「渡島砂原駅」の版間の差分
Mister0124 (会話 | 投稿記録) 座標を右上にも表示されるように調整 |
|||
54行目: | 54行目: | ||
|備考 = 度杭崎停留所は営業キロの設定なし |
|備考 = 度杭崎停留所は営業キロの設定なし |
||
}} |
}} |
||
'''渡島砂原駅'''(おしまさわらえき)は、[[北海道]]([[渡島総合振興局]])[[茅部郡]][[森町 (北海道)|森町]]砂原4丁目にある[[北海道旅客鉄道]](JR北海道)[[函館本線]](通称:砂原支線)の[[鉄道駅|駅]]である。[[北海道旅客鉄道の駅ナンバリング|駅番号]]は'''N66'''。[[電報略号 (鉄道)|電報略号]]は'''オラ'''。[[事務管理コード]]は▲140155<ref name=":02">{{Cite book|和書|title=停車場一覧 昭和41年3月現在|date=|year=1966|url=https://doi.org/10.11501/1873236|publisher=日本国有鉄道|language=ja|doi=10.11501/1873236|access-date=2022-12-10|editor=日本国有鉄道営業局総務課|page=217}}</ref>。 |
'''渡島砂原駅'''(おしまさわらえき)は、[[北海道]]([[渡島総合振興局]])[[茅部郡]][[森町 (北海道)|森町]]砂原4丁目にある[[北海道旅客鉄道]](JR北海道)[[函館本線]](通称:砂原支線)の[[鉄道駅|駅]]である。[[北海道旅客鉄道の駅ナンバリング・区間カラー|駅番号]]は'''N66'''。[[電報略号 (鉄道)|電報略号]]は'''オラ'''。[[事務管理コード]]は▲140155<ref name=":02">{{Cite book|和書|title=停車場一覧 昭和41年3月現在|date=|year=1966|url=https://doi.org/10.11501/1873236|publisher=日本国有鉄道|language=ja|doi=10.11501/1873236|access-date=2022-12-10|editor=日本国有鉄道営業局総務課|page=217}}</ref>。 |
||
前身は[[渡島海岸鉄道]]の'''砂原駅'''(さわらえき)であり、同鉄道の国有化に伴い現在地に移転し、改称した<ref name="bunken2008M"/>。 |
前身は[[渡島海岸鉄道]]の'''砂原駅'''(さわらえき)であり、同鉄道の国有化に伴い現在地に移転し、改称した<ref name="bunken2008M"/>。 |
||
69行目: | 69行目: | ||
* [[1987年]](昭和62年)[[4月1日]]:[[国鉄分割民営化]]に伴い、[[北海道旅客鉄道]](JR北海道)に継承。 |
* [[1987年]](昭和62年)[[4月1日]]:[[国鉄分割民営化]]に伴い、[[北海道旅客鉄道]](JR北海道)に継承。 |
||
* 年月日不詳:簡易委託廃止、完全無人化。なお、1990年([[平成]]2年)7月1日時点ではすでに簡易委託駅<ref>小冊子『HANDBOOK 1990』「駅は旅の出発点」(発行:北海道旅客鉄道、[[1990年]]発行)より。</ref>になっており、1993年(平成5年)3月時点では完全無人化されている<ref>書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』([[小学館]]、[[1993年]]6月発行)83ページより。</ref>。 |
* 年月日不詳:簡易委託廃止、完全無人化。なお、1990年([[平成]]2年)7月1日時点ではすでに簡易委託駅<ref>小冊子『HANDBOOK 1990』「駅は旅の出発点」(発行:北海道旅客鉄道、[[1990年]]発行)より。</ref>になっており、1993年(平成5年)3月時点では完全無人化されている<ref>書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』([[小学館]]、[[1993年]]6月発行)83ページより。</ref>。 |
||
* [[2007年]]([[平成]]19年)[[10月1日]]:[[北海道旅客鉄道の駅ナンバリング|駅ナンバリング]]を実施<ref>{{Cite press release|和書|title=駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します|publisher=[[北海道旅客鉄道]]|date=2007-09-12|url=http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2007/070912-3.pdf|format=PDF|accessdate=2014-09-06|archiveurl=https://web.archive.org/web/20070930015220/http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2007/070912-3.pdf|archivedate=2007-09-30}}</ref>。 |
* [[2007年]]([[平成]]19年)[[10月1日]]:[[北海道旅客鉄道の駅ナンバリング・区間カラー|駅ナンバリング]]を実施<ref>{{Cite press release|和書|title=駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します|publisher=[[北海道旅客鉄道]]|date=2007-09-12|url=http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2007/070912-3.pdf|format=PDF|accessdate=2014-09-06|archiveurl=https://web.archive.org/web/20070930015220/http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2007/070912-3.pdf|archivedate=2007-09-30}}</ref>。 |
||
=== 駅名の由来 === |
=== 駅名の由来 === |
2023年11月19日 (日) 23:02時点における版
渡島砂原駅 | |
---|---|
駅舎(2022年5月) | |
おしまさわら Oshima-Sawara | |
◄N67 渡島沼尻 (5.3 km) (3.7 km) 掛澗 N65► | |
所在地 | 北海道茅部郡森町砂原4丁目 |
駅番号 | ○N66 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■函館本線(砂原支線) |
キロ程 | 25.3 km(大沼起点) |
電報略号 | オラ←ヲハ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)12月25日 |
備考 | 無人駅[1] |
砂原駅 | |
---|---|
さわら Sawara | |
◄度杭崎 | |
所在地 | 北海道茅部郡砂原村 |
所属事業者 | 渡島海岸鉄道 |
所属路線 | 渡島海岸鉄道線 |
キロ程 | 9.4 km(森起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)12月25日 |
廃止年月日 | 1945年(昭和20年)1月25日 |
備考 | 度杭崎停留所は営業キロの設定なし |
渡島砂原駅(おしまさわらえき)は、北海道(渡島総合振興局)茅部郡森町砂原4丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線(通称:砂原支線)の駅である。駅番号はN66。電報略号はオラ。事務管理コードは▲140155[2]。
前身は渡島海岸鉄道の砂原駅(さわらえき)であり、同鉄道の国有化に伴い現在地に移転し、改称した[3]。
歴史
- 1927年(昭和2年)12月25日:渡島海岸鉄道東森仮駅 - 砂原駅間開通に伴い砂原駅開業[3]。現在とは別の場所に位置した[4]。
- 1945年(昭和20年)1月25日:渡島海岸鉄道国有化に伴い国有鉄道函館本線の駅となり、新線上に渡島砂原駅として再開業[5]。一般駅。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道(国鉄)に継承。
- 1961年(昭和36年)1月1日:貨物扱い廃止[5]。
- 1984年(昭和59年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、北海道旅客鉄道(JR北海道)に継承。
- 年月日不詳:簡易委託廃止、完全無人化。なお、1990年(平成2年)7月1日時点ではすでに簡易委託駅[6]になっており、1993年(平成5年)3月時点では完全無人化されている[7]。
- 2007年(平成19年)10月1日:駅ナンバリングを実施[8]。
駅名の由来
当駅の所在する地名(旧町名茅部郡砂原町)より。成田線の佐原駅と区別するため旧国名の「渡島」を冠する。地名の由来は、以下の説が考えられている[9]。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、列車交換可能な交換駅となっている[10]。互いのホームは駅舎側ホーム中央部分と対向側ホーム中央部分を結んだ構内踏切で連絡している[10]。駅舎側(北側)ホームが上り線、対向側ホームが下り線となっている(番線表示なし)[10]。上下線共に安全側線を有する[10]。そのほか1993年(平成5年)3月時点では下り線の森方から外側に分岐し対向側ホーム外側への行き止りの側線を1線有する[10]。転轍機の形状は上り線からの片開き分岐である[10]。尚、1983年(昭和58年)4月時点では、対向側ホームの現・下り線は上下共用だった[11]。
森駅管理の無人駅となっている[1]。駅舎は構内の北側に位置しホーム中央部分に接している[10]。有人駅時代の、鹿部駅と同じ形の駅舎が継続使用されている[12]。建築当初からの原型を良く留めている建物である[12]。駅の標高は35mである[13]。
のりば
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
駅舎側 | ■ 函館本線 (砂原支線) |
上り | 函館方面 |
反対側 | 下り | 森・長万部方面 |
-
待合室(2022年5月)
-
ホーム(2018年6月)
-
構内踏切(2018年6月)
渡島海岸鉄道
渡島海岸鉄道時代の砂原駅は、現在の渡島砂原駅から1kmほど西側[13]の、標高10mの地点[13]で、史跡・南部藩砂原陣屋跡の裏に位置した[13]。旧駅の跡地は2003年(平成15年)時点では道路になっていた[13]。
また、砂原線に転用されなかった線路跡は、2003年(平成15年)時点では国道278号に転用されていた[13]。
利用状況
- 1981年度(昭和56年度)の1日乗降客数は227人[11]。
- 1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は228人[10]。
- 2013 - 2017年(平成25 - 29年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は45.2人[14]。
- 2014 - 2018年(平成26 - 30年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は46.2人[15]。
駅周辺
- 南部藩砂原陣屋跡(国指定史跡)[12] - 駅より西の方にある
- 郷土館[12]
- 国道278号
- 北海道道1028号森砂原線
- 道の駅つど〜る・プラザ・さわら
- 森町役場砂原支所(旧・砂原町役場)
- 森警察署砂原駐在所
- 砂原郵便局
- 渡島信用金庫砂原支店
- 砂原漁業協同組合
- 砂崎・砂崎灯台
- 内浦湾
- 駒ヶ岳
- 函館バス「砂原4丁目」停留所 - 道道1028号線沿い。
隣の駅
かつて存在した路線
脚注
- ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 11号 函館駅・大沼公園駅・倶知安駅ほか72駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年10月21日、21頁。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、217頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ a b 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 1 北海道』(監修:今尾恵介、新潮社、2008年5月発行)14,27ページより。
- ^ 座標:北緯42度7分24秒 東経140度40分49.8秒 / 北緯42.12333度 東経140.680500度
- ^ a b c d 『道南鉄道100年史 遥』 北海道旅客鉄道函館支社 2003年2月発行
- ^ 小冊子『HANDBOOK 1990』「駅は旅の出発点」(発行:北海道旅客鉄道、1990年発行)より。
- ^ 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)83ページより。
- ^ 『駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2007年9月12日。オリジナルの2007年9月30日時点におけるアーカイブ 。2014年9月6日閲覧。
- ^ “アイヌ語地名リスト ゴ~シブ P51-60P”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2021年6月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月19日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 『北海道630駅』39ページより。
- ^ a b 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)54ページより。
- ^ a b c d 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社、2008年8月発行)22ページより。
- ^ a b c d e f 書籍『鉄道廃線跡を歩くX』(JTBパブリッシング、2003年10月発行)49ページより。
- ^ “函館線 函館・長万部間の状況について” (PDF). 函館線(函館・小樽間)について(北海道新幹線並行在来線対策協議会). [第6回ブロック会議(令和元年7月~8月)]. 北海道. pp. 4・5 (2019年8月2日). 2021年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月4日閲覧。
- ^ “函館線 函館・長万部間の状況について” (PDF). 函館線(函館・小樽間)について(北海道新幹線並行在来線対策協議会). [第7回ブロック会議(令和2年8月)]. 北海道. pp. 4・5 (2020年8月25日). 2021年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月4日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 渡島砂原|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|鉄道・きっぷ|JR北海道- Hokkaido Railway Company