「オカルトブーム」の版間の差分
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* [https://gqjapan.jp/culture/column/20190429/heisei-occult 平成のオカルトブームを振り返る!] - [[GQ JAPAN]] |
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* [https://ddnavi.com/tokushu/237651/a/ 日本中がどうかしていた! スゴすぎる昭和のオカルトブームをふり返る] - [[ダ・ヴィンチ]]ニュース |
* [https://ddnavi.com/tokushu/237651/a/ 日本中がどうかしていた! スゴすぎる昭和のオカルトブームをふり返る] - [[ダ・ヴィンチ (雑誌)|ダ・ヴィンチ]]ニュース |
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2022年12月7日 (水) 22:30時点における版
オカルトブームとは、かつて日本で1970年代と1990年代に二回発生した、心霊・UFO・宇宙人・UMA・終末論・超能力・超常現象・都市伝説等のオカルトに関する流行・社会現象・ブームである。
歴史
1970年代
1973年出版の『ノストラダムスの大予言』がベストセラーとなった1970年代に第一次ブームが起こり、バラエティ番組では『あなたの知らない世界』、矢追純一の『木曜スペシャル』におけるオリバー君やユリ・ゲラー(スプーン曲げ)、『水曜スペシャル』内の『川口浩探検隊』、ホラー映画『エクソシスト』、ネッシー、ツチノコ、ヒバゴンといった未確認生物、その他には天中殺、心霊写真、コックリさん、口裂け女、恐怖新聞、日本沈没、甲府事件・介良事件、超古代文明等が話題になった。それに対して当時から揶揄や誹謗中傷もあり、オカルト要素のあったアニメ『勇者ライディーン』が朝日新聞の意向により大幅な路線変更を命じられたこともあった。
1990年代
その後、1990年代初等にはミステリーサークルや人面魚・人面犬などが話題となり、1990年代後半にはノストラダムスの大予言(1999年地球滅亡説)が再び話題になり始めると、バラエティー番組の『特命リサーチ200X』『奇跡体験!アンビリバボー』等でオカルト特集が毎週のように放送され、同時期には『宇宙人解剖フィルム』も日本で放送され話題となった。年末特番『ビートたけしの禁断の大暴露!!超常現象(秘)Xファイル』が放送されたのもこの時代からである。映画業界においても『学校の怪談』シリーズや『リング (1998年の映画)』がヒットし、テレビゲーム『夕闇通り探検隊』や漫画『MMR』も話題となり、子供たちの間ではトイレの花子さんが流行するなど、1990年代後半にはオカルトネタが再燃し、第二次ブーム状態となった。1995年にはオカルトブームの申し子といえるオウム真理教による事件が起きたものの、その後もブームは続いた[1]。
2000年代以降
2000年代に入ってからは、2000年秋に岐阜県のマンションで起きたポルターガイスト現象による幽霊マンション騒動やアンビリバボーで取り上げられた「杉沢村伝説」などが話題となるも、『不思議どっとテレビ。これマジ!?』内で放送されたアポロ計画陰謀論や『USO!?ジャパン』内で放送された「サンチアゴ航空513便事件」等といった、架空の事件のでっちあげや海外のジョーク番組を実話であるかのように編集するなどのやらせ紛いの放送が目立つようになり、インターネット上においてやらせの指摘や苦情が殺到した。更には肝心のノストラダムスの予言が外れたことや、デジカメの普及やCG技術の発達により、偽物の写真や映像が安易に作られるようになったことでブームは衰退していった。一方で、2000年代中盤に発生した『オーラの泉』などのスピリチュアルブームや『奇跡の扉 TVのチカラ』などの超能力捜査官の番組、更には『やりすぎ都市伝説』などの番組をオカルトブームに含める場合もある。
2009年にはその『オーラの泉』も放送終了。2010年代にはインターネット・SNSの普及によるネット炎上の恐れからかオカルト番組は完全に衰退した[1]。