「スマートプラス」の版間の差分

株式会社スマートプラス
Smartplus Ltd.
種類	株式会社
略称	スマートプラス(Smartplus)
本社所在地	日本; 〒102-0073; 東京都千代田区九段北一丁目8番10号; 住友不動産九段ビル9階; 北緯35度41分51.62秒東経139度45分6.12秒 / 北緯35.6976722度東経139.7517000度
設立	2017年（平成29年）3月8日
業種	証券、商品先物取引業
法人番号	7010001181988
事業内容	金融商品取引業
代表者	小林紀子（代表取締役）
資本金	66億2,361万1,000円（2019年2月時点）
発行済株式総数	131万8,628株
売上高	7億5400万円（2023年3月期）
純利益	7億2800万円（2023年3月期）
純資産	25億3199万円（2023年3月期）
総資産	116億7184万円（2023年3月期）
決算期	3月31日
会計監査人	PwC Japan有限責任監査法人
主要株主	株式会社Finatextホールディングス 85%、株式会社大和証券グループ本社 15%
関係する人物	林良太（取締役、親会社創業者）
外部リンク	smartplus-sec.com
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2023年12月29日 (金) 00:01時点における版

株式会社スマートプラス（かぶしきがいしゃすまーとぷらす、英: Smartplus Ltd.）は、金融サービスを提供する日本のフィンテック企業。

概要

東京大学発のベンチャー企業である、Finatextのグループ会社。大和総研ビジネス・イノベーション（現在の大和総研）から証券基幹システムFinancial Plateシリーズの提供を受け、「新しいコンセプトのネット証券会社」として2017年に設立された^[2]。

「証券システムのサービス化」と銘打ち、証券サービスの基幹システムを提供する“BaaS(Brokerage as a Service)”事業を展開している^[3]。

2022年11月には、駐日欧州連合代表部主催のワークショップ「平等な参加とリーダーシップ」において代表取締役の小林紀子が、“How a Math Girl Became a Startup CEO?”という題で登壇している^[4]。

沿革

2017年3月 - 設立^[5]。
2017年6月 - 第三者割当増資による6億5,000万円の資金調達を実施^[1]。
2017年12月 - 第一種金融商品取引業登録^[6]。
2018年2月 - 第三者割当増資による6億7万5,000円の資金調達を実施^[1]。
2018年4月 - コミュニティ型株取引アプリ「STREAM」のSNS機能限定版が提供開始^[7]。
2018年7月 - コミュニティ型株取引アプリ「STREAM」の現物取引サービスが提供開始^[8]。
2018年7月 - 第三者割当増資による40億8,000円の資金調達を実施^[1]。
2019年11月 - クレディセゾンと金融商品仲介契約を締結し、「セゾンポケット」を提供開始^[9]^[10]。
2020年11月 - ANAグループと連携し、スマートフォン投資サービス「Wealth Wing」を提供開始^[11]^[12]。
2021年11月 - Japan Asset Managementと金融商品仲介契約を締結し、「JAM Wrap」を提供開始^[13]^[14]。
2021年12月 - 第二種金融商品取引業変更登録^[15]。
2022年3月 - ニッセイアセットマネジメントと提携し、投資一任運用サービス「Goal Navi」を提供開始^[16]^[17]。
2022年9月 - 楽天証券と共同で開発した「米国ETFラップ」を提供開始^[18]^[19]。
2022年11月 - セブン銀行と金融商品仲介契約を締結し、「お買い物投資コレカブ」を提供開始^[20]。
2023年1月 - ファイナンシャルスタンダードと金融商品仲介契約を締結し、投資一任サービス「Smart Manager」を提供開始^[21]。

サービス

STREAM

STREAM（ストリーム）は、株式の現物取引でも信用取引でも、売買手数料が無料の株取引アプリ^[22]^[23]。

アプリ内でユーザー同士がコミュニケーションを行えるSNS機能を備えている点も特徴とされる^[22]。SNS機能における風説の流布や相場操縦などの不正コメントには、ChatGPTを含む大規模言語モデルを活用した生成AI技術を用いた自動検知と人手によるモニタリングで対策している^[24]。

Wealth Wing

Wealth Wing（ウェルスウイング）は、2つの質問^[25]に回答して資金を預けると投資一任契約での運用が開始でき、データ解析に基づいた機関投資家レベルの戦略で銘柄の購入やリバランス（英語版）を自動的に行う投資サービス^[26]。東京証券取引所のプライム市場の約1,600銘柄から、ロボットが自動で選んだ銘柄をポートフォリオとして提供している^[27]。インデックス投資が中心の一般的なロボアドバイザー（英語版）とは異なり、市場平均を上回るアクティブ投資で積極的に利益を追うことが特徴^[26]^[28]。実際に、運用開始から2023年3月までの戦略平均の累積リターンは47.62%で、東証株価指数の21.39%を大きく上回っている^[29]。投資対象が日本株である点^[25]^[30]が、ロボアドバイザーとしては異色だとされる^[31]。また、米国株のポートフォリオも提供を予定している^[27]^[29]。

時価総額や自己資本比率など、50前後のファクター（指標）をもとにした金融モデル（英語版）「マルチファクターモデル」によるスマートベータ（英語版）運用を行っており^[28]^[29]、人間の意志が介在しない透明性の高い投資判断ができるとされる^[27]^[32]。機関投資家が採用していたモデルによるアクティブ運用を実現していることなどから、「進化系ロボアド」とうたっている^[27]。

また、相場の大きな下落に備えてリスクを減らすため、市場平均と逆の動きをするインバースETF（英語版）を組み入れることができる「スマートヘッジ機能」も提供されている^[28]^[31]。

資産運用を行うことで、ANAマイレージクラブのマイルが貯まるサービスを提供している^[25]^[26]。

セゾンポケット

セゾンポケットは、スマートプラスがクレディセゾンと連携して運営する、クレジットカードで投資信託や株式投資の積立投資ができるサービス^[33]。クレジットカードによる投資（いわゆる「クレカ投資」）として、現物株式の積立投資が行えるのは業界初とされる^[33]。

Goal Navi

Goal Navi（ゴールナビ）は、スマートプラスがニッセイアセットマネジメントと共同開発したファンドラップ（英語版）^[34]。地域の金融機関を通じて提供されることから、オンラインのみならず窓口での相談も行うことができる^[34]。

碧海信用金庫^[35]、岩井コスモ証券^[36]^[37]、今村証券^[38]などがこのサービスを採用している。

お買い物投資コレカブ

お買い物投資コレカブは、スマートプラスがセブン銀行と共同開発して提供する、初心者が楽しみながら投資することを目的とした投資サービス^[39]。店頭で買った商品のバーコードをアプリで読み取ることで関連する銘柄を表示できる機能や^[40]、そうして見つけた銘柄を登録できる「銘柄図鑑」機能などが用意されている^[39]。

脚注

[脚注の使い方]

^ ^a ^b ^c ^d 株式会社スマートプラス (2023年3月). “「業務及び財産の状況に関する説明書【2023年3月期】”. 株式会社スマートプラス. 2023年12月16日閲覧。
^ “新たな証券会社の発足をサポート”. 事例紹介. 大和総研. 2023年12月16日閲覧。
^ (有井 2020)
^ 『代表取締役の小林が、駐日欧州連合代表部主催のワークショップで登壇しました』（プレスリリース）株式会社スマートプラス、2022年11月11日。2023年12月16日閲覧。
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^ 『第一種金融商品取引業者登録完了に関するお知らせ』（プレスリリース）株式会社スマートプラス、2017年11月27日。2023年12月16日閲覧。
^ 『コミュニティ型株取引アプリ「STREAM」のSNS機能限定版が4月10日よりダウンロード開始！』（プレスリリース）株式会社スマートプラス、2018年4月10日。2023年12月16日閲覧。
^ 『手数料0円のコミュニティ型株取引アプリ「STREAM」の現物取引サービスを7月18日に提供開始～日本初！従来型株式委託手数料無料の株取引が遂にスタート！～』（プレスリリース）株式会社スマートプラス、2018年7月18日。2023年12月16日閲覧。
^ 『業界初、カード決済で株つみたて。クレディセゾンと共同開発ポイントなどで気軽につみたて投資が可能な「セゾンポケット」ー証券ビジネスプラットフォーム BaaS 第一弾サービスー』（プレスリリース）株式会社スマートプラス、2019年11月7日。2023年12月16日閲覧。
^ 『スマホ証券サービス『セゾンポケット』提供開始～カード決済、永久不滅ポイントで投資信託・株式のつみたてが可能に～』（プレスリリース）株式会社クレディセゾン、2019年11月7日。2023年12月16日閲覧。
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^ 『Finatextグループのスマートプラス、Japan Asset Managementと協業しラップサービス「JAM WRAP（ジャムラップ）」を2022年1月20日（木）より本格スタート　〜デジタル運用＆プロによるアドバイスで手数料率１％（税抜）を実現〜』（プレスリリース）株式会社スマートプラス、2022年1月20日。2023年12月16日閲覧。
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参考文献

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外部リンク

[Disclosure2023-1] 株式会社スマートプラス (2023年3月). “「業務及び財産の状況に関する説明書【2023年3月期】”. 株式会社スマートプラス. 2023年12月16日閲覧。

[dir-2] “新たな証券会社の発足をサポート”. 事例紹介. 大和総研. 2023年12月16日閲覧。

[jpx2020-3] (有井 2020)

[4] 『代表取締役の小林が、駐日欧州連合代表部主催のワークショップで登壇しました』（プレスリリース）株式会社スマートプラス、2022年11月11日。2023年12月16日閲覧。

[5] 『コミュニティ型株取引アプリ「STREAM」のSNS機能限定版が3月上旬にリリース～日本初！従来型株式委託手数料無料で株取引が可能に～』（プレスリリース）株式会社スマートプラス、2018年2月28日。2023年12月16日閲覧。

[6] 『第一種金融商品取引業者登録完了に関するお知らせ』（プレスリリース）株式会社スマートプラス、2017年11月27日。2023年12月16日閲覧。

[7] 『コミュニティ型株取引アプリ「STREAM」のSNS機能限定版が4月10日よりダウンロード開始！』（プレスリリース）株式会社スマートプラス、2018年4月10日。2023年12月16日閲覧。

[8] 『手数料0円のコミュニティ型株取引アプリ「STREAM」の現物取引サービスを7月18日に提供開始～日本初！従来型株式委託手数料無料の株取引が遂にスタート！～』（プレスリリース）株式会社スマートプラス、2018年7月18日。2023年12月16日閲覧。

[9] 『業界初、カード決済で株つみたて。クレディセゾンと共同開発ポイントなどで気軽につみたて投資が可能な「セゾンポケット」ー証券ビジネスプラットフォーム BaaS 第一弾サービスー』（プレスリリース）株式会社スマートプラス、2019年11月7日。2023年12月16日閲覧。

[10] 『スマホ証券サービス『セゾンポケット』提供開始～カード決済、永久不滅ポイントで投資信託・株式のつみたてが可能に～』（プレスリリース）株式会社クレディセゾン、2019年11月7日。2023年12月16日閲覧。

[11] 『ANAグループと連携し、新スマートフォン投資サービス「Wealth Wing（ウェルスウィング）」をリリース』（プレスリリース）株式会社スマートプラス、2020年11月26日。2023年12月16日閲覧。

[12] 『（株）スマートプラスが提供するスマートフォン証券投資サービス「Wealth Wing」でANAマイルが貯まります』（プレスリリース）ANAホールディングス株式会社、2020年11月26日。2023年12月16日閲覧。

[13] 『Finatextグループのスマートプラス、Japan Asset Managementと協業しラップサービス「JAM WRAP（ジャムラップ）」を2022年1月20日（木）より本格スタート　〜デジタル運用＆プロによるアドバイスで手数料率１％（税抜）を実現〜』（プレスリリース）株式会社スマートプラス、2022年1月20日。2023年12月16日閲覧。

[14] 『Japan Asset Management、業界最低手数料のファンドラップ「JAM WRAP（ジャムラップ）」2022年1月20日（木）より本格スタート』（プレスリリース）株式会社Japan Asset Management、2022年1月20日。2023年12月16日閲覧。

[15] 『三菱UFJ信託銀行とFinatextホールディングスの子会社であるスマートプラスとの運用商品のオンライン販売の開始について』（プレスリリース）三菱UFJ信託銀行株式会社、株式会社スマートプラス、2021年12月24日。2023年12月16日閲覧。

[16] 『Finatextグループのスマートプラスとニッセイアセットマネジメントで共同開発したファンドラップ「Goal Navi」 3/1より提供開始』（プレスリリース）株式会社スマートプラス、2022年3月2日。2023年12月16日閲覧。

[17] 『ゴールベースアプローチのお任せ資産運⽤サービス「GoalNavi（ゴールナビ）」提供開始』（プレスリリース）ニッセイアセットマネジメント株式会社、2022年3月2日。2023年12月16日閲覧。

[18] 『スマートプラス、米株運用に特化した投資一任サービス「米国ETFラップ」を9月17日（土）から提供開始～オンライン完結！個人向け米国ETFでの運用に特化したラップ～』（プレスリリース）株式会社スマートプラス、2022年9月16日。2023年12月16日閲覧。

[19] 『米国ETFラップサービスの提供を開始します（9/17～）』（プレスリリース）楽天証券株式会社、2022年9月16日。2023年12月16日閲覧。

[20] 『投資初心者でもお買い物感覚で資産運用ができる新サービス『お買い物投資コレカブ』を提供開始』（プレスリリース）株式会社セブン銀行、2022年11月8日。2023年12月16日閲覧。

[21] 『スマートプラスとファイナンシャルスタンダード、米国株の投資一任サービス「Smart Manager（スマートマネージャー）」を共同開発～IFAが提供するゴールベースアプローチの投資一任サービス～』（プレスリリース）株式会社スマートプラス、2023年1月12日。2023年12月16日閲覧。

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[35] 『スマートプラスとニッセイアセットマネジメントが共同開発した個人向けファンドラップ「GoalNavi」、碧海信用金庫が採用～投資一任運用サービス「へきしんゴールナビ」として本日9月5日(月)から提供開始～』（プレスリリース）株式会社スマートプラス、2022年9月5日。2023年12月16日閲覧。

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[37] 『スマートプラスとニッセイアセットマネジメントが共同開発した個人向けファンドラップ「Goal Navi」、証券会社として初めて岩井コスモ証券が採用～投資一任サービス「岩井コスモ・ゴールナビ」として2023年1月23日(月）から提供開始～』（プレスリリース）株式会社スマートプラス、2023年1月23日。2023年12月16日閲覧。

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-Wealth Wing（ウェルスウイング）は、2つの質問<ref name="oguchi2021">{{Harv|大口|2021}}</ref>に回答して資金を預けると[[投資一任契約]]での運用が開始でき、[[データ解析]]に基づいた[[機関投資家]]レベルの戦略で銘柄の購入や{{仮リンク|リバランス|en|Rebalancing investments}}を自動的に行う投資サービス<ref name="jpx2021">{{Harv|有井|2021}}</ref>。[[東京証券取引所]]の[[東京証券取引所プライム市場上場企業一覧|プライム市場]]の約1,600銘柄から、ロボットが自動で選んだ銘柄を[[ポートフォリオ (金融)|ポートフォリオ]]として提供している<ref name="osada2023">{{Harv|長田|2023}}</ref>。[[パッシブ運用|インデックス投資]]が中心の一般的な{{仮リンク|ロボアドバイザー|en|Robo-advisor}}とは異なり、市場平均を上回る[[アクティブ運用|アクティブ投資]]で積極的に利益を追うことが特徴<ref name="jpx2021"></ref><ref name="itmedia2021">{{Harv|斎藤|2021}}</ref>。実際に、運用開始から2023年3月までの戦略平均の累積リターンは47.62%で、[[東証株価指数]]の21.39%を大きく上回っている<ref name="sekiguchi2023">{{Harv|関口|2023}}</ref>。投資対象が日本株である点<ref name="oguchi2021"></ref><ref>{{Harv|日本経済新聞|2020}}</ref>が、ロボアドバイザーとしては異色だとされる<ref name="reina>{{Harv|REINA|2023}}</ref>。また、米国株のポートフォリオも提供を予定している<ref name="osada2023"></ref><ref name="sekiguchi2023"></ref>。
+Wealth Wing（ウェルスウイング）は、2つの質問<ref name="oguchi2021">{{Harv|大口|2021}}</ref>に回答して資金を預けると[[投資一任契約]]での運用が開始でき、[[データ解析]]に基づいた[[機関投資家]]レベルの戦略で銘柄の購入や{{仮リンク|リバランス|en|Rebalancing investments}}を自動的に行う投資サービス<ref name="jpx2021">{{Harv|有井|2021}}</ref>。[[東京証券取引所]]の[[東京証券取引所プライム市場上場企業一覧|プライム市場]]の約1,600銘柄から、ロボットが自動で選んだ銘柄を[[ポートフォリオ (金融)|ポートフォリオ]]として提供している<ref name="osada2023">{{Harv|長田|2023}}</ref>。[[パッシブ運用|インデックス投資]]が中心の一般的な{{仮リンク|ロボアドバイザー|en|Robo-advisor}}とは異なり、市場平均を上回る[[アクティブ運用|アクティブ投資]]で積極的に利益を追うことが特徴<ref name="jpx2021"></ref><ref name="itmedia2021">{{Harv|斎藤|2021}}</ref>。実際に、運用開始から2023年3月までの戦略平均の累積リターンは47.62%で、[[東証株価指数]]の21.39%を大きく上回っている<ref name="sekiguchi2023">{{Harv|関口|2023}}</ref>。投資対象が日本株である点<ref name="oguchi2021"></ref><ref>{{Harv|日本経済新聞|2020}}</ref>が、ロボアドバイザーとしては異色だとされる<ref name="reina">{{Harv|REINA|2023}}</ref>。また、米国株のポートフォリオも提供を予定している<ref name="osada2023"></ref><ref name="sekiguchi2023"></ref>。
 [[時価総額]]や[[自己資本比率]]など、50前後のファクター（指標）をもとにした{{仮リンク|金融モデル|en|Financial modeling}}「マルチファクターモデル」による{{仮リンク|スマートベータ|en|Smart beta}}運用を行っており<ref name="itmedia2021"></ref><ref name="sekiguchi2023"></ref>、人間の意志が介在しない透明性の高い投資判断ができるとされる<ref name="osada2023"></ref><ref>{{Harv|梅垣|2021}}</ref>。機関投資家が採用していたモデルによるアクティブ運用を実現していることなどから、「進化系ロボアド」とうたっている<ref name="osada2023"></ref>。