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「ソルトーン卿」の版間の差分

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17代卿、18代卿{{仮リンク|アレグザンダー・フレイザー (第18代ソルトーン卿)|label=アレクザンダー・フレイザー|en|Alexander Fraser, 18th Lord Saltoun}}<small>(1820–1886)</small>、19代卿[[アレグザンダー・フレイザー (第19代ソルトーン卿)|アレグザンダー・フレイザー]]<small>(1851–1933)</small>、20代卿[[アレグザンダー・フレイザー (第20代ソルトーン卿)|アレグザンダー・フレイザー]]<small>(1886–1979)</small>の4代はスコットランド貴族の[[貴族代表議員]]に選出されて[[トーリー党 (イギリス)|トーリー党]]・[[保守党 (イギリス)|保守党]]に所属する[[貴族院 (イギリス)|貴族院]]議員を務めた<ref name="CP LS" />。また19代卿と20代卿はフリーメイソンの{{仮リンク|スコットランド・グランドロッジ|en|Grand Lodge of Scotland}}で最高指導者{{仮リンク|スコットランド・グランドロッジ・グランドマスター|label=グランドマスター|en|List of Grand Masters of the Grand Lodge of Scotland}}も務めている<ref name="CP LS" />。
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20代卿の唯一の男子は[[第二次世界大戦]]で戦死したため、20代卿の死去に際して娘の{{仮リンク|フローラ・フレイザー (第21代ソルトーン女卿)|label=フローラ・フレイザー|en|Flora Fraser, 21st Lady Saltoun}}<small>(1930-)</small>に女系継承が行われた（21代女卿）。[[2016年]]現在も彼女が当主である<ref name="CP LS" />。彼女は[[1999年]]の貴族院改革で[[世襲貴族]]が92議席を残して議席抹消された後も世襲貴族議員枠に選び残されて貴族院議員を続けている<ref name="HANSARD">{{Cite web |url= http://hansard.millbanksystems.com/people/ms-flora-fraser/ |title= Ms Flora Fraser |accessdate= 2016-02-18 |author= [[イギリス議会|UK Parliament]] |work= [http://hansard.millbanksystems.com/index.html HANSARD 1803-2005] |language= 英語 }}</ref>。
20代卿の唯一の男子は[[第二次世界大戦]]で戦死したため、20代卿の死去に際して娘の{{仮リンク|フローラ・フレイザー (第21代ソルトーン女卿)|label=フローラ・フレイザー|en|Flora Fraser, 21st Lady Saltoun}}<small>(1930-)</small>に女系継承が行われた（21代女卿）。[[2016年]]現在も彼女が当主である<ref name="CP LS" />。彼女は[[1999年]]の貴族院改革で[[世襲貴族]]が92議席を残して議席抹消された後も世襲貴族議員枠に選び残されて貴族院議員を続けている<ref name="HANSARD">{{Cite web |url= https://api.parliament.uk/historic-hansard//people/ms-flora-fraser/ |title= Ms Flora Fraser |accessdate= 2016-02-18 |author= [[イギリス議会|UK Parliament]] |work= [https://api.parliament.uk/historic-hansard//index.html HANSARD 1803-2005] |language= 英語 }}</ref>。


==ソルトーン卿 (1445年)==
==ソルトーン卿 (1445年)==

2022年2月14日 (月) 00:32時点における版

ソルトーン卿
Lord of Saltoun
Azure three fraises (cinquefoils) argent
創設時期1445年6月28日
創設者ジェームズ2世
貴族スコットランド貴族
初代ローレンス・アバーネシー
現所有者フローラ・フレイザー（英語版）
推定相続人キャサリン・フレイザー（英語版）
相続資格男女両系の相続人(Heirs general)
付随称号マスター・オブ・ソルトーン
邸宅インベリー・ハウス
モットー紋章右側 All my hope is in God
紋章左側 In God is All

ソルトーン卿（英語: Lord Saltoun）は、スコットランド貴族のロード・オヴ・パーラメント。

1445年にローレンス・アバーネシーが叙されたのに始まる。男子なき場合の女系継承が可能であり、女系継承によりアバーネシー家からフレイザー家（英語版）に移った。2016年現在の当主は21代ソルトーン女卿フローラ・フレイザー（英語版）である。

歴史

17代ソルトーン卿アレグザンダー・フレイザー陸軍中将

ローレンス・アバーネシー(1400–1460)が、1445年6月28日にスコットランド貴族爵位アバーネシーのソルトーン卿(Lord Saltoun of Abernethy)に叙せられたのに始まる[1][2]。

以降同爵位はアバーネシー家の男子によって9代にわたって継承されたが、9代卿アレグザンダー・アバーネシー(1611–1668)が子供無く死去したことにより、その妹マーガレット・アバーネシー(1609–1669)に最初の女系継承が行われた（10代女卿）[1][3]。しかし彼女も子供無く死去したため、7代卿ジョージ・アバーネシー(1555–1590)に遡っての女系の分流アレグザンダー・フレイザー（英語版）(1604–1693)が11代卿を継承した。以降はフレイザー氏族（英語版）族長の家系であるフレイザー家によって継承されていく[1]。

17代卿アレグザンダー・フレイザー(1785–1853)は中将まで昇進した陸軍軍人であり、ナポレオン戦争やアヘン戦争で指揮官を務めた[1][4]。

17代卿、18代卿アレクザンダー・フレイザー（英語版）(1820–1886)、19代卿アレグザンダー・フレイザー(1851–1933)、20代卿アレグザンダー・フレイザー(1886–1979)の4代はスコットランド貴族の貴族代表議員に選出されてトーリー党・保守党に所属する貴族院議員を務めた[1]。また19代卿と20代卿はフリーメイソンのスコットランド・グランドロッジ（英語版）で最高指導者グランドマスター（英語版）も務めている[1]。

20代卿の唯一の男子は第二次世界大戦で戦死したため、20代卿の死去に際して娘のフローラ・フレイザー（英語版）(1930-)に女系継承が行われた（21代女卿）。2016年現在も彼女が当主である[1]。彼女は1999年の貴族院改革で世襲貴族が92議席を残して議席抹消された後も世襲貴族議員枠に選び残されて貴族院議員を続けている[5]。

ソルトーン卿 (1445年)

脚注

[脚注の使い方]

出典

  1. ^ a b c d e f g Heraldic Media Limited. “Saltoun of Abernethy, Lord (S, 1445)” (英語). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2016年2月18日閲覧。
  2. ^ Lundy, Darryl. “Laurence Abernethy, 1st Lord Saltoun of Abernethy” (英語). thepeerage.com. 2016年2月18日閲覧。
  3. ^ Lundy, Darryl. “Margaret Abernethy” (英語). thepeerage.com. 2016年2月18日閲覧。
  4. ^ Stephens, Henry Morse (1889). "Fraser, Alexander George" . In Stephen, Leslie (ed.). Dictionary of National Biography (英語). Vol. 20. London: Smith, Elder & Co. pp. 203–204.
  5. ^ UK Parliament. “Ms Flora Fraser” (英語). HANSARD 1803-2005. 2016年2月18日閲覧。

関連項目

外部リンク

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