「さらば、佳き日」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし |
m Bot作業依頼: ダ・ヴィンチの改名に伴うリンク修正 - log |
||
29行目: | 29行目: | ||
本作は兄妹間の恋愛を「禁断の愛」としてセンセーショナルに描かないことが特徴であり<ref>{{Cite web|url=http://konomanga.jp/special/57592-2/2|title=『さらば、佳き日』(茜田千)ロングレビュー! 僕の妻は妹でした――穏やかな日常を守る大きな「秘密」とは…|publisher=宝島社|author=粟生こずえ|date=2016-03-02|accessdate=2018-05-26}}</ref>、つがいのような穏やかかつ愛情溢れる関係として描かれている。 |
本作は兄妹間の恋愛を「禁断の愛」としてセンセーショナルに描かないことが特徴であり<ref>{{Cite web|url=http://konomanga.jp/special/57592-2/2|title=『さらば、佳き日』(茜田千)ロングレビュー! 僕の妻は妹でした――穏やかな日常を守る大きな「秘密」とは…|publisher=宝島社|author=粟生こずえ|date=2016-03-02|accessdate=2018-05-26}}</ref>、つがいのような穏やかかつ愛情溢れる関係として描かれている。 |
||
茜田は、SNSなどで「兄妹で暮らしているけど、夫婦と思われている」という話を目にしたことがきっかけで本作を着想した<ref>{{Cite web|url=http://konomanga.jp/interview/130477-2|title=【インタビュー】茜田千『さらば、佳き日』つがいのような2人――“夫婦”と偽る兄妹のせつない恋物語は、じつはSNSでの“あるひと言”がきっかけだった!?|publisher=宝島社|date=2017-11-25|accessdate=2018-05-26}}</ref>。著作家の園田菜々は、この作品は「禁断の愛」と呼ぶのが恥ずかしくなってくるくらい兄妹がお互いを思い合う姿が自然であり、本作を読む前は「家族に恋愛感情を抱くのは不自然だ」と思っていたが、本当にそうなのだろうかと思ったと述べている<ref>{{Cite web|url=https://ddnavi.com/review/424016/a/|title=僕の妻は妹でした――兄に生まれた男と、妹に生まれた女の恋の物語『さらば、佳き日』最新刊発売|publisher=[[ダ・ヴィンチ|ダ・ヴィンチニュース]]|author=園田菜々|date=2017-12-20|accessdate=2018-05-26}}</ref>。 |
茜田は、SNSなどで「兄妹で暮らしているけど、夫婦と思われている」という話を目にしたことがきっかけで本作を着想した<ref>{{Cite web|url=http://konomanga.jp/interview/130477-2|title=【インタビュー】茜田千『さらば、佳き日』つがいのような2人――“夫婦”と偽る兄妹のせつない恋物語は、じつはSNSでの“あるひと言”がきっかけだった!?|publisher=宝島社|date=2017-11-25|accessdate=2018-05-26}}</ref>。著作家の園田菜々は、この作品は「禁断の愛」と呼ぶのが恥ずかしくなってくるくらい兄妹がお互いを思い合う姿が自然であり、本作を読む前は「家族に恋愛感情を抱くのは不自然だ」と思っていたが、本当にそうなのだろうかと思ったと述べている<ref>{{Cite web|url=https://ddnavi.com/review/424016/a/|title=僕の妻は妹でした――兄に生まれた男と、妹に生まれた女の恋の物語『さらば、佳き日』最新刊発売|publisher=[[ダ・ヴィンチ (雑誌)|ダ・ヴィンチニュース]]|author=園田菜々|date=2017-12-20|accessdate=2018-05-26}}</ref>。 |
||
== 登場人物 == |
== 登場人物 == |
2022年12月7日 (水) 22:27時点における版
さらば、佳き日 | |
---|---|
漫画 | |
作者 | 茜田千 |
出版社 | KADOKAWA |
掲載誌 | COMIC it pixivコミック 月刊コミック電撃大王 |
レーベル | it COMICS |
発表号 | COMIC it: Vol.1 - vol.24 電撃大王: 2019年7月号 - 2023年1月号 |
発表期間 | 2015年2月14日[1] - 2022年11月26日 |
巻数 | 既刊6巻(2021年12月15日現在) |
話数 | 全33話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画 |
ポータル | 漫画 |
『さらば、佳き日』(さらばよきひ)は、茜田千による日本の漫画作品。『COMIC it』(KADOKAWA)Vol.1にて連載を開始し[1]、vol.24まで掲載。その後は『pixivコミック』などで連載していた。2019年5月、『月刊コミック電撃大王』(同社)に移籍し、2019年7月号から2023年1月号まで連載[2]。
実の兄妹でありながら一つ屋根の下で夫婦生活を営む広瀬桂一(ひろせけいいち)と広瀬晃(ひろせあきら)を中心に物語が展開する。第一話は「新婚」を迎えたばかりの二人の様子が語られるが、続く第二話ではそれより前の、兄妹の過去の話へと時間軸が移動する。主人公の二人だけではなく、兄妹周辺の人物との関係性の描写にも力が注がれており[3]、仕事一筋の母親、カミングアウトを行った男性同性愛者の友人、職場の同僚など、様々な人物と交流し、兄妹で恋愛関係を築くという特殊な状況でありながら社会と関わりを持つ様子が描かれる。
本作は兄妹間の恋愛を「禁断の愛」としてセンセーショナルに描かないことが特徴であり[4]、つがいのような穏やかかつ愛情溢れる関係として描かれている。
茜田は、SNSなどで「兄妹で暮らしているけど、夫婦と思われている」という話を目にしたことがきっかけで本作を着想した[5]。著作家の園田菜々は、この作品は「禁断の愛」と呼ぶのが恥ずかしくなってくるくらい兄妹がお互いを思い合う姿が自然であり、本作を読む前は「家族に恋愛感情を抱くのは不自然だ」と思っていたが、本当にそうなのだろうかと思ったと述べている[6]。
登場人物
- 広瀬 桂一(ひろせ けいいち)
- 晃の兄。絵本の出版社で働いている。妹である晃と同居し、表向きは新婚夫婦として暮らしている。
- 広瀬 晃(ひろせ あきら)
- 桂一の妹。保育士として働いている。しっかり者で、ドジな兄をサポートすることが多い。
書誌情報
- 茜田千 『さらば、佳き日』 KADOKAWA〈it COMICS〉、既刊6巻(2021年12月15日現在)
- 2016年1月15日発売[7]、ISBN 978-4-04-865605-4
- 2016年3月15日発売[8]、ISBN 978-4-04-865858-4
- 2016年12月15日発売[9]、ISBN 978-4-04-892551-8
- 2017年12月15日発売[10]、ISBN 978-4-04-893556-2
- 2019年2月15日発売[11]、ISBN 978-4-04-912249-7
- 2020年9月14日発売[12]、ISBN 978-4-04-913289-2
- 2021年12月15日発売[13]、ISBN 978-4-04-914180-1
脚注
- ^ a b “大人オタク女子向けの新マガジンCOMIC it発売、無料で読めるWEBやアプリも”. コミックナタリー (ナターシャ). (2015年2月14日) 2021年12月15日閲覧。
- ^ “電撃大王2019年7月号は5月27日(月)発売!! 大好評!! かわいい恋の物語を大プッシュ号!!!”. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “【インタビュー】茜田千『さらば、佳き日』 「昔、心ときめいたのは妹をかばう『幽遊白書』の飛影」! 『さらば、佳き日』のルーツともいえる著者のマル秘エピソード大公開!”. 宝島社 (2017年11月29日). 2018年5月26日閲覧。
- ^ 粟生こずえ (2016年3月2日). “『さらば、佳き日』(茜田千)ロングレビュー! 僕の妻は妹でした――穏やかな日常を守る大きな「秘密」とは…”. 宝島社. 2018年5月26日閲覧。
- ^ “【インタビュー】茜田千『さらば、佳き日』つがいのような2人――“夫婦”と偽る兄妹のせつない恋物語は、じつはSNSでの“あるひと言”がきっかけだった!?”. 宝島社 (2017年11月25日). 2018年5月26日閲覧。
- ^ 園田菜々 (2017年12月20日). “僕の妻は妹でした――兄に生まれた男と、妹に生まれた女の恋の物語『さらば、佳き日』最新刊発売”. ダ・ヴィンチニュース. 2018年5月26日閲覧。
- ^ “「さらば、佳き日1」茜田 千 it COMICS”. KADOKAWA. 2021年12月15日閲覧。
- ^ “「さらば、佳き日2」茜田 千 it COMICS”. KADOKAWA. 2021年12月15日閲覧。
- ^ “「さらば、佳き日3」茜田 千 it COMICS”. KADOKAWA. 2021年12月15日閲覧。
- ^ “「さらば、佳き日4」茜田 千 it COMICS”. KADOKAWA. 2021年12月15日閲覧。
- ^ “「さらば、佳き日5」茜田 千 it COMICS”. KADOKAWA. 2021年12月15日閲覧。
- ^ “「さらば、佳き日6」茜田 千 it COMICS”. KADOKAWA. 2021年12月15日閲覧。
- ^ “「さらば、佳き日7」茜田 千 it COMICS”. KADOKAWA. 2021年12月15日閲覧。