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2022年6月29日 (水) 00:04時点における版
青春パンク Seisyun Punk | |
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様式的起源 | パンク・ロック |
文化的起源 |
1990年代後半(全盛期2000年代~) 日本 |
使用楽器 | |
関連項目 | |
青春パンク(せいしゅんパンク)は、「青春」をモチーフにしたパンク・ロックである。2000年代前半にブームを起こした[1]。
経緯
1990年代後半頃から起こったメロコアブームやフォークソング・リバイバルを背景としている。
2003年前後には175Rのデビューシングルでオリコン初登場1位獲得、テレビ番組の企画から誕生したロードオブメジャー、海援隊の「贈る言葉」をカバーしヒットを記録したFLOW、 青春時代の甘い思い出などを歌にした太陽族やブギージャックやガガガSPなど10代の中高生を主な支持層にその絶頂期を迎え、同系統のバンドが雨後の筍のように現れクローズアップされるようになる。
しかし、2003年の終わり頃からブームは沈静化し、同年より台頭してきたミクスチャー・ロックバンドや下北系ギターロックバンドに取って代わられるようになる。そのため前述のロードオブメジャーやFLOWなど、新たな方向性を模索するバンドも多く現れた。
音楽性
パンク・ロックバンドのTHE BLUE HEARTSやJUN SKY WALKER(S)、LAUGHIN' NOSE、KENZI & THE TRIPS、COBRAや、BOØWY、尾崎豊などに影響を受けたバンドが多い。ただし、その多くが1970年代後半から1980年代生まれでリアルタイムでの影響の薄い世代であるのも特徴。サウンド面ではむしろHi-STANDARD、OFFSPRINGなどメロコアの影響下にある者が多い。
恋愛や友情、トラウマ、夢と情熱など若者の個人的なできごとや感情を主にテーマにした詞が特徴。
青春パンクバンド
青春パンクとして挙げられるバンドには、GOING STEADY[1]、ガガガSP[2]、FLOW[3]、サンボマスター[4]などがおり、青春時代・思春期について歌ったバンドが多い。もっとも、ジャンル的には、先述のミクスチャーや下北系、レゲエパンクを兼ねているバンドも含まれる。
脚注
出典
- ^ a b “日本最古の青春パンクバンドここにあり!ガガガSPと盟友峯田和伸(銀杏BOYZ)が魅せた激情の2マンをレポート”. SPICE. イープラス (2019年12月29日). 2022年1月16日閲覧。
- ^ “ガガガSP、デビュー20周年の現在地「純粋に音楽を」 青春パンクのけん引役が新たな道を切り開く”. ORICON NEWS (オリコン). (2020年3月18日) 2021年9月18日閲覧。
- ^ “今や海外でも活躍するFLOWのバンドとして本質が詰まった『GAME』”. OKMusic. ジャパンミュージックネットワーク株式会社. 2021年9月18日閲覧。
- ^ “CD化でファン激怒!『はねるのトびら』で起きた「ブサンボマスター騒動」”. エキサイトニュース (エキサイト). (2017年2月19日) 2020年9月18日閲覧。