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'''余市駅'''(よいちえき)は、[[北海道]][[余市郡]][[余市町]]黒川町5丁目にある[[北海道旅客鉄道]](JR北海道)[[函館本線]]の[[鉄道駅|駅]]である。[[北海道旅客鉄道の駅ナンバリング|駅番号]]は'''S18'''。[[電報略号 (鉄道)|電報略号]]は'''イチ'''。[[事務管理コード]]は▲130112<ref>{{Cite book|和書|title=停車場一覧 昭和41年3月現在|date=|year=1966|url=https://doi.org/10.11501/1873236|publisher=日本国有鉄道|language=ja|doi=10.11501/1873236|access-date=2022-12-10|editor=日本国有鉄道営業局総務課|page=215}}</ref><ref>日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。</ref>。余市町唯一の駅であり、かつては[[特別急行列車|特急]]「[[北海 (列車)|北海]]」、[[急行列車|急行]][[ニセコ (列車)|「ニセコ」・「らいでん」]]などの停車駅であった。函館本線のいわゆる「[[山線]]」区間の中では[[小樽駅]]に次いで乗降客数が多く、小樽駅から当駅折り返しの列車も設定されている。 |
'''余市駅'''(よいちえき)は、[[北海道]][[余市郡]][[余市町]]黒川町5丁目にある[[北海道旅客鉄道]](JR北海道)[[函館本線]]の[[鉄道駅|駅]]である。[[北海道旅客鉄道の駅ナンバリング・区間カラー|駅番号]]は'''S18'''。[[電報略号 (鉄道)|電報略号]]は'''イチ'''。[[事務管理コード]]は▲130112<ref>{{Cite book|和書|title=停車場一覧 昭和41年3月現在|date=|year=1966|url=https://doi.org/10.11501/1873236|publisher=日本国有鉄道|language=ja|doi=10.11501/1873236|access-date=2022-12-10|editor=日本国有鉄道営業局総務課|page=215}}</ref><ref>日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。</ref>。余市町唯一の駅であり、かつては[[特別急行列車|特急]]「[[北海 (列車)|北海]]」、[[急行列車|急行]][[ニセコ (列車)|「ニセコ」・「らいでん」]]などの停車駅であった。函館本線のいわゆる「[[山線]]」区間の中では[[小樽駅]]に次いで乗降客数が多く、小樽駅から当駅折り返しの列車も設定されている。 |
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== 歴史 == |
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* [[1987年]](昭和62年)[[4月1日]]:[[国鉄分割民営化]]に伴い、[[北海道旅客鉄道]](JR北海道)の駅となる{{R|停車場}}。 |
* [[1987年]](昭和62年)[[4月1日]]:[[国鉄分割民営化]]に伴い、[[北海道旅客鉄道]](JR北海道)の駅となる{{R|停車場}}。 |
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* [[1996年]]([[平成]]{{0}}8年)[[3月19日]]:観光物産センター「エルラプラザ」との複合駅舎完成<ref name="余市駅"/><ref>{{Cite web|和書|url=http://photodb.hokkaido-np.co.jp/detail/0090444904 |title=スコットランド風の外観*新余市駅、19日に開業 |date=1996-03-17 |work=フォト北海道(道新写真データベース) |publisher=[[北海道新聞社]] |accessdate=2017-03-24 |deadlinkdate=2020-10 |archive-date=2017-04-22 |archive-url=https://web.archive.org/web/20170422122901/http://photodb.hokkaido-np.co.jp/detail/0090444904}}</ref><ref name="交通960326">{{cite news |和書|title=スコットランド風に JR函館線 余市駅新駅舎が完成 |newspaper=交通新聞 |date=1996-03-26 |publisher=交通新聞社 |page=3 }}</ref>。 |
* [[1996年]]([[平成]]{{0}}8年)[[3月19日]]:観光物産センター「エルラプラザ」との複合駅舎完成<ref name="余市駅"/><ref>{{Cite web|和書|url=http://photodb.hokkaido-np.co.jp/detail/0090444904 |title=スコットランド風の外観*新余市駅、19日に開業 |date=1996-03-17 |work=フォト北海道(道新写真データベース) |publisher=[[北海道新聞社]] |accessdate=2017-03-24 |deadlinkdate=2020-10 |archive-date=2017-04-22 |archive-url=https://web.archive.org/web/20170422122901/http://photodb.hokkaido-np.co.jp/detail/0090444904}}</ref><ref name="交通960326">{{cite news |和書|title=スコットランド風に JR函館線 余市駅新駅舎が完成 |newspaper=交通新聞 |date=1996-03-26 |publisher=交通新聞社 |page=3 }}</ref>。 |
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* [[2007年]](平成19年)[[10月1日]]:[[北海道旅客鉄道の駅ナンバリング・区間カラー|駅ナンバリング]]を実施<ref>{{Cite press release|和書|title=駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します|publisher=[[北海道旅客鉄道]]|date=2007-09-12|url=http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2007/070912-3.pdf|format=PDF|archive-url=https://web.archive.org/web/20070930015220/http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2007/070912-3.pdf|archive-date=2007-09-30|accessdate=2014-09-06}}</ref>。 |
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== 駅構造 == |
== 駅構造 == |
2023年11月19日 (日) 23:04時点における版
余市駅 | |
---|---|
駅舎(2018年9月) | |
よいち Yoichi | |
◄S19 仁木 (4.4 km) (5.3 km) 蘭島 S17► | |
所在地 | 北海道余市郡余市町黒川町5丁目43番地7 |
駅番号 | ○S18 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■函館本線 |
キロ程 | 232.6 km(函館起点) |
電報略号 | イチ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗降人員 -統計年度- |
1,280人/日 -2018年- |
開業年月日 | 1902年(明治35年)12月10日 |
備考 |
余市駅 | |
---|---|
よいち Yoichi | |
黒川町► | |
所属事業者 | 余市臨港軌道 |
所属路線 | 余市臨港軌道線 |
キロ程 | 0.0 km(余市起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1933年(昭和8年)5月10日 |
廃止年月日 | 1940年(昭和15年)7月25日 |
余市駅(よいちえき)は、北海道余市郡余市町黒川町5丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。駅番号はS18。電報略号はイチ。事務管理コードは▲130112[2][3]。余市町唯一の駅であり、かつては特急「北海」、急行「ニセコ」・「らいでん」などの停車駅であった。函館本線のいわゆる「山線」区間の中では小樽駅に次いで乗降客数が多く、小樽駅から当駅折り返しの列車も設定されている。
歴史
- 1902年(明治35年)12月10日:北海道鉄道然別駅 - 蘭島駅間の開通に伴い開業[4]。一般駅[5]。
- 1907年(明治40年)7月1日:北海道鉄道の国有化に伴い、国有鉄道に移管[5]。
- 1909年(明治42年)10月12日:国有鉄道線路名称制定に伴い、函館本線の駅となる。
- 1933年(昭和 8年)5月10日:余市臨港軌道の当駅 - 浜余市駅間開通[6]。
- 1940年(昭和15年)7月25日:余市臨港軌道線廃止。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道(国鉄)に継承。
- 1953年(昭和28年)5月3日:駅舎全焼[7]。
- 1954年(昭和29年)3月24日:駅舎再建[7]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物取扱い廃止[5]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物取扱い廃止[5]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:特急「北海」・急行「ニセコ」廃止に伴い、定期優等列車の停車がなくなる[注 1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる[5]。
- 1996年(平成 8年)3月19日:観光物産センター「エルラプラザ」との複合駅舎完成[7][8][9]。
- 2007年(平成19年)10月1日:駅ナンバリングを実施[10]。
駅構造
単式・島式ホーム混合の2面3線を持つ地上駅[1]。ホーム間の移動は跨線橋で行ない、単式ホームに駅舎が接している。
駅舎は1996年(平成8年)に改築された鉄筋コンクリート造2階建てで、スコットランド風の外観である[9]。「余市町観光物産センター」(エルラプラザ)を併設しており[9][11]、2階には「スキー王国余市展示ホール」がある。また、北海道中央バス余市案内所がある。
直営駅で早朝・深夜を除き駅員が配置されている。自動券売機・みどりの窓口設置[12]。
函館本線の当駅-銀山駅間を管理下においている。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■函館本線 | 下り | 小樽・札幌方面 | |
2 | 上り | 然別・倶知安方面 | ||
3 | 夜の1本のみ | |||
下り | 小樽・札幌方面 | 当駅折り返し |
-
改札口(2018年9月)
-
ホーム(2018年9月)
-
跨線橋(2017年8月)
利用状況
- 2013 - 2017年(平成25 - 29年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は589.8人[13]。
- 2014 - 2018年(平成26 - 30年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は586.6人[14]。
1日の平均乗降人員は以下の通りである[15]。
乗降人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2011 | 1,250 |
2012 | 1,232 |
2013 | 1,242 |
2014 | 1,370 |
2015 | 1,418 |
2016 | 1,308 |
2017 | 1,330 |
2018 | 1,280 |
駅周辺
駅前は北海道道228号豊丘余市停車場線になっており、余市蒸溜所入口交差点で国道5号・国道229号(リタロード)に接続している。北海道社会事業協会余市病院、北星学園余市高等学校まで車で約10分のアクセスになっている。
- 余市町役場
- ニッカウヰスキー北海道工場余市蒸溜所
- 余市警察署駅前交番
- 余市観光協会
- 北洋銀行余市支店
- 余市町農業協同組合(JAよいち)
- 北海道信用金庫余市支店
- 北後志消防組合消防本部・余市消防署
- 道の駅スペース・アップルよいち
- 余市宇宙記念館
バス路線
北海道中央バスの札幌駅発着の高速便(一部除く)とニセコバス各便は、駅から少し離れた「余市駅前十字街」に発着する。それ以外は駅前に発着する[16]。
- 北海道中央バス(余市営業所)
- ニセコバス
- 予約制バス「ニキバス」(仁木・尾根内方面)
- 「むらバス」(赤井川・落合・常磐方面)
隣の駅
かつて存在した路線
- 余市臨港軌道
- 余市臨港軌道線
- 余市駅 - 黒川町駅
脚注
注釈
出典
- ^ a b 『週刊 JR全駅・全車両基地』 11号 函館駅・大沼公園駅・倶知安駅ほか72駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年10月21日、25頁。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、215頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ “その72 余市駅の移転”. 余市町でおこったこんな話. 余市町 (2010年). 2015年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月24日閲覧。
- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、813頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “その4 臨港軌道鉄道”. 余市町でおこったこんな話. 余市町 (2004年). 2016年8月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月24日閲覧。
- ^ a b c “その24 余市駅”. 余市町でおこったこんな話. 余市町 (2006年). 2015年5月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月24日閲覧。
- ^ “スコットランド風の外観*新余市駅、19日に開業”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (1996年3月17日). 2017年4月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月24日閲覧。
- ^ a b c 「スコットランド風に JR函館線 余市駅新駅舎が完成」『交通新聞』交通新聞社、1996年3月26日、3面。
- ^ 『駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2007年9月12日。オリジナルの2007年9月30日時点におけるアーカイブ 。2014年9月6日閲覧。
- ^ “余市町観光物産センター エルラプラザ”. 余市振興公社. 2017年3月24日閲覧。
- ^ “JR北海道のおもな駅”. 北海道旅客鉄道. 2017年3月22日閲覧。
- ^ “函館線 長万部・小樽間の状況について” (PDF). 函館線(函館・小樽間)について(北海道新幹線並行在来線対策協議会). [第6回ブロック会議(令和元年7月~8月)]. 北海道. p. 4 (2019年7月22日). 2021年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月4日閲覧。
- ^ “函館線 長万部・小樽間の状況について” (PDF). 函館線(函館・小樽間)について(北海道新幹線並行在来線対策協議会). [第7回ブロック会議(令和2年8月)]. 北海道. p. 4 (2020年8月26日). 2021年4月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月4日閲覧。
- ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省、2020年9月20日閲覧
- ^ “余市駅前周辺のりば案内図” (PDF). 北海道中央バス. 2020年12月29日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 余市|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|鉄道・きっぷ|JR北海道- Hokkaido Railway Company