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: 「八咫烏」の第2特務部隊(熊井隊)を率いる隊長。実直で高い指揮能力をもつ。行方不明だったケンブの回収を兼ねて、逃亡中であったアモウを組織に誘う。 |
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; 馬﨑 エイジ(まさき エイジ) |
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: 熊井隊の副隊長。度胸と戦闘力に優れ、白兵もAMAIN戦もこなす。 |
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; トニー・ブランク |
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: 第2部に登場。第7方面軍第23部隊に所属する大尉。多数の民間人を抱えていた「八咫烏」から人民 |
: 第2部に登場。第7方面軍第23部隊に所属する大尉。多数の民間人を抱えていた「八咫烏」から人民避難のための一時停戦を提案されるが、事前に買収した日本人に自軍を撃たせることで攻撃の口実を作り、一気にせん滅をもくろむ。アモウの合流によって一度撤退させられ、さらに多くの軍勢を率いて再度「八咫烏」を襲撃するが、アモウたちの連携により部隊を全滅させられ、自身の機体も大破。アモウの降伏勧告を拒否した結果、彼の手により殺害される。 |
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=== 大ユーラシア連邦 === |
=== 大ユーラシア連邦 === |
2022年4月23日 (土) 09:27時点における版
境界戦機 | |
---|---|
ジャンル | ロボットアニメ |
アニメ | |
原作 | SUNRISE BEYOND |
監督 | 羽原信義 |
シリーズ構成 | 木村暢 |
キャラクターデザイン | 大貫健一 |
メカニックデザイン | 小柳祐也、海老川兼武 寺岡賢司、形部一平 |
音楽 | ラスマス・フェイバー |
アニメーション制作 | SUNRISE BEYOND |
製作 | SUNRISE BEYOND |
放送局 | テレビ東京ほか |
放送期間 | 第一部:2021年10月5日 - 12月28日 第二部:2022年4月12日 - |
話数 | 第一部:全13話 |
漫画:境界戦機 フロストフラワー | |
原作・原案など | SUNRISE BEYOND |
作画 | 不明 |
出版社 | ホビージャパン |
掲載誌 | 月刊ホビージャパン |
発表号 | 2021年9月号 - |
発表期間 | 2021年7月21日 - |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ・漫画 |
ポータル | アニメ・漫画 |
『境界戦機』(きょうかいせんき)は、SUNRISE BEYONDとBANDAI SPIRITSによる日本のオリジナルテレビアニメ[1]。テレビ東京ほかにて、第一部が2021年10月から12月まで放送され[2]、第二部は2022年4月より放送中[3]。
あらすじ
- 第一部
- 西暦2061年。経済政策の失敗や少子高齢化によって破綻した日本に対し、経済援助や治安維持を目的として「北米同盟」「大ユーラシア連邦」「アジア自由貿易協商」「オセアニア連合」の4つの世界主要経済圏が介入する。その結果、日本列島を舞台に勃発した「境界戦」と呼ばれる国境紛争を経て、日本の国土は4つに分割統治され、日本人は隷属国の人間として虐げられる生活を送っていた。また、日本は各経済圏によって投げ入れられたAMAIM(アメイン)と呼ばれる人型特殊機動兵器が闊歩する、世界の最前線ともなっていた。
- オセアニア連合の支配地域に住む機械好きの少年・椎葉アモウは、AMAIMの残骸を漁って廃パーツを拾い集め、山の中に隠された廃工場で見つけたAMAIM [注 1]ケンブを整備することを趣味として生活していたが、とある日に山の中に落ちていたガイと呼ばれる自律思考型AIに出会い、彼を助ける。ある日、AMAIMのパーツ漁りがオセアニア連合の軍人にばれてしまい、テロリストの疑いをかけられたアモウは、ガイの助力によって組み上げられたケンブに乗り込み、逃避行の末にレジスタンス組織「八咫烏」と合流。ケンブと同じく自立思考型AIを搭載したAMAIMMAILeS(メイレス)を駆る鉄塚ガシン、紫々部シオンたちとともに、もとの日本を取り戻そうと戦いに身を投じる決意を固める[4]。
- 八咫烏に合流後、アモウは、ガシンがゴーストと呼ばれる所属不明のAMAIMを狙っていること、過去にゴーストがガシンの父を殺害したことを聞かされる。ほどなくしてそのゴーストがアモウたちの前に姿を表し、八咫烏は犠牲を払いながらも辛うじてゴーストを退けることに成功する。退却し自己修復と進化を果たしたゴーストは、次に北米同盟のブラッド・ワット率いる部隊と交戦し、隊員一人を殺害した後に隠岐の島へ逃走する。
- 辛酸を嘗めさせられたブラッドはゴーストの捕獲を企図し、八咫烏とゴーストを再び戦わせることでこれを成し遂げるべく、観光客を装いアモウたちに接触、ゴーストが隠岐の島にいることをリークする。アモウ、ガシン、シオンはこの策に乗って隠岐の島に向かい、ゴーストの弱点を突いて大破させることに成功するが、その際にゴーストの逃走を阻止したアモウは、ゴーストの爆発に巻き込まれて生死不明となる。そして、ゴーストの残骸は北米同盟の捜索隊により引き上げられ、ブラッドは目的を果たすとともに「次は私がお前を使う番だ」と不敵な笑みを浮かべるのであった。
- 第二部
- ゴーストとの激闘から約8か月後の西暦2062年。AMAIM用自律思考型AIの開発にいち早く成功した北米同盟は、急速に日本国内での支配権を拡大させていた。アモウが欠けたガシンら「八咫烏」は、補給が滞りながらも必死の抵抗を続けていたが、北米同盟が避難民の中に紛れ込ませた内通者の手により、北米軍に囲まれて窮地に陥る。そこに、行方不明になっていたアモウとその乗機「ケンブ斬」および、ガイたち自律思考型AIを開発した企業「トライヴェクタ」のスタッフが合流したことで八咫烏は窮地を免れた。
- ガシンたちは、ゴーストに搭載されたAIユニット「プロトタイプゼロ」こそが自律思考型AIのプロトタイプであり、ガイたちはその開発結果をもとに作られた兄弟であること、八咫烏に助力していた「ブレンゾン社」が、トライヴェクタから貸し出されていたプロトタイプゼロを無断利用してゴーストを作り上げたこと、ゴーストに関わる騒動はブレンゾン社の営業マンであるジェルマン・ゴベールが引き起こしていたことを知らされる。
作中設定・用語
国家・組織
- 日本
- 本作の舞台。少子高齢化など複数の要因により経済破綻し、治安維持や経済援助を名目に4大経済圏の介入を受け、事実上国土が4つに分割されている。首都圏の日本政府は健在であり、北米同盟の支援のもとで経済的復興と国土の再統一を目指しているが、日本企業の大半が北米企業の傘下となるなど経済的植民地化が進行している。同様に、政府軍も北米軍の傘下にある。
- 4大経済圏
- 日本を支配する4つの世界主要経済圏。各陣営は独自に開発したAMAIMを配備しており、日本列島に敷かれた国境線でのにらみ合いや小競り合いを繰り広げている。経済圏という体裁ではあるが、実態は連邦国家である。
- 北米同盟(North American Confederation)
- 首都圏、東海道、中京、京都奈良、関西圏、紀伊半島、若狭湾周辺地域など、日本経済の中心地や人口密集地を傘下に収めている。ほかの経済圏とは違い名目上は支配域の自治権を認めており、経済支援による好景気と相まって、住民からの支持は高く、反乱や暴動の頻度もはるかに少ない。
- 軍事力では規模や兵士の練度、兵器の性能といった総合面において最強と評されており、AMAIMが実用化された当初こそ他勢力の先行を許していたが、豊富な資金や人員を投じることでやがて世界一の地位を築いている[5]。他勢力との衝突時は国家間協議を経ることなくフレキシブルに対応できるのが強みで、所属する兵士たちもさまざまな方面からの出身者で構成されているのが特色[6]。
- 大ユーラシア連邦(Federation of Great Eurasia)
- 東北地方および北海道全域を傘下に収めている。外伝『境界戦機 フロストフラワー』の舞台。
- アジア自由貿易協商(Asian Free Trade Entente)
- 東アジア・東南アジア・中央アジア地域の国々による経済共同体[7]。協商軍は当初は経済圏内の運輸・運搬業務における警護を目的に創設された。北九州、山陰地方、北陸地方、上越地方など、東北以南の日本海沿岸地域を傘下に収めている。「八咫烏」熊井隊の活動領域でもある。
- オセアニア連合(Confederation of Oceania)
- 南環太平洋諸国による連合国家。南九州、四国全域、沖縄諸島、瀬戸内海沿岸地域を傘下に収めている。ほかの3勢力よりも規模や人員数が劣っているため、不足分を雇用した傭兵で補っている。アモウの自宅や、ケンブが放置されていた施設があるのはこの地域。
- 八咫烏(ヤタガラス)
- 日本本州西部・中国地方を拠点に活動するレジスタンス組織。アモウたち主要人物の所属勢力。かつては複数の小組織に分かれていたが、中国地方を支配するアジア軍に劣勢を強いられたことから、組織のスポンサーでのちに代表となる宇堂キリュウが多くの協力者と資金をかき集め、日本指折りの組織にまで拡大させた。さらに、ヨーロッパの新興企業である「ブレンゾン社」と契約を交わしたことで、組織オリジナルのAMAIMをはじめとする兵器の開発・配備に成功している[8]。戦闘や諜報活動だけでなく、戦いや迫害から逃れてきた日本人の保護や生活支援などの慈善事業も積極的に行なっている。
- アラハバキ
- 東北地方西部(日本海側)を拠点とするレジスタンス組織。日本国内でも有力な組織だったが、アレクセイ・ゼノレイ率いるユーラシア軍部隊の猛攻で壊滅の危機に瀕しており、同じブレンゾン社の取引先であった「八咫烏」の支援を受けることになる。
- ブレンゾン社
- ヨーロッパに拠点を置く軍需企業。ただし、正式な拠点は公表しておらず、ヨーロッパのほかにアフリカなどの各地に分散しているともいわれている。以前は他社製のAMAIM用武装の製造を請け負っていたが、のちに採算を度外視した自社製AMAIMの開発に着手し、ケンブをはじめとするMAILeSを完成させる。しかし、4大経済圏のAMAIM市場は先行他社に独占され新規参入が困難であったため、経済圏に加盟していない国家や、経済圏と対立している日本のレジスタンス組織への売り込みに活路を見出す[9]。
- トライヴェクタ
- ガイたちI-LeSの開発元であるAI開発機関。ブレンゾン社との提携を継続するため、未完成であった自律思考型AI「プロトタイプゼロ」を貸し出すが、搭載機体が暴走事故を起こし、正体不明機「ゴースト」として一連の騒動の発端となる。
- 際の極光(きわのきょっこう)
- 外伝『境界戦機 フロストフラワー』に登場するレジスタンス組織。おもに北海道を活動拠点としている。
技術・兵器
- AMAIM(アメイン)
- 本作における人型特殊機動兵器(ロボット)の呼称。AMAIMは「Auto Mobile Artificial Intelligence Mount」の略称。作中においては無人機が一般的であり、主役機のケンブをはじめとする有人機は少数派で、前線指揮官や一部のエースパイロットの機体として割り当てられている。無人機は指令所や指揮車両にいるオペレーターを介しての遠隔操縦や、AIによる自律行動で運用される。動力は充電式のバッテリーを使用する。
- MAILeS(メイレス)
- 「I-LeS」搭載型のAMAIM。MAILeSは「Mobile Artifical Intelligence Learning System」の略称。八咫烏以外の勢力からは「オリジナルアメイン」と呼称される。
- 搭乗したパイロットはカメラ映像の網膜投影と脳波計測が行われ、固定具で操縦席に固定されるが、機体側から身体へと送られる電気信号によって、直立状態で動かしているような感覚となる。両手に握ったグリップと、搭乗者の身体感覚によって自分の体を動かすように操縦を行う。
- MAILeS同士は互いにバッテリーの電力を融通し合う非接点充電機能が備わっており、隠岐の島での対ゴースト戦では、損傷して機動性が低下したジョウガンとレイキの電力を、損傷が少ないケンブに集めて作戦を続行した。
- I-LeS(アイレス)
- AI開発機関「トライベクタ」が開発した自律思考型AI。I-LeSは「Intelligence Learning System」の略称。ゴーストに搭載された「プロトタイプゼロ」をベースにガイ、ケイ、ナユタの3基のI-LeSが開発された。
- 高度な判断能力やデータ処理能力を有する代わりに、蓄積したデータを整理・最適化してさらなる機能向上を図るため、定期的に一定時間の機能停止(ガイいわく「休眠状態」)が必要という欠点も有している。
- アタッチメント認証
- AMAIMの装備にかけられた電子ロックを指す。認証コードは各国家ごとに異なっているため、何らかの手段でこの認証を外さない限り、自機と所属が異なる勢力のAMAIMの装備を拾得・装備しようとしても機能しない。例外として所属不明機のゴーストだけはこの認証を無視することができ、武器はおろか機体パーツまでもみずからのものとする機能を有している。
そのほかの用語
- 境界戦(きょうかいせん)
- 4大経済圏の境界線において頻発しているAMAIM同士の戦闘。いわゆる「巨大ロボット」同士の戦闘であることから、過去には安全地帯から戦闘を見物する観戦ツアーが行われており、予約が必要なほど人気があった。
- 姫之焼(ひめのやき)
- 江戸時代後期の中国地方から続いていた陶窯(とうよう)。窯元近くで採れる土で作られた器は、なだらかな曲線と自然で素朴な色合い、独特の肌触りが愛好されていたが、次第に土の採掘量が減ったことで廃れていき、近年ではヒロインのシオンの生家である紫々部家が最後の姫之焼伝承者となっている。その紫々部家もアジア軍の土地接収によって廃窯に追い込まれており、シオンは伝統の復活を目指して「八咫烏」に参加することになる[10]。
登場人物
主要人物
- 椎葉 アモウ(しいば アモウ)
- 声 - 佐藤元[11]
- 本作の主人公[2]。通信制高校に通う16歳の少年。内向的で人付き合いが苦手だが、素直で人当たりのいい性格で、行く先々で出会う人々に気に入られている。3本の三つ編み状にまとめた後ろ髪が特徴。
- 死別した両親の遺産を崩しながら生活しており、被支配階級の日本人である自分の将来や生きる意味について悩みつつ、廃工場で見つけたケンブの整備とAMAIMの残骸漁りをしながら鬱屈した日々を過ごしていた。そんなある日にガイと出会ったことで世界が一変する[4]。オセアニア軍との戦闘を経てテロリストとして指名手配され、逃亡中にガシンに救われたことをきっかけに「八咫烏」に保護されるが、ゴーストの襲撃でリサの死を目撃し、「八咫烏」から離脱する。リサの故郷の親類に彼女の遺品を届けようとおもむくが、そこを支配していたアジア軍の非道さを目の当たりにして奮起し、再び「八咫烏」に戻る。隠岐の島でのゴーストとの再戦にて、オーバーヒート状態となり海に逃亡を図ったゴーストを決死の覚悟で足止めし、ケンブもろともゴーストの爆発にのまれ生死不明となるが、槙ミスズら「トライヴェクタ」のスタッフにより救助されていたことが後に明かされる。
- それから8ヶ月後となる第2部ではケンブ斬を駆ってガシンたちと合流するが、合流するまでの出来事をひた隠しにし、以前はためらっていた敵兵の殺害も辞さない冷徹な一面を見せるなどの変化が現れている。
- 鉄塚 ガシン(てづか ガシン)
- 声 - 上村祐翔[11]
- レジスタンス組織「八咫烏」に所属する16歳の少年。冷静かつぶっきら棒な性格。幼少期からレジスタンスに参加していたため同年代の人間との交流が少なく、他者に対して排他的な面をもつ[12]。かなりの偏食家で、ピーマンやニンジンといった野菜の多くが苦手。
- 幼いころに母を亡くし、「八咫烏」メンバーであった父のイッシン(声 - 柳田淳一)も謎のAMAIM「ゴースト」の襲撃によって命を落としている。現在は形見であるジョウガンのパイロットを引き継ぎ、打倒ゴーストに心血を注いでいる。アジア軍に追い詰められたアモウを救い、「八咫烏」に参加するきっかけを作る。当初は戦いをためらうアモウを目の敵にしており、性根を鍛えるために過酷な訓練をアモウに課すが、対ゴースト戦での共闘やリサの死の一件を経てわだかまりを解く。
- 紫々部 シオン(ししべ シオン)
- 声 - 市ノ瀬加那[11]
- 本作のヒロイン。伝統工芸である「姫之焼」の技法を継承する16歳の少女。穏やかだが感情豊かな人物で、アモウたちとも初対面で打ち解ける。全国大会レベルの薙刀の使い手であり、乗機であるレイキの武装にも反映されている[10][13]。囲碁や将棋などのボードゲームも得意で、ガシンと夜通しで対局しながらことごとく負かしている。
- 尊敬する祖父・シゲオの跡を継いで陶芸家となることを夢見ていたが、アジア軍に実家の土地を奪われたことで廃窯に追い込まれ、以降は伝統復活のために「八咫烏」に参加する。当初は一介の協力員として働いていたが、レイキのAIであるナユタに見初められたことでパイロットに選出される。訓練の過程で自分の戦う理由と向き合い、「虐げられている日本人を助けたい」という新たな思いに目覚める[13]。
I-LeS
- ガイ
- 声 - 藤原夏海[11]
- アモウのパートナーであるAIユニット。破天荒だが男気のある性格[4]。山中に捨てられバッテリー切れ寸前だったところをアモウに拾われ、その恩義に報いるべくケンブの組み立てと調整を手伝い、みずからケンブのメインシステムとなってアモウの逃避行に同行する。
- パソコンやスマートフォンといったさまざまな電子機械に介入して操作する能力をもち、軍や国家クラスのコンピューターに侵入してのデータ入手や改ざんまでこなす。ピンク色の熊のようなアバターを端末のモニターやケンブのコックピット内に表示し、さまざまなアドバイスを行なう。隠岐の島での戦いで、アモウとともにゴーストの爆発にのまれ消息不明となる。
- 第2部ではケンブ斬のメインシステムとして戦線復帰する。
- ケイ
- 声 - 石川由依[11]
- ガシンのパートナーで、ジョウガンのメインシステム。アバターは白い狐のような姿。開発系譜はガイと同じ。ガシンの父が使用していた戦術AIよりデータを引き継いだ。冷静な性格で女性の声で会話する[4]。
- ナユタ
- 声 - 村田太志[11]
- シオンのパートナーで、レイキのメインシステム。アバターは青い鹿のような姿。イタリア紳士の「アンジェロ」を自称しており、シオンの容姿と「姫之焼」を復興させたいという思いに感動し、「シオン以外には協力しない」として彼女を強引にパイロットに指名する[13]。シオンを「姫」と呼び高い忠誠心を示す一方で[4]、それ以外の者に対しては傲慢な態度で接する。
八咫烏
- 宇堂 キリュウ(うどう キリュウ)
- 声 - 小山力也
- 「八咫烏」代表にして、最大のスポンサーである資産家。日本の独立を夢見る情熱的な人物で、組織の戦略も担っている。
- 熊井 ゴウケン(くまい ゴウケン)
- 声 - てらそままさき
- 「八咫烏」の第2特務部隊(熊井隊)を率いる隊長。実直で高い指揮能力をもつ。行方不明だったケンブの回収を兼ねて、逃亡中であったアモウを組織に誘う。
- 馬﨑 エイジ(まさき エイジ)
- 声 - 中谷一博
- 熊井隊の副隊長。度胸と戦闘力に優れ、白兵もAMAIN戦もこなす。
- 甲咲 リサ(こうざき リサ)
- 声 - 浅野真澄
- ガシンたちの姉的存在である女性隊員。高校生時代にアジア協商軍の車両との交通事故に遭い、家族全員を失う。さらに、アジア軍側が加害者であったにもかかわらず、治外法権を盾に逆に加害者として不当に訴えられ、多額の賠償金を課せられた過去をもつ。その後、故郷の親族や友人に迷惑を掛けないよう縁を切り、単身レジスタンスに参加した。アモウに死んだ弟の姿を重ねており、戦いをためらうアモウをやさしく導く。拠点を襲撃してきたゴーストを単身で引き付けようと奮戦するが、乗っていた車両ごと踏みつぶされ生死不明となる。
- 槙 ミスズ(まき ミスズ)
- 声 - 七瀬彩夏
- 熊井隊の女性整備主任。奔放で天然な性格。部隊に配備されたMAILeSの整備・調整を手掛ける。新人のころは実務経験の不足からほかの整備員に後れを取っていたが、不断の努力の末に主任の座を勝ち獲った苦労人。
- その正体は「トライヴェクタ」の代表兼技術主任で、本名は「槙・ミスズ・アネット」。ゴーストに搭載されている「プロトタイプゼロ」やガイたちI-LeSの生みの親でもある。プロトタイプゼロを搭載したことで暴走したゴーストの被害を食い止めるため、素性を隠して「八咫烏」に所属していた。第2部では、熊井隊を離れ8か月間音信不通となっていたが、救助したアモウとともにガシンたちと合流し、自身の素性とジェルマンの暗躍を明かす。
- 村松 タケル(むらまつ タケル)
- 声 - 松重慎
- 熊井隊の整備士。
北米同盟
- ブラッド・ワット
- 声 - 小野友樹
- 極東方面軍に所属する大尉。年齢は25歳。戦術指揮とAMAIMの操縦に長けた優秀な軍人。戦場に残された痕跡を見ただけで、使用された兵器の性能や数、戦況の経過などを正確に分析できる能力をもつ。「大勢をもって小勢を制する」を基本とした堅実な戦術を好み、自身の分析能力で導き出したより勝率の高い手法を実践する。パイロットとしては、自機だけでなく複数の無人機を統括して操作できる技量をもつ[14]。
- 上官であるスピアーズ中将に引き取られた元孤児であり、現在も公私での関係は良好。幼少期は同じ境遇の子どもたちとの共同生活になじめず眠れない日々を送っていたが、見学に訪れた軍施設に配備されていたAMAIMのコックピット内で熟睡できたことがきっかけとなってパイロットの道に進む。このときの経験から有人機にこだわりをもっており、自身の部隊を有人機主体で編成している。
- アモウのケンブや正体不明機のゴーストの能力に着目しており、討伐部隊の指揮官として対峙する。日本人への差別感情はなく、支配地域の住民たちからは慕われている。行きつけの店で売っているたい焼きが好物であるなど、日本文化にもなじんでいる。
- ゴーストに対抗するために自身の機体を極限までチューニングさせ、ソフィアやロジャーといった腕利きを集めるが、自己修復と進化を遂げていたゴーストにロジャーを殺害された上に逃げられるという屈辱を味わい、復讐を誓う。そんなある日、とある街で偶然出会ったアモウの声を、アジア軍のリウに対して啖呵を切った機体のパイロットと同じだと確信し、情報部に分析させるとともに、観光客を装ってみずからアモウたちに接触し、ゴーストの居場所をリークして出方をうかがう。隠岐の島での八咫烏とゴーストの戦闘後、破壊されたゴーストの部位を海から引き上げ、AIユニットを入手する。
- レイモンド・ハーディ
- 声 - 新垣樽助
- ブラッド隊の副隊長である准尉。陸軍からの転属者で[6]、ブラッドからの信頼も厚い。
- チャーリー・オーレイ
- 声 - 加藤将之
- ブラッド隊専属として開発局から出向している主任技官。ケンブやゴーストに対抗できるAMAIMを求めていたブラッドの依頼を受けて、ブレイディハウンドのカスタマイズを担当する。
- ソフィア・ルイス
- 声 - 大西沙織
- ゴースト討伐任務のためにブラッド隊に配属された女性少尉。士官学校出身で[6]、軍の戦術シミュレーションマッチで2連覇を果たしている実力派パイロット。
- ロジャー・ヤング
- 声 - 真木駿一
- ソフィアとともにブラッド隊に配属された中尉。ゴーストとの戦いでケーブルをコックピットに撃ち込まれ戦死する。
- ジョウ・スピアーズ
- 声 - 仲野裕
- 極東方面軍副司令を務める中将。ブラッドを含む多くの孤児たちを引き取り育てている。幼少期のブラッドを軍施設の見学に連れていき、AMAIMパイロットになるきっかけを作った。
- ロイ・ウォーカー
- 声 - 斎藤寛仁
- 第2部に登場。北米同盟議会の議員。反戦派であるためスピアーズから警戒されており、彼の説得が重要だとブラッドに忠告した。
- トニー・ブランク
- 声 - 内田直哉
- 第2部に登場。第7方面軍第23部隊に所属する大尉。多数の民間人を抱えていた「八咫烏」から人民避難のための一時停戦を提案されるが、事前に買収した日本人に自軍を撃たせることで攻撃の口実を作り、一気にせん滅をもくろむ。アモウの合流によって一度撤退させられ、さらに多くの軍勢を率いて再度「八咫烏」を襲撃するが、アモウたちの連携により部隊を全滅させられ、自身の機体も大破。アモウの降伏勧告を拒否した結果、彼の手により殺害される。
大ユーラシア連邦
- アレクセイ・ゼノレイ
- 声 - 浪川大輔
- 東北西部地域の指揮官を務める少佐。ロシア貴族の末裔である大ユーラシア有数の資産家の出身で、高い指揮能力とユーラシア軍指折りのAMAIM操縦技術を合わせもつ。独特な言動と感性の持ち主であり、幼少期からさまざまな無茶や奇行を重ねては周囲を振り回していた。
- 私財を投じて調達した大量のAMAIMや監視用センサーユニットをもって「アラハバキ」を壊滅させ、救援に駆け付けたアモウたちを翻弄して見せるが、仕掛けたセンサーユニットをガイたちに逆用され、自身も撃破寸前まで追い込まれる敗北を喫する。この一件で自尊心を傷つけられことをきっかけに、対レジスタンス用の特別遊撃隊の編成を上層部に進言し、「八咫烏」が保有するMAILeSの鹵獲をもくろむ。
- ダリア・リヴォフ
- 声 - 遠藤綾
- アレクセイの副官を務める女性中尉。幼なじみであるアレクセイを手のかかる弟のように思っており、プライベートではアレクセイへの厳しい叱責や鉄拳制裁も辞さない。自身も優秀な指揮官であり、アレクセイをよく補佐しているが、彼が危険な前線に出ることを快く思っていない。
アジア自由貿易協商
- ホウ・グアン
- 声 - 水中雅章
- 瀬戸内海沿岸地域の警備を担当する指揮官。オセアニア連合の境界から逃げてきたアモウを待ち伏せるが、ガシンの救援で逃走を許す。
- その後は隠岐の島に逃れてきたゴーストの対処を担当。交戦するも返り討ちに遭い、現地の日本人救助に現れた熊井隊によってほかの部下たちとともに救助される。この恩義と部下の安全を優先するために、基地に残された武器のアタッチメント認証を解除し、間接的にアモウたちを援護する。騒動後も、部下たちとともに熊井隊の正体はわからなかったと上司に虚偽の報告をする。
- スン・チョン
- 声 - 中村和正
- ホウを補佐する副官。
- リウ・フウ
- 声 - 古川慎
- リサの故郷を統治している総督府の代理を務める少佐。現地の日本人たちを不当な罪状で拘束して強制労働施設や人身売買組織に送り、多額の利益を得ていた。総督府に抗議に来たリサの友人たちを捕らえ処刑しようとするが、ケンブを駆って現れたアモウに阻止され、ガイのハッキングで自身の所業が全世界に公開されて失脚する。
オセアニア連合
- ジェフリー・ウィルソン
- 声 - 稲田徹
- オセアニア連合軍の分隊長。転属のために手柄を望んでおり、アモウのパーツ収集仲間をテロリストだとして人質に取り、AMAIMを持ち出してアモウを拘束しようとするが、失敗する。
- ケイト・バーン
- 声 - 石上静香
- ジェフリーを補佐する女性副隊長。
- サイモン・テイト
- 声 - ボルケーノ太田
- 瀬戸内海方面の沿岸警備を担当する大尉。リウの不祥事により世論感情を悪くしたアジア軍の混乱に乗じて、敵の勢力圏に侵攻を開始するが、突如現れたレイキに部隊を壊滅させられ撤退する。
- オリバー・マーティン
- 声 - 木内太郎
- サイモンの副官である少尉。
ブレンゾン社
- ジェルマン・ゴベール
- 声 - 福山潤
- ブレンゾン社から外部委託の営業として雇われている人物。AMAIM市場では新参だったブレンゾン社に、4大経済圏と対立している国家や日本のレジスタンス組織との取引を進言し、みずからその窓口を担当している。飄々とした食えない人物である一方で、物資の納期を厳守するなど仕事には真摯に臨んでいる。レジスタンスの思想に共感してはおらず、あくまでも「顧客」としてビジネスライクに接する[9]。
- 実は一連のゴースト事件を手引きしていた黒幕であり、ブレンゾン社や「トライヴェクタ」から得た技術を目論み独自の組織を立ち上げたほか、4大経済圏の最大手である北米同盟に売り込むために、プロトタイプゼロ(ゴーストのAI)を手土産にブラッドに接触する。また、第1部から第2部までの8ヶ月間にはブレンゾン社の施設に関する破壊工作を行っていた。
アラハバキ
- 今野 タケル(こんの タケル)
- 声 - 林大地
- 「アラハバキ」隊長。アレクセイによって組織が壊滅状態に陥っていたが、「八咫烏」の援護を受けて逃げ延びる。
- 高柳 アンナ(たかやなぎ アンナ)
- 声 - 貫井柚佳
- アモウたちと同年代の女性隊員。東ヨーロッパと日本のハーフ。故郷に姉を残してレジスタンス活動に身を投じている。同性であるシオンと意気投合し、友人関係を結ぶ。
民間人
- 末永 ユウセイ(すえなが ユウセイ)
- 声 - 鈴村健一
- 元「八咫烏」隊員。同じ「八咫烏」隊員だった両親を亡くしたことでイッシンに引き取られ、ガシンとは実の兄弟のように育った。ガシンからは「ユウ兄(ユウにい)」と呼ばれ慕われている。現在はアジア協商圏内に建設された日本人自治区の区長を務めており、日本人の地位向上のために日々尽力している。戦いに身を置いているガシンのことを気にかけており、「八咫烏」を脱退してともに暮らすよう誘う。
- 自治区への便宜を引き出す目的でアジア軍と裏取引をしていたが、次第に提供する日用品の量を減らされ、量を元に戻す条件として無理難題を押し付けられる悪循環に陥っており、ついにはかつての仲間である「八咫烏」の内部情報に手を出そうとする。その事実を知ったガシンから糾弾されるが、あくまで自身の信念を優先し決別を告げる。
登場兵器
八咫烏の兵器
ケンブ KENBU | |
---|---|
型式番号 | YM-02[15] |
分類 | MAILeS |
全高 | 10.4m[15] |
重量 | 9.6t[15] |
武装 | 60mm携行機関砲×1 超熱振式戦闘直刀×1 腕部超熱振式戦闘爪×1 盾付短剣×1 |
搭乗者 | 椎葉アモウ |
- YM-02 ケンブ
- アモウが搭乗する近接戦闘型MAILeS[4]。機体色は白と赤。四国支部がブレンゾン社から受領した新型機だが、組み立て前に支部が壊滅したため、パーツの状態で廃墟化した施設の工場内に放置されていた。発見者であるアモウがガイの協力を受けて組み立てと調整を行ない、肩部など使用不能となっていたパーツをほかのAMAINのパーツで代用した未完成状態で起動する。「八咫烏」と合流後は、オーバーホールとともに本来の武装やパーツを組み込んだ完成形となる。I-LeSであるガイのサポートと、軽量化されたフレームによって、従来機をしのぐ高機動性を発揮する[15]。ほかの同型機にはない特殊機能として、機体への過負荷を引き換えに性能を飛躍的に高めるリミッター解除形態「フルブーストモード」が設定されている。
- 武装は、ほぼすべての現用兵器の装甲を貫通可能な銃火器「60mm携行機関砲」、刀身に高熱と高速振動を発生させることで敵装甲を容易に切断する刀剣「超熱振式戦闘直刀」。これらの武装は背部ウェポンラック両側面のアームに接続されており、携行時に取り出しやすいようアームが展開する。未完成状態では、左腕に短剣付きの補助装甲である攻防一体の「盾付短剣」を装備。ただし、これは本格的な武装ではないため、攻撃力・防御力ともにさほど高くはない[15]。のちに、ブレンゾン社から展開式の格闘用クローである「腕部超熱振式戦闘爪」が供給される[8]。
ケンブ斬 KENBU ZAN | |
---|---|
型式番号 | YM-04[16] |
分類 | MAILeS |
全高 | 10.8m[16] |
重量 | 11.5t[16] |
武装 | 超熱振式戦闘長刀×1 40mm腕部機関砲×1 |
搭乗者 | 椎葉アモウ |
- YM-04 ケンブ斬(ケンブざん)
- 第2部に登場。大破したケンブの後継機。外装はケンブに似せつつ内部仕様を全面的に刷新しており、あらゆる面でケンブを大幅に上回る性能を発揮する。特に機動性の向上は目覚ましく、ケンブでの実戦経験を積んだガイの判断機能が加わることで、従来のAMAIMや兄弟機のMAILeSたちを凌駕する瞬発力を発揮する。さらに機体出力の向上に伴い、従来機ではあつかえない重量級の武装を使いこなせる[16]。
- 武装は、ケンブの戦闘直刀を超える長さと重量をもつ「超熱振式戦闘長刀」、着脱式の40ミリ腕部機関砲[16]。
ジョウガン JOGAN | |
---|---|
型式番号 | YM-01 |
分類 | MAILeS |
全高 | 10.7m[12] |
重量 | 9.9t[12] |
武装 | 120mm二連装狙撃砲×1 装甲擲弾砲×2 45mm速射拳銃×2 戦闘短刀×1 シールド×1 |
搭乗者 | 鉄塚ガシン |
ジョウガン改 | |
型式番号 | YM-01C |
分類 | MAILeS |
武装 | 45mm回転式装甲機関砲×1 40mm携行短機関砲×2 シールド×2 |
搭乗者 | 鉄塚ガシン |
- YM-01 ジョウガン
- ガシンが搭乗する射撃戦型MAILeS。機体色は青。ケンブとはフレームや外装の一部を共用している兄弟機であり、各種大型銃器を高い精度で使用するために、機体の剛性や馬力、制御能力を極限まで高めた調整が施されている。一方で、重量増によって機動性と運動性が大幅に低下しており、接近戦を苦手としている[12]。
- 武装は、APFSDS弾やHEAT弾を放てる高威力の滑腔砲とAP弾を使用する高精度狙撃に適したライフル砲の二つの銃身を束ねた「120ミリ二連装狙撃砲」、左肩シールド内に収納された緊急用の接近戦武装「戦闘短刀」。右肩にも異なる形状のシールドが装着可能となっている[12]。のちに、近接戦闘に対応した「45ミリ速射拳銃」2挺と、両肩部に装着して各種弾頭を発射できるシールド兼用の「装甲擲弾砲」がブレンゾン社から供給される[5]。
- YM-01C ジョウガン改
- 第2部に登場。ジョウガンの強化改造機。従来よりも重武装化されている。
- 武装は、上半身を覆うように装備される45ミリ回転式装甲機関砲、装甲機関砲基部の装甲板裏に収納されている40ミリ携行短機関砲2挺、改修前よりも大型化された両肩のシールド。装甲機関砲と両肩のシールドを連結することで、さらに防御力を高めることができる。
レイキ REIKI | |
---|---|
型式番号 | YM-03[10] |
分類 | MAILeS |
全高 | 10.4m[10] |
重量 | 8.8t[10] |
武装 | 超熱振式薙刀×1 捕縛用電撃網発射機×1 |
搭乗者 | 紫々部シオン |
レイキ改 | |
型式番号 | YM-03C |
分類 | MAILeS |
武装 | 超熱振式薙刀改×1 ミサイルコンテナ×2 |
搭乗者 | 紫々部シオン |
- YM-03 レイキ
- シオンが搭乗する高機動型MAILeS。機体色は黄色。両肩と腰の可変式リアスカートに設置された推進器を展開することで高い跳躍力と滑空能力を発揮し、空中からの一撃離脱戦法で地上の敵AMAIM部隊を翻弄する[10]。
- 武装は、薙刀を得意とするシオンに合わせた折りたたみ式の「超熱振式薙刀」、前腕部に追加装備される「捕縛用電撃網発射機」[10]。
- YM-03C レイキ改
- 第2部に登場。レイキの強化改造機。改良された各部の推進器と、機体全高を上回る全幅まで展開する大型リアスカートを採用したことで、従来よりも滑空性能が向上している。
- 武装は、柄にスライド伸縮構造を採用して携行性を高めた「超熱振式薙刀改」、全方位攻撃を可能とした背部の18連装ミサイルコンテナ2基。
ジョーハウンド JOUE HOUND(RESISTANCE CUSTOM) | |
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型式番号 | NA10/3JP |
分類 | AMAIM |
武装 | ライフル×1 |
搭乗者 | 鉄塚イッシン 「八咫烏」構成員 今野タケル 「アラハバキ」構成員 |
- NA10/3JP ジョーハウンド(レジスタンスカスタム)
- 北米軍から鹵獲した機体を改修した機体。機体色は緑基調。「八咫烏」以外の各地のレジスタンス勢力にも普及しており、用途や気候に対応した改修機も登場する。鹵獲前の機体と比べて、胸部機銃や装甲の一部などを欠いている。鹵獲前と同じく無人機としても運用される。
- ASC-716E 特大型装甲特殊運搬車
- AMAIMや各種装備を運搬する大型特殊車両。外見や寸法は一般のトレーラーと同じように偽装してあるが、内部はAMAIMを安全に格納・運搬するためのさまざまな改造が施されている。ただし、コンテナ部分は駐機状態のAMAIM1機をぎりぎり収納できるほどのスペースしかなく、武装などを同時に運搬するには別の専用コンテナを連結する必要がある。戦場での移動時はトラクター前面の防護シールドがフロントガラスを覆う構造になっており、トラクターとコンテナのあいだにはパイロットが速やかに機体に搭乗するための通路が設けられている[8]。
北米同盟の兵器
ブレイディハウンド BRADY HOUND | |
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型式番号 | NA12[6] |
分類 | AMAIM |
全高 | 9.5m[6] |
重量 | 13.4t[6] |
武装 | ライフル×1 ナイフ×2 |
搭乗者 | レイモンド・ハーディ ソフィア・ルイス ロジャー・ヤング 北米同盟軍兵士 |
ブレイディハウンド(ブラッド専用機) BRADY HOUND(BRAD EXCLUSIVE) | |
型式番号 | NA12S[14] |
全高 | 10.5m[14] |
重量 | 12.9t[14] |
武装 | ライフル×1 ソード×2 |
搭乗者 | ブラッド・ワット |
- NA12 ブレイディハウンド
- 制式主力AMAIM。デザインは海老川兼武[17]。攻撃力や防御力、機動力を両立させたオールラウンド機として設計されており、両肩や背部、両腰に装備された大出力ホバーユニットによる運動性能を活かした白兵戦や射撃戦を展開できる。無人機と指揮官用の有人機が存在するが、状況によっては1機の有人機がほかの有人機を操作できるように切り替えることも可能。肩上面には空中輸送機との接続部を備えており、牽引状態での空中戦や降下作戦にも対応できる。牽引状態では両脚を後方に伸ばす姿勢をとる[6]。
- 武装は、速射性と命中精度に優れた大口径ライフルと、両脇下のウェポンラックに懸架されたナイフ二振り[6]。
ジョーハウンド JOUE HOUND | |
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型式番号 | NA10/3[18] |
分類 | AMAIM |
全高 | 9.2m[18] |
重量 | 16.5t[18] |
武装 | ライフル×1 胸部機銃×2 |
搭乗者 | 北米同盟軍兵士 |
- NA10/3 ジョーハウンド
- ブレイディハウンドの一世代前の主力AMAIM。バランスに優れた汎用機で、出力と機動性こそブレイディハウンドよりも大幅に劣るが、耐久性と信頼性の高さから一定数が現役で稼働している。運用期間の長さから、敵勢力に鹵獲された機体を含めた多数のバリエーションが存在する[18]。
- 武装は、ブレイディハウンドと同型のライフルと、胸部左右に内蔵された機銃2門[18]。
ブレイディフォックス | |
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型式番号 | NA13 |
分類 | AMAIM |
武装 | レーザー砲×1 ナイフ×1 大型シールド×1 |
搭乗者 | トニー・ブランク(有人機) 北米同盟軍兵士(有人機) |
- NA13 ブレイディフォックス
- 第2部に登場。ブレイディハウンドに次ぐ新型主力AMAIM。機動性と汎用性がさらに高められている。指揮官用の有人機は、頭頂部にブラッド専用ブレイディハウンドと同型のセンサーと保護用のバイザーが追加されている。
- 武装は、携行式のレーザー砲と近接戦闘用のナイフ[注 2]、大型シールド。
- V-33 ストークキャリー
- AMAIM輸送用のジェットヘリ。乗員人数は1名(予備シート展開時は2名)。底面の牽引用アームで接続したAMAIMを戦地まで空輸し、到着後は支援攻撃を担当する。主翼両端のエンジンユニットは縦軸に回転し、これを活かしたVTOL(垂直離着陸)運用が可能[5]。
- 武装は、機首下部に備えられた対地攻撃用20ミリガトリング砲、胴体両側に内装されたミサイル[5]。
大ユーラシア連邦の兵器
ソボーテジアマン SUBBOTA DEMON | |
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型式番号 | FGEA07 |
分類 | AMAIM |
武装 | 携行機関砲×1 背部大口径キャノン砲×1 ナタ×1 |
搭乗者 | なし(無人機) |
- FGEA07 ソボーテジアマン
- 無人型主力AMAIM。デザインは寺岡賢司[17]。戦車砲塔のような胴体に四肢をもつ無骨な外観で、頭部ユニットは胴体最前部に突き出ており、背部にはキャノン砲をマウントするハードポイントがある。携行武装は機関砲と接近戦用のナタ。他陣営のAMAIMよりも性能で劣るぶん、調達コストが安さから物量戦に適している。
- 外伝『フロストフラワー』では湿地帯移動用のスレッドを装着した機体が登場する。
ゼリーゼジアマン ZHELEZO DEMON | |
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型式番号 | FGEA08 |
分類 | AMAIM |
武装 | 携行機関砲×1 鉈型片刃剣×1 |
搭乗者 | アレクセイ・ゼノレイ |
- FGEA08 ゼリーゼジアマン
- アレクセイ・ゼノレイが搭乗する指揮官用AMAIM。デザインは寺岡賢司。有人運用にも対応すべく、設計思想から刷新した高性能機。黄色の円筒形頭部センサーが特徴で、ソボーテジアマンよりも四肢が細く人型に近い体型をしている。
アジア自由貿易協商の兵器
ニュウレン(牛人) NYUREN | |
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型式番号 | AM22U[7] |
分類 | AMAIM |
全高 | 10.0m[7] |
重量 | 11.7t[7] |
武装 | ライフル×1 アックス×1 シールド×1 ミサイルコンテナ×2 |
搭乗者 | なし(無人機) |
- AM22U ニュウレン(牛人)
- 主力AMAIM。機体色は真紅。デザインは形部一平[17]。ほかのAMAIMよりも人型に近いスマートな形状が特徴で、人間のような精密な作業や、多彩な武装を携行・運用可能な高い汎用性をもつ。性能面では各種戦闘に特化したほかのAMAIMよりも劣っているが、単純な構造からくる高い量産性と武装の豊富さを活かし、大部隊による集団戦で真価を発揮する[7]。
- 基本武装は、シンプルで故障率の低い構造をもつライフル、裏面にライフルの追加弾倉を2本懸架可能な前腕のシールド、接近戦用の斧(アックス)。追加武装として、大型ミサイル1基を格納したミサイルコンテナを両肘に装備可能[7]。
オセアニア連合の兵器
バンイップ・ブーメラン BUNYIP BOOMERANG | |
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型式番号 | CO-03BR[19] |
分類 | AMAIM |
全高 | 10.0m[19] |
重量 | 14.2t[19] |
武装 | 30mm機関砲×2 隠しナイフ×2 |
搭乗者 | なし(無人機) |
- CO-03BR バンイップ・ブーメラン
- AMAIM「バンイップ」から発生した、戦術特化型AIを搭載する無人機。機体色は緑基調。デザインは小柳祐也[17]。腕部が存在せず、逆関節の脚部を有する非人型の機体。駐機形態、哨戒形態、高機動戦闘形態の3形態に変形可能で、高機動戦闘時には脚部を使って大きく跳躍が可能。他勢力のAMAIMと比較すると火力に劣る[19]。
- 武装は胴体の上部両端に内蔵される「30mm機関砲」と、胸部左右の小型サブアームに装備する「隠しナイフ」(おもに高機動戦闘時に展開して一撃離脱戦法を取る)[19]。
そのほかの兵器
ゴースト GHOST | |
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型式番号 | 不明[9] |
分類 | AMAIM |
全高 | 12.1m[9] |
重量 | 11.7t[9] |
武装 | 腕部クロー×1 |
搭乗者 | なし(無人機) |
ゴースト マークII GHOST Mk-II | |
型式番号 | 不明 |
分類 | AMAIM |
武装 | 腕部クロー×2 クラッキングケーブル×6 サブアーム×2 |
- ゴースト
- 所属および製造元不明の漆黒のAMAIM。完全自律の無人機と推測されており、各地に展開しているAMAIM部隊を勢力を問わず襲撃している。「ゴースト」とは、北米同盟軍がその神出鬼没さにちなんでつけたコードネーム。その正体は、トライベクタ製の自立思考AI「プロトタイプゼロ」を搭載したブレンゾン社の試作機で、ケンブらMAILeSの実質的な原型機。AIが未完成であったために暴走事故を起こし、消息不明となっていた。
- 機体のリミッターを常時解除してジェネレーターをフル稼働させることで、あらゆる面で既存のAMAIMを凌駕する高性能を発揮する。その代償として駆動電力の消耗が早く、腰の放熱板から頻繁に排熱を行なわないとオーバーヒートを起こすリスクを抱えている。背部左右には敵の通信や索敵を妨害する電子戦ユニット「ジャミングバインダー」を装備しており、先制攻撃や撤退時の欺瞞に用いられる。攻撃手段として、超熱振式の鉤爪と強力なEMP投射機能を備えた大型の左腕をもつ。さまざまな陣営のAMAIMのパーツや武装を、アタッチメント認証を無視して装着・使用できる特性をもち、調達したパーツを用いての自己修復・強化が可能となっている。学習能力も非常に高く、戦闘を経るごとに強さを増している[9]。
- 作中初登場となる「八咫烏」のキャンプ地襲撃時は、過去に殺害したイッシンが乗っていたジョーハウンドの右腕を移植したため、左右非対称な外観となっている。ケンブとジョウガンを同時に圧倒するが、次第に連携が取れてきた2機を前に劣勢となり、自爆に見せかけて離脱する。
- ゴースト マークII
- 逃亡先の秋芳洞内で修復と強化を図った姿。全体的に左右対称の形状となり、右腕も左腕と同様のクローアームに変化。両手甲部分には計6基のクラッキングケーブルが内蔵されており、撃ち込んだ敵機の電力を吸収したり、制御自体を乗っ取ることもできる。背部のジャミングバインダーは機関砲などの火器を携行可能な2基のサブアームに換装されている。この改修に伴い、両肩にはジャミングバインダーと同型のECMユニットが内蔵されている。
- 秋吉台でのブラッド隊との戦闘では、ケーブルの制御機能を利用して圧倒するが、同じく味方機を同時に操るブラッドの奇策で胸部を撃ち抜かれ、乗っ取ったストークキャリーを使って逃亡する。その後はアジア軍支配下の隠岐の島に潜伏し、一時の休眠と修復を経て再起動。その情報を察知したアモウたちと再度交戦する。戦闘中も常にアモウたちの戦闘パターンを学習し圧倒するが、フルブーストモードに移行したケンブに拮抗され、その隙を突いたジョウガンの狙撃で放熱板を破壊されオーバーヒート寸前に追い詰められる。冷却水を求めて海に逃亡を図るが、直前でケンブに阻止されともに爆発四散する。その後、本機のAIユニットはブラッド隊に回収される。
外伝に登場する兵器
ビャクチ BYAKUCHI | |
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型式番号 | KM-01[20] |
分類 | MAILeS |
全高 | 10.9m[20] |
重量 | 10.6t[20] |
武装 | 60mm携行機関砲×1 四連装誘導弾携行発射機×1 汎用携行盾×1 |
搭乗者 | 北条カイ |
- KM-01 ビャクチ
- 公式外伝『境界戦機 フロストフラワー』に登場。北条カイが搭乗し、AIのルーを搭載するMAILeS。機体色は白と青。レジスタンス組織「際の極光」が大ユーラシア連邦から強奪した機体で、各部にハードポイントが多数設置されていることから、何らかの実験機であったと推測される。当初はユーラシア軍仕様の塗装が施されていたが、強奪後に夜間や雪原での活動に適した現在の色に塗り替えられている[20]。
- 武装は、重量増と引き換えに装弾数の多いドラム式弾倉を採用した「60mm携行機関砲」、左肩部に「四連装誘導弾携行発射機」、左前腕に装着された小型の追加装甲「汎用携行盾」[20]。
セツロ SETURO | |
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型式番号 | NA10/3JP |
分類 | AMAIM |
全高 | 9.2m |
重量 | 14.8t |
武装 | ライフル×1 汎用携行盾×1 |
搭乗者 | 晴矢ユキ 「際の極光」構成員 |
- NA10/3JP セツロ
- ジョーバウンドの「際の極光」仕様。民間企業が独自開発した自律思考型AI「モブ」を搭載した機体。北海道の環境に対応したカスタムチェーンが施されており、脚部に湿地帯移動用のスレッドを装着した機体も存在する。
ゼリーゼジアマン “アクチャーブリュ” ZHELEZO DEMON “Октябрь” | |
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型式番号 | FGEA08 |
分類 | AMAIM |
武装 | 携行機関砲×1 鉈型片刃剣×1 |
搭乗者 | ユーリ・グルースナ |
- FGEA08 ゼリーゼジアマン “アクチャーブリュ”
- ゼリーゼジアマンのカスタム機。次世代型自立思考型AI「グニェーフ」を搭載した実験機。頭部形状がベース機と異なるほか、青基調のカラーリングが特徴。アクチャーブリュはロシア語で10月の意。
スタッフ
- 企画・原作・製作 - SUNRISE BEYOND[11][21]
- 監督 - 羽原信義[11][21]
- シリーズ構成 - 木村暢[11][21]
- キャラクターデザイン - 大貫健一[11][21]
- メカニックデザイン - 小柳祐也、海老川兼武、寺岡賢司、形部一平[11][21]
- メカニックデザインスーパーバイザー - 奥山清行[21]
- チーフメカアニメーター - 久壽米木信弥、有澤寛[11][21]
- 美術デザイン - 小木斉之[21]
- 美術監督 - 中村典史[21]
- 色彩設計 - 井上あきこ[21]
- 撮影監督 - 元木洋介[21]
- 編集 - 小野寺絵美[21]
- 音響監督 - 明田川仁[21]
- 音楽 - ラスマス・フェイバー[11][21]
- 音楽プロデューサー - 黒田学、木村憲一郎[21]
- 音楽制作 - サンライズミュージック
- プロデューサー - 小松紘起、紅谷佳和[21]、田﨑勝也
- 企画協力 - BANDAI SPIRITS[11][21]
- 制作協力 - 電通[21]
主題歌
- 「enemy」[21]
- Blank Paperによる第一部オープニングテーマ。作詞・作曲・編曲はBlank Paper。
- 「You're my perfect mirror」[22]
- 富金原佑菜による第一部エンディングテーマ。作詞・作曲・編曲はeijun。
- 「Overload」
- 富金原佑菜による第二部オープニングテーマ。作詞はゆうり、作曲は水野谷怜、編曲は如月結愛。
- 「pARTs」
- Natumi.による第二部エンディングテーマ。作詞はcAnON.、作曲・編曲は澤野弘之。
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | キャラクター 作画監督 | メカニック 作画監督 | キャラクター 総作画監督 | 初放送日[23] |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第一話 | 起動 | 木村暢 | 羽原信義 |
|
| 久壽米木信弥 | 大貫健一 | 2021年 10月5日 |
第二話 | 船出 | もりたけし | 球野たかひろ | 高見明男 | 山根理宏 | 10月12日 | ||
第三話 | 戦う理由 | 阿部雅司 | 寺尾洋之 | 10月19日 | ||||
第四話 | 別離 | 榎本明広 | 飯村正之 | 黒澤浩美 | 有澤寛 | 10月26日 | ||
第五話 | 決意 | もりたけし | 小谷野竜成 | 高見明男 | 山根理宏 | 11月2日 | ||
第六話 | 旅路 | 大槻敦史 | 球野たかひろ |
| 11月9日 | |||
第七話 | 討伐 | 上坪亮樹 | 石原満 | 高瀬健一 | 11月16日 | |||
第八話 | 再生の槌音 | 森江美咲 | もりたけし | 上坪亮樹 | 黒澤浩美 | 久壽米木信弥 | 11月23日 | |
第九話 | 自治区 | 木村暢 | 阿部雅司 | 日向正樹 | 有澤寛 | 11月30日 | ||
第十話 | 遠征 | 小谷野竜成 |
|
| 12月7日 | |||
第十一話 | 包囲網 | もりたけし | 阿部雅司 |
| 植田実 | 12月14日 | ||
第十二話 | 隠岐の島戦(前編) | 森江美咲 | 榎本明広 | 大久保朋 |
|
| 12月21日 | |
第十三話 | 隠岐の島戦(後編) | 木村暢 | 寺岡巌 | 飯村正之 |
|
| 12月28日 | |
第十四話 | 8ヶ月後 | 西澤晋 | 鳥羽聡 | 大貫健一 |
| 2022年 4月12日 |
||
第十五話 | 再会 | もりたけし | 球野たかひろ | 高瀬健一 | 4月19日 |
放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [25] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2021年10月5日 - 12月28日 | 火曜 1:30 - 2:00(月曜深夜) | テレビ東京 | 関東広域圏 | 製作参加 |
2021年10月6日 - 12月29日 | 水曜 3:30 - 4:00(火曜深夜) | 毎日放送 | 近畿広域圏 | 『アニメ特区』第3部 |
2021年10月8日 - 12月31日 | 金曜 19:00 - 19:30 | BS11 | 日本全域 | 協力 / 『アニメ+』枠 |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト |
---|---|---|
2021年10月6日 | 水曜 20:00 更新 | |
2021年10月7日 | 木曜 1:00 - 1:30(水曜深夜) | ニコニコ生放送[27] |
2021年11月3日 | 水曜 20:00 更新 | dアニメストア[28] |
不明 | 不明 |
|
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [25] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2022年4月12日 - | 火曜 0:00 - 0:30(月曜深夜) | テレビ東京 | 関東広域圏 | 製作参加 |
2022年4月15日 - | 金曜 2:30 - 3:00(木曜深夜) | 毎日放送 | 近畿広域圏 | |
金曜 19:00 - 19:30 | BS11 | 日本全域 | 協力 / 『アニメ+』枠 |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト |
---|---|---|
2022年4月13日 | 水曜 20:00 更新 |
|
不明 | 不明 |
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漫画
2021年7月21日発売の『月刊ホビージャパン9月号』(ホビージャパン)にて『境界戦機 フロストフラワー』のタイトルで連載されている。ストーリーはテレビアニメと異なる[4]。
脚注
注釈
出典
- ^ “境界戦機:バンダイスピリッツ×SUNRISE BEYOND 新ロボットアニメ 10月スタート 第1話冒頭公開”. MANTANWEB (MANTAN). (2021年7月21日) 2021年7月22日閲覧。
- ^ a b “ロボットアニメ「境界戦機」10月4日放送スタート、約11分の冒頭映像も公開に”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年7月21日) 2021年7月22日閲覧。
- ^ “アニメ「境界戦機」第2部は2022年4月から、1月より第1部を再放送”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年12月30日) 2021年12月30日閲覧。
- ^ a b c d e f g “秋アニメ『境界戦機』10月4日(月)より順次放送・配信開始!! 第1話 冒頭スペシャル映像が先行配信!!”. アニメイトタイムズ (アニメイト). (2021年7月21日) 2021年7月22日閲覧。
- ^ a b c d プラモデル 「ストークキャリー」組立説明書, 1/72スケールモデル HG, バンダイスピリッツ
- ^ a b c d e f g h プラモデル 「ブレイディハウンド」組立説明書, 1/72スケールモデル HG, No.06, バンダイスピリッツ
- ^ a b c d e f プラモデル 「ニュウレン」組立説明書, 1/72スケールモデル HG, No.07, バンダイスピリッツ
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- ^ “【秋アニメ新着】境界戦機”. dアニメストア. ドコモ・アニメストア (2021年11月3日). 2021年12月25日閲覧。
外部リンク
- 境界戦機
- 境界戦機|バンダイ ホビーサイト
- 境界戦機 テレビ東京アニメ公式 - テレビ東京による番組サイト
- 境界戦機 (@kyoukai_senki) - X(旧Twitter)
テレビ東京 火曜 1:30 - 2:00(月曜深夜) | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
境界戦機(第一部)
(2021年10月5日 - 2022年3月29日)
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オッドタクシー
(再放送) |
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テレビ東京 火曜 0:00 - 0:30(月曜深夜) | ||
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境界戦機(第二部)
(2022年4月12日 - ) |
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