実 (2019年11月16日). “11月16日、#これフェミ 私から見えた風景”[19]. また余計なことを・・・. Hatena Blog. 2022年10月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月24日(UTC)閲覧。
- ^ 青識亜論 (2019年11月19日). “討論会後記:それでもなお、寛容と対話を(青識亜論)”. 青識亜論の「論点整理」. Hatena Blog. 2019年11月19日時点のオリジナル[19]よりアーカイブ。2023年6月24日(UTC)閲覧。
- ^ a b 坂爪真吾は自著の中で、2019年11月開催の「これからの「フェミニズム」を考える白熱討論会」についてと記していた[15]。坂爪が主催した2020年12月の「シン・これからの「フェミニズム」を考える白熱討論会」について、坂爪が代表理事を務める一般社団法人ホワイトハンズ[11]のnoteに開催経緯や議事録が以下のようにまとめられている。
- ホワイトハンズ (2020年11月26日). “なぜ『シン・これからの「フェミニズム」を考える白熱討論会(#シンこれフェミ)』を企画したのか(坂爪真吾)”. note. 2023年6月25日(UTC)閲覧。
- ホワイトハンズ (2021年2月24日). “シン・これからの「フェミニズム」を考える白熱討論会(#シンこれフェミ)2020年12月5日:全文公開”. 2023年6月25日(UTC)閲覧。
- ^ a b 高橋 幸(たかはし ゆき)はジェンダー論や社会学を専門とする研究者、フェミニスト[11][23]。武蔵大学・非常勤講師[11][23]。著書に『フェミニズムはもういらない、と彼女は言うけれど』(晃洋書房、2020年、ISBN 9784771033801)がある[11]。
- ^ 討論相手の高橋[注 8]は、「フェミニズムや男女平等について初歩レベルから丁寧にみんなで考える機会を作っていくことは重要。市民同士が草の根レベルで議論を戦わせて合意を形成していくという理念を堅持し、なるべくシニカルにならずにやり続けていく必要があると思う」と語っている[11]。
- ^ Web上でもオタク側・フェミニスト側の活発な議論が行われ、坂爪は「萌えキャラと公の場での性表現をめぐる問題に関して、意見の異なる相手に自分の気持ちを伝えたい人、意見の異なる相手の気持ちを知りたいと考えている人が、これほどまでにたくさんいたことに、改めて驚かされた。」と記している[24]。
- ^ Twitterでは「表現の自由戦士」[25]、noteでは「インターネットシーライオン」を自称した[26]。
- ^ 2015年(平成27年)時点ですでに表現規制論者として活動していたという[30]。2022年(令和4年)5月8日、青識は主アカウントの@BlauerSeeloweが凍結されたことから、@Frozen_Sealionの運用を開始する[32]。しかし@KitanoEnishiから転用したため、アカウント変更履歴からなりすましが判明し[31]、青識はそれを認める[31]。なりすましアカウントは遅くとも2021年(令和3年)3月には作成されており、女子大生フェミニストを自作自演していた[31]。
- ^ 2023年の地裁判決では裁判官は青識による名誉棄損と侮辱(名誉感情の侵害)を認め、55万円の請求に対して33万円の支払いを認めていた[4][37][38][39]。青識は同15日に「控訴します。もう一回遊べるドン!!」とTwitterに投稿[38][40]。同年7月には地裁での勝訴を記した石川のニュースレター記事[41]について「すごいですね。係争中の裁判なので、裁判の中身に立ち入ることは控えますが、他の部分についてもよくこれだけ寝言を連ねることができるなと感心してしまいます。」と述べていた[42][43]。
出典
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参考文献
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- 小川たまか (2022年6月15日). “トナカイさんへ伝える話(91)ネットで行われているいじめについて・4”. Yahoo!ニュース個人. Yahoo! Japan. 2022年12月17日閲覧。
- 坂爪真吾『「許せない」がやめられない : SNSで蔓延する「#怒りの快楽」依存症』徳間書店、2020年、ISBN 9784198651114。
- 坂爪真吾 (2020年12月17日). “「萌えキャラが公の場に出る時は“一枚羽織る”べき」波紋を呼んだフェミニストの提案”. 文春オンライン. 文藝春秋社. 2023年6月18日(UTC)閲覧。
- ふじいりょう (2020年12月16日). “NHKキズナアイ起用や『宇崎ちゃん』炎上は何が問題だった? ネット論客とフェミニズム研究者が議論を展開”. ガジェット通信. (2020年12月16日) 2023年6月18日(UTC)閲覧。
外部リンク
- 青識亜論 (dokuninjin7) - note
- 青識亜論の「論点整理」 - はてなダイアリー
- 青識亜論(せいしき・あろん) (@blauerseelowe) - ツイキャス
(関連動画)