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2023年10月29日 (日) 00:12時点における版
種類 | 協同組合 |
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本社所在地 |
日本 福井県福井市大町15号4番地[1] |
設立 | 1968年(昭和43年)2月[1] |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 4210001004215 |
事業内容 | 小売主催の衣料品店のボランタリーチェーン[2] |
代表者 | 柳沢全之(理事長)[3] |
売上高 | 約125億円(1977年(昭和52年)度・グループ合計) |
協同組合 福進チェーン(Fukushin chain)は、福井県や石川県を中心に北陸地方で、衣料品店のボランタリーチェーンを展開していた協同組合[1]。 1978年(昭和53年)11月30日時点で、福井県内21店舗の他、石川県にも8店舗を出店し、29店舗を展開していた[1]。
歴史・概要
「やなぎや衣料店」が当時の福井県内の衣料品店に呼びかけ[2]、福井県内の洋装店10店が共同仕入れ・共同広告を行う[4]1962年(昭和37年)に任意組合として発足させたのが始まりである[5]。
1968年(昭和43年)2月に「協同組合 福進チェーン」を設立し、1977年(昭和52年)度加盟店合計の売上高約125億円を上げていた[1]。
しかし、衣料品に限定した活動であったことから、「やなぎや衣料店」を中心とした「やなぎや企業グループ」を含む中核企業の多くが衣料品以外の売上を伸ばしたことから、当組合の存在意義が加盟各社にとって低下する形となってしまった[6]。
そこで、1987年(昭和62年)7月に25周年を記念してCIを導入すると共に、中核4社で新たに「WAMS WORLDグループ」を発足させ、カードの発行による顧客管理システムの強化やVANなどを活用した情報システムなどに取り組むことになった[6]。
1998年(平成10年)7月に「協同組合 福進チェーン」を解散した[広報 1]
かつての加盟店
福井県
福井市
- 店舗面積約190m2[7]。
- 店舗面積約63m2[7]。
- ヤスサキ[10]
- ヤマサキ[11]
- 地上2階[12]。敷地面積7,668m2[12]、延べ床面積6,988.23m2[15]、売場面積4,291m2[14](やなぎや衣料店売場面積1,685m2[13])
- ユースがデベロッパーとなって自動車教習所跡地に出店した地元主導型のショッピングセンター[16]。
旧坂井郡
- 売場面積109m2[17])
鯖江・武生地区
- 敷地面積9,137m2[28]、鉄骨造り2階建て一部3階建て・延べ床面積7,771m2[28] → 12,599m2[21]、店舗面積約5,384m2[20](フクシン店舗面積約1,360m2[21])。駐車台数約200台[28]。
- 1階のエースと共に2階の核店舗として出店していた[29]。
永平寺・大野・勝山地区
- 敷地面積7,920m2[32]、鉄骨コンクリート造り2階建て[32]・延べ床面積5,362m2[32]、店舗面積約4,160m2[32](ヤスサキ店舗面積約1,419m2[31])。
- 都市計画街路元禄線沿いの[33]準工業地域にあった工場跡地に建設されたショッピングセンターで[34]、福進チェーンが核店舗として出店していた[22]。
敦賀・若狭地区
- 敷地面積12,306m2[36]、延べ床面積3956m2[36]、売場面積2270m2[36]。駐車場300台[36]。
- 福進チェーン・やなぎや衣料店が食品スーパーのコープ三方店を両端に配置した地元主導型ショッピングセンター[36]。
石川県
- 鉄骨造り3階建て・一部4階建て[38]。延べ床面積4,770m2[38]、店舗面積約3,545m2[38]。
- 松任駅前にあり、上の階に出店した福進チェーンが1階のマルエーと共に核店舗として出店していた[38]。
- 敷地面積7,092m2[39]、延べ床面積9,068m2[39]、店舗面積約6,308m2[39]。駐車台数約650台[39]。
- ボウリング場跡地を利用して「やなぎや」がデベロッパーの様な役割を果たす形で開設した[16]。地元・野々市の食品スーパー「ムロイストア」と「やなぎや」の「福進チェーン」を核店舗とするショッピングセンター「グリープラザののいち」として、地元有力店32店舗が出店して開業した[40]。
- 大規模な改装を行って「NOA21」と名称を変更し、1991年(平成3年)4月10日に新装開店した[41]。
- この改装時に、「福進チェーン」は、従来の価格競争力を重視した量販店から「素敵なファッション」を提供する専門店へ業態を変更すると共に、店舗面積を600坪から450坪に縮小した[42]。
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脚注
出典
- ^ a b c d e f “北陸におけるボランタリーチェーン”. 北陸経済研究 1979年1月号 (北陸経済研究所) (1979年1月).pp26
- ^ a b c d e f g h “衣料から総合小売、ソフト開発へと展開する やなぎや企業グループ”. 北陸経済研究 1989年11月号 (北陸経済研究所) (1989年11月).pp54
- ^ 柳沢全之 “福井県の商業の新しい波”. 北陸経済研究 1986年5月号 (北陸経済研究所) (1986年5月).pp1
- ^ 『繊維小売年鑑 1965年版』 繊維小売年鑑刊行会、1964年11月1日。pp110
- ^ 福井県 『福井県史 通史編6 近現代二』 福井県、1996年3月31日。ISBN 978-4938772062. pp975
- ^ a b “衣料から総合小売、ソフト開発へと展開する やなぎや企業グループ”. 北陸経済研究 1989年11月号 (北陸経済研究所) (1989年11月).pp55
- ^ a b c d e 『日本セルフ・サービス年鑑 1966年版』 日本セルフ・サービス協会、1965年11月10日。pp600
- ^ a b 『福井年鑑 1963年版』 福井新聞社、1962年12月20日。pp625
- ^ a b c 『帝国銀行・会社要録 第51版』 帝国興信所、1970年。pp福井31
- ^ “イベントスケジュール”. ショッピングセンター 1983年7月号 (日本ショッピングセンター協会) (1983年7月1日).pp51
- ^ “低成長下での新しい売り方の発見と商品提供方法”. 商業界 1977年10月号 (商業界) (1977年10月).pp53-75
- ^ a b c 奥住正道 松下孝夫 山田佳男 “テナント出店を成功させるための知識とSC情報”. 商業界 1977年1月号 (商業界) (1977年1月).pp215-219
- ^ a b c 『週刊東洋経済 臨時増刊 全国大型小売店総覧 2006年版』 東洋経済新報社、2006年。pp885
- ^ a b 『福井県史 通史編6 近現代二』 福井県、1996年3月31日。pp979
- ^ “作品歴”. 建築ジャーナル 2000年10月号 (建築ジャーナル) (2000年10月).pp42-49
- ^ a b “第12回国内研修〈北陸路〉報告 地元主導型SCの問題点を探る”. ショッピングセンター 1978年10月号 (日本ショッピングセンター協会) (1978年10月1日).pp47
- ^ a b c d e f 『日本セルフ・サービス年鑑 1968年版』 日本セルフ・サービス協会、1968年3月20日。pp257
- ^ a b c 『日本セルフ・サービス年鑑 1966年版』 日本セルフ・サービス協会、1965年11月10日。pp602
- ^ a b c d 『週刊東洋経済 臨時増刊 全国大型小売店総覧 1992年版』 東洋経済新報社、1992年。pp786
- ^ a b c d e f “ミニ調査”. 北陸経済研究 1979年6月号 (北陸経済研究所) (1979年6月).pp79
- ^ a b c d e 『週刊東洋経済 臨時増刊 全国大型小売店総覧 1992年版』 東洋経済新報社、1992年。pp776
- ^ a b c d 福井県 『福井県史 通史編6 近現代二』 福井県、1996年3月31日。ISBN 978-4938772062. pp981-982
- ^ a b c “届出情報”. ショッピングセンター 1984年11月号 (日本ショッピングセンター協会) (1984年11月1日).pp56
- ^ a b 福井県 『福井県史 年表』 福井県、1998年1月30日。ISBN 978-4938772086. pp446
- ^ a b 『日本セルフ・サービス年鑑 1968年版』 日本セルフ・サービス協会、1968年3月20日。pp256
- ^ a b c d “県外大型店にどう対抗するか 地元主導型小売商業店舗共同化事業の事例から学ぶ”. 北陸経済研究 1978年8月号 (北陸経済研究所) (1978年8月).pp17
- ^ 『週刊東洋経済 臨時増刊 全国大型小売店総覧 2008年版』 東洋経済新報社、2008年。pp919
- ^ a b c d “県外大型店にどう対抗するか 地元主導型小売商業店舗共同化事業の事例から学ぶ”. 北陸経済研究 1978年8月号 (北陸経済研究所) (1978年8月).pp16
- ^ “県外大型店にどう対抗するか 地元主導型小売商業店舗共同化事業の事例から学ぶ”. 北陸経済研究 1978年8月号 (北陸経済研究所) (1978年8月).pp18
- ^ a b c d e 『週刊東洋経済 臨時増刊 全国大型小売店総覧 2010年版』 東洋経済新報社、2010年。pp920
- ^ a b 『週刊東洋経済 臨時増刊 全国大型小売店総覧 2007年版』 東洋経済新報社、2007年。pp898
- ^ a b c d e “北陸の3万都市における商店街”. 北陸経済研究 1979年11月号 (北陸経済研究所) (1979年11月).pp13
- ^ 村田与右衛門 “うるおいのあるまちづくり 勝山市”. 新都市 1990年12月号 (都市計画協会) (1990年12月1日).pp60
- ^ a b 金坂清則 『福井県における昭和40年代以降の小売商業活動の変化と商圏の構造(概報)』 福井大学教育学部紀要 第3部 社会科学 第30号 (福井大学教育学部) (1981年1月31日)。pp66
- ^ 『週刊東洋経済 臨時増刊 全国大型小売店総覧 1992年版』 東洋経済新報社、1992年。pp785
- ^ a b c d e f g 太田和廣 “地元主導型SCと共同店舗の成功例を追う・三方レピア(福井県三方町)”. 食品商業 1997年9月号 (商業界) (1997年9月).pp230-237
- ^ “県外大型店にどう対抗するか 地元主導型小売商業店舗共同化事業の事例から学ぶ”. 北陸経済研究 1978年8月号 (北陸経済研究所) (1978年8月).pp21
- ^ a b c d e 『松任市史 現代編 下巻』 松任市、1983年3月30日。 pp195
- ^ a b c d e f 田中外男 “賑わいと潤いのあるSCにリニューアル「NOA21」”. ショッピングセンター 1991年8月号 (日本ショッピングセンター協会) (1991年8月1日).pp71
- ^ 田中外男 “賑わいと潤いのあるSCにリニューアル「NOA21」”. ショッピングセンター 1991年8月号 (日本ショッピングセンター協会) (1991年8月1日).pp68
- ^ 田中外男 “賑わいと潤いのあるSCにリニューアル「NOA21」”. ショッピングセンター 1991年8月号 (日本ショッピングセンター協会) (1991年8月1日).pp70
- ^ 田中外男 “賑わいと潤いのあるSCにリニューアル「NOA21」”. ショッピングセンター 1991年8月号 (日本ショッピングセンター協会) (1991年8月1日).pp69
- ^ 『週刊東洋経済 臨時増刊 全国大型小売店総覧 2010年版』 東洋経済新報社、2010年。pp889
- ^ a b c 本田輝三 “ヒットイベント 子供に大人気の「クジラフェアー」”. ショッピングセンター 1981年4月号 (日本ショッピングセンター協会) (1981年4月1日).pp41
広報資料・プレスリリースなど一次資料
- ^ a b c d “すててこ株式会社 会社概要”. すててこ株式会社. 2023年10月6日閲覧。