「愛知機関区」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
Kawasemi556 (会話 | 投稿記録) 敷地面積を追加 |
編集の要約なし タグ: 差し戻し済み モバイル編集 モバイルウェブ編集 改良版モバイル編集 |
||
76行目: | 76行目: | ||
; [[国鉄DD51形ディーゼル機関車|DD51形]] |
; [[国鉄DD51形ディーゼル機関車|DD51形]] |
||
: 1000番台1両、800番台5両の計6両 |
: 1000番台1両、800番台5両の計6両(825・857・1028・1801・1802・1804号機)が所属している。 |
||
* 主に[[関西本線]]の貨物列車で運用され、以前は[[高山本線]]、[[紀勢本線]]、[[伊勢鉄道]][[伊勢鉄道伊勢線|伊勢線]]でも運用されていた。2021年(令和3年)3月のダイヤ改正をもって全車両の運用が終了した。 |
* 主に[[関西本線]]の貨物列車で運用され、以前は[[高山本線]]、[[紀勢本線]]、[[伊勢鉄道]][[伊勢鉄道伊勢線|伊勢線]]でも運用されていた。2021年(令和3年)3月のダイヤ改正をもって全車両の運用が終了した。 |
||
2022年(令和4年)5月から7月にかけて825・857・1802・1804の4両が解体されて、2022年(令和4年)9月現在は暖地仕様機の2両(1028・1801)のみが在籍している。 |
|||
== 脚注 == |
== 脚注 == |
2022年12月22日 (木) 14:37時点における版
愛知機関区 | |
---|---|
手前の建物が仕業庫、奥の建物が検修庫 | |
基本情報 | |
鉄道事業者 | 日本貨物鉄道 |
帰属組織 | 東海支社 |
所属略号 | 愛 |
車両基地概要 | |
敷地面積 | 100,810 m2 |
配置両数 | |
電気機関車 | 35両 |
内燃機関車 | 42両 |
合計 | 77両 |
備考 |
2022年(令和4年)3月現在のデータ[1] 敷地面積は有価証券報告書の値[2] |
愛知機関区(あいちきかんく)は、愛知県稲沢市下津町にある日本貨物鉄道(JR貨物)の機関区である。東海道本線の清洲駅 - 稲沢駅間に隣接する。JR貨物の電気機関車、ディーゼル機関車、貨車、内燃機関の検査修繕業務を行う。
歴史
- 1994年(平成6年)5月2日 - 稲沢機関区と稲沢貨車区を改組の上、車両配置区として愛知機関区が分離発足[3]。
- 2015年(平成27年)4月 - 名古屋車両所での内燃機関検修業務を当区に移管し、愛知機関区稲沢派出が発足[4]。
構内設備
所在地は愛知県稲沢市下津町字南カマである[5]。
敷地の中ほどには、有効長4両の検修庫が6線あり[6]、交番検査・台車検査・重要部検査が施工される[7]。西側より、貨車用の1・2番線、電気機関車・ディーゼル機関車を在姿状態で検査する3・4番線、リフティングジャッキを備えた5・6番線となっている[7]。
敷地北側には、3線を備える仕業庫があり[6]、電気機関車やディーゼル機関車の仕業検査を行っている[8]。敷地南側には、転削庫を2線備えている[9]。
稲沢派出は、敷地中ほどの検修庫の北東、稲沢線上り線の外側の用地(稲沢駅貨物取扱所[10]跡)に設置されている。重要部検査・全般検査の際に機関車から取り外されたディーゼルエンジンが機関区・車両所から搬入され、整備を行う。
主な業務は、自区所属の電気機関車については仕業検査・交番検査・台車検査(重要部検査)および臨時修繕を担当するほか、各種貨車や内燃機関の検修を行っている[4][5]。
所属車両の車体に記される略号
「愛」・・・愛知を意味する「愛」から構成される。
所属機関車
電気機関車
- EF64形
- 1000番台35両(1002 - 1005・1008 - 1011・1013・1015・1017・1018・1020 - 1028・1033 - 1039・1042 - 1047・1049号機)が所属している。
- 中央本線、篠ノ井線、山陽本線、伯備線にて運用されている。
- 2010年3月13日のダイヤ改正以降、高崎機関区や岡山機関区に配置されていたEF64形を全機当区へ転属させ、JR貨物に在籍する全てのEF64形が当区に配置となっている[11]。
ディーゼル機関車
- DE10形
- 1000番台1両、1500番台6両の計7両(1165・1557・1562・1592・1723・1725・1727号機)が所属している。2022年(令和4年)現在は1557号機の1両のみが運用中である。
- 日本車輌からの甲種輸送も担当する。
- 以前は西浜松駅に常駐していた車両が日本車輌の甲種輸送を行っていたが、2019年(平成31年)3月のダイヤ改正で西浜松駅での入換作業は担当しなくなり、日本車輌からの甲種輸送の際は、甲種輸送がある前日に当機関区がある稲沢駅から単機回送されることになった。
- DF200形
- 200番台8両(201・205 - 207・216・220・222・223号機)が所属している。
- DD200形
- 900番台1両、0番台20両の計21両(901・1 - 20号機)が所属している。
- 入換作業と貨物輸送の双方で運用可能な形式であり、DE10形及びDD51形の後継機にあたる。
- 愛知機関区所属であるが、東北地区から九州地区まで幅広い運用区間を保有している。運用区間は以下の通り。
- 甲種輸送の牽引にも充当しており、従来のDE10形による運用を順次置き換えている。運用区間は以下の通り。
- DD51形
- 1000番台1両、800番台5両の計6両(825・857・1028・1801・1802・1804号機)が所属している。
2022年(令和4年)5月から7月にかけて825・857・1802・1804の4両が解体されて、2022年(令和4年)9月現在は暖地仕様機の2両(1028・1801)のみが在籍している。
脚注
- ^ a b 『2022貨物時刻表』 鉄道貨物協会、2022年(令和4年)。
- ^ 第35期有価証券報告書 35頁 (PDF) - 日本貨物鉄道
- ^ 『JR気動車客車編成表』'02年版、ジェー・アールアール、2002年、p.230、ISBN 4-88283-123-6
- ^ a b 『鉄道ジャーナル』通巻598号、p.22
- ^ a b 『鉄道ジャーナル』通巻598号、p.23
- ^ a b 『鉄道ジャーナル』通巻598号、p.21
- ^ a b 『鉄道ジャーナル』通巻598号、p.24
- ^ 『鉄道ジャーナル』通巻598号、p.29
- ^ 『鉄道ジャーナル』通巻598号、p.30
- ^ 停車場配線研究会 『新 停車場線路配線ハンドブック』 吉井書店、1995年、p.347
- ^ 0番台はJR東日本高崎車両センター所属の37号機のみ在籍し(2020年時点)、JR貨物所属機は残存しない
参考文献
- 鶴通孝「愛知機関区に注目」『鉄道ジャーナル』第598号、鉄道ジャーナル社、2016年8月、18 - 31頁。