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「十和田山」の版間の差分

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2022年11月23日 (水) 11:48時点における版

十和田山
十和利山から望む十和田山
標高 1,053.9 m
所在地 日本の旗 日本
青森県十和田市
位置 北緯40度27分44.92秒 東経140度58分15.5秒 / 北緯40.4624778度 東経140.970972度 / 40.4624778; 140.970972座標: 北緯40度27分44.92秒 東経140度58分15.5秒 / 北緯40.4624778度 東経140.970972度 / 40.4624778; 140.970972
山系 十和田湖外輪山
十和田山の位置(日本内)
十和田山
プロジェクト 山
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十和田山(とわだやま)とは、青森県十和田市にある山である。1990年版の東北百名山に選ばれていた。十和田富士や御子岳とも呼ばれる。十和田山と十和利山三ツ岳は十和田三山と呼ばれる。

概要

十和田山山頂

山頂には三等三角点がある。

十和田山は十和田湖外輪山の最高峰である。宇樽部集落の東側から登山道が始まる。ブナミズナライタヤカエデなどの広葉樹林の中の急な上り坂が始まりで、初めは少しきつい。しかし、ひとつの高みにつけば(宇樽部展望台。669.4m)そこからは尾根伝いのコースになる。背丈ほどのチシマザサが密生している疎林が7合目近くまで続くが、林間に十和田湖が遠望され、イチイがハイマツのように密生しているところに出ると、まもなく頂上である。山頂からは十和田湖や八甲田山、太平洋、北海道の島々まで眺めることができる(現在北方向が見える場所にはヤブが繁茂して移動することが困難である)[1]

十和田山山頂付近にはオンコ(御子、イチイ)が生えている。幾百年を経て、太さ7尺、8尺(210cm~240cm)に達するオンコの大木も7、8尺に達するものはない。このオンコはこの山の名物で数百年の古木が盆栽のように並んでいる。その実は霜を受けて真っ赤になる。山頂には昭和初期には2間(3.6m)四方の四阿が建てられていた[2]

登山・観光

十和田山から望む十和田湖

登山道は惣辺川方面の東側からのものと子ノ口方面の西側、宇樽部方面からの南西側からのものがあった[1]。しかし、現在夏期に利用できるのは宇樽部方面からのものだけである。

脚注

  1. ^ a b 『青森県山岳風土記』、山田耕一郎、北の街社、1979年、p.176-179
  2. ^ 『十和田国立公園』、森田五成、十和田文化研究所、1952年、p.158-161

関連項目