「ミラー・ミラー (10ccのアルバム)」の版間の差分
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| Genre = [[ポップ・ロック]] |
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| Length = 65分24秒(日本盤) |
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| Producer = 10cc、[[エリック・スチュワート]]、[[グレアム・グールドマン]]、エイドリアン・リー、ロッド・ギャモンズ |
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2023年9月12日 (火) 06:15時点における版
『ミラー・ミラー』 | ||||
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10cc の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ポップ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
cutting edge エイベックスUK | |||
プロデュース | 10cc、エリック・スチュワート、グレアム・グールドマン、エイドリアン・リー、ロッド・ギャモンズ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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10cc アルバム 年表 | ||||
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『ミラー・ミラー』(原題:MirrorMirror)は、イギリスのバンド10ccが、1995年に発表した通算11作目、再結成後としては2作目のスタジオ・アルバム。日本で先行発売された[2]。
背景
自身のヒット曲「アイム・ノット・イン・ラヴ」のリメイク「アイム・ノット・イン・ラヴ(リワーク・オブ・アート・ミックス」にはオリジナル・メンバー4人が参加しており、同曲のアコースティック・セッションはエリック・スチュワートとグレアム・グールドマンの2人による録音だが[3]、それ以外は、実質的にはスチュワートとグールドマンの個々のソロ・プロジェクトによる録音である。両名は新曲の「テイク・ディス・ウーマン!」と「恋の特効薬」も共作したが、レコーディングに関しては、前者はスチュワート不在、後者はグールドマン不在であった[3]。ジャケット・デザインは、ストーム・ソーガソンとポール・カーゾンが共同で手がけた[3]。
ポール・マッカートニーが参加した「沈黙の法則」と「イヴォンヌこそ我が本命」は、元々はスチュワートがソングライティングで貢献したマッカートニーのアルバム『プレス・トゥ・プレイ』(1986年)のアウトテイクである[4]。また、1980年代よりグールドマンと共同作業を行ってきたシンガーソングライターのアンドリュー・ゴールドも、一部の曲に参加している[5]。
スチュワートは本作のプロモーション・ツアー終了から間もなく、10ccを脱退した[5]。
反響・評価
母国イギリスでは、「アイム・ノット・イン・ラヴ(アコースティック・セッション'95)」は全英シングルチャートで29位を記録したが、本作は全英アルバムチャート入りを逃した[6]。日本のオリコンチャートでは4週トップ100入りし、最高47位を記録した[1]。
Roch Parisienはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「新曲に関しては、楽しめる瞬間も幾つかあるが、このグループを特徴づけていた詩的なウィットよりも、過去の音楽性の再生産が目立つ」と評している[7]。
収録曲
特記なき楽曲はエリック・スチュワートとグレアム・グールドマンの共作。
日本盤CD
- アイム・ノット・イン・ラヴ(リワーク・オブ・アート・ミックス) "I'm Not in Love (Rework of Art Mix)" - 5:53
- プロデュース:10cc
- 平和への道のり "Peace in Our Time" (Graham Gouldman, Steve Pigott) - 4:04
- プロデュース:グレアム・グールドマン、エイドリアン・リー
- 沈黙の法則 "Code of Silence" (Eric Stewart) - 5:39
- プロデュース:エリック・スチュワート、エイドリアン・リー
- テイク・ディス・ウーマン! "Take This Woman" - 3:52
- プロデュース:グレアム・グールドマン、エイドリアン・リー
- イヴォンヌこそ我が本命 "Yvonne's the One" (E. Stewart, Paul McCartney) - 4:26
- プロデュース:エリック・スチュワート、エイドリアン・リー
- 猿と玉葱 "Monkey and the Onion" (G. Gouldman, Tim Rice) - 3:18
- プロデュース:グレアム・グールドマン、エイドリアン・リー
- マーゴにはとびっきり辛いマスタードを "Margo Wants the Mustard" (E. Stewart) - 3:54
- プロデュース:エリック・スチュワート、エイドリアン・リー
- 長い家路 "Ready to Go Home" (G. Gouldman, Andrew Gold) - 4:38
- プロデュース:グレアム・グールドマン、エイドリアン・リー
- 人生の転機がやってきた "Everything Is Not Enough" (E. Stewart) - 4:28
- プロデュース:エリック・スチュワート、エイドリアン・リー
- ブルー・バード "Blue Bird" (G. Gouldman) - 4:04
- プロデュース:グレアム・グールドマン、エイドリアン・リー
- エイジ・オブ・コンセント "Age of Consent" (E. Stewart) - 5:43
- プロデュース:エリック・スチュワート、エイドリアン・リー
- グロウ・オールド・ウィズ・ミー "Grow Old with Me" (G. Gouldman) - 3:23
- プロデュース:グレアム・グールドマン、エイドリアン・リー
- 恋の特効薬 "Why Did I Break Your Heart?" - 5:19
- プロデュース:エリック・スチュワート、エイドリアン・リー
- 最後の決心 "Now You're Gone" (G. Gouldman) - 3:02
- プロデュース:グレアム・グールドマン、エイドリアン・リー
- アイム・ノット・イン・ラヴ(アコースティック・セッション'95) "I'm Not in Love (Acoustic Session '95)" - 3:31
- プロデュース:10cc、ロッド・ギャモンズ
ヨーロッパ盤CD
- "Yvonne's the One" (E. Stewart, P. McCartney)
- "Code of Silence" (E. Stewart)
- "Blue Bird" (G. Gouldman)
- "Age of Consent" (E. Stewart)
- "Take This Woman"
- "The Monkey and the Onion" (G. Gouldman, T. Rice)
- "Everything Is Not Enough" (E. Stewart)
- "Ready to Go Home" (G. Gouldman, A. Gold)
- "Grow Old with Me" (G. Gouldman)
- "Margo Wants the Mustard" (E. Stewart)
- "Peace in Our Time" (G. Gouldman, S. Pigott)
- "Why Did I Break Your Heart?"
- "Now You're Gone" (G. Gouldman)
- "I'm Not in Love (Acoustic Session '95)"
アメリカ盤CD
- "I'm Not in Love (Rework of Art Mix)"
- "Peace in Our Time" (G. Gouldman, S. Pigott)
- "Ready to Go Home" (G. Gouldman, A. Gold)
- "The Monkey and the Onion" (G. Gouldman, T. Rice)
- "Why Did I Break Your Heart?"
- "Code of Silence" (E. Stewart)
- "Take This Woman"
- "Grow Old with Me" (G. Gouldman)
- "Age of Consent" (E. Stewart)
- "Everything Is Not Enough" (E. Stewart)
参加ミュージシャン
下記トラック・ナンバーは日本盤CDに準拠。
- エリック・スチュワート - リード・ボーカル(on #1, #3, #5, #7, #9, #11, #13, #15)、ギター、キーボード、パーカッション、バッキング・ボーカル
- グレアム・グールドマン - リード・ボーカル(on #2, #4, #6, #10, #12, #14)、ギター、ベース、マンドリン、パーカッション、バッキング・ボーカル
- ケヴィン・ゴドレイ - バスドラム、ミュージカル・ボックス、バッキング・ボーカル(on #1)
- ロル・クレーム - ピアノ、バッキング・ボーカル(on #1)
- スティーヴ・ピゴット - キーボード、ドラム・プログラミング(on #2)
- リック・フェン - リードギター(on #2)
- ゲイリー・ウォリス - ドラムス、パーカッション(on #2)
アディショナル・ミュージシャン
- エイドリアン・リー - キーボード(on #2, #4, #8, #10)、プログラミング(on #3, #4, #5, #7, #8, #9, #10, #11, #12, #13)、パーカッション(on #4, #8)、バッキング・ボーカル(on #4, #8, #10)、ベース(on #5, #7, #9)、ストリングス・アレンジ(on #6, #12)、ヴィブラフォン(on #7)、アコーディオン(on #12)、アコースティック・ギター(on #13)
- ポール・マッカートニー - ストリングス、エレクトリックピアノ、サウンド・エフェクト(on #3)、リズムギター(on #5)
- ピーター・トムス - トロンボーン(on #4)
- アンドリュー・ゴールド - リード・ボーカル(on #8)、ギター(on #8)、バッキング・ボーカル(on #12)
- イアン・トーマス - ドラムス(on #8)
- ゲイリー・バーナクル - サクソフォーン(on #13)
- Lisa Aferiat, Nicola Burton - ヴァイオリン(on #6, #12)
- Chris Goldscheider - ヴィオラ(on #6, #12)
- パトリック・ジョーンズ - チェロ(on #6, #12)
- アンドリュー・ハインズ - チェロ(on #6)
脚注
- ^ a b c “ミラー・ミラー - 10cc”. オリコン. 2023年4月16日閲覧。
- ^ 日本盤CD (CTCR-13033)帯
- ^ a b c CD英文ブックレット内クレジット
- ^ Bowen, Mark (2009). McCartney Solo: See You Next Time. Lulu.com. p. 133. ISBN 9781409298793 Google Books参照
- ^ a b Elliott, Mark (2022年10月7日). “Kevin Godley And Lol Creme After 10cc: The Things They Did For Love”. uDiscoverMusic. 2023年4月16日閲覧。
- ^ 10C.C. | full Official Chart History | Official Charts Company - アルバムチャートに関しては「ALBUMS」をクリックすれば表示される。
- ^ Parisien, Roch. “10cc - Mirror Mirror Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2023年4月16日閲覧。