「千早駅」の版間の差分
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=== JR九州 === |
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2022年5月23日 (月) 23:43時点における版
西鉄千早駅・千早駅 | |
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千早駅西口 (2008年(平成20年)1月16日) | |
にしてつちはや Nishitetsu-Chihaya ちはや Chihaya | |
所在地 | 福岡市東区千早四丁目 |
所属事業者 |
西日本鉄道(西鉄・駅詳細) 九州旅客鉄道(JR九州・駅詳細) |
西鉄千早駅(にしてつちはやえき)・千早駅(ちはやえき)は、福岡県福岡市東区千早四丁目にある、西日本鉄道(西鉄)・九州旅客鉄道(JR九州)の駅。
両社の駅舎はほぼ一体化している。本項では両駅について記す。
歴史
西日本鉄道
- 1951年(昭和26年)6月15日 - 名香野(なかの)駅として開業。
- 1959年(昭和34年) - 駅舎改築。
- 2004年(平成16年)8月2日 - 高架化に伴い移転し西鉄千早駅に改称[1]。当初の予定では8月1日営業開始だったが、台風接近のため2日に延期した[1]。
- 2017年(平成29年)2月1日 - 駅ナンバリングを導入[2]。
JR九州
- 2003年(平成15年)7月7日 - 九州旅客鉄道により開業[3]。
- 2006年(平成18年)9月15日 - 駅ビル「フレスタ千早」が開業。
- 2009年(平成21年)3月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始[4]。
- 2010年(平成21年)2月11日から4月4日までの土休日を中心に、特急ソニックが1日2往復臨時停車。
- 2014年(平成26年)10月14日 - 駅ビル「フレスタ千早」が、「えきマチ1丁目 千早」に名称変更。
駅構造
西日本鉄道
西鉄千早駅* | |
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にしてつちはや Nishitetsu-Chihaya | |
◄NK02 名島 (1.1 km) (0.5 km) 香椎宮前 NK04► | |
所在地 | 福岡市東区千早四丁目93番1号 |
駅番号 | NK 03 |
所属事業者 | 西日本鉄道 |
所属路線 | ■貝塚線 |
キロ程 | 2.5 km(貝塚起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
4,920人/日 -2020年- |
開業年月日 | 1951年(昭和26年)6月15日 |
備考 | * 2004年に名香野駅から改称 |
島式ホーム1面2線を有する高架駅。自動改札機、エスカレータ、エレベーター設置。ホームは3両分の長さであるが、6両対応延伸が容易な構造となっている。駅番号はNK03。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■貝塚線 | 下り | 香椎・和白・新宮方面 |
2 | 上り | 貝塚方面 |
駅名標には「千早」とのみ記されていたが、駅ナンバリング導入により、「西鉄千早」と表記されたものに取り替えられた。西日本鉄道が2007年(平成19年)3月18日より販売している駅名キーホルダーでも同様。案内放送も「西鉄千早、千早」とアナウンスされる。
-
駅ビル(西日本鉄道側)
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改札口(自動改札機設置前)
-
改札口(自動改札機設置後)
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''千早''表記時代の駅名標
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ホーム。壁の向こう側はJRの千早駅
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ホームから香椎宮前方面を望む
JR九州
JR九州 千早駅 | |
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ちはや Chihaya | |
◄JA04 香椎 (1.2 km) (4.0 km) 箱崎 JA02*► | |
所在地 | 福岡市東区千早四丁目93番1号 |
駅番号 | JA 03 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | 鹿児島本線 |
キロ程 | 71.0 km(門司港起点) |
電報略号 | チア |
駅構造 | 高架駅[5] |
ホーム | 2面4線[5] |
乗車人員 -統計年度- |
10,452人/日(降車客含まず) -2020年- |
開業年月日 | 2003年(平成15年)7月7日[3] |
備考 |
直営駅 みどりの窓口 有 福岡市内駅 * この間に千早操車場有り。 |
島式ホーム2面4線を有する高架駅[5]。国鉄香椎操車場跡地を再開発する香椎副都心土地区画整理事業の一環として開業した[6][7]。営業キロでは門司港から71kmであるが、駅構内の本線上には72kmポストが設置されている。開業当初から快速の停車駅となっている[7]。駅番号はJA03。
JR九州の直営で、みどりの窓口および自動改札機が設置されている。
車内アナウンスでは、西鉄貝塚線への乗り換えは案内していない。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | 鹿児島本線 | 上り | 黒崎・小倉方面 |
3・4 | 下り | 博多・久留米方面 |
- 自動放送導入駅。自動放送は、通常の放送では省略される「0(れい)分」をアナウンスする。
配線図
なお、貨物引上線の博多・福岡貨物ターミナル方面は千早操車場(旧香椎操車場)に続く。
-
東口 背景はNTTドコモ香椎ビル
-
改札口
-
ホーム
-
ホームにある72kmポスト
-
駅名標
-
レガネット千早(西鉄ストア)
利用状況
各年度の1日平均乗車および乗降人員は下表のとおり[10]。
年度 | JR九州[11] | 西日本鉄道[12] | |
---|---|---|---|
1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 | |
1996年 | 未 開 業 |
1,260 | 2,699 |
1997年 | 1,170 | 2,499 | |
1998年 | 1,104 | 2,364 | |
1999年 | 1,011 | 2,109 | |
2000年 | 978 | 2,049 | |
2001年 | 923 | 1,941 | |
2002年 | 929 | 1,866 | |
2003年 | 836 | 1,669 | |
2004年 | 1,071 | 2,144 | |
2005年 | 1,315 | 2,633 | |
2006年 | 5,863 | 1,507 | 3,011 |
2007年 | 6,580 | 1,527 | 3,056 |
2008年 | 7,079 | 1,655 | 3,309 |
2009年 | 7,739 | 1,671 | 3,343 |
2010年 | 8,483 | 1,729 | 3,461 |
2011年 | 9,276 | 1,806 | 3,611 |
2012年 | 9,930 | 2,110 | 4,220 |
2013年 | 10,466 | 2,312 | 4,627 |
2014年 | 10,797 | 2,444 | 4,946 |
2015年 | 11,375 | 2,680 | 5,365 |
2016年 | 11,923 | 2,866 | 5,737 |
2017年 | 12,331[13] | 3,027 | 6,056 |
2018年 | 12,608[14] | 3,088 | 6,178 |
2019年 | 12,865[15] | 3,148 | 6,296 |
2020年 | 10,452[8] | 4,920[9] |
駅周辺
駅周辺は、大型マンションの建設ラッシュである。福岡市の新たな東の副都心と位置付けられ、旧来の東の副都心であり小規模な繁華街を形成している香椎までは徒歩圏内である。
(鹿児島本線千早~香椎の駅間距離は1.2km)
東口
- 国道3号博多バイパス
- 福岡県道504号町川原福岡線
- 博多高等学校
- 福岡市立多々良中学校
- ハローデイ松崎店
以下の施設は、JRの場合当駅が最寄駅だが、西鉄においては名島駅が最寄駅となる。
- 福岡市立名島小学校
西口
- 国道3号
- なみきスクエア(東市民センター・東図書館)
- NTTドコモ香椎ビル(最高部の高さは113m、ビル本体の高さは75m)
- 福岡高等技術専門校
- 福岡市立千早小学校
- 福岡市立香椎第一中学校
- スポガKASHII(旧名称: スポーツガーデン香椎)
- 福岡県警第一機動隊
- 福岡運輸支局
- 福岡千早郵便局
- 福岡東郵便局
- 国家公務員共済組合連合会千早病院
- 福岡市立千早西小学校
- 福岡市立香椎浜小学校
- 福岡市立城香中学校
- エディオン福岡東店
以下の各施設は、JRの場合当駅が最寄駅だが、西鉄においては香椎宮前駅が最寄駅となる。
- ハローワーク福岡東
- コナミスポーツクラブ福岡香椎
- ヤマダデンキ家電住まいる館YAMADA福岡香椎店(北へ徒歩11分[16])
以下の施設は、JRの場合当駅が最寄駅だが、西鉄においては名島駅が最寄駅となる。
- マックスバリュ千早店
路線バス
西口に西鉄バス「千早駅前」バス停があり、以下の路線が利用できる(路線は2021年3月13日現在・太字は終点停留所)。
- □1
- 千早駅前→御幸町→香椎浜車庫→アイランドシティ中央公園前→照葉小中学校前→(→こども病院→)→アイランドシティ照葉
- □快速1
- 千早駅前→イオンモール香椎浜→アイランドシティ中央公園前→照葉小中学校前→こども病院→アイランドシティ照葉
- □2
- 千早駅前→香椎浜海岸通り→イオンモール香椎浜→香椎浜車庫
- ■■4
- ■2・4
- 千早駅前→水谷→若宮田→舞松原→八田団地→八田→土井営業所(→オロシアムFUKUOKA方面(4の一部の便))
- □3
- 千早駅前→火の見下→多の津→オロシアムFUKUOKA→流通センター公園前→土井営業所→(八田方面(一部の便))
- □無番
- 千早駅前→御幸町→香椎→香椎花園→牧の鼻公園前→香椎花園
駅名の由来
開業時の地名(千早)が由来。
「千早」の由来はよく判っていないが、「千」は博多湾を指し、「この近辺から博多湾の潮の流れが速く(早く)なる」と言う意味合いから付いた地名と言われる。
隣の駅
脚注
- ^ a b 「モハユニ」『RAIL FAN』第51巻第10号、鉄道友の会、2004年10月号、25頁。
- ^ “西鉄電車の全駅に駅ナンバリングを導入します!” (PDF). 西日本鉄道 (2017年1月24日). 2017年3月20日閲覧。
- ^ a b 『RAIL FAN』第50巻第9号、鉄道友の会、2003年9月1日、19頁。
- ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2009年3月3日)
- ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 08号 博多駅・伊万里駅・西戸崎駅ほか81駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年9月30日、21頁。
- ^ “香椎副都心土地区画整理事業” (PDF). 都市再生機構 九州支社. p. 3. 2015年8月23日閲覧。
- ^ a b 「博多シティを要に色彩の電車群が行き交う 福岡都市圏のJR」『鉄道ジャーナル』第588巻、鉄道ジャーナル社、2015年8月、65頁。
- ^ a b “駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年9月2日閲覧。
- ^ a b “駅別乗降人員(2020年度)”. 西日本鉄道. 2021年9月2日閲覧。
- ^ 2020年版 福岡市統計書 2021年9月2日閲覧。
- ^ 福岡県統計年鑑 (運輸・通信) 九州旅客鉄道駅別乗車人員
- ^ 福岡市統計書 (運輸・通信) 私鉄各駅乗降人員
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2017年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2017年7月26日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2018年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年8月5日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2019年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2020年12月22日閲覧。
- ^ 家電住まいる館YAMADA福岡香椎店
関連項目
外部リンク
- 千早駅(駅情報) - 九州旅客鉄道
- 西鉄千早駅(西鉄沿線web)
- 香椎副都心土地区画整理事業