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2023年6月18日 (日) 13:00時点における版
新興寺(香城寺⇒禅定寺⇒神興寺⇒新興寺) | |
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1989年に完成した大統一大仏像(青銅弥勒大仏)[1] | |
所在地 | 江原特別自治道束草市雪岳洞170 |
山号 | 雪岳山 |
宗派 | 曹渓宗(華厳宗⇒教宗⇒曹渓宗) |
寺格 | 曹渓宗の第3教区本寺 |
創建年 | 652年(新羅真徳女王6年) |
開基 | 慈蔵律師 |
中興年 | 1644年(神興寺) |
中興 | 霊瑞・蓮玉・恵元 |
新興寺(しんこうじ、シヌンサ)は、大韓民国江原特別自治道束草市の雪岳山山中にある仏教寺院。韓国仏教の最大宗派である曹渓宗(大韓仏教曹渓宗)の第3区教区本寺である。
歴史
曹渓宗(大韓仏教曹渓宗)は、 652年(新羅真徳女王6年)の香城寺の創建をもって、新興寺の創建としている。ただし香城寺のあった場所は今の新興寺の場所とは違うという。香城寺は698年(孝昭王6年)の火災で焼失し、新たな場所に禅定寺として再建された。
李氏朝鮮の時代、太宗による1407年(太宗7年)の仏教弾圧の際、存続を許された88寺院の中に禅定寺の名前はなく、廃寺になったようである。 世宗による1424年(世宗6年)の仏教弾圧の際も、存続を許された36寺院の中に禅定寺の名前はなく、引き続き廃寺のままだったようである(朝鮮の仏教#李氏朝鮮時代の仏教弾圧)。
その後、禅定寺は復興したが、1642年(仁祖20年)の火災で焼失した。その2年後の1644年(仁祖22年)、霊瑞・蓮玉・恵元という3人の僧侶が、それぞれの夢の中に現れた白い神の老人に導かれ、さらに新しい場所、現在の新興寺の場所に、神興寺を建立した。神興寺という寺名は夢に由来するものという。1995年に神興寺は新興寺に改名された。「新しい時代の寺院」という意味を込めたという。
文化財
- 大統一大仏像(青銅弥勒大仏)
- 完成は1989年。台座の高さは4.3メートル、仏像の高さは14.6メートル、あわせて18.9メートルになる。38億ウォン(当時のレートで410万ドル)をかけて製作したという。