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「特捜戦隊デカレンジャーの登場人物」の版間の差分

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;ヒロノブ - 演:[[松本博之]]
;ヒロノブ - 演:[[松本博之]]
:第46話。仕事で大忙しのウメコの恋人なのだが……
:第46話。仕事で大忙しのウメコの恋人なのだが……
== アリエナイザー ==
惑星間宇宙犯罪者、特に自身の特殊能力を使って犯罪を起こす者の総称。綴りは"Alienizer"で「エイリアン」のもじりと「有り得ない」をかけたもの。

;エージェント・アブレラ - 声:[[中尾隆聖]]/スーツアクター:[[岡本美登]]
:敵組織が設定されていないこの物語の敵役。宇宙で一番頭が良いと言われるレイン星人(アブレラはレイン星人の中でも特に頭がいいと言われている)で、地球署が出来る前から様々なアリエナイザーに犯罪を斡旋してきた武器商人。巨大ロボット怪重機のレンタルや巨大化保険など守備範囲は広く、私兵も有している。金儲けのためだけに多くの銀河・星々を滅ぼしながら、自分の正体は完璧に隠してきたが、30話でデカレンジャーと対面する。
:デカレンジャーに商売の邪魔をされたための累計損失額が100億ボーンを超えたことに怒り、48話~50話でついに宇宙警察への報復を開始する。デカレンジャー達がロボで戦っているスキを狙って地球署に怪重機ごと突入し、多くのドロイドたちを送り込んでデカベースを強奪。さらにルーレットによって決めたターゲットの街をデカベースに破壊させ、宇宙警察の信頼を失墜させる事や、地球の周りに罠をはり、地球に向かっている宇宙警察の援軍を全て破壊する事までも目論んだ。真の目的は宇宙警察全体を壊滅させて、宇宙を犯罪だらけの世界へと導き、再び多額の悪銭を稼ぐことだった。
:だが、スワンの機転とデカレンジャー達のチームワークによってすべては失敗に終わり、「この宇宙に人類がある限り絶対に犯罪はなくならない」という台詞を残しデリートされた。だが、彼にはすでに後継者のエージェントX(冥獣人デーモンのアボロス)がおり『[[スーパー戦隊Vシネマ#魔法戦隊マジレンジャー VS デカレンジャー|マジレンジャーVSデカレンジャー]]』でデカレンジャーらと対決することになる。
:なお、当初はコミカルなシーンも多々あった(制作側の話だと、最初からラスボスにする予定はなく、アブレラの背後に巨大な組織がいるという設定を考えていた。スーツアクターの岡本も中間管理職の立場で演じていたらしい)が、終盤は犯罪の黒幕としての本性を現したのか、金のためには手段を選ばない冷酷かつ残酷な場面が多かった。
:そのデザインは頭がガラスケースで包まれた独特なもので、スーツアクターの岡本によれば、出演シーンに臨む際は、まずこのケースに指紋などをつけないようにかぶせてもらう事が大変な作業だったという。余談だが同じ様なデザインの怪人は、『[[宇宙鉄人キョーダイン]]』の[[宇宙鉄人キョーダイン#ダダ星地球侵略ロボット軍|デス五人衆]]の中にも見る事は出来る。
:名前の由来はこうもりのような姿から考えて[[こうもり傘]](アンブレラ)からだと思われる。レイン星人は「雨」と「[[レインマン]]」(頭が良い)を引っ掛けている可能性もある。
;ラブーリ星人/バラン・スー
:1話にて買い物中のウメコの乗ったバスを湾岸地区にて[[バスジャック]]した。訛り含みの第28銀河系の言語を話す。何者かの指示に従って動いていたようであるが……
:名前の由来は[[てんびん座]](リーブラ)と「バランス」から。
;ディアマンテ星人/ドン・モヤイダ - 声・演(人間態):[[菊池隆則]]
:地球署に配属される以前、訓練生時代のデカレッドの追跡を受け、パトストライカーと激烈なカーチェイスを演じたアリエナイザー。怪重機ファンクラッシャーを地球に持ち込み、ビルを原料にして宇宙の宝石を作ろうとした。
:名前の由来は名前を逆さに読めばわかるとおり「ダイヤモンド」。
;グローザ星人/ヘルヘヴン - 声:[[酒井敬幸]]
:住み処であるPCの運び手がいないと活動に支障を来すケバキーアに依頼され、ウェルネストーン入手計画の直接的な実行犯となった。
:一説では名前の由来は[[黒澤明]]監督作品『[[天国と地獄]]』らしい。
;リコモ星人/ケバキーア - 声:[[戸部公璽]]
:体をデジタル信号化することで住み処とするパソコンに入り込む能力を持つアリエナイザー。リコモ星以外の空間でパソコンの外に出ると体組織が崩壊し、最低20時間以上はそこに留まらなくてはならない。
:名前の由来は「(引き)篭り」と「アキバ系」。
;アンリ星人/ベイルドン - 声:[[三宅健太]]
:マノ・マークに強引に依頼した薬物を用い、地球人の総宇宙ガソリン化計画を企てた。薬物が意図的に不完全なものにされていたために機能せず、欠落している成分である青い液体を探すが……
;ドルトック星人/マノ・マーク(岩木 (いわき))- 声・演(人間態):[[みのすけ]]
:「自らのやりたい研究をやる資金調達」のため、ベイルドンに人間を液体燃料化する薬物を渡した。が、報酬を素直に渡さないだろうと予想して成分を分離していたが、襲いかかってくるとまでは想定していなかったらしくデカレンジャーに保護を願い出てきた。ナマイキな性格。
:由来はおそらくドクター(ドクトル)と、「ER」の登場人物ロマノとマーク。
;リドミハ星人/カーサス(和崎宏美 わさき ひろみ) - 演:[[林知花]]
:姉妹であるカーミアと共に地球に暮らす植物宇宙人。しかしその正体は、緑と水を豊富に湛えた惑星を侵略して渡り歩くリドミハ星人の調査員であった。
:名前の由来は「緑の葉」と、ストーリー展開からの連想で「火サス」([[火曜サスペンス劇場]])。また地球での名前は火曜サスペンス劇場のエンディングを歌っていた[[岩崎宏美]]より。
;ジューザ星人/ブライディ - 声:[[沼田祐介]]
:鋭い鎌のような両腕を持つアリエナイザー。交通事故で家族を亡くし、車を嫌っている。乱暴な運転をした若者に注意しようとしたところ車のルーフを切断してしまい、それを目撃したカーサスがその手口を真似たことにより殺人の罪を着せられかかった。
:名前の由来は「13日の金曜日」と思われる。
;クウォータ星人/ダゴネール - 声:[[高戸靖広]]
:地球人類をフィギュア化してコレクションしようとしたアリエナイザー。子供のような口調が特徴。エスパー少年氷狩の能力を利用して計画を円滑に進めようとした。ダブりは捨てるタイプであるようだ。
:名前の由来は「タコ」と「ごねる」。「オタク」を引っ掛けている可能性もある。
;名称不明 - 演:[[岡元次郎]]
:幼き日、自らの能力を忌み嫌っていた頃のジャスミンに殺人の現場を目撃されたアリエナイザー。目撃者を消しにかかるも、後一歩のところでドギーに阻止される。
;ザムザ星人/シェイク - 声・スーツアクター:[[日下秀昭]]
:爆弾製造のスペシャリスト。自らの誇りをかけたその爆弾をベイビーちゃんと称し、それを売っている。脱獄に成功した者のいなかった監獄衛星プリズロンを脱獄・爆破し、元恋人マイラに接触するため地球に現れた。
:名前の由来はフェイク(嘘)からか?
;ビリーザ星人/ヴィーノ(ギガンテス) - 演:[[郷本直也]]
:かつて訓練生時代のホージーの親友であり良きライバルであったが、デカの仕事に限界を感じ、自らの腕を金で売る殺し屋となった。今では身体を機械に改造している。アブレラを経由してある依頼を受けていたようであるが……
:名前の由来は[[ビリー・ザ・キッド]]と『[[ドラえもん]]』の[[野比のび太]]から(のび太が射的が得意なため)だと思われる。
;カジメリ星人/ベン・G - 声:[[檜山修之]]
:かつてドギーにカーチェイスの末捕えられたアリエナイザー。復讐のため、アブレラにドギー暗殺を依頼した張本人。ヴィーノの失敗により、スワンを誘拐して自らドギーに対決を挑む。今では身体の半分近くが機械化されている。釈放されたのか、脱獄したのは不明。
:名前の由来は「怨み節」の梶芽衣子とリベンジからだと思われる。地上げ屋な点から「みかじめ料」とする説もある。
;クリスト星人/ファーリー - 声:[[江川央生]]
:光の無い惑星クリスト星の住人。光に極めて弱いという弱点をもち、その克服のために周囲の光をねじまげて吸収する特殊金属ルナメタルを探していた。
:名前の由来はドラキュラ伯爵役で有名な俳優[[クリストファー・リー]]から。
;ティタン星人/メテウス - 声:[[小谷津央典]]
:自らが製作した兵器を用い、数々の星で破壊活動を繰り返してきた自称「破壊王」。地球を保管場所としていた巨大兵器「ギーガス」の卵が勝手に孵化してしまったため到来。追いつめられ、手にかかって死ぬぐらいならと辞世の句を詠み始めるが……?
:名前の由来はギリシャ神話の「ティターン」と「プロメテウス」と思われる。
;オズチュウ星人/イーアル - 声・演(人間態):[[ダンディ坂野]]
:自ら経営する[[中華料理]]店「大銀河飯店」にて、極めて強い常習性を持ち、口にした者を即座に虜にする「悪魔のスパイス」を使用した料理を振る舞い、客を人間揚げ餃子にしていた。宇宙酔拳の使い手でもある。全てがうまくいくと「ゲッツ!」とポーズを決める。
:ダンディ坂野が演じたため、所々に「ゲッツ!」をはじめとした彼のギャグやアクションが織り交ぜられている。正体を現しても、スーツアクター陣がそのギャグを引き続き行っており、本放送時「ダンディ坂野本人がスーツを着て演じているように見える」と賞賛する声もあった。
:さらにこの回はOPの歌詞のGetの所でイーアルのゲッツシーンが挿入されている。
:名前の由来は「[[餃子]](チャオズ)」と中国語の「イー(1)」「アル(2)」。…と思いきや、実は撮影所近くにあるビルの中にある中華料理屋のことをスタッフ間で隠語的に「オズチュー」と読んでいる事から来たらしい。(ビルの名にOZが含まれている)
;パーフェク星人/サークルバ - 声:不明
:イーアルの手下とおぼしきドロイドと「悪魔のスパイス」の取引に現れたアリエナイザー。
:名前の由来は[[忍風戦隊ハリケンジャー]]のマンマルバ。
;ゾイナー星人/ベートニン - 声:[[岩尾万太郎]]
:地球人と比べ非常に長い寿命を持つアリエナイザー。幕末の頃に地球を訪れた際に事故を起こし、バンの先祖赤座伴之進に救われ、剣の技と武士道精神を学んだ。再会すべく地球を訪れたが既に月日は過ぎた後、変貌した京都を侵略されたものと勘違いしてしまう。
:名前の由来は[[新渡戸稲造]]から。
;ウージョン星人/ジンチェ - 声:[[堀之紀]]
:互いの額を触れ合わせることで魂を入れ替える力を持つアリエナイザー。今まで何度も魂を入れ替えてきたため、既に元々の自分の姿も覚えていないらしい。
:名前の由来はチェンジの逆読みと、犯罪者と刑事の顔を入れ替える、映画『[[フェイス/オフ]]』の監督、[[ジョン・ウー]]から。
;ゲルマー星人/バイズ・ゴア - 声:[[関智一]]
:様々な星の宇宙警察に「爆弾ゲーム」を挑んできたアリエナイザー。バイズ・ゴアが指定した場所まで移動し、タイマーのスイッチを止め、手に入るヒントを元に惑星破壊爆弾の場所を突き止めろ、というもの。これまで数多くの星が爆破され、正体不明だったが、実は身長5.8センチの極小アリエナイザー。通信機の中に隠れていた。
:名前の由来は「ゲーマー」とゲームの「ハイスコア」もしくは特性から考えるに「デバイス(通信機)のコア」から来ていると思われる。
;ヘルズ3兄弟
:宇宙を荒らしまわるリバーシア星人の凶悪犯罪者兄弟。拠点とした星を徹底的に蹂躙する為、アブレラも地球での商売を断念しようとしたほど。ブリッツの必殺技やタワーを改造してアジトを築いた際に魔法陣のような文様が現れており、なんらかの不思議な力を持っているものと思われる。圧倒的な力でデカレンジャーとデカマスターを翻弄し、怪重機ゴッドパウンダーを以てデカレンジャーロボを危機に陥れた。
:リバーシア星人という名前の由来は刑務所で有名な[[網走市|網走]]。
:;リバーシア星人/ブリッツ・ヘルズ - 声:[[土田大]]
::3兄弟の長兄。他の2人を合わせたよりも強いと言われる。その強さはディーバズーカの弾丸を握りつぶしてしまうほどである。稲妻状の刀身の剣と多重銃身の銃を操る。必殺技は「グレイトフルデッドサンダー」。デカブレイクを倒すため、サキュバスを巻き添えに必殺技を放った。
::名前の由来はブリッツ(閃光)。
:;リバーシア星人/ボンゴブリン・ヘルズ - 声:[[桜井敏治]]
::3兄弟の次兄。非常に高い弾性をもつ鍛え上げられた筋肉で全身を固めており、デカマスターのディーソード・ベガすら弾いてしまう一方、その筋肉の隙間が弱点であった。のどちんこを刺激すると巨大化するが、その後筋肉痛に苛まれるらしい。
::名前の由来は伝説上の怪物[[ゴブリン]]。
:;リバーシア星人/サキュバス・ヘルズ - 演:[[蒲生麻由]]
::3兄弟の長女で人間態を持つ。3兄弟の中では最初に現れ、ジャスミンを圧倒した上でこれまで繰り返してきた破滅のビジョンを見せた。生命力を吸う能力を持ち、ブリッツが倒された際にはそれを全放出して彼を蘇生させたが、彼女自身は消滅してしまった。
::名前の由来は[[サキュバス]]。
;ドラド星人/ゴルドム - 声:[[黒田崇矢]]
:バリス星人アルパチによる爆弾立てこもり事件を隠れ蓑に、地球銀行の地下金庫への侵入を企てた。
:名前の由来は「ゴールド」+「エルドラド」。
;スピリト星人/ビョーイ - 声:[[塩野勝美]]
:ガス状の身体で様々な生命体に憑依する能力を持つアリエナイザー。怪重機を扱う際は円筒形ポット状の特殊な装置を必要とする。
:名前の由来は「スピリット(魂)」+「憑依」。
;タイラー星人/ダーデン - 声:[[佐藤正治]]
:違法な筋肉増強剤メガゲストリンを売りさばき、地下闘技場で賭博試合イリーガルマッチを開催していた。高い機動性がウリの怪重機アルティメットイビルを操る。
:名前の由来は[[タイラー・ダーデン]]。
;ビース星人/ビーリング - 声:[[下山吉光]]
:メガゲストリンを飲んで町中で暴れていたアリエナイザー。パトロール中のホージーとテツによって発見される。
:名前の由来は格闘家の[[ヒース・ヒーリング]]。
;バンダレ星人/ジーバ - 声:[[高階俊嗣]]
:26、45話。26話ではホージーと1対1で戦い、一度は勝利を収める。再戦時は過酷な特訓を積んだホージーに追い詰められ、クスリを使ってまで勝とうとしたが敗北、そのまま[[逮捕]]される。45話で登場した頃には釈放されており、テレビ局のADとして上司に怒られながらも働いている。
:名前の由来は格闘家の[[ヴァンダレイ・シウバ]]。
;バリゲ星人/ミリバル - 演:[[大林勝]]
:竜巻を引き起こす能力を持つアリエナイザー。最大で大型台風並みの威力を誇るが、一度大幅に能力を使ってしまうと勢力を回復するまで能力が使えず、人間の姿で潜伏していた。かつてワンデ星人ニワンデとコンビを組んでいた。義賊を名乗り、人を傷つけないことを信条としていたが、ある日誤って人を殺してしまったことをきっかけに道を踏み外してしまった。
:名前の由来は「ハリケーン」と過去に使われていた気圧の単位「ミリバール」。
;ワンデ星人/ニワンデ - 演:[[津久井教生]]
:監獄衛星アルカポで服役中のアリエナイザー。バリアを張る能力があり、かつてバリゲ星人ミリバルと組んでいた時はバリアによって現場を外部から隔離する役割を担っていた。ちなみにニワンデが兄貴分にあたり、ミリバルも彼を「兄貴」と呼ぶ。
:名前の由来は前作『爆竜戦隊アバレンジャー』で津久井が演じたヤツデンワニと、駄洒落の「電話に出んわ」の逆読み。
;パウチ星人/ボラペーノ - 声:[[坂口候一]]
:アリエナイザーの細胞を元に、その容姿と能力をコピーすることが出来る。スペキオン星人ジェニオの信奉者の1人であり、彼の「芸術」に憧れて地球署が担当した事件をケバキーア、ベイルドン、カーサス、ダゴネール、シェイク、そしてブリッツの順に模倣した他、アブレラに製作させた3兄弟の怪重機のレプリカに搭乗。
:名前の由来は[[のっぺらぼう]]から。
;スペキオン星人/ジェニオ - 声:[[野田圭一]]
:鏡の中に人や物を封じ込め「ポートレート」を作り上げる。自らの犯罪を芸術と称し、信奉するアリエナイザーは少なくない。テツの手によって光の全くささないクリスト星に追い込まれて逮捕、特殊監獄惑星アルカポに投獄されていたが、テツの涙を利用し、脱獄する。
:名前の由来は英語のジーニアス(天才)からと思われる。スペキオンはイタリア語で「鏡」のspecchioという説があり、ジェニオもイタリア語である可能性もある。
;スロープ星人/ファラウェイ - 演:[[あじゃ]]
:エージェント・アブレラの依頼を受け、怪重機によるクリスタル輸送を請け負うが途中で心変わり、それを奪い逃走して彼氏ピロジーの待つ地球へ。その奪回を図るアブレラとドロイドの追跡を受けることになる。本人は高価な宝石であると思っていたそのクリスタルには、全く別の本性が隠されていた。
;プコス星人/ジャッキル - 声:[[遠近孝一]]
:トカーサ星人マチカに依頼され、イオ王女の暗殺を謀ったアリエナイザー。兎に角テンションが高い。ライフルによる射撃能力も抜群であるが、デカレンジャーを相手に接近戦もこなす等非常に高い戦闘能力を見せた。
:名前の由来はプコスはスコープの逆さ読み、ジャッキルは『[[ジャッカルの日]]』からだと思われる。
;トカーサ星人/マチカ - 演:[[河野しずか]]
:トカーサ星王家の分家出身にあたるイオ王女の侍女。本家であるイオ王女を亡き者にし、分家を本家とするべくイオ王女の暗殺を企てた。
;カラカズ星人/サノーア - 声:[[田中総一郎]]
:宇宙マフィア、ズンダーズファミリーの首領。大量破壊兵器にエネルギー源として用いられるギュータニウムを取引するため、地球にやってきたアリエナイザー。少々怒りっぽい模様。手下のボッツ星人ゾータクが居眠りして現場に現れず、単身デカレンジャーに立ち向かい、スーパーデカレンジャーロボの前にあえなく逮捕されてしまうのだが……。
:[[県警対組織暴力]]の脚本「[[笠原和夫]]」と出演者「[[佐野浅夫]]」が由来であるらしい。
:ズンダーズファミリーの名前の由来は、本作と同じく犯罪者と戦う『[[未来戦隊タイムレンジャー]]』の敵組織'''ロンダーズファミリー'''より。
;ボッツ星人/ゾータク - 声:[[川津泰彦]]
:カラカズ星人サノーアの部下。サノーアが逮捕されてしまい、アブレラに泣きついて新製品「マッスルギア」を手に入れ、護送中のサノーア奪回に成功した。パワーは高いが、知能はあまり高くないようである。
:名前の由来は俳優の故・[[川谷拓三]]から。
;サウザン星人/ギネーカ - 声:[[山口勝平]]
:父親が星間評議会の議長を務めるセレブなアリエナイザー。ある「ゲーム」をするため地球にやってきた。ゲームとは特殊な腕輪に変形する宝玉を町に放ち、それを手に入れ腕輪をはめた者をターゲットとし、怪重機で「狩り」を行うという非道なもの。父親の権力をあてにしており、デリート許可を受けても全く動じず、「パパに取り消して貰おう。」と言った。飛行能力と大量のミサイルを一斉射する能力を持つ怪重機ミリオンミサイルを操る。
:名前の由来はサウザント(1000)と金?(或いはカーネギー?)
;ハンドレ星人/デーチョ - 声:[[高瀬右光]]
:サウザン星人ギネーカの「ゲーム」に参加していたアリエナイザー。怪重機アルティメットイビルを操る。
:名前の由来はハンドレット(100)と高級住宅地として有名な[[田園調布]]からと思われる。
;テンテ星人/シロガー - 声:[[北島淳司]]
:ハンドレ星人デーチョと同じくサウザン星人ギネーカのゲームに参加していたアリエナイザー。元はメガロリアが欲しかったが、売り切れていたため、怪重機エンバーンズをかった。
:名前の由来はテン(10)と高級住宅地として有名な[[白金 (東京都)|白金]]、あるいは[[白金台]]からと思われる。
;テンカオ星人/ラジャ・ナムナン - 声:[[田中亮一]]
:数々の星で繰り返し人を殺めていたアリエナイザー。チョウ刑事の娘リルルにアジトの場所を発見され、殺害するも証拠不十分で逮捕には至らなかった。
:おそらく「テンカオ(蹴りの種類)」と「ラジャダムナン・スタジアム」が由来。
;テンカオ星人/ゴレン・ナシ - 声:[[藤田清二]]
:テンカオ星人ラジャ・ナムナンと共に殺人を繰り返していたアリエナイザー。大のパチンコ好きである。チョウ刑事を殺そうとしたが、返り討ちにあった。
:名前の由来は[[ナシゴレン]]から。
;テンカオ星人/ヤム・トムクン - 声:[[七枝実]]
:テンカオ星人ラジャ・ナムナンと共に殺人を繰り返していたアリエナイザー。かなりの酒好きである。チョウ刑事に射殺される。
:名前の由来は[[トムヤムクン]]から。
;ポッペン星人/ハイマル - 声:[[龍田直樹]]
:宇宙警察科学捜査研究所の科学者だったが、同僚のスワンを妬み出奔。その後アブレラにそそのかされ最強怪重機の製作に乗り出す。一人称は「ハイマルさん」。
:名前の由来はおそらく[[ロバート・オッペンハイマー]]。ドギー・クルーガーが『BLEACH』に登場するキャラ「狛村左陣」の原点になったとう説に似て、このキャラが同漫画に登場のキャラ「涅マユリ」の原点と見られる(ただしどちらも確たる根拠は無い。余談だが『BLEACH』のアニメにおいて涅マユリの声を担当しているのは本作でエージェント・アブレラを演ずる中尾隆聖である)。
;マイク星人/クロード - 声・演(人間態):[[辻本祐樹]]
:地球人の若い女性の肉体からある成分を完全に抜き取り殺害するという犯行を繰り返していた。その本当の目的は、その成分を原料に姉の患っている不治の病を治療することであった。
:名前の由来は、女性から抜き取られた成分がバラの花に似ているので、「バラが咲いた」という曲からの連想で、[[マイク真木]]、[[真木蔵人]]親子。
;アラドン星人/ギャンジャバ - スーツアクター、声 、人間態:岡本美登
:ファルファ星人ヤーコの錠を操る能力を利用して強盗を繰り返したアリエナイザー。ヤーコは親を亡くした自分を拾ってくれた恩人だと信じていたが、実は彼がヤーコの両親を殺害した張本人だった。
:名前の由来は[[アラン・ドロン]]と[[ジャン・ギャバン]]から。
;ユイルワー星人/ミーメ - 声:[[富沢美智恵]]、スーツアクター:小野友紀
:魂となって他人の夢に入り込む能力を持つ。若返りの薬を作るため、自分が入り込みやすい昏睡状態に陥らせる薬をばらまいた上で地球人の夢に侵入し、魂を集めていた。
:名前の由来は「悪い夢見」からだと思われる<!--「夢見悪い」では?-->。
;パイロウ星人/コラチェク - 声:島田敏
:体自体が炎で形成されているアリエナイザー。地球上で活動しやすくするため、アブレラからスーツを購入して使用していた。
:名前の由来は炎を示すパイロからと思われる。
;アサシン星人/ジンギ - 声:[[高山みなみ]]
:自分の秘技に絶対の自信と誇りを持ち、バカにされることを嫌うイレイザー。殺し屋としてすでに1000人を越すエイリアンを殺害している。これまで誰にも見破れなかった秘技の鍵は、その辮髪にあった。
:名前の由来は暗殺者を意味するアサシンと仁義か?
;ギラーク星人/ドン・ビアンコ - 声:[[江川大輔]]
:ザブン星人ドン・ブラコを相手に勢力争いを繰り広げていた宇宙マフィアのボス。アサシン星人ジンギの秘技によって消されてしまう。
;ザブン星人/ドン・ブラコ - 声:[[宗矢樹頼]]
:ギラーク星人ドン・ビアンコと勢力争いを繰り広げる宇宙マフィアのボス。ジンギの雇い主。報酬支払いの際、金額で揉めたうえ、ジンギの秘技をけなしてしまい消されてしまった。
:名前の由来は波の音(ザブン・ドンブラコ)から。
;スマスリーナ星人/ニカレーダ - 声:[[柴本浩行]]
:宇宙生物星ブラウゴールを様々な星で繁殖させ、売りさばいてきたアリエナイザー。ブラウゴールの特徴を利用し、超巨大隕石を各惑星に呼び寄せ激突させる方法で一気にブラウゴールを繁殖させていた。地球ではその方法を実施するためにミノロ星人モンテーン博士を殺害、偽装してその天文台を利用していた。
:名前の由来は「誰かになり済ます」の逆読み。
;宇宙生物/ブラウゴール兄弟
:星そのものを食料とし、食べ尽くしてしまう宇宙生物。生命力・戦闘能力共に非常に高い。また口からはき出す泡は強い酸性を示し、デカバイクロボのスリーブソードをも溶かす。兄が倒された際に放出された莫大なエネルギーを地下で潜んでいた弟が吸収し、段階を経て最終的に超巨大な大きさにまで成長した。特に弟はボルカニックバスターが通用しないほど手強い。
;ボクデン星人/ビスケス - 声:[[草尾毅]]
:ドギーの兄弟弟子で、銀河一刀流の師匠の息子。免許皆伝をドギーに奪われ逆恨みし流れ者となる。ディーソード・ベガと対になるディーソード・アルタイルを持つ。アブレラの依頼を受け、デカレンジャーを襲って階級章やSPD隊員章を嬉々として奪っていた。デカマスターと対決するが、ディーソード・ベガで一刀両断された。
:名前の由来は[[うお座]](ピスケス)から。[[塚原卜伝]]にも因んだと思われる。
;アモーレ星人/バーチョ - 声:[[松野太紀]]
:第26・45話。雌雄同体が特徴のアモーレ星人。26話で女装したテツに惚れてしまうが、蛹になってしまった為に行動不能になってしまう。45話でようやく動けるようになり、奇妙な人形を贈りつけるなどテツに対してストーカー行為を働く。あまりのしつこさにデリートしようとしたが当然許可されず、テツはバーチョに抱かれたまま年を越してしまった。口癖は「アモ~レ~」。
:由来はおそらくイタリア語の「愛」と「キス」。
;スケコ星人/マシュー - 声:[[細井治]]
:若い女性達からピュアハートを奪うため、1時間だけ相手の理想の姿に変身することを可能とするサイコマッシュを利用して結婚詐欺を働いていた。ピュアハートを奪われた女性が砂と化してしまう事を「幸福の代償」と称していたが、自身がピュアハートを採集して何を企んでいたのかは不明。
:名前の由来はスケコマシからだと思われる。
;ダイナモ星人/テリーX - 声:[[浜田賢二]]
:地球署にデカスーツなどの設備が配備される以前に現れたアリエナイザー。エスパーを襲い、極めて高性能な乾電池へ変換しそれを売りさばいていた。また、身体の乾電池充電器にその乾電池をセット、そのパワーを用いて巨大化可能。かつての地球署デカレッド候補ギョク・ロウに重傷を負わせた張本人。
:名前の由来はダイナモとバッテリーから。
;クラーン星人/ジェリフィス - 声:[[塩屋浩三]]
:他の生命体の中枢神経系に寄生し、意のままに操る能力を持つ。海を偏愛し、これまで8つの惑星を水没、地球を9番目の別荘に仕立て上げようとアブレラからココカプセルを手に入れた……が、全てはアブレラの作戦の内であった。
:名前の由来はくらげ(ジェリーフィッシュ)から。
;ギモ星人/アンゴール - 声:[[園部啓一]]
:アブレラがデカベース強奪作戦に際して特殊刑務所から脱獄させた最強アリエナイザーの1人。極めて強いパワーの持ち主で、そのパワーをさらに強める機能を持つスーパーマッスルギアを装着している。怪重機アブトレックスの操縦を担当。
:名前の由来はキモとアンコウから。
;ゲド星人/ウニーガ - 声:[[中井和哉]]、スーツアクター:[[岡元次郎]]
:アブレラがデカベース強奪作戦に際して特殊刑務所から脱獄させた最強アリエナイザーの1人。剣技に優れており、アブレラが売買する中で最高性能の戦闘用ドロイド、イーガロイドのベースとなった。その必殺技のオリジナルであるクロスバーストを放つ。剣術特性を持ったスーパーマッスルギアを持つ。
:名前の由来はトゲとウニから。
;ジャーゴ星人/スキーラ - 声:[[篠原恵美]]
:アブレラがデカベース強奪作戦に際して特殊刑務所から脱獄させた最強アリエナイザーの1人。射撃の能力が極めて高く、動作速度を速めるスーパーマッスルギアを装備することでさらに拍車をかけている。また、彼女が用いているスナイパーライフルと同型と思われるものを、プコス星人ジャッキルが使用しており、それだけ性能が認められているモデルなのであろうと推測される。
:名前の由来は蝦蛄(しゃこ)と海の魔物[[スキュラ]]から。
;ドラグ星人/ガニメデ - 声:[[岸祐二]]
:アブレラがデカベース強奪作戦に際して特殊刑務所から脱獄させた最強アリエナイザーの1人。防御特性のスーパーマッスルギアを装備していた。そのハサミによってあらゆるものを切り刻み、大規模破壊から急所を狙った一撃まで使い分ける器用さを持ち合わせる。なぜか泡が大好き。
:名前の由来はカニと[[ガニメデ]]、そして「[[かに道楽]]」から。
;ギンジフ星人/カザック - 声:[[大友龍三郎]]
:「[[スーパー戦隊Vシネマ#特捜戦隊デカレンジャー VS アバレンジャー|デカレンジャー VS アバレンジャー]]」に登場するアリエナイザー。広島弁でしゃべる粋のいい[[ヤクザ|兄さん]]。様々な物に擬態する能力を持ち、絨毯や畳といった固定物や、別の人間にも姿を変えることができる。彼はこの能力を利用して、烏やヌマ・O、さらに、なんと『[[忍風戦隊ハリケンジャー]]』のハリケンレッドにまで姿を変え、デカレンジャーらを攻撃した。
:全くの余談だが、彼がハリケンレッドに変身したことにより、ハリケンレッドは3年連続で戦隊シリーズに登場するといった快挙を成し遂げた。これは、「[[救急戦隊ゴーゴーファイブ]]」「[[スーパー戦隊Vシネマ#未来戦隊タイムレンジャー VS ゴーゴーファイブ|タイムレンジャーVSゴーゴーファイブ]]」「[[スーパー戦隊Vシネマ#百獣戦隊ガオレンジャー VS スーパー戦隊|ガオレンジャーVSスーパー戦隊]]」に3年連続で登場したゴーレッド、ゴーイエローに並ぶ記録である。
:名前の由来はヤクザ映画で有名な[[映画監督]]の「[[深作欣二]]」。広域宇宙暴力団ビローノファミリーの幹部との事だが、こちらは「美能組」が由来だろう。
;ガスドリンカーズ
:劇場版に登場するアルゴル星人4人組のアリエナイザー。人間を機械奴隷にするウイルス『金色の雪』を使用して第17銀河系レスリー星を壊滅させた張本人であり、次のターゲットを地球に定めてやってきた。人間態の姿、及び怪人態の声は、かつての戦隊シリーズで敵幹部を演じたことのある俳優が務めているのが興味深いところ。アルゴル星人の名前の由来は「アルコール」から。
:;アルゴル星人/ヴォルガー - 演:[[遠藤憲一]]
::ガスドリンカーズのリーダー。ジャアクンドーなる武術を用いる。演じた遠藤は、かつて「[[忍者戦隊カクレンジャー]]」の貴公子ジュニア/ガシャドクロなどを演じていた。名前の由来は「[[ウォッカ]]」から。
:;アルゴル星人/ブランデン - 演:[[田村円]]
::ガスドリンカーズの一員。演じた田村は、かつて「[[五星戦隊ダイレンジャー]]」のザイドス少佐などを演じていた。名前の由来は「[[ブランデー]]」から。
:;アルゴル星人/ジーン - 演:[[天祭揚子]]
::ガスドリンカーズ唯一の女性。演じた天祭は、かつて「[[五星戦隊ダイレンジャー]]」のガラ中佐などを演じていた。名前の由来は「[[ジン (蒸留酒)|ジン]]」から。
:;アルゴル星人/ウインスキー - 演:[[岡本美登]]
::ガスドリンカーズの一員。演じた岡本は、本作でエージェント・アブレラのスーツアクターを担当しており、さらに本作38話のアラドン星人/ギャンジャバ、その他過去の多くの戦隊シリーズにスーツアクター、俳優、声優として出演。名前の由来は「[[ウイスキー]]」から。
;チグカデ星人/ビルヂーグ - 声:?
:「[[スーパー戦隊Vシネマ#魔法戦隊マジレンジャー VS デカレンジャー|マジレンジャー VS デカレンジャー]]」に登場。バラン・スーに匹敵するほど巨大なアリエナイザー。胃袋に入れたものを別の次元に飛ばす能力を持つ。誘拐の常習犯であり、バボンやエージェントXと契約し、小津家の人々を誘拐する役目を授かっていたが、デカレンジャーに逮捕され、口封じのためバボンに殺される。名前の由来は「デカ口」「唇」。
;アルゴル星人/バボン - 声:[[長嶝高士]]
:ビルヂーク同様「[[スーパー戦隊Vシネマ#魔法戦隊マジレンジャー VS デカレンジャー|マジレンジャー VS デカレンジャー]]」に登場。ガスドリンカーズと同じアルゴル星人だが、両者の間に特別な繋がりは無い模様。アブレラの後継者、エージェントX=冥獣人デーモン・アボロスと契約しており、胸にはビームを吸収する魔方陣が描かれている。背の低い女性には興味が無い。名前の由来は「[[バーボン]]」。
[[Category:スーパー戦隊シリーズ|とくそうせんたいてかれんしやあのとうしようしんふつ]]
[[Category:刑事ドラマ|とくそうせんたいてかれんしやあのとうしようしんふつ]]

2006年12月10日 (日) 06:49時点における版

特捜戦隊デカレンジャーの登場人物(とくそうせんたいデカレンジャーのとうじょうじんぶつ)では、特撮テレビドラマシリーズ「特捜戦隊デカレンジャー」に登場する架空のキャラクターを記述する。

宇宙警察

全宇宙の治安を守る警察組織。各惑星に分署を置く。S.P.D.(Special Police Dekaranger)とも記される。

地球署

デカレッド/赤座伴番(あかざ ばんばん、通称:バン) - 演:載寧龍二/スーツアクター:福沢博文
デカレッドに変身する。地球署の新任刑事。激烈かつポジティブな正義感の持ち主。爆発したようなヘアスタイル(演じた載寧がキャラクター造りの一環として考案したもので、スーパーサイヤ人をモデルにしている。本編終了後の『魔法戦隊マジレンジャー VS デカレンジャー』に登場した際は髪形を変えている)が特徴。横紙破り的な行動のため警察学校時代は問題生徒だったが、地球署では水を得た魚のように活躍する。二丁拳銃を使う宇宙警察の銃拳法“ジュウクンドー”(モデルは映画『リベリオン』のガン=カタ)を得意とし、装備も他の4人とは異なる。四字熟語が口癖(但し、中には熟語とは言い難い怪しい四文字語もある)。新撰組隊士・赤座伴之進(番組内で創作された架空の隊士)を祖先に持つ。デカブルーのホージーを同格とみなして「相棒」と呼び、何かと親愛の情を見せるが、クールなホージーには、始めはウケが悪かったようである。
アブレラを倒した後は、後述のギョク・ロウにスカウトされ”赤い特キョウ”といわれるファイアースクワッドに転属。また映画版に登場したレスリー星人マリー・ゴールドに一目惚れし、『魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー』では、マリーの写真をSPライセンスに貼っている。将来はレスリー星の署長を目指しているらしい(ファイナルツアーで明言)。
名前は『オリエント急行殺人事件』『そして誰もいなくなった』などで知られるイギリス推理作家アガサ・クリスティと「番茶」より。
デカブルー/戸増宝児(とます ほうじ、通称:ホージー) - 演:林剛史/スーツアクター:今井靖彦
デカブルーに変身する。デカレンジャーのリーダーで、ボス不在時には地球署の署長代行も務める。警察学校を首席で卒業したエリートだが、激務をこなしつつも特キョウ採用試験のための勉学も怠らない努力型の天才。コンピュータ関係に強いため科学捜査を得意としており、また努力で身につけた射撃の名手でもある。美和という妹がおり、兄妹そろって奇妙な和製英語を口にする癖がある。かつての親友や最愛の女性の弟をデリートするなど、苦しい立場に立たされることが多かった。自分とは正反対のタイプである劣等生のバンから「相棒」と呼ばれることに、当初は苦痛を感じていたようで、切り返すセリフは「相棒って言うな!」であった。しかし、バンとの間に友情が芽生えるに連れ、次第に「相棒」と呼ばれることに心地よくなっていったようで、最終的には自分からバンを「相棒」と呼んだ(バンもそれに対して「相棒って言うな~!」と答えた)。しかし、『魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー』では、バンは魁のことを相棒と呼び、ホージーは『元相棒』に降格となった。また、この作品では髪型が変化している男性陣の中で、ほとんど変わらぬ姿を見せている。
名前は『ハンニバル・レクター』シリーズで有名なアメリカの推理作家トマス・ハリスと「ほうじ茶」より。
デカグリーン/江成仙一(えなり せんいち、通称:センちゃん) - 演:伊藤陽佑/スーツアクター:三村幸司
デカグリーンに変身する。並外れた勘と推理力にかけては地球署随一の存在。解決につながるヒントを掴もうとする際、「シンキングポーズ」と称して逆立ちする癖がある(このときには、よく「よっこらせ」と口にする)。役者陣およびスタッフのイメージとしては5人の中で最年長と感じられる(なお、この作品はメンバーの年齢が明示されていない)ほどの落ち着きと、穏健な性格の持ち主。ただし弱者を虐げる者に対しては激しい怒りを見せる、5人の中で一番警官らしい性格をしている。井戸に落ちた幼児体験から閉所恐怖症になったが、その時警官に助けられた事で今の職を志すきっかけともなった。
『魔法戦隊マジレンジャー VS デカレンジャー』では、髪の毛が肩まで伸びた姿で登場。また7人兄弟であることもあかした。
名前はアメリカの推理作家エラリー・クイーンと「煎茶」より。
※なお、演じた伊藤陽佑は、雑誌『東映ヒーローMAX』8号のインタビューで、俳優えなりかずきと、元プロ野球監督星野仙一を意識した名前との認識を明かしている。
デカイエロー/礼紋茉莉花(れいもん まりか、通称:ジャスミン) - 演:木下あゆ美/スーツアクター:橋本恵子
デカイエローに変身する。他者(やその所持していた物体)との接触によって相手の意思を読み取る超能力(サイコメトリー能力)を持つエスパー捜査官。日常でその能力を出さない為に普段は手袋をはめている。『魔法戦隊マジレンジャー VS デカレンジャー』では、この能力のために幼い頃に両親に捨てられたことを明かした。かつてはその能力を忌み嫌い自暴自棄になっていたこともあったが、ある事件でドギーに命を救われたのをきっかけに警察官として自分を活かす道を選んだ。ロングヘア(『魔法戦隊マジレンジャー VS デカレンジャー』ではショートカット)でクールビューティーというイメージがあるが、なぜか過去の流行語を好んで口にするなどややアナクロニックな言動が特徴。またアリエナイザーや怪重機にあだ名をつけたがる。また、VSシリーズでは、共演した戦隊にもあだ名をつけていた(アバレンジャーは、○○ギザギザ君〈○○にはそれぞれの色が入る)マジレンジャーはひらひらヒーロー君と名づけていた。)。チョウ刑事やワンデ星人の元義賊ニワンデなど熟年層に受けがいい。
名前はハードボイルドの代表格とされるアメリカの作家レイモンド・チャンドラーと「ジャスミン茶」(Jasminの和表記は「茉莉花」)より。
デカピンク/胡堂小梅(こどう こうめ、通称:ウメコ) - 演:菊地美香/スーツアクター:小島美穂中川素州
デカピンクに変身する。自称リーダー。変装と交渉が得意(後者はやや危なっかしいが)。小柄で明るく元気かつ純粋な性格で子供や動物に好かれる一方、おとり捜査を買って出る度胸も持つ。趣味は入浴で、テツに一番風呂を横取りされてお冠になった事もあった。風呂にある3つのアヒル人形にはウメヨ・ウメノスケ・ウメゴロウという名前が付けられている(これは、演じた菊地美香が撮影時にその場で命名した)。46話でセンちゃんに恋心を抱いた描写がある。『魔法戦隊マジレンジャー VS デカレンジャー』では、ホージーと同じく変わらぬウメコを見せており、センちゃんとの仲も進んでいるようである(マジピンクの小津芳香も、劇中で二人の恋を応援(?)している)。
名前は『銭形平次捕物控』の作者として高名な日本作家ジャーナリスト野村胡堂と「梅昆布茶」より。
デカマスター/ドギー・クルーガー(通称:ボス、スワンのみ「ドゥギー」) - 声:稲田徹/スーツアクター:日下秀昭
に似た容貌のアヌビス星人で地球署々長。マスターライセンスでデカマスター(メタリックブルーと黒のツートーン)に変身する。地球署の面々から絶対的信頼を置かれている、頼れる指揮官。第一線時代は犯罪者達から“地獄の番犬”とまで恐れられた腕利き刑事で、特キョウからも一目置かれていた。剣術「銀河一刀流」免許皆伝の達人で、百人斬りを披露したことも(画面下にカウンターが表示され、実際にドロイド百人を切り捨てた)あるなど、劇中では人質を取られたりなどの策を用いられた以外での戦いでは敗北どころか苦戦すらせず、圧倒的な強さと存在感を見せ付けた。仕事以外の面では、東映映画村でスワンと共に江戸時代の格好をして楽しんだり、バン達に頼まれて焼肉をおごるなど、けっこうノリがよかったりもする。スワンに対しては恋愛感情を抱いているわけではないようだが、スワンが事件に絡むと妙に感情的になることがある。普段は人間と同じ言葉を喋るが、悩んでいる時や痛い時は、本物の犬と同じように、唸り声を発したり咆哮したりする。
なお、デカマスターに変身中、マスクの中で鼻はどうなっているのかとエンディングのショートドラマでバンが突っ込んだことがあるが、本人曰く聞いてはいけないらしい。ブンターは旧友だが、現在は(文字通り)犬猿の仲に(と、言いつつも普通に会話している)。地球署開設前にも地球にいた事があり、ジャスミンの命の恩人でもある。
『特捜戦隊デカレンジャー VS アバレンジャー』によれば、はじめて地球にいた頃は軽食喫茶店「恐竜や」の常連であったらしく、店主の杉下竜之介とは「ドギちゃん」「杉さん」の愛称で呼び合っている(ちなみにレンジャーズストライクのブースター『四雄の覚醒』に収録されている『恐竜やのカレー』というカードでも他勢力なのにドギーがこのカレーを食べているイラストが使われている)。また、背骨のずれが原因で2000回に1回狙いを外している、という悩みを抱えていたが、整体師であるアバレブルー=三条幸人に見抜かれ、治してもらった。『魔法戦隊マジレンジャー VS デカレンジャー』によれば、小津深雪とは、行きつけのカレー屋(たぶん恐竜や)で、知り合っている。
なお、一部では『BLEACH』に登場する、狛村左陣の原案になったとも言われている(また、『BLEACH』のアニメで狛村の声を担当しているのも、ドギーと同じ稲田)。種族名はエジプトの神アヌビスより。
デカスワン/白鳥スワン(しらとり すわん) - 演:石野真子/スーツアクター:小野友紀
二対の耳(うち一対は翼状)を持つ以外は地球人に似た外見を持つチーニョ星人。捜査官ではないが、デカスワン(白とオレンジ。第36話と最終話に登場)に変身することが出来る。スワン曰く4年に一度しか変身しない主義らしい。これは放送があった2004年がオリンピック開催年なので、そこから来たギャグ。ジャスミンが思わず『オリンピックヒロインですか?』と発言していた。システムやロボットの整備・開発が専門だが、科学捜査にまつわる知識にも造詣が深く、あらゆる証拠物の分析、復顔術プロファイリングもこなす。その実績を買われ、ヌマ・O長官直々に科学捜査研究所所長への就任を要請される程の天才だが、地位や名誉には興味が無く、地球署の刑事達の活動を温かく見守っている母のような存在。ドギーとは、男女の性別を越えた強い友情で結ばれている。
なお、デカスワンのスーツは、スワンが普段白衣の下に着ている服に面・胸当て・グローブ・ブーツを付けたもの。
本人曰く「計算が得意」。実際、緊急時にそろばんで複雑な計算をこなしたこともある。
マーフィーK9( - ケーナイン)
ロボット警察犬キーボーンをくわえると、起動スイッチが入り、ディーバズーカに変形する。能力は優秀だが気難しいところがあり、スワンとウメコにしか懐かない。名前の「マーフィー」は映画『ロボコップ』の主人公アレックス・マーフィーから。「K9」とはアメリカの警察での用語で、canine(「犬科の動物」の意、ラテン語の canis「犬」に由来)の語呂合わせ。また、『マジレンジャー VS デカレンジャー』ではファイヤースクワットに召集され、デカレッドの新装備〔バトライズモード〕に変形できるようになった。そして2年後の2006年轟轟戦隊ボウケンジャーの中のミニコーナー・30戦隊大全集ではボウケンジャーのメンバーが着ていたSPDの制服に思わず駄目出しを出した。

特キョウ

別指定悪犯罪対策捜査官。特に凶悪なアリエナイザーによる事件のみを専門に手がける宇宙警察本部直属の捜査機関。「正拳アクセルブロー」という秘伝の格闘術を有する。階級章は通常の捜査官が銀バッジなのに対して金バッジ。なお、特キョウ扱いとなった事件に関しては管轄署の署長以上の権限が与えられる。なお、劇中でホージーは特キョウへの昇進試験を受けて合格するが、その最終試験(実際の事件の解決)において犯人だった恋人の弟をデリートしてしまったことから昇進を辞退した。

デカブレイク/姶良鉄幹(あいら てっかん、通称:テツ) - 演:吉田友一/スーツアクター:大岩永徳
特キョウ1班所属の地球人捜査官。デカブレイク(白)に変身する。ヘルズ3兄弟を追って地球を訪れ、事件解決後、そのまま地球署駐在となった。ちょっと生意気だが明るく屈託のない性格。当初はバン達のやり方を批判していたが、彼らの戦う姿に心打たれ、比較的早くうち解けることができた。バンのことを「先輩」と呼んで尊敬しており、『魔法戦隊マジレンジャー VS デカレンジャー』では、バンに対する憧れか、髪を金髪に染め逆立てヘアー(もろにスーパーサイヤ人)にしている。「ナンセンス」が口癖。思ったことをそのまま口に出すため、よく余計な一言を言ってはジャスミンやウメコに鉄拳をもらっている。
スペキオン星人ジェニオの起こした事件の巻き添えで家族を失い、宇宙警察に引き取られた過去を持つ。そのため、地球署のデカレンジャー達と同世代ながら宇宙警察官としてのキャリアは15年近い(訓練生時代含む)。バンがファイアースクワッドに転出後は正式に地球署に転属。転属後は一般捜査員として階級章が銀バッジになったが、『マジレンジャーVSデカレンジャー』では、通常捜査官と特キョウの任務を兼任することになったとして、金バッジに戻っていた。
なぜか女装する機会が多く、本編で26話と45話(このときはスワンの格好)の2回。さらに、『マジレンジャー VS デカレンジャー』ではヒカルと共に女装。その姿はスモーキー曰く「マジで気持ち悪ぅ~」とのこと。さすがにこの時は、ジャスミンに「お馴染み」と言われてしまった。
名前は『ローズマリーの赤ちゃん』『ブラジルから来た少年』など多くの映画作品があるアメリカのサスペンス作家アイラ・レヴィンと「鉄観音茶」より。
デカブライト/リサ・ティーゲル - 演:七森美江/スーツアクター:大林勝
第40話に登場。リュミエル星人。特キョウ1班のチーフでテツの上司。デカブライト(銀色)に変身する。厳格で、職務遂行に当たって一切の感情を挟まない。当初はバンたちの取り組み方を批判していたが、パイロウ星人コラチェクの事件を機に、彼らに対する評価を改めている。

その他

ヌマ・O(ヌマ・オー) - 声:岸野一彦
第22・23・36・37・47・49・最終話登場。ホルス星人。宇宙警察長官。全宇宙の警察機構を統率する最高責任者。黒いデカベースクローラー(=宇宙警察本部庁舎)を指揮して前線にも出る。バンに羽をむしりとられたことがある。名前は『太陽にほえろ!』に出てくる大沼七曲署署長(演:平田昭彦)に、また種族名はエジプトの神ホルスに由来するものと思われる。
ポルポ - 声:二又一成
第1・36話登場。バンの訓練学校時代の教官で無鉄砲さに手を焼いていた。スワンの受賞式でもその姿を見ることが出来る。
ブンター - 声:楠見尚己
第32・33・36話に登場。トート星人。スワットモード修得課程の担当教官。かってはドギーやスワンと同じチームに属していたが、その後ドギーとは犬猿の仲に。苛烈な訓練で地球署のデカレンジャー達を鍛え、チームワークの大切さを教えた。もちろん、スワンの授賞式にも姿を見せている。名前は俳優・菅原文太に、また種族名はエジプトの神トートに由来するものと思われる。
クラレンスK9(クラレンス ケーナイン)
第32・33話に登場。ロボット警察犬。ブンターの助手的存在。マーフィーとは対照的に素直な性格。映画『ロボコップ』の敵役の名が「クラレンス」であり、マーフィーと対をなすネーミングとなっている。
チョウ・サン - 声:加藤精三/スーツアクター:今井靖彦
第35話に登場。テラン星人。ドギーですら敬意を表するベテラン捜査官(実際、既に署長の地位にあるドギーを「新米」扱いした)。宇宙警察地球署開設前に地球に駐在してアリエナイザー犯罪などに当たっていた。ジャスミンの瞳に、亡き娘の面影を見ていた。名前は『太陽にほえろ!』の「長さん」こと野崎太郎(演:下川辰平(故人)。階級が巡査部「長」なので)と、ザ・ドリフターズの長さんこといかりや長介(故人。『踊る大捜査線』『取調室』などに刑事役で出演)の両者に由来するものと思われる。
ギョク・ロウ(通称:ギョクさん。スワンのみ「ギョクちゃん」) - 声:浪川大輔/スーツアクター:福沢博文
第47話・最終話に登場。レオン星人の腕利き捜査官で、地球署開設時に初代デカレッド(候補)として赴任してきた(劇中ではバンに対し「二代目(デカレッド)」と呼びかけている)。ホージー、センちゃん、ジャスミンの恩師。ある事件で負傷し地球を離れるが、のちにヌマ・O長官の肝煎りで宇宙警察の新捜査機関「ファイヤースクワッド」を組織する。事件で負傷した後遺症で、『ウルトラマンレオ』におけるモロボシ・ダン張りに杖をついている。信条は「心は熱く、頭は冷静に」。すなわち、毎回オープニングのナレーションで流れる「燃えるハートでクールに戦う5人の刑事たち」はここからきているのである。名前は玉露から。

宇宙市民たち

宮内刑事(みやうち - ) - 演:石山雄大
第1話。一般警察の刑事。恐らく当初考えられていた設定として、地球の警察との協力活動も視野に入れていたためのキャスティングと思われるが、結果として後の登場は無かった。
フラグラント星人の一家
第3・4話。娘の衛里香(演:吉木りさ)、父の敏郎(演:エド山口)、母の京子(演:藤井佳代子)。実は滅亡したフラグラント星の王家一家。エド山口の出演はファンを喜ばせた。
カーミア/和崎良美(わさき よしみ) - 演:福田峰子
第6話。地球人に擬態していたリドミハ星人。殺害された被害者。
地球での名前の由来は、岩崎宏美の妹の岩崎良美から。
日渡氷狩(ひわたり ひかる) - 演:上村祐翔
第7・8話。念動力を操るエスパー少年。それ故に心を閉ざし、アリエナイザーの甘言に耳を貸し、手助けしてしまう。
マイラ - 演:中本奈奈
第9・10話。嘘を最大の裏切りと考えるザムザ星人の美しい女性。アリエナイザー、シェイクの元恋人で、彼の脱獄によりデカレンジャーの張り込み対象となる。
ティアラ - 演:柏幸奈
第9・10話。マイラの隣室の少女でマイラと仲が良い。
エイミー - 声:中山さら
第12話。オカーナ星人。イモムシのような姿の大きな赤ん坊。地球署に保護されるが・・・。
名前の由来はタレントの中尾ミエから。
フローラ(メリア) - 演:彩月貴央
第15・16話。アンドロイドの少女。
アッティカ・アルパチ - 声:島田敏、アルパチJr. - 声:松本さち
第24話。バリス星人。特殊な喋り方をする。子供思いの父と親思いの息子。
名前の由来はアル・パチーノから?
ハクタク - 声:鈴木れい子/人間態:近野成美(25話のみ)
第25・34・49話。シンノー星人の宇宙漢方医。老婆だが、愛くるしい少女の人間態をとる。センちゃんに助けられてからすっかり惚れ込んでしまっている。
名前の由来は農業と薬学の神・神農および霊獣・白澤
ピロジー - 演:上口耕平
第30話。スロープ星人。ファラウェイの恋人。今時の若者の風貌と性格。
イオ・ヨンマールイッチ - 演:菊地美香
第31話。地球人に酷似するが高い耐熱性を持つトカーサ星人の王女。姿はウメコそっくりで本人達も驚いていた。ウメコとは反対の内気な性格が騒動を招くことになる。
ゴーチャ - 演:小杉勇二
第31話。イオ王女の侍従。「決まりですから」が口癖の堅物。
ギン - 声:鉄炮塚葉子
第34・49話。チャンベーナ星人(作中モブに最も多く登場する異星人である)。貧乏でハクタクのところから薬を万引きしたところを捕まった。悪ぶっているが気のいい少年でセンちゃんと仲良くなる。
テレサ - 演:田中千絵
第37話。マイク星人。地球に定住し、バーでギターの弾き語りをしている。ホージーの恋人なのだが……
ヤーコ - 幼生体の声及び成体(演):中川翔子
第38話。ハートに火が付かないと成体にならない特性を持つファルファ星人。ギャンジャバに騙されて傷心していたところをバンに救われたことがきっかけで成体になった。幼生体は小さくいかにもエイリアンといった風貌だが成体は羽根の生えた人間型。どんな鍵でも開ける能力を持つ。
モンテーン博士 - 声:清川元夢
第42話。ミノロ星人。宇宙観測所の所長を務める高名な科学者だが……
名前の由来は「天文」。
戸増美和 - 演:池田香織
第42・43話。ホージーの妹で唯一の肉親。兄同様奇妙な和製英語を連発する。妹のお見合いに駆けつける為にデカレンジャーロボを路上駐車してしまうシーン(役者本人達もあれはありえないと語っている)はある意味必見。
師匠 - 声:柴田秀勝
第44話。ボクデン星人。銀河一刀流師範でドギーの師匠。故人。
ヒロノブ - 演:松本博之
第46話。仕事で大忙しのウメコの恋人なのだが……

アリエナイザー

惑星間宇宙犯罪者、特に自身の特殊能力を使って犯罪を起こす者の総称。綴りは"Alienizer"で「エイリアン」のもじりと「有り得ない」をかけたもの。

エージェント・アブレラ - 声:中尾隆聖/スーツアクター:岡本美登
敵組織が設定されていないこの物語の敵役。宇宙で一番頭が良いと言われるレイン星人(アブレラはレイン星人の中でも特に頭がいいと言われている)で、地球署が出来る前から様々なアリエナイザーに犯罪を斡旋してきた武器商人。巨大ロボット怪重機のレンタルや巨大化保険など守備範囲は広く、私兵も有している。金儲けのためだけに多くの銀河・星々を滅ぼしながら、自分の正体は完璧に隠してきたが、30話でデカレンジャーと対面する。
デカレンジャーに商売の邪魔をされたための累計損失額が100億ボーンを超えたことに怒り、48話~50話でついに宇宙警察への報復を開始する。デカレンジャー達がロボで戦っているスキを狙って地球署に怪重機ごと突入し、多くのドロイドたちを送り込んでデカベースを強奪。さらにルーレットによって決めたターゲットの街をデカベースに破壊させ、宇宙警察の信頼を失墜させる事や、地球の周りに罠をはり、地球に向かっている宇宙警察の援軍を全て破壊する事までも目論んだ。真の目的は宇宙警察全体を壊滅させて、宇宙を犯罪だらけの世界へと導き、再び多額の悪銭を稼ぐことだった。
だが、スワンの機転とデカレンジャー達のチームワークによってすべては失敗に終わり、「この宇宙に人類がある限り絶対に犯罪はなくならない」という台詞を残しデリートされた。だが、彼にはすでに後継者のエージェントX(冥獣人デーモンのアボロス)がおり『マジレンジャーVSデカレンジャー』でデカレンジャーらと対決することになる。
なお、当初はコミカルなシーンも多々あった(制作側の話だと、最初からラスボスにする予定はなく、アブレラの背後に巨大な組織がいるという設定を考えていた。スーツアクターの岡本も中間管理職の立場で演じていたらしい)が、終盤は犯罪の黒幕としての本性を現したのか、金のためには手段を選ばない冷酷かつ残酷な場面が多かった。
そのデザインは頭がガラスケースで包まれた独特なもので、スーツアクターの岡本によれば、出演シーンに臨む際は、まずこのケースに指紋などをつけないようにかぶせてもらう事が大変な作業だったという。余談だが同じ様なデザインの怪人は、『宇宙鉄人キョーダイン』のデス五人衆の中にも見る事は出来る。
名前の由来はこうもりのような姿から考えてこうもり傘(アンブレラ)からだと思われる。レイン星人は「雨」と「レインマン」(頭が良い)を引っ掛けている可能性もある。
ラブーリ星人/バラン・スー
1話にて買い物中のウメコの乗ったバスを湾岸地区にてバスジャックした。訛り含みの第28銀河系の言語を話す。何者かの指示に従って動いていたようであるが……
名前の由来はてんびん座(リーブラ)と「バランス」から。
ディアマンテ星人/ドン・モヤイダ - 声・演(人間態):菊池隆則
地球署に配属される以前、訓練生時代のデカレッドの追跡を受け、パトストライカーと激烈なカーチェイスを演じたアリエナイザー。怪重機ファンクラッシャーを地球に持ち込み、ビルを原料にして宇宙の宝石を作ろうとした。
名前の由来は名前を逆さに読めばわかるとおり「ダイヤモンド」。
グローザ星人/ヘルヘヴン - 声:酒井敬幸
住み処であるPCの運び手がいないと活動に支障を来すケバキーアに依頼され、ウェルネストーン入手計画の直接的な実行犯となった。
一説では名前の由来は黒澤明監督作品『天国と地獄』らしい。
リコモ星人/ケバキーア - 声:戸部公璽
体をデジタル信号化することで住み処とするパソコンに入り込む能力を持つアリエナイザー。リコモ星以外の空間でパソコンの外に出ると体組織が崩壊し、最低20時間以上はそこに留まらなくてはならない。
名前の由来は「(引き)篭り」と「アキバ系」。
アンリ星人/ベイルドン - 声:三宅健太
マノ・マークに強引に依頼した薬物を用い、地球人の総宇宙ガソリン化計画を企てた。薬物が意図的に不完全なものにされていたために機能せず、欠落している成分である青い液体を探すが……
ドルトック星人/マノ・マーク(岩木 (いわき))- 声・演(人間態):みのすけ
「自らのやりたい研究をやる資金調達」のため、ベイルドンに人間を液体燃料化する薬物を渡した。が、報酬を素直に渡さないだろうと予想して成分を分離していたが、襲いかかってくるとまでは想定していなかったらしくデカレンジャーに保護を願い出てきた。ナマイキな性格。
由来はおそらくドクター(ドクトル)と、「ER」の登場人物ロマノとマーク。
リドミハ星人/カーサス(和崎宏美 わさき ひろみ) - 演:林知花
姉妹であるカーミアと共に地球に暮らす植物宇宙人。しかしその正体は、緑と水を豊富に湛えた惑星を侵略して渡り歩くリドミハ星人の調査員であった。
名前の由来は「緑の葉」と、ストーリー展開からの連想で「火サス」(火曜サスペンス劇場)。また地球での名前は火曜サスペンス劇場のエンディングを歌っていた岩崎宏美より。
ジューザ星人/ブライディ - 声:沼田祐介
鋭い鎌のような両腕を持つアリエナイザー。交通事故で家族を亡くし、車を嫌っている。乱暴な運転をした若者に注意しようとしたところ車のルーフを切断してしまい、それを目撃したカーサスがその手口を真似たことにより殺人の罪を着せられかかった。
名前の由来は「13日の金曜日」と思われる。
クウォータ星人/ダゴネール - 声:高戸靖広
地球人類をフィギュア化してコレクションしようとしたアリエナイザー。子供のような口調が特徴。エスパー少年氷狩の能力を利用して計画を円滑に進めようとした。ダブりは捨てるタイプであるようだ。
名前の由来は「タコ」と「ごねる」。「オタク」を引っ掛けている可能性もある。
名称不明 - 演:岡元次郎
幼き日、自らの能力を忌み嫌っていた頃のジャスミンに殺人の現場を目撃されたアリエナイザー。目撃者を消しにかかるも、後一歩のところでドギーに阻止される。
ザムザ星人/シェイク - 声・スーツアクター:日下秀昭
爆弾製造のスペシャリスト。自らの誇りをかけたその爆弾をベイビーちゃんと称し、それを売っている。脱獄に成功した者のいなかった監獄衛星プリズロンを脱獄・爆破し、元恋人マイラに接触するため地球に現れた。
名前の由来はフェイク(嘘)からか?
ビリーザ星人/ヴィーノ(ギガンテス) - 演:郷本直也
かつて訓練生時代のホージーの親友であり良きライバルであったが、デカの仕事に限界を感じ、自らの腕を金で売る殺し屋となった。今では身体を機械に改造している。アブレラを経由してある依頼を受けていたようであるが……
名前の由来はビリー・ザ・キッドと『ドラえもん』の野比のび太から(のび太が射的が得意なため)だと思われる。
カジメリ星人/ベン・G - 声:檜山修之
かつてドギーにカーチェイスの末捕えられたアリエナイザー。復讐のため、アブレラにドギー暗殺を依頼した張本人。ヴィーノの失敗により、スワンを誘拐して自らドギーに対決を挑む。今では身体の半分近くが機械化されている。釈放されたのか、脱獄したのは不明。
名前の由来は「怨み節」の梶芽衣子とリベンジからだと思われる。地上げ屋な点から「みかじめ料」とする説もある。
クリスト星人/ファーリー - 声:江川央生
光の無い惑星クリスト星の住人。光に極めて弱いという弱点をもち、その克服のために周囲の光をねじまげて吸収する特殊金属ルナメタルを探していた。
名前の由来はドラキュラ伯爵役で有名な俳優クリストファー・リーから。
ティタン星人/メテウス - 声:小谷津央典
自らが製作した兵器を用い、数々の星で破壊活動を繰り返してきた自称「破壊王」。地球を保管場所としていた巨大兵器「ギーガス」の卵が勝手に孵化してしまったため到来。追いつめられ、手にかかって死ぬぐらいならと辞世の句を詠み始めるが……?
名前の由来はギリシャ神話の「ティターン」と「プロメテウス」と思われる。
オズチュウ星人/イーアル - 声・演(人間態):ダンディ坂野
自ら経営する中華料理店「大銀河飯店」にて、極めて強い常習性を持ち、口にした者を即座に虜にする「悪魔のスパイス」を使用した料理を振る舞い、客を人間揚げ餃子にしていた。宇宙酔拳の使い手でもある。全てがうまくいくと「ゲッツ!」とポーズを決める。
ダンディ坂野が演じたため、所々に「ゲッツ!」をはじめとした彼のギャグやアクションが織り交ぜられている。正体を現しても、スーツアクター陣がそのギャグを引き続き行っており、本放送時「ダンディ坂野本人がスーツを着て演じているように見える」と賞賛する声もあった。
さらにこの回はOPの歌詞のGetの所でイーアルのゲッツシーンが挿入されている。
名前の由来は「餃子(チャオズ)」と中国語の「イー(1)」「アル(2)」。…と思いきや、実は撮影所近くにあるビルの中にある中華料理屋のことをスタッフ間で隠語的に「オズチュー」と読んでいる事から来たらしい。(ビルの名にOZが含まれている)
パーフェク星人/サークルバ - 声:不明
イーアルの手下とおぼしきドロイドと「悪魔のスパイス」の取引に現れたアリエナイザー。
名前の由来は忍風戦隊ハリケンジャーのマンマルバ。
ゾイナー星人/ベートニン - 声:岩尾万太郎
地球人と比べ非常に長い寿命を持つアリエナイザー。幕末の頃に地球を訪れた際に事故を起こし、バンの先祖赤座伴之進に救われ、剣の技と武士道精神を学んだ。再会すべく地球を訪れたが既に月日は過ぎた後、変貌した京都を侵略されたものと勘違いしてしまう。
名前の由来は新渡戸稲造から。
ウージョン星人/ジンチェ - 声:堀之紀
互いの額を触れ合わせることで魂を入れ替える力を持つアリエナイザー。今まで何度も魂を入れ替えてきたため、既に元々の自分の姿も覚えていないらしい。
名前の由来はチェンジの逆読みと、犯罪者と刑事の顔を入れ替える、映画『フェイス/オフ』の監督、ジョン・ウーから。
ゲルマー星人/バイズ・ゴア - 声:関智一
様々な星の宇宙警察に「爆弾ゲーム」を挑んできたアリエナイザー。バイズ・ゴアが指定した場所まで移動し、タイマーのスイッチを止め、手に入るヒントを元に惑星破壊爆弾の場所を突き止めろ、というもの。これまで数多くの星が爆破され、正体不明だったが、実は身長5.8センチの極小アリエナイザー。通信機の中に隠れていた。
名前の由来は「ゲーマー」とゲームの「ハイスコア」もしくは特性から考えるに「デバイス(通信機)のコア」から来ていると思われる。
ヘルズ3兄弟
宇宙を荒らしまわるリバーシア星人の凶悪犯罪者兄弟。拠点とした星を徹底的に蹂躙する為、アブレラも地球での商売を断念しようとしたほど。ブリッツの必殺技やタワーを改造してアジトを築いた際に魔法陣のような文様が現れており、なんらかの不思議な力を持っているものと思われる。圧倒的な力でデカレンジャーとデカマスターを翻弄し、怪重機ゴッドパウンダーを以てデカレンジャーロボを危機に陥れた。
リバーシア星人という名前の由来は刑務所で有名な網走
リバーシア星人/ブリッツ・ヘルズ - 声:土田大
3兄弟の長兄。他の2人を合わせたよりも強いと言われる。その強さはディーバズーカの弾丸を握りつぶしてしまうほどである。稲妻状の刀身の剣と多重銃身の銃を操る。必殺技は「グレイトフルデッドサンダー」。デカブレイクを倒すため、サキュバスを巻き添えに必殺技を放った。
名前の由来はブリッツ(閃光)。
リバーシア星人/ボンゴブリン・ヘルズ - 声:桜井敏治
3兄弟の次兄。非常に高い弾性をもつ鍛え上げられた筋肉で全身を固めており、デカマスターのディーソード・ベガすら弾いてしまう一方、その筋肉の隙間が弱点であった。のどちんこを刺激すると巨大化するが、その後筋肉痛に苛まれるらしい。
名前の由来は伝説上の怪物ゴブリン
リバーシア星人/サキュバス・ヘルズ - 演:蒲生麻由
3兄弟の長女で人間態を持つ。3兄弟の中では最初に現れ、ジャスミンを圧倒した上でこれまで繰り返してきた破滅のビジョンを見せた。生命力を吸う能力を持ち、ブリッツが倒された際にはそれを全放出して彼を蘇生させたが、彼女自身は消滅してしまった。
名前の由来はサキュバス
ドラド星人/ゴルドム - 声:黒田崇矢
バリス星人アルパチによる爆弾立てこもり事件を隠れ蓑に、地球銀行の地下金庫への侵入を企てた。
名前の由来は「ゴールド」+「エルドラド」。
スピリト星人/ビョーイ - 声:塩野勝美
ガス状の身体で様々な生命体に憑依する能力を持つアリエナイザー。怪重機を扱う際は円筒形ポット状の特殊な装置を必要とする。
名前の由来は「スピリット(魂)」+「憑依」。
タイラー星人/ダーデン - 声:佐藤正治
違法な筋肉増強剤メガゲストリンを売りさばき、地下闘技場で賭博試合イリーガルマッチを開催していた。高い機動性がウリの怪重機アルティメットイビルを操る。
名前の由来はタイラー・ダーデン
ビース星人/ビーリング - 声:下山吉光
メガゲストリンを飲んで町中で暴れていたアリエナイザー。パトロール中のホージーとテツによって発見される。
名前の由来は格闘家のヒース・ヒーリング
バンダレ星人/ジーバ - 声:高階俊嗣
26、45話。26話ではホージーと1対1で戦い、一度は勝利を収める。再戦時は過酷な特訓を積んだホージーに追い詰められ、クスリを使ってまで勝とうとしたが敗北、そのまま逮捕される。45話で登場した頃には釈放されており、テレビ局のADとして上司に怒られながらも働いている。
名前の由来は格闘家のヴァンダレイ・シウバ
バリゲ星人/ミリバル - 演:大林勝
竜巻を引き起こす能力を持つアリエナイザー。最大で大型台風並みの威力を誇るが、一度大幅に能力を使ってしまうと勢力を回復するまで能力が使えず、人間の姿で潜伏していた。かつてワンデ星人ニワンデとコンビを組んでいた。義賊を名乗り、人を傷つけないことを信条としていたが、ある日誤って人を殺してしまったことをきっかけに道を踏み外してしまった。
名前の由来は「ハリケーン」と過去に使われていた気圧の単位「ミリバール」。
ワンデ星人/ニワンデ - 演:津久井教生
監獄衛星アルカポで服役中のアリエナイザー。バリアを張る能力があり、かつてバリゲ星人ミリバルと組んでいた時はバリアによって現場を外部から隔離する役割を担っていた。ちなみにニワンデが兄貴分にあたり、ミリバルも彼を「兄貴」と呼ぶ。
名前の由来は前作『爆竜戦隊アバレンジャー』で津久井が演じたヤツデンワニと、駄洒落の「電話に出んわ」の逆読み。
パウチ星人/ボラペーノ - 声:坂口候一
アリエナイザーの細胞を元に、その容姿と能力をコピーすることが出来る。スペキオン星人ジェニオの信奉者の1人であり、彼の「芸術」に憧れて地球署が担当した事件をケバキーア、ベイルドン、カーサス、ダゴネール、シェイク、そしてブリッツの順に模倣した他、アブレラに製作させた3兄弟の怪重機のレプリカに搭乗。
名前の由来はのっぺらぼうから。
スペキオン星人/ジェニオ - 声:野田圭一
鏡の中に人や物を封じ込め「ポートレート」を作り上げる。自らの犯罪を芸術と称し、信奉するアリエナイザーは少なくない。テツの手によって光の全くささないクリスト星に追い込まれて逮捕、特殊監獄惑星アルカポに投獄されていたが、テツの涙を利用し、脱獄する。
名前の由来は英語のジーニアス(天才)からと思われる。スペキオンはイタリア語で「鏡」のspecchioという説があり、ジェニオもイタリア語である可能性もある。
スロープ星人/ファラウェイ - 演:あじゃ
エージェント・アブレラの依頼を受け、怪重機によるクリスタル輸送を請け負うが途中で心変わり、それを奪い逃走して彼氏ピロジーの待つ地球へ。その奪回を図るアブレラとドロイドの追跡を受けることになる。本人は高価な宝石であると思っていたそのクリスタルには、全く別の本性が隠されていた。
プコス星人/ジャッキル - 声:遠近孝一
トカーサ星人マチカに依頼され、イオ王女の暗殺を謀ったアリエナイザー。兎に角テンションが高い。ライフルによる射撃能力も抜群であるが、デカレンジャーを相手に接近戦もこなす等非常に高い戦闘能力を見せた。
名前の由来はプコスはスコープの逆さ読み、ジャッキルは『ジャッカルの日』からだと思われる。
トカーサ星人/マチカ - 演:河野しずか
トカーサ星王家の分家出身にあたるイオ王女の侍女。本家であるイオ王女を亡き者にし、分家を本家とするべくイオ王女の暗殺を企てた。
カラカズ星人/サノーア - 声:田中総一郎
宇宙マフィア、ズンダーズファミリーの首領。大量破壊兵器にエネルギー源として用いられるギュータニウムを取引するため、地球にやってきたアリエナイザー。少々怒りっぽい模様。手下のボッツ星人ゾータクが居眠りして現場に現れず、単身デカレンジャーに立ち向かい、スーパーデカレンジャーロボの前にあえなく逮捕されてしまうのだが……。
県警対組織暴力の脚本「笠原和夫」と出演者「佐野浅夫」が由来であるらしい。
ズンダーズファミリーの名前の由来は、本作と同じく犯罪者と戦う『未来戦隊タイムレンジャー』の敵組織ロンダーズファミリーより。
ボッツ星人/ゾータク - 声:川津泰彦
カラカズ星人サノーアの部下。サノーアが逮捕されてしまい、アブレラに泣きついて新製品「マッスルギア」を手に入れ、護送中のサノーア奪回に成功した。パワーは高いが、知能はあまり高くないようである。
名前の由来は俳優の故・川谷拓三から。
サウザン星人/ギネーカ - 声:山口勝平
父親が星間評議会の議長を務めるセレブなアリエナイザー。ある「ゲーム」をするため地球にやってきた。ゲームとは特殊な腕輪に変形する宝玉を町に放ち、それを手に入れ腕輪をはめた者をターゲットとし、怪重機で「狩り」を行うという非道なもの。父親の権力をあてにしており、デリート許可を受けても全く動じず、「パパに取り消して貰おう。」と言った。飛行能力と大量のミサイルを一斉射する能力を持つ怪重機ミリオンミサイルを操る。
名前の由来はサウザント(1000)と金?(或いはカーネギー?)
ハンドレ星人/デーチョ - 声:高瀬右光
サウザン星人ギネーカの「ゲーム」に参加していたアリエナイザー。怪重機アルティメットイビルを操る。
名前の由来はハンドレット(100)と高級住宅地として有名な田園調布からと思われる。
テンテ星人/シロガー - 声:北島淳司
ハンドレ星人デーチョと同じくサウザン星人ギネーカのゲームに参加していたアリエナイザー。元はメガロリアが欲しかったが、売り切れていたため、怪重機エンバーンズをかった。
名前の由来はテン(10)と高級住宅地として有名な白金、あるいは白金台からと思われる。
テンカオ星人/ラジャ・ナムナン - 声:田中亮一
数々の星で繰り返し人を殺めていたアリエナイザー。チョウ刑事の娘リルルにアジトの場所を発見され、殺害するも証拠不十分で逮捕には至らなかった。
おそらく「テンカオ(蹴りの種類)」と「ラジャダムナン・スタジアム」が由来。
テンカオ星人/ゴレン・ナシ - 声:藤田清二
テンカオ星人ラジャ・ナムナンと共に殺人を繰り返していたアリエナイザー。大のパチンコ好きである。チョウ刑事を殺そうとしたが、返り討ちにあった。
名前の由来はナシゴレンから。
テンカオ星人/ヤム・トムクン - 声:七枝実
テンカオ星人ラジャ・ナムナンと共に殺人を繰り返していたアリエナイザー。かなりの酒好きである。チョウ刑事に射殺される。
名前の由来はトムヤムクンから。
ポッペン星人/ハイマル - 声:龍田直樹
宇宙警察科学捜査研究所の科学者だったが、同僚のスワンを妬み出奔。その後アブレラにそそのかされ最強怪重機の製作に乗り出す。一人称は「ハイマルさん」。
名前の由来はおそらくロバート・オッペンハイマー。ドギー・クルーガーが『BLEACH』に登場するキャラ「狛村左陣」の原点になったとう説に似て、このキャラが同漫画に登場のキャラ「涅マユリ」の原点と見られる(ただしどちらも確たる根拠は無い。余談だが『BLEACH』のアニメにおいて涅マユリの声を担当しているのは本作でエージェント・アブレラを演ずる中尾隆聖である)。
マイク星人/クロード - 声・演(人間態):辻本祐樹
地球人の若い女性の肉体からある成分を完全に抜き取り殺害するという犯行を繰り返していた。その本当の目的は、その成分を原料に姉の患っている不治の病を治療することであった。
名前の由来は、女性から抜き取られた成分がバラの花に似ているので、「バラが咲いた」という曲からの連想で、マイク真木真木蔵人親子。
アラドン星人/ギャンジャバ - スーツアクター、声 、人間態:岡本美登
ファルファ星人ヤーコの錠を操る能力を利用して強盗を繰り返したアリエナイザー。ヤーコは親を亡くした自分を拾ってくれた恩人だと信じていたが、実は彼がヤーコの両親を殺害した張本人だった。
名前の由来はアラン・ドロンジャン・ギャバンから。
ユイルワー星人/ミーメ - 声:富沢美智恵、スーツアクター:小野友紀
魂となって他人の夢に入り込む能力を持つ。若返りの薬を作るため、自分が入り込みやすい昏睡状態に陥らせる薬をばらまいた上で地球人の夢に侵入し、魂を集めていた。
名前の由来は「悪い夢見」からだと思われる。
パイロウ星人/コラチェク - 声:島田敏
体自体が炎で形成されているアリエナイザー。地球上で活動しやすくするため、アブレラからスーツを購入して使用していた。
名前の由来は炎を示すパイロからと思われる。
アサシン星人/ジンギ - 声:高山みなみ
自分の秘技に絶対の自信と誇りを持ち、バカにされることを嫌うイレイザー。殺し屋としてすでに1000人を越すエイリアンを殺害している。これまで誰にも見破れなかった秘技の鍵は、その辮髪にあった。
名前の由来は暗殺者を意味するアサシンと仁義か?
ギラーク星人/ドン・ビアンコ - 声:江川大輔
ザブン星人ドン・ブラコを相手に勢力争いを繰り広げていた宇宙マフィアのボス。アサシン星人ジンギの秘技によって消されてしまう。
ザブン星人/ドン・ブラコ - 声:宗矢樹頼
ギラーク星人ドン・ビアンコと勢力争いを繰り広げる宇宙マフィアのボス。ジンギの雇い主。報酬支払いの際、金額で揉めたうえ、ジンギの秘技をけなしてしまい消されてしまった。
名前の由来は波の音(ザブン・ドンブラコ)から。
スマスリーナ星人/ニカレーダ - 声:柴本浩行
宇宙生物星ブラウゴールを様々な星で繁殖させ、売りさばいてきたアリエナイザー。ブラウゴールの特徴を利用し、超巨大隕石を各惑星に呼び寄せ激突させる方法で一気にブラウゴールを繁殖させていた。地球ではその方法を実施するためにミノロ星人モンテーン博士を殺害、偽装してその天文台を利用していた。
名前の由来は「誰かになり済ます」の逆読み。
宇宙生物/ブラウゴール兄弟
星そのものを食料とし、食べ尽くしてしまう宇宙生物。生命力・戦闘能力共に非常に高い。また口からはき出す泡は強い酸性を示し、デカバイクロボのスリーブソードをも溶かす。兄が倒された際に放出された莫大なエネルギーを地下で潜んでいた弟が吸収し、段階を経て最終的に超巨大な大きさにまで成長した。特に弟はボルカニックバスターが通用しないほど手強い。
ボクデン星人/ビスケス - 声:草尾毅
ドギーの兄弟弟子で、銀河一刀流の師匠の息子。免許皆伝をドギーに奪われ逆恨みし流れ者となる。ディーソード・ベガと対になるディーソード・アルタイルを持つ。アブレラの依頼を受け、デカレンジャーを襲って階級章やSPD隊員章を嬉々として奪っていた。デカマスターと対決するが、ディーソード・ベガで一刀両断された。
名前の由来はうお座(ピスケス)から。塚原卜伝にも因んだと思われる。
アモーレ星人/バーチョ - 声:松野太紀
第26・45話。雌雄同体が特徴のアモーレ星人。26話で女装したテツに惚れてしまうが、蛹になってしまった為に行動不能になってしまう。45話でようやく動けるようになり、奇妙な人形を贈りつけるなどテツに対してストーカー行為を働く。あまりのしつこさにデリートしようとしたが当然許可されず、テツはバーチョに抱かれたまま年を越してしまった。口癖は「アモ~レ~」。
由来はおそらくイタリア語の「愛」と「キス」。
スケコ星人/マシュー - 声:細井治
若い女性達からピュアハートを奪うため、1時間だけ相手の理想の姿に変身することを可能とするサイコマッシュを利用して結婚詐欺を働いていた。ピュアハートを奪われた女性が砂と化してしまう事を「幸福の代償」と称していたが、自身がピュアハートを採集して何を企んでいたのかは不明。
名前の由来はスケコマシからだと思われる。
ダイナモ星人/テリーX - 声:浜田賢二
地球署にデカスーツなどの設備が配備される以前に現れたアリエナイザー。エスパーを襲い、極めて高性能な乾電池へ変換しそれを売りさばいていた。また、身体の乾電池充電器にその乾電池をセット、そのパワーを用いて巨大化可能。かつての地球署デカレッド候補ギョク・ロウに重傷を負わせた張本人。
名前の由来はダイナモとバッテリーから。
クラーン星人/ジェリフィス - 声:塩屋浩三
他の生命体の中枢神経系に寄生し、意のままに操る能力を持つ。海を偏愛し、これまで8つの惑星を水没、地球を9番目の別荘に仕立て上げようとアブレラからココカプセルを手に入れた……が、全てはアブレラの作戦の内であった。
名前の由来はくらげ(ジェリーフィッシュ)から。
ギモ星人/アンゴール - 声:園部啓一
アブレラがデカベース強奪作戦に際して特殊刑務所から脱獄させた最強アリエナイザーの1人。極めて強いパワーの持ち主で、そのパワーをさらに強める機能を持つスーパーマッスルギアを装着している。怪重機アブトレックスの操縦を担当。
名前の由来はキモとアンコウから。
ゲド星人/ウニーガ - 声:中井和哉、スーツアクター:岡元次郎
アブレラがデカベース強奪作戦に際して特殊刑務所から脱獄させた最強アリエナイザーの1人。剣技に優れており、アブレラが売買する中で最高性能の戦闘用ドロイド、イーガロイドのベースとなった。その必殺技のオリジナルであるクロスバーストを放つ。剣術特性を持ったスーパーマッスルギアを持つ。
名前の由来はトゲとウニから。
ジャーゴ星人/スキーラ - 声:篠原恵美
アブレラがデカベース強奪作戦に際して特殊刑務所から脱獄させた最強アリエナイザーの1人。射撃の能力が極めて高く、動作速度を速めるスーパーマッスルギアを装備することでさらに拍車をかけている。また、彼女が用いているスナイパーライフルと同型と思われるものを、プコス星人ジャッキルが使用しており、それだけ性能が認められているモデルなのであろうと推測される。
名前の由来は蝦蛄(しゃこ)と海の魔物スキュラから。
ドラグ星人/ガニメデ - 声:岸祐二
アブレラがデカベース強奪作戦に際して特殊刑務所から脱獄させた最強アリエナイザーの1人。防御特性のスーパーマッスルギアを装備していた。そのハサミによってあらゆるものを切り刻み、大規模破壊から急所を狙った一撃まで使い分ける器用さを持ち合わせる。なぜか泡が大好き。
名前の由来はカニとガニメデ、そして「かに道楽」から。
ギンジフ星人/カザック - 声:大友龍三郎
デカレンジャー VS アバレンジャー」に登場するアリエナイザー。広島弁でしゃべる粋のいい兄さん。様々な物に擬態する能力を持ち、絨毯や畳といった固定物や、別の人間にも姿を変えることができる。彼はこの能力を利用して、烏やヌマ・O、さらに、なんと『忍風戦隊ハリケンジャー』のハリケンレッドにまで姿を変え、デカレンジャーらを攻撃した。
全くの余談だが、彼がハリケンレッドに変身したことにより、ハリケンレッドは3年連続で戦隊シリーズに登場するといった快挙を成し遂げた。これは、「救急戦隊ゴーゴーファイブ」「タイムレンジャーVSゴーゴーファイブ」「ガオレンジャーVSスーパー戦隊」に3年連続で登場したゴーレッド、ゴーイエローに並ぶ記録である。
名前の由来はヤクザ映画で有名な映画監督の「深作欣二」。広域宇宙暴力団ビローノファミリーの幹部との事だが、こちらは「美能組」が由来だろう。
ガスドリンカーズ
劇場版に登場するアルゴル星人4人組のアリエナイザー。人間を機械奴隷にするウイルス『金色の雪』を使用して第17銀河系レスリー星を壊滅させた張本人であり、次のターゲットを地球に定めてやってきた。人間態の姿、及び怪人態の声は、かつての戦隊シリーズで敵幹部を演じたことのある俳優が務めているのが興味深いところ。アルゴル星人の名前の由来は「アルコール」から。
アルゴル星人/ヴォルガー - 演:遠藤憲一
ガスドリンカーズのリーダー。ジャアクンドーなる武術を用いる。演じた遠藤は、かつて「忍者戦隊カクレンジャー」の貴公子ジュニア/ガシャドクロなどを演じていた。名前の由来は「ウォッカ」から。
アルゴル星人/ブランデン - 演:田村円
ガスドリンカーズの一員。演じた田村は、かつて「五星戦隊ダイレンジャー」のザイドス少佐などを演じていた。名前の由来は「ブランデー」から。
アルゴル星人/ジーン - 演:天祭揚子
ガスドリンカーズ唯一の女性。演じた天祭は、かつて「五星戦隊ダイレンジャー」のガラ中佐などを演じていた。名前の由来は「ジン」から。
アルゴル星人/ウインスキー - 演:岡本美登
ガスドリンカーズの一員。演じた岡本は、本作でエージェント・アブレラのスーツアクターを担当しており、さらに本作38話のアラドン星人/ギャンジャバ、その他過去の多くの戦隊シリーズにスーツアクター、俳優、声優として出演。名前の由来は「ウイスキー」から。
チグカデ星人/ビルヂーグ - 声:?
マジレンジャー VS デカレンジャー」に登場。バラン・スーに匹敵するほど巨大なアリエナイザー。胃袋に入れたものを別の次元に飛ばす能力を持つ。誘拐の常習犯であり、バボンやエージェントXと契約し、小津家の人々を誘拐する役目を授かっていたが、デカレンジャーに逮捕され、口封じのためバボンに殺される。名前の由来は「デカ口」「唇」。
アルゴル星人/バボン - 声:長嶝高士
ビルヂーク同様「マジレンジャー VS デカレンジャー」に登場。ガスドリンカーズと同じアルゴル星人だが、両者の間に特別な繋がりは無い模様。アブレラの後継者、エージェントX=冥獣人デーモン・アボロスと契約しており、胸にはビームを吸収する魔方陣が描かれている。背の低い女性には興味が無い。名前の由来は「バーボン」。