「バルダルブンガ山」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
m Bot作業依頼: 山記事のカテゴリの貼り替え及び追加 (Category:山岳名目録) - log |
|||
58行目: | 58行目: | ||
{{Normdaten}} |
{{Normdaten}} |
||
{{DEFAULTSORT:はるたるふんか}} |
{{DEFAULTSORT:はるたるふんか}} |
||
[[Category: |
[[Category:山岳名目録]] |
||
[[Category:アイスランドの火山]] |
[[Category:アイスランドの火山]] |
||
[[Category:成層火山]] |
[[Category:成層火山]] |
2022年11月23日 (水) 13:09時点における版
バルダルブンガ Bárðarbunga | |
---|---|
標高 | 2009 m |
所在地 | アイスランド |
位置 | 北緯64度38分27.6秒 西経17度31分40.8秒 / 北緯64.641000度 西経17.528000度 |
種類 | 成層火山 |
最新噴火 | 2015年2月 |
プロジェクト 山 |
バルダルブンガ山(アイスランド語: Bárðarbunga、英語: Bardarbunga)は、アイスランド南東部にある成層火山である[1]。標高は、同国最高峰クヴァンナダルスフニュークル山(2109m)に次ぐ2009m。山体は広大なヴァトナヨークトル氷河に覆われている。
2014年の噴火
8月16日バルダルブンガカルデラ内で地震活動が始まり[2]、8月18日には北東への岩脈貫入開始[2]。この貫入の先端は、その後の噴火地点まで40kmも移動していった[2]。
8月26日に付近でM5.7の地震が発生[3]。
8月29日、アイスランド気象庁がバルダルブンガ山の噴火活動が開始したと発表[4][5]。バルダルブンガ山の北側、ホルフロイン(Holuhraun)という場所での600mほどの割れ目噴火であった。この場所は150年前の噴火でできた溶岩原でその時の噴火の割れ目を今回も使っている[2]。
この噴火により当局は警戒レベルを最大の「赤」に引き上げ、同火山周辺上空の飛行を禁止にした[4]。
その後噴火は一旦弱まり、8月31日に再開[6]。割れ目の長さは、1500mほどに延伸した[2]。
火山性ガスが噴出し風の流れにより、1000km以上離れたノルウェーやフィンランドでも観測された[6]。
-
ホルフロインの割目から噴き出す溶岩、2014年9月4日
-
溶岩流、2014年9月4日
脚注
- ^ “「アイスランド、航空警戒レベル最高に 大規模噴火の恐れ高まる」”. AFPBB News(フランス通信社). (2014年8月23日) 2014年8月23日閲覧。
- ^ a b c d e 出典 : アイスランド・バルダルブンガ火山の2014年噴火 - 群馬大学早川由紀夫の火山ブログ
- ^ “アイスランドでM5.7の地震、バルダルブンガ火山付近”. AFPBB News(フランス通信社). (2014年8月27日) 2014年8月29日閲覧。
- ^ a b “アイスランドの火山、噴火始まる 周辺空域に飛行禁止措置”. AFPBB News(フランス通信社). (2014年8月29日) 2014年8月29日閲覧。
- ^ 小澤実・中丸禎子・高橋美野梨『アイスランド・グリーンランド・北極を知るための65章』明石書店、2016年、74頁。ISBN 978-4-7503-4308-2。
- ^ a b “アイスランド火山噴火の有毒ガス、フィンランドまで拡散―外出自粛要請も”. THE WALL STREET JOURNAL(日本語版). (2014年9月12日) 2014年9月13日閲覧。
関連項目
外部リンク
- Bárðarbunga - Smithsonian Institution: Global Volcanism Program
- アイスランド・バルダルブンガ火山の2014年噴火 - 群馬大学早川由紀夫の火山ブログ