コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「背炙山」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
114.186.21.97 (会話) による ID:81239175 の版を取り消し
タグ: 取り消し
Cewbot (会話 | 投稿記録)
58行目: 58行目:


{{DEFAULTSORT:せあふりやま}}
{{DEFAULTSORT:せあふりやま}}
[[Category:アジアの山]]
[[Category:山岳名目録]]
[[Category:福島県の山]]
[[Category:福島県の山]]
[[Category:会津若松市の地理]]
[[Category:会津若松市の地理]]

2022年11月23日 (水) 10:38時点における版

背炙山
背炙山
会津若松市街地側から
ピークはテレビ塔より奥にある
標高 863 m
所在地 日本の旗 日本
福島県会津若松市
位置 北緯37度28分22秒 東経139度59分27秒 / 北緯37.47278度 東経139.99083度 / 37.47278; 139.99083座標: 北緯37度28分22秒 東経139度59分27秒 / 北緯37.47278度 東経139.99083度 / 37.47278; 139.99083
背炙山の位置(日本内)
背炙山
背炙山の位置
プロジェクト 山
テンプレートを表示
背炙山公園岩杉山遊歩道からみた猪苗代湖
背炙山層露頭 会津若松市湊町静潟地区
背炙山公園関白平のヤマツツジハナニガナ

背炙山(せあぶりやま)は、福島県会津若松市にある標高863mのである。

概要

背炙山は会津若松市街地東部にあり、猪苗代湖の西部に位置する。山地はデイサイト溶結凝灰岩からなり、約170万年前の噴出による火砕流台地である[1]。この火砕流堆積物は「背炙山層」と呼ばれ、会津若松市街地側から会津布引山まで広く分布している。このデイサイト質溶結凝灰岩は、会津地方では「慶山石」として利用され、若松城の石垣にも使用されている。

都市公園背炙山公園[2]が設置されており、広く会津東山自然休養林[3]に指定されている。テレビ局や国県関係機関の中継局の電波塔が多く設置されている。

山頂まで福島県道374号東山温泉線が整備されており気軽に訪れることができる。県道は冬季間閉鎖され通行止めになる。

かつて、ふもとの東山温泉から山頂まで背炙り山空中ケーブルが運行されていたが、1985年に廃止された。

歴史

近世初期に滝沢峠が開設されるまでは、背炙山の背炙峠が若松から白河に至る白河街道筋であった。奥州仕置のため豊臣秀吉が会津に来たとき、この峠を猪苗代湖側から上り、峠の「関白平」で休憩したとされる。

背炙山の由来は、昔、猪苗代湖側の人々が、朝、若松への行商や山仕事のためこの山を登るとき背に朝日を浴び、夕方の帰路にも背に夕日を浴びるため、背中炙山、背炙山となったといわれる。

周辺施設など

  • 背炙峠
  • 背あぶり高原
    • 背炙山公園野草ゾーン(0.3haのエリアに約200種の山野草が自生しており、遊歩道と写真掲示板「今の見頃」が整備されている。)
    • 石山遊歩道、水沢遊歩道(上級者向きであり「登山道」)、関白平及び関白平遊歩道、岩杉山遊歩道、野鳥探勝路
    • おけいの墓
    • 背炙山レストハウス、キャンプ場
    • 背炙山冒険の森(フィールドアスレチック施設)
  • 背炙山にある会津若松テレビFM中継局については、該当項を参照。

脚注

  1. ^ 「会津若松市史13:自然編3地誌『会津の大地:自然の生いたちと姿』、2004年、33頁。会津若松市。
  2. ^ 1956年設置、風致公園。A=約72.4ha。
  3. ^ 1973年指定、A=約500ha。

参考文献

関連項目

外部リンク