「漆原裕治」の版間の差分
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
|||
133行目: | 133行目: | ||
=== テーマ曲 === |
=== テーマ曲 === |
||
専用の[[ |
専用の[[背景音楽|BGM]]がテーマソングとして存在する。 |
||
{| class="wikitable" border="1" |
{| class="wikitable" border="1" |
2021年11月23日 (火) 09:52時点における版
漆原 裕治(うるしはら ゆうじ、1978年8月21日[1] - )は、靴メーカー『ハルタ』の営業マン、YouTuber。TBS『SASUKE』の3人目の完全制覇者および史上初の2回の完全制覇経験者。身長164cm、体重57kg[1]。東京都出身[1]。血液型はAB型。
漆原 裕治 | |
---|---|
YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2016年2月9日 - |
登録者数 | 約3.93万人 |
総再生回数 | 約1522万回 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2021年8月13日時点。 |
人物
7歳の時に父を亡くし[2]、母と兄との3人暮らしとなる。小学校の頃から体操を始め、高校入学後も体操部に入部するも、程なくして部員数の関係で廃部となる。その後は部活には所属せず高校のトレーニングルームなどで体は鍛え続けており、余暇の殆どを身の回りの物を使って懸垂のトレーニングにあてていた。
高校卒業後は紳士靴・ローファーを製造する靴のメーカーハルタに就職。就職後も会社のビル屋上でトレーニングすることを日課にしていた。ある時期、お台場にSASUKEの実寸大セットに触れるテーマパーク「マッスルパーク」が存在することを知り、興味本位で挑戦してみると一発でクリアすることができた。これがきっかけでSASUKEスタッフの目に留まり、SASUKEの予選会やイベントに呼ばれるようになり、30歳の時に第21回大会本戦に出場することとなった[1]。初出場以降は2度の完全制覇を成し遂げる等の活躍を見せ、SASUKEオールスターズより若い実力選手を総称したSASUKE新世代のリーダーと呼ばれ、中心選手の1人となる。
2020年8月19日に女児が誕生した事をSNSで発表した。[3]
SASUKEでの戦歴
大会ごとの戦歴
第20回大会以前
第11回前のモンキーバーズ(100mうんてい)、第13回前のSASUKEトライアル(ジャンプハングリタイア)、マッスルパーク予選会(第19回大会)、第20回予選会などに参戦するも全て予選落ちという結果に終わる。
第21回大会~第23回大会
第21回前に、山田勝己の地元、兵庫県三木市で行われたイベント「BUG in MIKI Vol.8」のSASUKEセットの決勝戦(パイプスライダー、ランプグラスパー、そり立つ壁、デビルステップス、サーモンラダー3段、新クリフハンガーの順番で構成されたタイムアタック)最速タイムでクリアしたことがきっかけで本戦出場が決定。この模様は『サスケマニア』でも放送され、山田が漆原に握手する場面もあった。
初出場である第21回では自身の出番の直前に山本進悟がフライングシュートで脱落する中、山田から同エリア攻略のアドバイスを受けたが、そのフライングシュートで網への移行に失敗し、リタイア。放送では全カットだったが、『サスケマニア』にて放送された(ゼッケン72)。
第22回は予選会を突破し出場。1stを7.51秒残しの最速タイムで初のクリア。勢いに乗って2ndもクリアし、3rdでは初挑戦にしてクリアするという、第12回の白鳥文平以来の快挙を成し遂げ、第18回のリニューアル後2年半ぶりのFINALにして、自身初のファイナリストとなる。FINALではゴールボタン手前残り約1mでタイムアップしたものの、自身初の最優秀成績者となる(ゼッケン77)。
第23回は前回の活躍もあり、ゼッケンは99と大躍進。この番号に対して緊張していたが、1stを無事突破。インタビューでは「(精神的には)ギリギリで、前回より落ち着いている分辛かったです」と語った。2ndではアンステーブルブリッジで1枚目に飛び移る際に片手が外れたが、もう片方の手で支えると言うリカバリーを見せた。しかし、同エリアから対岸へ着地を行う際に、上半身の重心が後方に残っている状態で進もうとし後ろに転落。リカバリーしようとするも、2点吊りの板が縦向きになっていた為に掴む事が出来なかった。
第24回大会
第24回は1stを24.35秒残しの最速タイムで突破し、前回落ちた2ndアンステーブルブリッジも危なげなく攻略。このエリアの対策のため、漆原は仲間と共にセットを作成し、練習にスラックラインを導入してバランス能力を鍛えた。3rdスパイダーフリップでは先に挑戦した田島直弥のように、腕だけで進むパフォーマンスを見せた。最終エリアグライディングリングでは一瞬輪が後退したが立て直し、着地を成功させて無事3rdを突破。ファイナリスト5人のうちの一人となる。Gロープ対策にゴム足袋を利用し、3.57秒を残して史上3人目の完全制覇を達成(ゼッケン93)。後のインタビューで彼は「自分がここまで来れたのは仲間達のおかげなので、よかったです」と語ると同時に「でも(自分は)オールスターズを目指してきたので、これ(完全制覇)はオールスターズがいなかったら無かったと思うので本当に感謝しています」とオールスターズに向けて感謝の言葉を語った。史上4人目となる2度目の最優秀成績者となる。また完全制覇の賞与として、当時スポンサー企業だった日産自動車からフーガが贈呈されている。 直近2大会でゼッケン100番を着けなかった選手が完全制覇を果たしたのは今回のみである。
なお第24回放送終了後に「ゴム足袋を履くのはアンフェアである」というクレームがTBSに押し寄せる事態となった。これは放送上でゴム足袋について触れられたのが漆原のみであったために「ゴム足袋を漆原のみが使用した」と勘違いした視聴者が多かったことによるものである。実際のところゴム足袋使用はルール違反ではなく、今大会では漆原を含めリーエンチ以外の4人のファイナリストがゴム足袋を使用していた。
第25回大会・第26回大会
第25回はゼッケン100を背負い、秋山和彦と長野誠がリタイアする中での挑戦。1stでは、復活エリアローリング丸太で目を回す場面もありながらも、安定したパフォーマンスで突破。しかし2ndのダブルサーモンラダーで1つ目から2つ目へ移動する際に、通常の一段上を狙おうとしたためバーが脱線、落下はしなかったもののバーを上げられずにそのまま足が着水した。その後のインタビューで「油断してましたね。難なく行けると思ったんですけど…」と語っている。なお、このとき歯を1本失ったことを明かしている。この脱落により、完全制覇者3人はここまでで全滅。
第26回は、自身の前に挑戦した長野誠が初の3大会連続1stリタイアをしている状況で、プレッシャーがかかる中での挑戦となる。新エリアローリングエスカルゴに苦戦しながらもジャンピングスパイダーに到達。一度入り口付近に張り付くも、バランスを崩し落下したが、落下の際に壁を蹴って後方に戻り、トランポリンの上に背面から着地し、落水を免れるという驚異のリカバリーを見せた。しかし次のエリアのハーフパイプアタックで、1度着地ミスを犯し、2度目で着地したが、直後に突如バランスを崩し浮島から滑落する形でリタイア。自身2度目となる1stステージリタイアとなった。挑戦後のインタビューでは「情けなかったです。すみません」と涙ながらに語った(ゼッケン100)。
第27回大会
第27回大会では、ゼッケン100番を返上し長野誠の前となるゼッケン99での挑戦。前回のローリングエスカルゴで痛感したという三半規管の弱さを克服すべく、側転を繰り返してきた。本戦では、15.08秒を残して1stをクリア。続く2ndステージもダブルサーモンラダーへのリベンジを果たし余裕のクリア。3rdステージでは、多くの選手がアルティメットクリフハンガーでリタイアする中で淡々と攻略。ロープクライムでやや苦戦する場面も見られたが、最終エリア、バーグライダーで完璧な跳躍を見せ、自身3度目のファイナリストとなる。迎えたFINALでは、前回の完全制覇時にクレームが多かったというゴム足袋を封印、終始軽快なペースで綱を登り6秒71残しで自身2度目の完全制覇を達成した。インタビューでは「もう…言葉にならないですね。人生ってこんな事があるんですね。もうSASUKEは、辛い事も、楽しい事も、全部与えてくれた物だったので、もう無我夢中で心を込めて登りました」と語った。これでSASUKE史上初の2度の完全制覇者となると同時に、自身3度目の最優秀成績者となった。
第28回大会~第31回大会
第28回大会ではゼッケン88で出場。自身初のゼッケン80番台での挑戦となった。1stはスピンブリッジでやや体勢を崩す場面が見られたが、その後は盤石のパフォーマンスで21.37秒残して最速クリア。2ndでは初の水中エリアであるバックストリームに対し、「泳ぎはあまり得意ではない」と不安視していたがクリア。競技終了後のインタビューでは「今までの2ndの中で一番疲れました」と答えた。自身初の2大会連続での挑戦となった3rdステージでは、クレイジークリフハンガーの3本目→4本目で脱落。自身初の3rdステージでのリタイアとなったが、2大会連続4度目の最優秀成績者となる。
第29回大会は2大会ぶりにゼッケン99での出場。1stステージを攻略したが、2ndのバックストリームで後少しのところで波に押し戻されてしまいタイムアップ。
第30回は完全制覇を達成した第24回と同じ93人目(ゼッケン2993)で出場。1stは各エリアをスムーズに攻略し、27人中6位の23.00秒残しの速いタイムでクリアしたが、2ndではバックストリームに苦戦し、ウォールリフティングの1枚目に潰されタイムアップ。自身初の2大会連続での2ndステージリタイア。
第31回はゼッケン99で出場。1stステージの新エリア、タックルで脚力を消耗し、そり立つ壁を越えることができずに4年半振りの1stリタイアを喫する。競技終了後も確かめるようにそり立つ壁に挑戦するが手をかける事ができず、インタビューで「こんなに完全制覇が遠く見えたのは初めてかもしれないですね」とコメントした。
第32回大会~第38回大会
第32回は前回のタックルでの脚力の消耗を受け、下半身強化に勤しんできたが、新エリア・ダブルペンダラムのバーに飛び付く際に勢いを殺してしまい、続くサンドバッグへ飛び移り切れず落下。出場12回目にして自身初の2大会連続1stリタイアとなった(ゼッケン89)。
第33回は前回同様ゼッケン89で出場となったが、ローリングヒルの上りでローラーが回転してしまい、そのまま落水してリタイア。前回からさらに成績が低迷する形となり、これで3大会連続の1stリタイアとなる。
第34回に向け、漆原は近年続いてきた1stリタイアによる成績の低迷を「不甲斐ないもの」であったとし「1stでリタイアを喫した時は引退をします」と宣言し、不退転の覚悟を以て大会に臨んだ。第31回以来のゼッケン99で出場し、リタイア経験のあるダブルペンダラム、そり立つ壁を突破し、11.87秒残しでのクリア。クリア直後は「完全制覇より全然嬉しいです」と語り、インタビューでは「仲間の応援があったからできました、良い仲間に恵まれて僕は幸せです」と語り、共にSASUKEに挑んできた選手達への感謝の言葉を述べた。3年ぶりに挑んだ2ndでは、以前に苦戦したバックストリームで体力と時間を消耗。直後のリバースコンベアをクリアと同時にタイムアップとなり2ndステージリタイア。3rd進出とまでは至らなかったが、弟子である塚田僚一の成績を初めて上回った。
第35回は1stの新エリアにして難関のドラゴングライダーの数少ない突破者となるも、前回超えたそり立つ壁を登り切ることが出来ずタイムアップ(ゼッケン95)。
第36回は前回同様ゼッケン95番で出場。1stは前回リタイアしたそり立つ壁を越え、6.49秒を残して2大会ぶりにクリアし、2ndでは前々回リタイアしたリバースコンベアーも攻略。最後は2.19秒を残して、第27回の奥山義行以来となる40代での2ndクリアかつ6年ぶりに3rdへ進出。3rdでは、初めて体験するサイドワインダー、プラネットブリッジをクリアし、ウルトラクレイジークリフハンガーといった難関エリアの数少ない攻略者となった。しかし、続くバーティカルリミットの2枚目から3枚目の移行で指が限界を迎え、ここを超えた直後に苦悶の雄叫びをあげ落下しリタイア。なお、40代によるクリフハンガー攻略は全ての形態において史上初。
第37回は濃霧の中での挑戦となったが、1stを突破。2ndも余裕を持ってクリアし2大会連続の3rd進出を決める。前回突破したウルトラクレイジークリフハンガーまでの4エリアを今大会も突破し、前回脱落したバーティカルリミットもクリア。しかし最終エリアのパイプスライダーでグリーンバー(休憩地点)からエリアに突入する際に勢いをつけすぎてバーが左にずれ、レールから脱線し落下(ゼッケン96)。バーがレールから外れ挑戦者が脱落となるパターンは第4回以来実に20年ぶりの悲劇となった。挑戦後のインタビューでは「(パイプスライダーに到達した時点で)ゴールできたと思っていたので、そこが甘えだったと思います」と分析したものの、FINALを目前にしての落下に「納得できないです。絶対(FINALに)行けたはずだったんです」「これで終わると一生悔いが残るので、また戻って来たいと思います」と、涙ながらに悔しさを吐露した。
第38回は、第34回大会以来のゼッケン99番で登場。1stは警告音を聞くこと無くクリア。2ndでは新エリアのローリングログの影響もあり、タイムロスが重なったため、ウォールリフティングの3枚目を上げ切ったところでタイムアップ。しかし挑戦後に、「全然疲れてない」と言い、スタミナ面では問題がないことを明かした。
大会別成績
大会 | ゼッケン | STAGE | 記録 | 備考 |
---|---|---|---|---|
第21回大会 | 72 | 1st | フライングシュート | 網への移行失敗、サスケマニアにて放送 |
第22回大会 | 77 | FINAL | Gロープ | 残り約1m、最優秀成績 |
第23回大会 | 99 | 2nd | アンステーブルブリッジ | 着地失敗 |
第24回大会 | 93 | FINAL | 完全制覇 | 残りタイム 3.57秒、最優秀成績 |
第25回大会 | 100 | 2nd | ダブルサーモンラダー | 2基目への飛び移り、バーの片側が脱線し足が着水 |
第26回大会 | 100 | 1st | ハーフパイプアタック | 着地失敗 |
第27回大会 | 99 | FINAL | 完全制覇 | 残りタイム 6.71秒、最優秀成績 |
第28回大会 | 88 | 3rd | クレイジークリフハンガー | 4本目への飛び移り、最優秀成績タイ |
第29回大会 | 99 | 2nd | バックストリーム | タイムアップ |
第30回大会 | 2993 | 2nd | ウォールリフティング | タイムアップ |
第31回大会 | 99 | 1st | そり立つ壁 | タイムアップ |
第32回大会 | 89 | 1st | ダブルペンダラム | サンドバッグから落下 |
第33回大会 | 89 | 1st | ローリングヒル | 上り |
第34回大会 | 99 | 2nd | リバースコンベア | クリア直後にタイムアップ |
第35回大会 | 95 | 1st | そり立つ壁 | タイムアップ |
第36回大会 | 95 | 3rd | バーティカルリミット改 | 3本目序盤 |
第37回大会 | 96 | 3rd | パイプスライダー | 突入直後にパイプが脱線し落下 |
第38回大会 | 99 | 2nd | ウォールリフティング | ゴール手前 |
通算成績
出場数 | 2nd進出 | 3rd進出 | FINAL進出 | 最優秀成績 |
---|---|---|---|---|
18回 | 12回 | 6回 | 3回 | 4回 |
- 2020年 第38回大会終了時
最速タイム
大会 | STAGE | 制限時間 | 残りタイム | クリア人数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
第22回大会 | 1st | 120秒 | 7.51秒 | 5人 | |
第24回大会 | 1st | 120秒 | 24.35秒 | 12人 | |
第28回大会 | 1st | 105秒 | 21.37秒 | 5人 |
テーマ曲
専用のBGMがテーマソングとして存在する。
曲名 | 出典 | 初使用回 | 備考 |
---|---|---|---|
BLOOD+ Grand Theme | BLOOD+ | 22回 | 27回までテーマソングとして使用された |
Sudden Assault | テイルズ オブ ジ アビス | 22回 | 2nd専用テーマ曲、27回までテーマソングとして使用された |
「ログ・ホライズン」メインテーマ | ログ・ホライズン | 31回 |
特筆
- パワー系エリアでの苦戦が見られ、第30回では2ndのウォールリフティングでタイムアップし、第31回では1stのタックルで脚力を消耗した結果、そり立つ壁を登れずタイムアップとなっている。近年では徹底した下半身強化トレーニングを行い、安定した成績を残すようになった。
- 幼少時代に海で溺れた経験から、長らく泳ぐことに恐怖心を抱いていた。高校時代に特訓し恐怖心を克服したものの、前述のとおり水泳は(あくまでアスリートと比べてだが)苦手としている。
- 4つの形態のサーモンラダーを全て突破しているのは高橋賢次と菅野仁志と彼の3人のみである。また完全制覇者の中で唯一メタルスピンでのリタイア経験がない。
- 2016年2月に「クレイジークリフハンガー」のトレーニング動画を投稿したことを機に、自身のYoutubeチャンネルを開設(2020年5月現在のチャンネル登録者数は3.1万人)。SASUKEのエリアトレーニングの様子を撮影した動画等をアップロードしており、共にSASUKEに挑戦している選手が動画に出演することも多い。特に日置将士、又地諒の出演頻度が非常に高く、昨今では彼らとプライベートで遊びに興じる動画も見ることができ、普段からの親交の深さが窺い知れる。日置の自宅が動画撮影の舞台になる事も多い。時にはコメント欄に寄せられる出演者リクエストに応じた動画をアップロードしSASUKEファンを喜ばせており、リラックスした雰囲気でのインタビュー等で新世代のリーダーらしい姿を見せている。自己紹介時は手を叩いて「はいどうも~、漆原ですけれども~」と言うのが定番(動画の内容に応じて変わることや、森渉、朝一眞が言うことなどもある)。結婚後は動画内に妻からのコメントが入る事も多い。
- 大会には初出場時から一貫して白、黒、赤、紺等のMoveSportの半袖に黒の短パンの服装で挑んでおり、YouTubeやプライベートの運動着にはこれの長袖版を愛用している。
- SASUKE仲間のうち、年下の選手の多くから「漆さん(うるさん)」と呼ばれている。また、高橋賢次や山本進悟といった年長者からは「漆(ウルシ)」の愛称で呼ばれることも多い。
- 第36回大会終了時点でゼッケン100番を着用した回数は2度であり、これは完全制覇者としては最も少ない。また完全制覇者の中で、最も早く登場することが多く、時には80番台や90番台前半で登場することもある。第29回大会以前は長野誠が、第30回大会以降は森本裕介がゼッケン100番を主に担っており、漆原は完全制覇者の中でも先鋒という位置付けで比較的早いゼッケンで登場する事が多い事も関係している。
- 長らく独身であったが、2014年に豊洲のSASUKEパーク運営に携わっていた女性と2018年10月に結婚した事を第36回大会にて発表し、相手の女性が子持ちであった事から結婚と同時に一児の継父となった。またその妻との結婚式も、かつてSASUKEパークがあった2人の思い出の地である豊洲の結婚式場で2019年7月に執り行われ、SASUKEオールスターズの山本をはじめSASUKEに所縁のある人物が数多く出席する盛大な式となった。そして2020年8月19日にはその妻との間に女児が誕生し、二子の父親となった。
- ドラゴングライダー、フライングバー等のエリアでは手を順手と逆手にせず、自らの体格や筋力を考慮して、バーへの飛び移りに集中できる順手のみで挑戦する。なお、第37回大会のパイプスライダー挑戦時には、バーの下に降りてから順手逆手に持ち変えて、体を振る前に順手のみに持ち変える予定だった。
本大会以外での出来事
- 朝の番組と番組の間に放送された第27回大会放送直前の短編特集で 2010年8月、アメリカ版SASUKE、「Ninja warrior」のロサンゼルスで行われたSASUKE予選会に、長野誠、奥山義行と共にゲスト出演の招待状が届き、トップスター選手兼、特別ゲストとして出場した。会場では現場関係者の機転で当初予定には無かったデモンストレーションを突如行う事になったが、観客一同は多いに盛り上がり、奥山が予選のステージを時折遊びながらクリアするという圧巻のパフォーマンスを見せ、漆原自身も現役選手としてしっかりとステージをクリアする一方で長野がトランポリンの踏み込みをミスして落水してしまった一面もあった。イベント中は握手会やサイン会を開いてファンサービスを行う中で、会場にいた当時のアメリカ代表選手、ブライアン・オロスコとも交流し今大会のSASUKEへの意気込みを通じて、奥山、長野と共に改めて英気を養った。
- 「肉体改造訓練」という肉体派向けの本の表紙を飾るモデルに一時期採用された事もあった。
脚注
- ^ a b c d 唯一、二度の完全制覇者は「靴の営業マン」。SASUKEがつないだ数奇な運命と、70万回の懸垂。【SASUKE放浪記第2回 漆原裕治】. 週プレNEWS (2018年11月6日). 2020年1月29日閲覧。
- ^ 第25回の1stのナレーションより
- ^ “https://twitter.com/urushiharayuuji/status/1296067496269643777”. Twitter. 2020年12月8日閲覧。