「戦隊大失格」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし |
編集の要約なし |
||
12行目: | 12行目: | ||
| 開始日 = 2021年2月3日{{R|natalie20210203}} |
| 開始日 = 2021年2月3日{{R|natalie20210203}} |
||
| 終了日 = |
| 終了日 = |
||
| 巻数 = 既刊8巻(2022年12月現在) |
| 巻数 = 既刊8巻(2022年12月現在)<ref>https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000371030</ref> |
||
| 話数 = |
| 話数 = |
||
}} |
}} |
2022年12月15日 (木) 15:44時点における版
戦隊大失格 | |
---|---|
ジャンル | 少年漫画 戦隊アクション[1] |
漫画 | |
作者 | 春場ねぎ |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | 週刊少年マガジン |
レーベル | 講談社コミックス |
発表号 | 2021年10号 - |
発表期間 | 2021年2月3日[1] - |
巻数 | 既刊8巻(2022年12月現在)[2] |
アニメ | |
原作 | 春場ねぎ |
監督 | さとうけいいち |
放送局 | |
放送期間 | - |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 漫画・アニメ |
『戦隊大失格』(せんたいだいしっかく)は、春場ねぎによる日本の漫画作品。『週刊少年マガジン』(講談社)にて、2021年10号から連載中[1]。
沿革
2020年12月23日、本作が『週刊少年マガジン』で連載されることを発表[3]。連載開始前の2021年1月28日、春場の作品『五等分の花嫁』の公式Twitterにて、本作のPVが公開される[4]。PVでは同作で四葉役を務めた佐倉綾音がナレーションを担当[4]。同年2月3日発売の同誌10号より、連載を開始[1]。
2022年2月3日、本作の連載1周年と単行本の第4巻発売を記念して、『五等分の花嫁』のゲームアプリ『五等分の花嫁 五つ子ちゃんはパズルを五等分できない。』にてコラボレートし、イベントが開催された[5]。
あらすじ
この作品記事はあらすじの作成が望まれています。 |
登場人物
悪の怪人軍団
- 戦闘員D
- 本作の主人公。悪の怪人軍団に所属する戦闘員。日曜決戦に乱入し、台本にない攻撃をしたが、レッドキーパーに瞬殺されてしまう。改めて自分達が悪役ではないことを理解し、一人地上に残り、大戦隊に潜入した。そして桜間の協力を得て桜間日々輝として生活している。
- XX(えくすず)
- 戦闘員。浮遊城に残留せず幹部がやられた後も徹底抗戦を続ける誇り高き怪人少女。
- ペルトロラ
- 「酉」を担う怪人幹部。パイロンの巣を襲撃した幹部。錫切によって逃がされ、ブルーキーパーを殺しXXと共に姿を消した。
- マガティア
- 「巳」を担う怪人幹部。高度の幻術を使う。自分を追ってきたグリーン部隊の隊員達を全滅させた過去を持つ。ウロボロスにて桜間に擬態したD達グリーン隊と対峙し討伐された。
- 大怪人デスメシア
- 怪人幹部が復活させようとしている大怪人。レッドキーパー曰く、戦争1年目で大戦隊がデスメシアの復活を阻止していなければ、人類が滅んでいた未来もあったという。
竜人戦隊ドラゴンキーパー
- レッドキーパー/赤刎 創星(あかばね そうせい)
- レッド部隊を率いる正一位の隊員。竜人戦隊ドラゴンキーパーのリーダー。
- 理想の上司ランキングでは10年連続1位に輝いており、親しみやすさと甘いマスクでファンも多い。しかし、怪人を馬鹿にしたり、自分の地位を脅かした側近の緋村を殺害するなど、世間のイメージとは裏腹の腹黒い一面を持つ。
- 戦闘員Dと対峙した際に神具を奪われるという失態を犯した(現在、神具は錫切の手に渡っている)。それ以来変身することもできなくなったため、わざわざただのスーツを着用する羽目になっている。
- ブルーキーパー/青嶋 庄吾(あおじま しょうご)
- ブルー部隊を率いる正一位の隊員。同じブルー部隊の藍染には、「口も態度も性格も最悪」と称されている。
- 輸送中の現金を狙い襲うほどの非行少年だったが、怪人に騙され傷を負った所をレッドキーパーに助けられブルーキーパーの後任を任せられた。対幹部ペルトロラ、怪人D戦にて命を落とした。
- イエロキーパー
- イエロー部隊を率いる正一位の隊員。
- グリーンキーパー/千鳥 (ちどり)
- グリーン部隊を率いる正一位の隊員。
- 正体を隠しているため、大戦隊の中でもその正体を知っている者は非常に少なく、普段は情報屋としても活動している。
- 変身前は比較的落ち着いていて気さくな性格であるが、変身すると性格が変わり、テンションが高く騒がしい性格になる。
- ピンクキーパー/桜間 世々良(さくらま せせら)
- ピンク部隊を率いる正一位の隊員。
- 桜間日々輝の姉。重度のブラコンだが、周りにはそれを隠している。下半身が不随で、変身時にのみ立つことができる。
- 幼少期は陸上競技をしており、大会記録更新の実績を持つほどの実力を持っていた。しかし、怪人ペルトルラによる宗教施設襲撃事件の際に下半身不随になり、以来車椅子での生活を余儀なくされている。
レッド部隊
- 赤刎 創星(あかばね そうせい)
- レッド部隊正一位。詳細は#赤刎創星を参照。
- 緋村 仁(ひむら じん)
- レッド部隊従一位。
- 次期レッドキーパーの座を狙っていた。レッドキーパーの神具の情報を流すなど、裏では悪事を働いている。赤刎とは無色隊員の頃から指導してもらっていた仲だったが、「全一位隊員大直会」にて、神具が奪われたことを理由にして彼に辞意を提案したところ、怒りを買いその場で殺害された。
- 朱鷺田 隼(ときた しゅん)
- レッド部隊正三位。
- レッド部隊の正三位。パンダのような化粧をしている高圧的な青年。普段から怪人を見下す発言を繰り返している。
- 神具を奪いに来た戦闘員Dの擬態を見破るも、反撃を受け敗れ、顔面に重症を負った。
- 最終試験で怪人役を務めている。
ブルー部隊
- 青嶋 庄吾(あおじま しょうご)
- ブルー部隊正一位。詳細は#青嶋庄吾を参照。
- 藍染 小町(あいぞめ こまち)
- ブルー部隊従一位代理。
- パイロンの巣にて幹部と交戦中、絶体絶命の所を小熊によって救われる。最終試験で怪人役を務めている。
- 瑠璃 真太(るり しんた)
- ブルー部隊正三位。
- 青嶋にブルー部隊駐屯地・浮遊城支部の指揮を任された。
- 碧流 亜乱(へきる あらん)
- ブルー部隊従三位。
- 青嶋にブルー部隊駐屯地・浮遊城支部の指揮を任された。目が隠れるほど前髪が長い。どもるような話し方をし、根暗で無気力な性格をしている。イジメられていた過去をもつ。位階持ちだが、素手での戦闘は弱い。
- 青嶋より命じられた戦闘員Dの捜索をしていたところ、彼を発見し対峙した。
- 木をいとも簡単に切り倒す神具レプリカで戦う。「青龍レヴィアタン」をその神具レプリカに宿し、
闇御津羽神 という名の粘性の高い溶解液を用いた戦闘スタイルで戦闘員Dと戦った。
イエロー部隊
- イエローキーパー
- イエロー部隊正一位。詳細は#イエローキーパーを参照。
- 錫切 夢子(すずきり ゆめこ)
- イエロー部隊従一位。
- 戦闘員Dの正体を知っている数少ない人物。大戦隊を壊滅させようと画策しており、脅す形で強引に戦闘員Dを引き入れた。その一環で戦闘員Dに神具を集めさせている。桜間日々輝は彼女のことを「深く関わってはいけない」と称しており、側にいて彼女を監視していた。
- 最終試験で怪人役を務めている。
グリーン部隊
- グリーンキーパー
- グリーン部隊正一位。詳細は#グリーンキーパーを参照。
- 翡翠 かのん(ひすいかのん)
- グリーン部隊従一位。JKだが口調も目つきも悪い(寝顔は可愛い)。
- 桜間 日々輝(さくらま ひびき)
- グリーン部隊隊員。
- 戦闘員Dの正体を知っている数少ない人物。大戦隊を正そうと目論み、内部告発を試みるほど正義感に溢れている青年。姉にピンクキーパーの桜間世々良をもつ。戦闘員Dと出会った当時は「無色」の隊員だったが、戦闘員Dが彼に扮して試験を突破したため、肩書き上ではグリーン部隊に所属となっている。
- 幼少期よりドラゴンキーパーに憧れていたが、「野蛮だ」と禁じられる家庭で育つ。やがて父親と母親は怪人ペルトルラの率いる宗教にのめりこんでいき、彼も一時期影響されていた。しかしある日、怪人ペルトルラによる宗教施設襲撃事件の際に両親を殺害され、姉の世々良は足の機能を失った。そこへ助けにきた青嶋庄吾の前任のブルーキーパーに命を救われ、退任後も親代わりとなって育ててもらったことを恩に感じており、彼に憧れて大戦隊に入隊した経緯をもつ。
- 人も怪人も等しく生きられる社会を目指しており、戦闘員Dに片腕と自身の存在を犠牲に力を貸し、その姿を消した。
- 薄久保 天使(うすくぼ えんじぇる)
- グリーン部隊隊員。
- オッドアイの少女。陰気臭い。最終試験にて足の怪我を理由に対戦中である石川に棄権を促された際「舐めんな」と発言している。石川と共にグリーン組として最終試験に挑んだ。
ピンク部隊
- 桜間 世々良(さくらま せせら)
- ピンク部隊正一位。詳細は#桜間世々良を参照。
- 撫子 益荒男(なでしこ ますらお)
- ピンク部隊の従一位。ムキムキな紳士。
訓練生
無色部隊の訓練生。試験を突破することによって各部隊にスカウトされ正隊員になる権利を得ることが出来る。
- 桜間 日々輝(さくらま ひびき)
- 現グリーン部隊隊員。詳細は#桜間日々輝を参照。
- 薄久保 天使(うすくぼ えんじぇる)
- 現グリーン部隊隊員。詳細は#薄久保天使を参照。
- 獅音 海(しおん かい)
- 兄を幹部と思われる怪人に殺されたため怪人を憎んでいる青年。Dと共にレッド組として最終試験に挑んだ。
- 小熊 蘭丸(こぐま らんまる)
- 口数が少ない青年。機械いじりが得意。浦部とは小学生からの友達。藍染を幹部ペルトロラから守る際重症を負ってしまった。浦部と共にブルー組として最終試験に挑んだ。
- 来栖 大和(くるす やまと)
- モテるために大戦隊を目指すチャラい青年。足が速い。腰抜けな所もあるが最終試験、対幹部ペルトロラ戦では持ち前の足の速さで活躍を見せた。雪野と共にイエロー組として最終試験に挑んだ。
- 七宝 司(しっぽう つかさ)
- 脳筋。何よりも筋肉を信じている。頭は悪い。パワーなら飛び抜けて強く、軽い攻撃なら彼の筋肉の前には無力。明林と共にピンク組として最終試験に挑んだ。
- 石川 宗次郎(いしかわ そうじろう)
- 何度か最終試験に挑んだことのある最年長。グリーン組として最終試験に挑んだ。対幹部ペルトロラ戦にて雪野を庇い命を落とした。
- 浦部 永玄(うらべ げいえん)
- 日々輝に対してライバル心を燃やす。小熊とは小学生からの友達。小熊と共にブルー組として最終試験に挑んだ。
- 雪野 アンジェリカ(ゆきの あんじぇりか)
- 効率を重んじる少女。口が悪い。来栖と共にイエロー組として最終試験に挑んだ。
- 明林 恋蓮(あけばやし れんれん)
- アクロバティックな動きが得意で勘が良い少女。七宝と共にピンク組として最終試験に挑んだ。
用語
- 悪の怪人軍団(あくのかいじんぐんだん)
- 地球を侵略するため地球に侵来した軍団。幹部と戦闘員によって構成されている。怪人は不死身だが、唯一「神具」にだけその身を滅ぼされる。
- 戦闘員は幹部によって作り出された生命体で、彼らの死後、互いを識別するためにアルファベットで呼び合うようになった。
- 竜人戦隊ドラゴンキーパー(りゅうじんせんたい)
- 悪の怪人軍団から人類から守る戦隊。レッドキーパー、ブルーキーパー、イエローキーパー、グリーンキーパー、ピンクキーパーの5人を中心に構成されている。また、5人はそれぞれの部隊を率いている。
- 大戦隊(だいせんたい)
- ドラゴンキーパーが率いる組織の通称。
- 怪人討伐を主として、清掃活動、イベントの警備、警察と連携した事件・トラブルの解決など、多岐に渡る職務を行っている。
- 天ノ川市には本部とは別に駐屯地が複数点在しており、それぞれが各部隊の拠点となっている。また、各部隊にはそれぞれ役割があり、レッド部隊は怪人討伐専門、ブルー部隊は管理育成専門、イエロー部隊は研究開発専門となっている。
- また、5色の部隊にはそれぞれドラゴンキーパーと上位5名に位階が与えられている。ドラゴンキーパーが
正一位 、以下、位階の高い順に従一位 、正二位 、従二位 、正三位 、従三位 である。それ以外の隊員は無位階と呼ばれ、5色の部隊に配置すらされていない候補生は通称「無色」と呼ばれている。 - 神具(しんぐ)
- 全部で5種類ある、対怪人用のドラゴンキーパー専用の変身アイテム。神がかりてきな「チートアイテム」で、不死身である怪人を殺すことができる。ドラゴンキーパー達は肌身離さず持っているが、怪人を殺してしまうことから「偽物の戦い」である日曜決戦には持っていくことができない。
- また、各部隊の位階持ちはリーダーの神具の力を一部借りた「神具レプリカ」を用いることができる。
- 日曜決戦(にちようけっせん)
- 毎週日曜日に天ノ川市で行われている恒例行事。地上を襲う怪人をドラゴンキーパーが倒すという闘いという名の茶番劇。
作風
担当編集者の川窪慎太郎によると、作者の春場の前作と異なり、「新しいことにチャレンジし」て「今までとは一風変わったもの」が制作されている[6]。春場の「持ち前の絵のうまさと女の子のかわいさ」だけではなく、「エンタメの中で“正義とは何か”というテーマ」に挑戦し、描かれている[6]。
書誌情報
- 春場ねぎ『戦隊大失格』講談社〈講談社コミックス〉、既刊7巻(2022年10月17日現在)
- 2021年4月16日発売[7][8]、ISBN 978-4-06-522984-2
- 2021年6月17日発売[9]、ISBN 978-4-06-523575-1
- 2021年9月17日発売[10]、ISBN 978-4-06-524852-2
- 2022年2月17日発売[11]、ISBN 978-4-06-525997-9
- 2022年4月15日発売[12]、ISBN 978-4-06-527529-0
- 2022年7月15日発売[13]、ISBN 978-4-06-528429-2
- 2022年10月17日発売[14]、ISBN 978-4-06-529432-1
テレビアニメ
この節には放送または配信開始前の番組に関する記述があります。 |
2022年12月にさとうけいいち監督によるテレビアニメ化が発表された[15]。
脚注
- ^ a b c d “今度の5人は戦隊ヒーロー? 「五等分の花嫁」春場ねぎの新連載「戦隊大失格」が週マガで”. コミックナタリー. ナターシャ (2021年2月3日). 2022年7月29日閲覧。
- ^ https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000371030
- ^ “鈴木央「七つの大罪」正統続編&春場ねぎの戦隊ヒーローもの、年明け週マガで始動”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年12月23日) 2022年8月11日閲覧。
- ^ a b “「五等分の花嫁」春場ねぎの最新作「戦隊大失格」のPVに四葉役・佐倉綾音出演”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年2月1日) 2022年8月11日閲覧。
- ^ “アニメ「五等分の花嫁」初のゲームアプリ 『五等分の花嫁 五つ子ちゃんはパズルを五等分できない。』 『戦隊大失格』とのコラボイベント開催! コラボステージクリアで★5SS確定ガチャチケがもらえる! 〜コラボオリジナルQUOカードや佐倉綾音さんサイン入りポスターがあたるキャンペーンを開催!〜”. 4Gamer.net. Aetas (2022年2月1日). 2022年8月11日閲覧。
- ^ a b “「進撃の巨人」「五等分の花嫁」「戦隊大失格」の川窪慎太郎(講談社週刊少年マガジン編集部)”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年8月15日) 2022年8月18日閲覧。
- ^ “「五等分の花嫁」春場ねぎ最新作、悪の怪人が最強大戦隊に反旗を翻す「戦隊大失格」1巻”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年4月16日) 2022年8月11日閲覧。
- ^ “『戦隊大失格(1)』(春場ねぎ)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2022年8月11日閲覧。
- ^ “『戦隊大失格(2)』(春場ねぎ)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2022年8月11日閲覧。
- ^ “『戦隊大失格(3)』(春場ねぎ)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2022年8月11日閲覧。
- ^ “『戦隊大失格(4)』(春場ねぎ)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2022年8月11日閲覧。
- ^ “『戦隊大失格(5)』(春場ねぎ)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2022年8月11日閲覧。
- ^ “『戦隊大失格(6)』(春場ねぎ)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2022年8月11日閲覧。
- ^ “『戦隊大失格(7)』(春場ねぎ)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2022年10月17日閲覧。
- ^ “春場ねぎ「戦隊大失格」TVアニメ化決定!監督は「タイバニ」のさとうけいいち”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年12月6日) 2022年12月6日閲覧。
外部リンク
- 戦隊大失格 - マガジンポケット
- 戦隊大失格 (@5Hanayome) - X(旧Twitter)
- TVアニメ『戦隊大失格』公式サイト