「フォートナイト (ゲーム)」の版間の差分
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=== クリエイティブ === |
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{{See also|{{仮リンク|Fortnite Creative|en|Fortnite Creative}}}} |
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'''クリエイティブ''' (Creative) は、v7.00(シーズン7)から追加されたモード{{R|epicgames210405}}で、最大16人で<ref>{{Cite web|title=『フォートナイト』を自由自在に遊べる新モード「クリエイティブ」が正式リリース!|url=https://www.gamespark.jp/article/2018/12/14/86048.html|website=Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト|accessdate=2020-09-08|language=ja}}</ref>専用のマップ(島)で自由に建築を行える。専用のインベントリから建築物やアイテムを取り出すことができる。フレンドやコミュニティにより選ばれた島に移動してプレイすることも可能。またおすすめの島の中からクリエイターの作った島を遊ぶことも可能となる。一部の島は{{仮リンク|フォートナイトワールドカップ|en|Fortnite World Cup}}にも使用された。 |
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== 略歴 == |
== 略歴 == |
2021年12月18日 (土) 04:45時点における版
ジャンル |
サードパーソン・シューティング アクション[1] バトルロイヤル サンドボックス |
---|---|
対応機種 |
Microsoft Windows macOS[注 1] PlayStation 4 PlayStation 5[3][4][5] Xbox One Xbox Series X/S[3][4][6] Nintendo Switch iOS[注 2][注 1] Android[注 2] |
開発元 | Epic Games |
運営元 |
Epic Games ワーナー・ブラザース テレビジョン & ホームエンターテイメント |
人数 |
[世界を救え] 最大4人 [バトルロイヤル] 最大100人 [クリエイティブ] 最大16人 |
メディア | ダウンロード販売 |
運営開始日 |
2017年7月25日(早期アクセス版[8]) 2020年6月30日(正式リリース[9]) |
利用料金 | Free-to-play |
対象年齢 |
CERO:C(15才以上対象) ESRB:T(13歳以上) PEGI:12 USK:12(12歳未満提供禁止) ACB:M |
コンテンツアイコン |
[CERO] 暴力 [ESRB] Violence |
ダウンロードコンテンツ | あり |
デバイス |
ボイスチャット対応 PS4版は本体同梱のヘッドセットを使用 Nintendo Switchは別売のヘッドセットが必要 |
エンジン |
Unreal Engine 4 Unreal Engine 5(予定[3][4]) |
その他 | オンライン専用 |
『フォートナイト』(Fortnite) は、Epic Gamesが販売・配信する、2017年に公開されたオンラインゲーム。クラフト要素のあるサードパーソン・シューティングゲーム(TPS)であり[10]、PvEアクションやバトルロイヤル、サンドボックスといった異なるゲームジャンルのゲームモードを提供している。対応プラットフォームはMicrosoft Windows・macOS[注 1]・PlayStation 4・Xbox One・Nintendo Switch・iOS・Android[注 1][注 2][要出典]・PlayStation 5・Xbox Series X/S[3][4][5][6]。
概要
本作は同じゲームエンジンを使用して、3つの異なるゲームモードとして提供している。「世界を救え」モードは、最大4人のプレイヤーがゾンビのようなモンスターを撃退し、オブジェクトを防御する協力型CO-OPモード (PvE)。「バトルロイヤル」モードは基本プレイ無料でプレイできるバトルロイヤルゲームであり、最大100人のプレイヤーが最後まで生き残るために他のプレイヤーと対戦する(PvP)。「クリエイティブ」モードでは、プレイヤーが独自の世界を作成することができる。
バトルロイヤルモードは、同時接続プレイヤーが2018年2月に340万人、同年11月には830万人に達した[11]。2019年2月に開催された「マシュメロ」コラボイベントでは、1000万人を超えるプレイヤーが同時に接続した[12]。基本無料だが、スキン(プレイヤーキャラクターの外見変更アイテム)や追加パックの販売で収益を得ており、2018年4月の月間売上は2億9600万ドル(約325億円)に達し[13]、欧米では社会現象になっていると報道された[14]。
課金アイテムである「Vinderbucks」(略称: V-Bucks)は、ゲーム内で使用できるコスチュームアイテム(スキン、と呼ばれる)やエモート(ダンス)などの購入に使用でき、世界を救えモードでのコスチュームなどはステータスに影響する[15]。
世界を救え
この節の加筆が望まれています。 |
世界を救え (Save the World) は、Epic GamesおよびPeople Can Flyによって開発された協力型のタワーディフェンス・サバイバルゲームモード。Epic Gamesのティム・スウィーニーは『Minecraft』と『Left 4 Dead』を合わせたようなゲームと表現している[8]。2020年5月現在は有料パック購入者のみプレイできる。本モードは、「バトルロイヤル」モードよりはるかに高いマシンスペックを必要とするため、モバイルデバイスやNintendo Switchへの対応予定は無いとしている[16][17]。2017年7月25日にPC、PS4、Xbox Oneへ有料早期アクセスタイトルとしてリリースされた本モードは、2018年8月に日本語ローカライズに対応[10]。2018年内に完全な無料プレイが予定されていたが度々延期され[18]、2020年6月に無料化の取り消しが発表された[19]。
突如発生したストームによって人口の98%が消滅し、ハスク(モンスター)へと突然変異した人間が現れた世界を舞台に、生き残った人間達が世界を救う戦いを行う
複数のプレイヤーが協力し、拠点を守ったり、生存者を救出したり、貴重なアイテムを探索したりといった、様々なミッションを楽しめる[20]。後述のバトルロイヤルモードとの違いとして、トラップや銃火器の設計図を手に入れ生成をする必要がある[21]。
キャラクター
- ヒーロー
- 「世界を救え」モードでは4種類のヒーローからプレイヤーキャラクターを選択できる[8]。
- ディフェンダー
- それぞれが異なる武器タイプに特化した、ミッション中にヒーローと一緒に戦うAI制御のキャラクターで4種類のタイプがある。
- ブルーザー - 近接武器で戦う訓練を積んだディフェンダー
- ショットガンナー - ショットガンで戦う訓練を積んだディフェンダー
- ライフルマン - アサルトライフルで戦う訓練を積んだディフェンダー
- スナイパー - スナイパーライフルで戦う訓練を積んだディフェンダー
- ガンスリンガー - ピストルで戦う訓練を積んだディフェンダー
- サバイバー
- 制御不能なキャラクターでサバイバー・スクワッドに割り当てられて、プレイヤーのヒーローとそのパーティーの能力アップや様々なボーナスを与えることができる。また、フィールド上にもAI制御の救助を求めるサバイバーが存在する。
モンスター
クエストを進めるにつれて様々な種類のモンスターが現れる[25][26]。
- ハスク
- 人間が突如現れたストームによって変異してしまったモンスターの総称。
- ハスク - 標準的なハスク。手による近接攻撃を行う。
- ハスキー - 大柄なハスク。HPが高く、攻撃力も高い。手による近接攻撃を行う。
- スプローダー - 爆発するプロパンタンクを担いだハスキー。プロパンタンクを投げつけたり、自爆したりすることで攻撃する。建築物へのダメージが大きい。
- ビーハイヴ - 頭部が蜂の巣で覆われたハスク。プレイヤーめがけて蜂の群れを襲わせることで攻撃する。頭部を撃つと蜂の巣が壊れ標準的なハスクに戻る。
- ピッチャー - 野球選手のような姿をしたハスク。プレイヤーに骨を投げつける遠距離攻撃をする。
- ロバー - 女性の姿をしたハスク。頭蓋骨や蜂の巣を投げて建築物やプレイヤーを攻撃する。
- ハスクリング - 小柄なハスク。機動力が高く、プレイヤーめがけて飛びつき、手による近接攻撃を行う。
- ザッパー - ガンマンのような姿をしたハスク。プレイヤーに右手から指鉄砲のレーザーを発射し攻撃する。
- ライオットハスキー - 冷蔵庫のドアの盾を持つハスキー。正面からの攻撃をほぼ完全に無効するため防御力が高く、さらに攻撃力も高い。
- ヒーラーハスク - 医者の格好をしたハスク。攻撃方法は通常のハスクと変わらないが、周囲のハスクを回復させる効果がある。
- ミストモンスター
-
- スマッシャー - 巨大な敵で左手が肥大化している。建築物を破壊することを目的に動く。HPが高く攻撃力も高い。
- テイカー - 飛行する敵。プレイヤーを標的に動く。建築物を通り抜けることが可能で、攻撃力は非常に高い。
- ブラスター - プレイヤーに目からレーザーを発射し攻撃する。攻撃の精度は徐々に上がっていく。
- フリンガー - ハスクを投擲する敵。壁越しにハスクを送り込む。
- その他
-
- ミミック - 宝箱に擬態している敵。宝箱を開けたり、攻撃したりするとプレイヤーに襲いかかる。倒すと報酬を得られる。
- トロール - ブルーグローと呼ばれる燃料を拾おうとすると奪い取り、もぐらたたきのようなミニゲームが始まる。倒すと2つのブルーグローと報酬が得られる。
ミッション
様々なミッションがあり、ミッションに成功することで報酬を得られる。
- 爆弾運搬 - 武器庫から発射装置まで線路をつなぎ、爆弾の運搬中と発射の準備中の間防衛するミッション。
- ストームと戦え - A.T.L.A.S.と呼ばれる立方体の装置を防衛するミッション。カテゴリー1~4まで存在し、数字の数だけA.T.L.A.S.の数が増えるため難易度が上がる。
- 雷を越えて - 科学者のバンを空に飛ばすミッション。一度の燃料供給では飛ばせないため2度の防衛が必要になる。
- レーダーグリッド建築 - フィールド上にあるホログラムの設計図通りにレーダー塔を建築するミッション。
- 召喚の祠を破壊せよ - 召喚の祠と呼ばれるモンスターを生み出すオブジェクトを、モンスターを倒して破壊していくミッション。
- シェルター退避 - シェルターがモンスターに襲われている状態から始まる。モンスターを倒し、時間内に防衛準備を整え、再来するモンスターからシェルターを防衛するミッション。
- シェルター修理 - 機能を失ってしまったシェルターを修理するため、マップ上に散らばったモジュールを回収し、防衛するミッション。
- サバイバー救助 - フィールド上に居るサバイバーを救助するミッション。車上で救助を待つ者や、治療が必要な者、説得が必要な者など、様々なサバイバーを救助する。
- データ回収 - ストーム観測用気球に入っているデータをモンスターから防衛するミッション。
- 撃破と回収 - 制限時間内にモンスターを倒し、モンスターのデータを集めるミッション。
- 補給 - 時間内に指定されたオブジェクトを破壊し、物資を集めるミッション。
- 拠点の燃料補給 - ブルーグローの鉱床を発見し、サイフォンで時間内に指定された量を集めるミッション。サイフォンが起動している間は防衛する必要がある。
- ロケット発射 - 別のエリアに進むために必要なミッション。3度の防衛が必要になる。
- ストームシールド防衛 - 各エリアにあるミッション。それぞれ十段階ある。ストームシールドと増幅器を数ウェーブにかけて襲いに来るモンスターから防衛するミッション。
- ポータル - ストームキングと呼ばれるボスを倒すミッション。
バトルロイヤル
バトルロイヤル (Battle Royale) は、基本プレイ無料のモードであり、最大100人で最後の1人または1組になるまで戦う[10][27]。本モードでもマップ内に落ちている資源を採取してそれを利用し建築が可能[10][28]。「世界を救え」とは違い、キャラクターごとにステータスが違わず、課金等によるアドバンテージを無くしている。しかしキャラクターの大きさなどによって見えやすさの違いが生まれることもある。プレイすることによって無料でも報酬は受け取れるが、V-Bucksを使用することによってより大きな報酬が受け取れるバトルパスを利用できる[29]。プレイヤーは約2km四方の無人島に[30]、バトルバス(空を飛ぶバス)から降り立つ。スカイダイビングで落下し、グライダーを操作し好きな場所に降りることができる。開始時点ではすべてのプレイヤーが平等であり、アドバンテージはなく、最初は「ツルハシ」と呼ばれる採集ツールを持っている。家などを漁り武器などを集め、採集ツールで建物や樹木などを壊す。そこから資材を入手でき、それを消費し、壁や階段を作り、攻撃を防御したり、足場として使用できる[30]。またマップの各地に散らばっている武器を入手できる。他のプレイヤーを倒すと、倒したプレイヤーが所持していたアイテムを入手できる。
時間経過によりマップに嵐(ストーム)が迫ってくる。ストームエリアは徐々に拡大し、エリア内にいる間はダメージを受ける。マッチ終盤になるにつれ、受けるダメージが多くなり、範囲も狭くなるため行動できる範囲が狭くなる[30]。他のプレイヤーを全て倒し、最後の1人、あるいは1チームになると勝利(ビクトリーロイヤル)となる。また、ビクトリーロイヤルをすると各シーズンごとに傘を入手することが出来る。ソロモードでは1人で戦うが、2人1組で戦う「デュオ」、3人1組で戦う「トリオ」(チャプター2シーズン5より通常マッチ化)、4人1組で戦う「スクワッド」、20対20で戦い、リスポーン可能な「チームランブル」がある。また、特別な条件[31]でマッチを行う期間限定で遊べるモードもある。
また、バトルロイヤル独自のストーリーが構成されており、主にそのストーリーに応じて、毎シーズンまたはアップデートでマップ変化が行われる。
それぞれサーバーがあり、アメリカ東、アメリカ西、ブラジル、ヨーロッパ、アジア、アフリカ、オセアニア、中東の8つである。
又、中国のサーバーは隔離され、中国サーバーというものも存在するが、Epic Games Launcherからは中国サーバーに行くことはできない。
シーズンにおける変更点
この節には独自研究が含まれているおそれがあります。 |
シーズン | 期間 | 説明 |
---|---|---|
チャプター1 | ||
シーズン1 | 2017年9月20日 - 2017年12月13日(85日間) |
シーズン2の開始で遡及的に最初のシーズンと考えられている。 |
シーズン2 | 2017年12月14日 - 2018年2月21日(70日間) |
中世がテーマのシーズン。
バトルパスが初めて導入された。 |
シーズン3 | 2018年2月22日 - 2018年4月30日(68日間) |
宇宙がテーマ。
日本での配信が開始された。 |
シーズン4 | 2018年5月1日 - 2018年7月11日(72日間) |
テーマは「衝突に備えよ」
シーズン3の終盤に島に小さな彗星が降ってきたことが大きな伏線となり、シーズン4の開始時には、大きな彗星が「ダスティ・デボ」に衝突し、大きなクレーターを形成した。 2018年5月8日にはアベンジャーズとコラボを行い、期間限定の武器など実装された。 また、今回のシーズンでは、一度しか見られないマッチ中に起こるFortnite史上初のライブイベントが2018年6月30日に開催された。そのイベントでは、ロケットが発射され、島の上空に大きな裂け目を作り、次のシーズンへと進んだ。後にこのようなイベントを「ワンタイムイベント」と言うようになった。 |
シーズン5 | 2018年7月12日 - 2018年9月26日(77日間) |
テーマは「世界が交錯する」
シーズン4に行われたワンタイムイベントによってできた裂け目は数日間にわたり広がり、島から様々なものが消えたり、現実世界にあったものがFortniteの島に来たりと交錯を続けた[32]。 マップ変化では、島右下が砂漠エリアとなるなどの変化が発生し、新しい乗り物としてゴルフカートの「ATK」が追加された[32]。 ただ、裂け目は消滅しておらず、最後にFortniteの世界に来たのは、紫色で6面体のキューブだった。このキューブはマップ中を横断し、最終的に向かったのは島の左上にある、「ルート・レイク」という大きな湖だった。 |
シーズン6 | 2018年9月27日 - 2018年12月5日[33](70日間) |
テーマは「闇が広がる」
キューブがルート・レイクの水に溶けるなどの変化が発生した後、ルート・レイクの真ん中にあった孤島が突然浮き出し、その浮き出した島の先端には溶けたはずのキューブが形を残したままくっついていた。これがシーズン6の開始である[34]。 浮島は島の各地にある7つの汚染エリアと呼ばれる場所を経由し、浮遊しながら島を横断した。最終的に元の位置に戻った日にキューブは爆発し、汚染エリアにゾンビが生まれた。これがハロウィンシーズン限定の「フォートナイトメアイベント」の始まりとなった[35]。 そしてフォートナイトメアイベントの終わりにキューブが爆発し、プレイヤー達は謎の異空間に飛ばされるワンタイムイベントが実施された。キューブが爆発したことによって、浮島は消滅し、キューブも消滅はしたが、リーキー・レイク(旧ルート・レイク)にキューブの残骸が残った[36]。 2018年11月5日には、「NFL」とコラボし、限定のコラボスキンが販売された[37]。 そして、シーズン終盤には、大きな雪に覆われた島がこちらに向かってきていた。これが次のシーズンへの先駆けとなる。 |
シーズン7 | 2018年12月6日 - 2019年2月28日(85日間) |
テーマは「凍てつく冬が訪れる」
雪に覆われた島がフォートナイトの島と合体し、島の左下が雪のエリアとなるなどの変化が発生した。乗り物には、X-4ストームウィングという飛行機や、ドリフトボードというスノーボードが追加された[38]。そして、フォートナイトで初のミシックレアの武器「インフィニティブレード」が追加された[39]。また、14日間のフォートナイトというイベントが開催され、シーズン1・2の武器が復活する期間限定モードや「プレゼント」などの期間限定のアイテムが登場した。[40]。 2019年1月20日に行われたワンタイムイベントは、ポーラー・ピーク上空にあった球体からアイスキングが登場し、島全体を雪で覆うというものだった[41]。 シーズン終盤に行われたオーバータイムチャレンジでは、チャレンジを全てクリアすると、シーズン8のバトルパスが無料になるというキャンペーンを行なった[42]。 |
シーズン8 | 2019年3月1日 - 2019年5月8日(69日間) |
テーマは「X印の示す場所」
島の右上が大幅に変更され、火山や船や遺跡などが追加された[43]。 乗り物はボーラーが追加された[44]。 そして、2019年4月25日、2度目のアベンジャーズとのコラボを行った[45]。 シーズン終盤のワンタイムイベントでは、ルート・レイクにある装置の扉が開き、プレイヤーはそこに吸い込まれた。そこは異次元のような場所で、その場所で投票イベントが開催された。候補には、バウンサー、グラップラー、タクティカルサブマシンガン、X-4ストームウイング(飛行機)、インフィニティブレイド、ドラムガンがあった。一番投票数が多かったのがドラムガンであったため、ドラムガンは保管庫から開放された。投票が終わり、元の世界に戻ると火山が噴火し、火山弾が「リテイル・ロー」、「ポーラー・ピーク」の北側の氷山、「ティルテッド・タワー」に着弾し、被害をもたらした[46]。 |
シーズン9 | 2019年5月9日 - 2019年7月31日(84日間) |
テーマは「未来はあなたの手に」
シーズン8ワンタイムイベントの噴火の影響により破壊された「リテイル・ロー」は「メガ・モール」として復興、「ティルテッド・タワー」は「ネオ・ティルテッド」として復興した[47]。 新要素として「スリップストリーム」と「スカイプラット・フォーム」が島の各地に追加された[47]。そして新たなチャレンジ「FORTBYTE」(フォートバイト)が実装された。 イベントでは、「14日間の夏」や「Fortnite 2周年イベント」そして「Fortnite World Cup」も行われた。 そして、火山弾が当たったもう一つのポーラーピーク北の氷山には、生命体と思われる眼があり、こちらを見ていた。ただ、その後眼はなくなり、島の各所に足跡が発見されたり、建物の一部崩壊、ルート・レイクの装置を破壊しようとした痕跡が残されていた。 その頃、火山の「プレッシャー・プラント」では、巨大ロボットが制作されており、日が経つに連れて完成へ近づいている様子がみえた。 そして、その巨大ロボットが完成したと同時に、その生命体が海から顔を出した。これがシーズン9のワンタイムイベントとなる。(最終決戦) この最終決戦では、巨大ロボットと怪物が戦った。巨大ロボットを操縦していたのはシンギュラリティである。一度巨大ロボットは倒れ込んだが、ルート・レイクの装置に手を突っ込み、シーズン8で目の当たりにした謎の青い球体を手に取り、さらにネオ・ティルテッドにあったシンギュラリティの像を引っこ抜くと、巨大な剣が出てきた。この剣で怪物にとどめを刺した。 |
シーズンX | 2019年8月1日 - 2019年10月14日(75日間) |
テーマは「時空を超えて」
シーズン9のワンタイムイベントにおいて巨大ロボットがルート・レイクの装置から無理矢理引き抜いた謎の球体は露出し、不安定になってしまった。それは後に「ゼロポイント」と呼ばれる。そしてそのゼロポイントが爆発し、シーズンXの始まりとなる[48]。 シーズンXでは多くの乗り物が保管庫に行き、新たにロボット「B.R.U.T.E.」が追加された[48]。また、シーズン途中に「ターボ建築」の弱体化が施されたが、批判殺到により実装から1日経たずに元に戻った[49][50]。 そしてアップデート毎にマップの各所に、謎の装置が置かれ始める。それは上空に裂け目を作りその場所を別の世界に塗り替える装置だと思われる。例えば、「ネオ・ティルテッド」が、「ティルテッド・タウン」になり、建築不可の西部劇のようなロケーションとなる、「メガ・モール」が「リテイル・ロー」になってマップ西にあったサッカー場が消滅し、そこは時空が歪んでいる、フェイタル・フィールド上空にシーズン6の時のような浮島が復活し、同様に島を浮遊しているなどの変化である[51]。 他にも、シーズン7で氷に埋まった「グリーシー・グローブ」が完全復活し、シーズン5で消滅した「モイスティ・マイア」が「パラダイス・パームズ」と融合し「モイスティー・パームズ」となり、マップ北西の更地に「スターリー・サバーブズ」が作られるなどのマップ変化が行われた[51]。 このシーズンではFortniteはボーダーランズ、バットマンとコラボを行い、ボーダーランズコラボでは、マップ上のパラダイスパームズ南に、二週間の間パンドラエリアが形成された[51][52]。バットマンコラボでは、ティルテッド・タウンが、「ゴッサム・シティ」に変化した[51]。このコラボでは期間限定の武器も実装された[53]。 シーズン終盤のワンタイムイベントでは、ダスティ・デポの倉庫に作られたロケットが発射され、時空が止まっていた隕石をゼロポイントに落下させ、ゼロポイントは爆発し、ブラックホールを形成した。それにより、プレイヤーと島は吸い込まれた[54]。 ワンタイムイベントが終了後、公式は1日半のサービス移行時間を設け[54]、10月15日を持って正式にシーズンXが終了。 |
チャプター2 | ||
シーズン1 | 2019年10月15日 - 2020年2月20日(129日間) |
テーマは「新世界」
シーズンXのワンタイムイベントでゼロポイントの爆発により発生したブラックホールが島全体が吸い込み、演出の後に24時間超のダウンタイムを挟み開始された。 マップの大幅な変更が行われ、海や川などは泳げるようになった。また、フォートナイトバトルロイヤル初となるNPCがプレイヤーとともに試合に出現するようになった。 さらに、本シーズンからクロスプラットフォーム対応となり、機種を問わず全てが混合するサーバーとなった。 ただ、ストーリーが終わったわけではない。後の話であるが、2020年10月に行われたマーベルのオンラインラジオにて、EPICGAMESクリエイティブディレクターの「ドナルド・マスタード」氏は「チャプター2の島はチャプター1の島をゼロポイントにより再構成したもの」という発言が見られた。これにより、島の位置する場所は同じということがわかる。そして過去にあったロケーションが存在するのは、再構成するに当たって不完全であったからであることがわかっている。 マップの他にも高レアリティの宝箱の追加、ダウンした敵プレイヤーを移動させられるようになるなど、様々なゲームシステムの刷新が行われた。前シーズンまで一度もデザインの変更がなかった初期キャラクターに付与されるスキン、採集ツール、グライダーのデザインが変更された[要出典]。 そして2019年10月29日には「フォートナイトメア」12月15日にはスターウォーズとのコラボライブイベントが行われた。その後、Fortniteウィンターフェストが行われた。 当初、2019年12月に終了する予定だったが、2020年2月6日までに延長、さらに2月20日まで延長された[55]。 |
シーズン2 | 2020年2月20日 - 2020年6月17日(119日間) |
テーマは「トップシークレット」
中央の島には「ザ・エージェンシー」や島の周りにスパイのアジトが新たに設置され、電話ボックスの中に入るとスパイのスキンに変装できるなどの新要素も追加された。 また、スパイのアジトにいるボス(NPC)を撃破すると、そのボスにまつわる通常での最高レアのレジェンドを超え、強化されたミシックレアの武器を入手できる[56]。 今回のシーズンではデッドプールや、トラヴィス・スコットとコラボをし[57]、2つのスキンや、トラヴィス・スコットのライブのワンタイムイベントなども実施した[58][59]。 そしてこのシーズンのワンタイムイベントでは「マイダス」がストームを打ち消す実験を行った(ザ・デバイス)。しかし実験は失敗し、ストームは全て水となり、島は水没してしまう形となった。 当初、4月30日の終了を予定していたが、6月3日に延期、更に6月10日まで延期され、シーズン3の開始は6月11日の予定だったが、2020年ミネアポリス暴動の影響によりシーズン3の開始を6月17日、ワンタイムイベントを6月16日まで延期した[60][61][62]。 |
シーズン3 | 2020年6月17日 - 2020年8月27日(72日間) |
テーマは「スプラッシュダウン」[63]
シーズン2最後のワンタイムイベントにより、マップが半分水没した状態から始まる[64]。マップの水位は、日が経過していくと少しずつ引いていった[65]。前シーズンと同様、マップの各箇所にいるボス(NPC)を撃破すると、攻撃力が強化されたミシックの武器を入手できる。また、プレイヤーに攻撃を仕掛け、釣り竿を使用すれば乗ることができるサメが追加された。サメを倒すと武器や弾薬を落とす[66]。 今回のシーズンでは、アクアマンや米津玄師とコラボを行い[67]、米津玄師のコラボでは新たなモード、パーティロイヤルでライブを行い、新曲などを披露した[68][69]。 |
シーズン4 | 2020年8月27日 - 2020年12月2日(98日間)[70] |
テーマは「ネクサス・ウォー」[71]
今回のシーズンではマーベルとコラボを行い、バトルパスの報酬やミシックの武器なども全てマーベル仕様となった[72]。 なお、今回のシーズンからiOS版とmacos版のアップデートが行われなくなったが、これらのプラットフォームでは、引き続きシーズン3がプレイできる[2]。 2020年12月2日に行われたワンタイムイベント「世界をむさぼる者」では、ギャラクタスが島の中央から無理矢理ゼロポイントを引き抜き、エネルギーを吸収するようなシーンが見られた。そのゼロポイントにプレイヤー達は吸い込まれ、改造バトルバスが大量にある異空間へと飛ばされた。そこでは実際にプレイヤーがバトルバスを操縦し、参加型でギャラクタスから島を守るというものだった。ただ、ゼロポイントは露出してしまい、その後のストーリーへとつながった。 |
シーズン5 | 2020年12月2日 - 2021年3月16日(105日間) |
テーマは「ゼロポイント」[73]
シーズン4最後のワンタイムイベントが終わった後、約7時間のダウンタイムを挟み、シーズン5が開始した。 島の中央はゼロポイントが露出しており、その周りは全て砂漠地帯になっている。この現象はワンタイムイベントの時にギャラクタスが露出させたものだと考えられる。 「ソルティ・スプリングス」とチャプター1の時に存在していた「ティルテッド・タワー」が融合して「ソルティ・タワーズ」となるなど、今回のシーズンではチャプター1に存在した建物や町が再び作られたり、チャプター2の町とチャプター1の町が融合したものが多数作られたりしている[74]。 そして、新たな要素として、それぞれの特定の場所に中立的なNPCが追加され、チャレンジに挑戦したり、インゴットを使って武器を購入できる。購入できる武器の中にはエキゾチックと呼ばれる高性能の武器も含まれる。インゴットは宝箱や金庫などから入手することができる[75][76]。 さらに、今まで通常マッチはソロ・デュオ・スクワッドの三つであったが、新たにトリオが通常マッチとして追加された。 今回のシーズンではマンダロリアンとコラボを行った他、[73]God of WarやHalo、The walking Deadがジョンジーが呼び出したハンターとしてコラボしている。 また、「フォートナイトクルー」と呼ばれるサブスクリプション方式が初めて導入された。 |
シーズン6 | 2021年3月16日
- 2021年6月8日(85日間) |
テーマは「プライマル」
シーズン5終了後約4時間のダウンタイムを挟み、シーズン6が開始した。 シーズン6を起動すると、エージェント・ジョーンズの任務の結末となるフィナーレ「ゼロクライシス」をプレイできる。 ゼロポイントの暴走により現実が崩れていってしまうのを防ぐため、ジョーンズとファウンデーション(セブンの一人)はゼロポイントが開いてしまうのを防ぐが、難しいためファウンデーションはゼロポイントを自分ごと封じる。ゼロポイントを封じることは成功したが、現実の波の影響で島は原始的な環境へと変化。 島の中央付近の建物や町が昔の造りに変化したり、ニワトリやカエル、イノシシ、オオカミ、ラプターと、野生生物が登場するなどの変化が起きた。[77] シーズン5に続き、NPCやバウンティ、エギゾチック武器、インゴットなど要素は残っているが、新たに「クラフト」という要素が追加される。 クラフトでは、機械部品や骨などの素材と武器などを組み合わせることで別のアイテムを作ることができる。[78] |
シーズン7 | 2021年6月8日
- 2021年9月12日(97日間) |
テーマは、宇宙からの侵略に立ち向かう「インベージョン」
仲間と乗り回せるUFOや、組み合わせで数十万種の姿を持つエイリアン「カイメラ」、侵略に立ち向かう組織「IO(イマジンドオーダー)」が作った貫通兵器「レールガン」、偵察ボルトを発射する「リーコンスキャナー」など多数の新要素が加わった。[79] バトルパスには前述のカイメラやスーパーマン、「リック・アンド・モーティ」のリック・サンチェスなどが登場。リックの孫のモーティや、アリアナ・グランデなども後に追加、販売された。 バトルパスのシステムも変更され、レベルアップで入手できる「バトルスター」を消費することで、報酬を好きな順番で入手できるようになった。[80] また、今回のアップデートにより、PC版のフォートナイトのビジュアルがアップグレードした。PCでグラフィック設定を「最高」にすると、新たに改良されたエフェクトやポストプロセス、影品質を楽しめる。[81] シーズン5・6に続き、NPCやバウンティ、エギゾチック武器、クラフト、インゴットなどの要素は残された。クラフト素材は、新しく「ナットとボルト」が追加され、過去の島でお馴染みだった武器がクラフトできるようになった。前シーズンの素材(機械部品や動物の骨)はすべてなくなり、その影響でメイクシフト系の武器が取り消された。[82] |
シーズン8 | 2021年9月13日
- 2021年12月5日(84日間) |
テーマは、「キューブ」
シーズン7最後のワンタイムイベントが終わった後、約13時間のダウンタイムを挟み、シーズン8が開始した。 ワンタイムイベント内でUFOの動力源となっていたキューブが解放され島に降り立ってしまった。キューブは島を崩壊させようとしていて、その影響で「サイドウェイズ」と呼ばれる世界が現れた。サイドウェイズ内はモンスターがおり、重力が非常に弱く、建築が不可能となる。 新しい武器として、「サイドウェイズライフル」や「サイドウェイズミニガン」などが登場。パンチカードなどの機能も戻ってきた。[83] その他にも、リブートバンの数が増えたり、リブートカードの待機秒数が265秒に増えたりした。また、フォートナイトメアイベントでは、新スキンや限定のクリエイティブマップ、限定ミシックの「ウィッチブルーム」、特殊効果があるお菓子などが導入された。また、大群ラッシュが復活し、ゴーストバスターズの「コンテインメントスペシャリスト」のクエストなどの限定要素が多数登場した。 シーズン後半には、全ての現実を破壊すべく、島の中心にキューブクイーンが現れた。チャプター2最後のワンタイムイベント「ジ・エンド」[84]では、キューブクイーンが島を破壊しようとしたが、セブンの協力によりプレイヤーらはIOの基地へと避難する。ジョーンズ達は島のジャイロシステムを無効化し、島を逆さにしようとした。その結果、島への衝撃や敵の攻撃により、プレイヤーらは島から放り出された。その後プレイヤーは、島が逆さになる様子を目の当たりにする。キューブクイーンは海面に触れると同時に爆散し、島が逆さになった衝撃で大波が発生。プレイヤーが漂流したところでイベントは終了した。 イベント終了後12月5日をもって正式にチャプター2シーズン8が終了。また、同日中にアップデートが開始され始めた。 本来であれば、今シーズンよりUnreal Engine 4からUnreal Engine 5に切り替わる予定であったが、Unreal Engine 5への移行は翌シーズン以降へと延期された。 |
チャプター3 | ||
シーズン1 | 2021年12月6日
-2022年3月19日(104日間の予定) |
テーマは「フリップ」[85]
チャプター2最後のワンタイムイベントが終わった後、約18時間のダウンタイムを挟み、チャプター3が開始された。漂流していたプレイヤーが島に流れ着き、セブンのリーダーであるファウンデーションからIO壊滅の手助けを依頼されるところから新チャプターがスタートする。 島が逆さになった影響で地形はまったく新しいものになっており、物資を保管して次のマッチへ持ち越せるテント、持った状態で勝利すると限定エモートを獲得、レベルアップできるビクトリークラウン、スライディングでの高速移動などの新機能が追加された。NPCには新たなキャラクターのほか、過去に登場した一部のキャラクターも復活している。 また、武器やアイテムも一新され、レッドドットサイトのついた「MKセブンアサルトライフル」、建築物へのダメージが高い「スティンガーサブマシンガン」、自分やチームメイトをいつでも好きな時に回復することができる「医療ミスト」などが新たに追加された。 また、ダウン中の相手への脅しが廃止され、ダウン状態での移動速度増加や、ダウン中にドアの開閉、アイテムの獲得、インベントリへのアクセスが可能になったほか、チームメイトの復活やリブートに多くのチームメイトが加わるほどかかる時間が短くなるなどのチームプレイの改善も実施された。 バトルパスには、スパイダーマンやファウンデーションなどといったキャラクターが登場。パンチカードはなくなり、クエストが「デイリー」「シーズン」「マイルストーン」の3つに分類された。[86] |
略歴
- 2011年
- 2014年
- 2015年
- 2017年
- 2018年
- 3月8日 - PS4、PC版の日本語版が配信開始[10]。
- 3月30日 - iOS版が配信開始[91]。
- 6月13日 - Nintendo Switch版が配信開始[92]。
- 8月13日 - 機種限定でAndroid向けベータ版がリリース[93]。
- 8月23日 - 世界を救え 日本語版早期アクセス開始[94]。
- 10月12日 - 世界を救えの無料プレイローンチの延期を発表[95]。
- 12月13日 - PS4、NSw用パッケージ版『フォートナイト ディープフリーズバンドル』発売[96]。ただし、BD-ROMやゲームカードなどのメディアは同梱されず、本編はダウンロードによってインストールする。追加アイテム用のコードのみ同梱される。
- 2019年
- 4月25日 - Xbox One日本語版配信開始。
- 2020年
- 4月21日 - Android版がGoogle Playストアで配信開始[97]。
- 6月30日 - 「世界を救え」「バトルロイヤル」「クリエイティブ」モードの早期アクセス終了。同日、正式リリースされた[9]。
- 8月14日 - 規約違反を理由にApp Store、Google Play ストアから削除された( § AppleおよびGoogleとの訴訟問題)[7]。しかし現在、Epic Gamesは同作品をApp Store、Google Playストアに戻すよう連邦裁判所に要請している(Epic Games対Apple訴訟)(Epic Games対Google訴訟)[98][99]。
- 11月10日 - Xbox Series X/S版の配信開始[6]。
- 11月12日 - PS5版の配信開始[5]。
開発
動作環境 | ||||||||||||||||||
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当初は『Minecraft』や『Left 4 Dead』を合わせたような協力型サバイバルホラーゲームであったが、後に『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』(以下「PUBG」)のような爆発的な人気を博していたバトルロイヤルモードを追加することによって急速に人気を得た[101]。マスタードによれば、エピックのチームは「『PUBG』のようなバトルロイヤルゲームを愛しており」『フォートナイト』のエンジン内に同様のモードを制作する方法を探った[102]。開発の早い時期から「プレーヤーが遊ぶのを躊躇わないように1ゲームの試合時間が長すぎないよう設定する」という点に留意しており、目安としては18-25分ぐらいを想定。建築要素がバトルロイヤルモードにおいてどのように機能するかは未知数であったが、プレイ動画の鑑賞など十分に機能しており、また行動範囲縮小のため建築を高速に行えるよう調整も実施した[103]。
Epic Gamesは『フォートナイト』開発に注力するためにリソースを移行し、同社のParagonは正式版になることなく運営を終了した[104]。
2018年6月12日にリリースされたSwitch版においてはゲーム単独でボイスチャット可能な初のゲームとなった(他のゲームは別途ボイスチャットアプリが必要になる)[105]。また、PS4版と同じく、有料のオンラインサービスに加入せずにプレイ可能である。
当初、ソニーの方針によってPS4におけるプラットフォーム間のクロスプレイ機能が制限されていたが、後の方針転換によって制限は撤廃された[106]。
評価・社会影響
沿革
2017年10月、「バトルロイヤル」モードをリリースから2週間余りでプレイヤー数が1000万人を記録した[107]。
2018年6月にサービス開始からわずか1年弱でプレイヤー1億2500万を達成[108]。2018年11月には登録プレイヤー数が2億人を超えている[12]。Switch版『バトルロイヤル』が配信された際に、任天堂アメリカのレジナルド・フィサメィCOOは、24時間で200万ダウンロードされたと発言している[109]。
2018年3月には調査会社SuperDataは『フォートナイト』の月間売上が『PUBG』を超えたとの調査結果を公開した。対象期間は2018年2月でPUBGの1億300万ドル(約109億円)に対し『フォートナイト』が1億2600万ドル(約133億円)の売上を達成した[110]。同年4月の月間売上は2億9600万ドル(325億円)に達している[13][111]。
ワールドカップ決勝でフランス代表のグリーズマンがゴールパフォーマンスとして、本ゲームのエモートと言われる動作を行った[111]。
2018年7月にはIMGの仲介によりJazwaresと提携し関連製品の製作を発表している[112]。
2018年12月、『別冊コロコロコミック』にて4コマ漫画が掲載される事が発表された [113]。
『フォートナイト』と似ている「フォーク・ナイフ」といった誤用・ネットミームを生み出しており[114]、ゲーム内に資源を収集できるが操作はできないフードトラックのフォーク・ナイフを実装している[115]。
子どもたちが学校でプレイすることをやめてくれないとの苦情から、ロード画面に「ヒルマン先生が学校で遊ぶなと言っている」と表示されたことがある[116]。イギリスの複数の大手メディアからは子供への悪影響であるとして『フォートナイト』への批判が出ているが[116]、小学生向けの漫画雑誌『月刊コロコロコミック』にて毎号にわたり攻略特集が組まれている。ゲームスキル向上のための指導者の市場も僅かではあるが存在する[117]。
2019年10月25日、秘密保持契約を破り一般公開前の「チャプター2」の内容をネット上に公開したとして、Epic側は元テスターのロナルド・サイクスを提訴した[118]。
2020年5月、本作の登録ユーザーが3億5000万人を突破した[119]。
大会・eスポーツ
アメリカのプロゲーマーNinjaが2018年4月末に主催したNinja Vegas 18ではプロアマ混合で大会が行われた。ゲーム実況配信サイトのTwitchで行われたこのイベントの実況中継は66万7000人という最多同時視聴者記録となった[120]。
2018年5月21日、Epic Gamesはeスポーツを支援するとし、公式大会の賞金に1億ドルを提供すると発表した[120]。その公式大会「Fortnite World Cup」は2018年後半から予選を行い2019年7月にアーサー・アッシュ・スタジアムで開催の本大会となる予定である[121]。
その他にも「スカーミッシュ」という大会も既に行っており続いて夏と秋に既に連続して行われている[122][123]。
2019年7月26日から28日まで開催された世界大会(ワールドカップ)の賞金総額はeスポーツ史上最高額の3000万ドルとなって優勝者の当時16歳のBughaも過去最高の300万ドルを手にした[124]。
トラブル・問題点
- PUBG類似問題
本作および、同ジャンルの『荒野行動』は、ゲーム性とシステム面において『PUBG』と類似していることが問題視されており、『PUBG』開発元のPUBG Corpから提訴を受けていた[125]。その後、本作に対する訴訟は取り下げられた[126]。
- クライストチャーチモスク銃乱射事件
- 2019年3月15日、ニュージーランドで起きたクライストチャーチモスク銃乱射事件の犯人が「『フォートナイト』が私を殺人者になるべく訓練してくれた」などと述べている[127]。
- ダンスエモート問題
- 本作のダンスエモートに関して、複数の訴訟が起きたがいずれも取り下げられている[128]。
- AppleおよびGoogleとの訴訟問題
- →詳細は「Epic Games対Apple訴訟」を参照2020年8月、AppleとGoogleは、規約違反を理由にApp Store、Google Play ストアから本作を削除した。これについてEpic Gamesは、AppleおよびGoogleを相手取り訴訟を起こし、訴状を公表。アップルの有名なCM「1984」をパロディにした映像をYouTubeやゲーム内、Twitterなどで公開[129]。さらには大会も開かれ、Appleをイメージしたリンゴスキンが賞品になっていた。この問題により、iOS、Androidでプレイしているプレイヤーがアップデートが出来なくなり、チャプター2シーズン4以降がプレイ出来なくなった(これはチャプター2シーズン7現在でも継続中)[7]。
- コーラル・キャッスル問題
- 2020年8月、アメリカ合衆国フロリダ州にある有名観光スポット「コーラル・キャッスル」をEpic Gamesが作品内のマップエリアとして名前やイメージを無断で使用し、ゲーム内に登場するオブジェクトのデザインに共通点が見られるため、権利者であるCoral Castle Museumから提訴された[130]。
脚注
注釈
出典
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