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[[全豪オープン]]では2回戦で第17シードの[[スタン・ワウリンカ]]を破り、3回戦では第14シードの[[ミロシュ・ラオニッチ]]に敗れた。
[[全豪オープン]]では2回戦で第17シードの[[スタン・ワウリンカ]]を破り、3回戦では第14シードの[[ミロシュ・ラオニッチ]]に敗れた。


3月の[[ABNアムロ世界テニス・トーナメント]では予選から出場してATP500シリーズで初の決勝戦に進出。決勝では[[アンドレイ・ルブレフ]]に敗れたが、世界ランキングトップ50位までに上昇した。その後の[[カタール・エクソンモービル・オープン]]と[[ドバイ・テニス選手権]]でも準々決勝でルブレフに敗れた。[[マイアミ・オープン]]3回戦でもルブレフに敗れた。
3月の[[ABNアムロ世界テニス・トーナメント]]では予選から出場してATP500シリーズで初の決勝戦に進出。決勝では[[アンドレイ・ルブレフ]]に敗れたが、世界ランキングトップ50位までに上昇した。その後の[[カタール・エクソンモービル・オープン]]と[[ドバイ・テニス選手権]]でも準々決勝でルブレフに敗れた。[[マイアミ・オープン]]3回戦でもルブレフに敗れた。


[[全仏オープン]]では2回戦で第27シードの[[ファビオ・フォニーニ]]にストレートに敗れた。
[[全仏オープン]]では2回戦で第27シードの[[ファビオ・フォニーニ]]にストレートに敗れた。

2021年12月11日 (土) 01:10時点における版

マートン・フチョビッチ
Márton Fucsovics
2019年ウィンブルドンでのマートン・フチョビッチ
基本情報
国籍  ハンガリー
出身地 同・ニーレジハーザ
居住地 同・ニーレジハーザ
生年月日 (1992-02-08) 1992年2月8日(32歳)
身長 188cm
体重 82kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2009年
ツアー通算 1勝
シングルス 1勝
ダブルス 0勝
生涯獲得賞金 3,790,172アメリカ合衆国ドル
4大大会最高成績・シングルス
全豪 4回戦(2018・20)
全仏 4回戦(2020)
全英 ベスト8(2021)
全米 3回戦(2020)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 1回戦(2018・19)
全仏 2回戦(2020)
全英 2回戦(2021)
全米 1回戦(2018・21)
4大大会最高成績・混合ダブルス
全豪 2回戦(2019)
全仏 2回戦(2019)
全英 不参加
全米 不参加
国別対抗戦最高成績
デビス杯 1回戦(2018)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 31位(2019年3月4日)
ダブルス 189位(2019年4月22日)
2020年2月3日現在

マートン・フチョビッチMárton Fucsovics, ハンガリー語: Fucsovics Márton, 発音 [ˈfut͡ʃovit͡ʃ ˈmaːrton], 1992年2月8日 - )は、ハンガリーニーレジハーザ出身の男子プロテニス選手。ATPランキング自己最高位はシングルス31位、ダブルス189位。これまでにATPツアーでシングルスで1勝を挙げている。身長188cm。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。

選手経歴

ジュニア時代

5歳からテニスを始める。ジュニア時代は11歳のことに2010年ウィンブルドン選手権男子ジュニアシングルスで優勝している。18歳のころにはITFジュニア世界ランキング1位を記録した。

他にはテニスだけではなくバスケットボールでも才能を発揮していたが、最終的にテニスを選んだ。

2016年 グランドスラム初出場

4大大会ではなかなか予選を突破することが出来なかったが2016年全米オープンで予選を勝ち上がり初出場した。1回戦でニコラス・アルマグロに 1-6, 4-6, 6-7 で敗れた。

2018年 ツアー初優勝

2018年全豪オープンでは2回戦で第13シードのサム・クエリーを 6-4, 7-6(6), 4-6, 6-2 で破る殊勲を挙げ4回戦に進出した。4回戦では優勝した第2シードのロジャー・フェデラーに 4-6, 6-7(3), 2-6 で敗れた。

2018年5月のジュネーヴ・オープンで初のATPツアー決勝に進出した。決勝でペーター・ゴヨフチクを 6–2, 6–2 で破りATPツアー初優勝を果たした[1]

2019年 世界31位

2月に行われたソフィアオープンで2回目のATPツアー決勝に進み、ダニール・メドベージェフに敗れたが、2019年3月4日付のランキングで世界ランキング31位のキャリアハイに達し、トップ40位入りを果たした。

2020年 グランドスラム4回戦進出

カタール・エクソンモービル・オープンでは予選から勝ち上がり、ベスト8入り。準々決勝ではミオミル・キツマノビッチに敗れた。

全豪オープンでは1回戦で第13シードのデニス・シャポバロフ、2回戦でヤニック・シナー、3回戦でトミー・ポールらを破って4回戦進出。4回戦では第3シードのロジャー・フェデラーに敗退。

その後は新型コロナウィルスの蔓延によりツアーが中断・減少。ツアー再開後のウエスタン・アンド・サザン・オープンでは3回戦進出。3回戦ではフランシス・ティアフォーにストレートで敗れた。

全米オープンでは2回戦で第14シードのグリゴール・ディミトロフを破り、3回戦ではフランシス・ティアフォーに敗れた。

全仏オープンでは1回戦で第4シードのダニール・メドベージェフを破る白星を挙げた。2回戦でアルベルト・ラモス=ビノラス、3回戦でチアゴ・モンテイロらをストレートで破った。4回戦では第13シードのアンドレイ・ルブレフに敗れた。

2021年 ウィンブルドンベスト8

全豪オープンでは2回戦で第17シードのスタン・ワウリンカを破り、3回戦では第14シードのミロシュ・ラオニッチに敗れた。

3月のABNアムロ世界テニス・トーナメントでは予選から出場してATP500シリーズで初の決勝戦に進出。決勝ではアンドレイ・ルブレフに敗れたが、世界ランキングトップ50位までに上昇した。その後のカタール・エクソンモービル・オープンドバイ・テニス選手権でも準々決勝でルブレフに敗れた。マイアミ・オープン3回戦でもルブレフに敗れた。

全仏オープンでは2回戦で第27シードのファビオ・フォニーニにストレートに敗れた。

ノーシードで挑んだウィンブルドンではグランドスラム初の準々決勝まで進出。1回戦で第19シードのヤニック・シナー、2回戦ではイジー・ベセリー(不戦勝)、3回戦で第9シードのディエゴ・シュワルツマン、4回戦で第5シードアンドレイ・ルブレフらを破ると同時に、トップ10選手2人から勝ち星を挙げた。準々決勝では第1シードのノバク・ジョコビッチに敗れた。グランドスラムでベスト8入りしたことにより世界ランキング40位台に復帰した。

全米オープンでは1回戦でアンドレアス・セッピにフルセットの末に敗退。その後は早期敗退が続いた。年間最終ランキングは40位。

ATPツアー決勝進出結果

シングルス: 2回 (1勝1敗)

大会グレード
グランドスラム (0–0)
ATPファイナルズ (0–0)
ATPツアー・マスターズ1000 (0–0)
ATPツアー・500シリーズ (0–0)
ATPツアー・250シリーズ (1–1)
サーフェス別タイトル
ハード (0–1)
クレー (1–0)
芝 (0–0)
カーペット (0–0)
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
優勝 1. 2018年5月26日 スイスの旗 ジュネーヴ クレー ドイツの旗 ペーター・ゴヨフチク 6–2, 6–2
準優勝 1. 2019年2月10日 ブルガリアの旗 ソフィア ハード(室内) ロシアの旗 ダニール・メドベージェフ 4–6, 3–6

シングルス成績

略語の説明
 W   F  SF QF #R RR Q# LQ  A  Z# PO  G   S   B  NMS  P  NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.

大会 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 通算成績
全豪オープン A A A LQ LQ LQ LQ 4R 2R 4R 7–3
全仏オープン A A A LQ LQ LQ LQ 2R 1R 1–2
ウィンブルドン LQ A LQ LQ LQ LQ 1R 1R 2R 1–3
全米オープン A A LQ LQ LQ 1R 1R 1R 1R 3R 2–5

大会最高成績

大会 成績
ATPツアーファイナルズ A 出場なし
インディアンウェルズ 2R 2018, 2019
マイアミ 3R 2021
モンテカルロ 2R 2019
マドリード 2R 2019
ローマ 2R 2021
カナダ 2R 2018
シンシナティ 3R 2018, 2020
上海 2R 2018
パリ 2R 2018
オリンピック 1R 2021
デビスカップ 1R 2018
ATPカップ A 出場なし

脚注

外部リンク