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* 音響監督:リチャード・L・アンダーソン(MPSE)、トーマス・ジョーンズ |
* 音響監督:リチャード・L・アンダーソン(MPSE)、トーマス・ジョーンズ |
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* 音響ミキサー:ランディ・トム(スカイウォーカー)、ギャリー・A・リッゾ |
* 音響ミキサー:ランディ・トム(スカイウォーカー)、ギャリー・A・リッゾ |
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* サウンドトラック:[[エピックレコードジャパン|EPICレコードジャパン]]、[[ |
* サウンドトラック:[[エピックレコードジャパン|EPICレコードジャパン]]、[[ソニー・ミュージックレーベルズ|ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル]] |
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* 美術監督:キャシー・アルティエリ |
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* 照明監督:マイケル・ネッキ |
* 照明監督:マイケル・ネッキ |
2023年11月23日 (木) 22:55時点における版
森のリトル・ギャング | |
---|---|
Over the Hedge | |
監督 |
ティム・ジョンソン キャリー・カークパトリック |
脚本 |
レン・ブラム ローン・キャメロン デヴィッド・ホセルトン キャリー・カークパトリック |
原作 |
マイケル・フライ T・ルイス |
製作 | ボニー・アーノルド |
製作総指揮 | ビル・ダマスキ |
音楽 |
ハンス・ジマー ルパート・グレッグソン=ウィリアムズ |
編集 | ジョン・K・カー |
製作会社 | ドリームワークス・アニメーション |
配給 |
パラマウント映画 アスミック・エース |
公開 |
2006年5月19日 2006年8月5日 |
上映時間 | 83分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 |
$339,795,890[1] 11.0億円[2] |
『森のリトル・ギャング』(もりのリトルギャング、原題: Over The Hedge)は、ドリームワークス製作のアニメーション映画。原作はマイケル・フライ、T・ルイスのコミック『Over the Hedge』。
概要
2006年5月19日にパラマウント・ピクチャーズの配給で上映される。
公開後初めての週末には4,093劇場で上映され、38,457,003ドルの収益が出た。2010年8月5日現在、世界で336,002,996ドルの興行収入が出ている[1]。
日本語版
日本では2006年8月5日に松竹東急系で公開された。アスミック・エース エンタテインメントが配給。役所広司、武田鉄矢などが吹き替えを担当している。日本版イメージソングにはBoAの「KEY OF HEART」が採用された。
2006年7月5日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにてプレミア試写会が開催。吹き替えを担当した友近や博多華丸がゲストとして登場。またその模様を撮影した特別番組が映画の公開前に放送された。
ストーリー
動物たちが冬眠から目を覚ますと、森は「エル・ランチョ・キャメロット」という住宅地に開発されていた。食料の確保に困っているところに、アライグマのRJがやってきて、人間から食料を奪うことを提案する。カメのヴァーンは危険を感じて生垣の向こうへ行くことに反対するが、RJは他の動物たちをひきつれて垣根を越えてしまう。
キャスト
キャラクター | 動物 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|---|
RJ | アライグマ | ブルース・ウィリス | 役所広司 |
ヴァーン | ハコガメ | ギャリー・シャンドリング | 武田鉄矢 |
ハミー | リス | スティーヴ・カレル | 石原良純 |
ステラ | スカンク | ワンダ・サイクス | 友近 |
オジー | オポッサム | ウィリアム・シャトナー | 塚田正昭 |
ヘザー | アヴリル・ラヴィーン | BoA | |
ペニー | ヤマアラシ | キャサリン・オハラ | 佐藤しのぶ |
ルー | ユージン・レヴィ | 星野充昭 | |
ヴィンセント | アメリカグマ | ニック・ノルティ | 木村雅史 |
グラディス・シャープ | ヒト | アリソン・ジャネイ | 夏木マリ |
ドウェイン | トーマス・ヘイデン・チャーチ | カンニング竹山 | |
タイガー | ヒマラヤン | オミッド・ジャリリ | 辻親八 |
バッキー | ヤマアラシ | サミー・カークパトリック | 神代知衣 |
クィーロ | マディソン・ダヴェンポート | 大前茜 | |
スパイク | シェイン・バウメル | 坂本千夏 | |
ニュージェント | ロットワイラー | ブライアン・ステパニック | ミック |
ティミー | ヒト | ケジョン・ケース | 仲條友彪 |
警察官 | シーン・ビショップ | 博多華丸(博多華丸・大吉) |
- その他の日本語吹き替え:稲葉実、海鋒拓也、落合弘治、坂東尚樹、小桜エツコ、斎藤恵理、水野悠希、ジョン・ハガィ、ミック、斎藤志郎
- ヘザー役のアヴリル・ラヴィーンは、本作が声優初挑戦である。また、同役の日本語吹き替えを担当したBoAは、韓国語版でも吹き替えを務めた。
作中に登場するパロディ
- 害獣駆除業者のドウェインは、「ヴァーミネーター」(Verminator)と名乗っている。これは映画『ターミネーター』(Terminator)と害獣(Vermin)をかけたものである。
- ドウェインの使う武器に法律上テキサス州でしか使えない「デペルター・ターボ」がある。これはテキサス州における死刑のあり方を風刺したものである。
- オジーが死んだふりをするときに「バラのつぼみ」と呟く。これは『市民ケーン』からのセリフである。
- ステラがグラディスの家から逃げるシーンで、タイガーが「ステラ!ステラ!」と叫ぶ。これは『欲望という名の電車』からのセリフである。
- ヴィンセントが害獣駆除車に積まれるとき、拘束具が付けられる。これはハンニバル・レクターを模している。
- 日本語吹き替え版のヴァーンがRJに甲羅を返せというシーンで「それ、返しなさい、バカチンが!」と言う、これはヴァーン役の武田が主演している『3年B組金八先生』の台詞である。
- エンドクレジットの後に、グラント・ウッドの絵画「アメリカン・ゴシック」を模したショットが出る。クレジットの途中にも『スタートレックII カーンの逆襲』のパロディがある。
スタッフ
- 監督:ティム・ジョンソン、キャリー・カークパトリック
- 企画プロデューサー:ボニー・アーノルド
- 製作総指揮:ビル・ダマスキ
- 共同製作総指揮:ジム・コックス
- 原作・クリエイティブコンサルタント:マイケル・フライ、T・ルイス
- 脚本:レン・ブルーム、ローネ・キャメロン、デイヴィッド・ホシルトン
- 編集:ジョン・K・カー
- 作画監督:デイヴィッド・バージェス、ジェイソン・ライシグ
- キャラクター・テクニック監督:ジェフリー・B・ライト
- サーフェシング監督:クルニー・ホルト
- 特効監督:クレイグ・リング
- 音楽:ハンス・ジマー、ルパート・グレッグソン=ウィリアムズ
- テーマヴォーカル:ベン・フォールズ
- 音響監督:リチャード・L・アンダーソン(MPSE)、トーマス・ジョーンズ
- 音響ミキサー:ランディ・トム(スカイウォーカー)、ギャリー・A・リッゾ
- サウンドトラック:EPICレコードジャパン、ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- 美術監督:キャシー・アルティエリ
- 照明監督:マイケル・ネッキ
- CG監督:デイヴ・ウォルワード
- アソシエイトプロデューサー:エレン・コス
- キャスティング:レスリー・フェードマン(CSA)
- 制作担当:ブルース・セイフト
受賞
- 2006年アニー賞
- 監督賞
- キャラクター・デザイン賞
- ストーリーボーディング賞
DVD
日本では角川エンタテインメントから販売。短編CGアニメ「ハミーのどっきりブーメラン」(Hammy's Boomerang Adventure)収録。日本語吹き替えの一部で役者が異なっている。
参照
- ^ a b “Over the Hedge (2006)” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2010年8月5日閲覧。
- ^ 2006年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟