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「エウアイモーン」の版間の差分

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* [[ストラボン]]『ギリシア・ローマ世界地誌』飯尾都人訳、龍渓書舎(1994年)
* [[ストラボン]]『ギリシア・ローマ世界地誌』飯尾都人訳、龍渓書舎(1994年)
* 『ディクテュスとダーレスのトロイア戦争物語 トロイア叢書1』[[岡三郎]]訳、[[国文社]](2001年)
* 『ディクテュスとダーレスのトロイア戦争物語 トロイア叢書1』[[岡三郎]]訳、[[国文社]](2001年)
* [[パウサニアス]]『ギリシア記』飯尾都人訳、龍渓書舎(1991年)
* [[パウサニアス (地理学者)|パウサニアス]]『ギリシア記』飯尾都人訳、龍渓書舎(1991年)
* [[ヒュギーヌス]]『ギリシャ神話集』[[松田治]]・青山照男訳、[[講談社学術文庫]](2005年)
* [[ヒュギーヌス]]『ギリシャ神話集』[[松田治]]・青山照男訳、[[講談社学術文庫]](2005年)
* 『[[プラトン]]全集12 [[ティマイオス]]・[[クリティアス (対話篇)|クリティアス]]』種山恭子・田之頭安彦訳、[[岩波書店]](1975年)
* 『[[プラトン]]全集12 [[ティマイオス]]・[[クリティアス (対話篇)|クリティアス]]』種山恭子・田之頭安彦訳、[[岩波書店]](1975年)

2021年11月15日 (月) 11:15時点における版

エウアイモーン古希: Εὐαίμων, Euaimōn)は、ギリシア神話の人物である。長音を省略してエウアイモンとも表記される。主に、

が知られている。以下に説明する。

ポセイドーンの子

このエウアイモーンは、哲学者プラトーンの『クリティアス』で言及されているアトランティス伝説に登場する人物である。海神ポセイドーンとクレイトーとの間に生まれた2番目の双生児の弟で、兄はアムペーレース。また他の双子アトラースエウメーロス、ムネーセウスとアウトクトン、エラシッポスとメーストール、アザエースとディアプレペースと兄弟。エウアイモーンは兄弟とともにアトランティスの10分の1を支配した[1]

オルメノスの子

このエウアイモーンは、テッサリアー地方のオルメニオンの王オルメノスの子で[2]アミュントールと兄弟[2][3][4]。オーピスとの間に[5]、息子エウリュピュロスをもうけた[2][5][6][7][8][9][10][11][12][13][14]

エウリュピュロスはトロイア戦争でギリシア軍の武将として戦った[15][16][17][18]

その他の人物

脚注

  1. ^ プラトーン『クリティアス』113d-114c。
  2. ^ a b c ストラボン、9巻5・18。
  3. ^ 『イーリアス』9巻448行。
  4. ^ 『イーリアス』10巻266行。
  5. ^ a b ヒュギーヌス、97話。
  6. ^ 『イーリアス』2巻739行。
  7. ^ 『イーリアス』5巻76行。
  8. ^ 『イーリアス』5巻79行。
  9. ^ 『イーリアス』11巻575行。
  10. ^ アポロドーロス、3巻10・8。
  11. ^ パウサニアース、17巻19・6。
  12. ^ パウサニアース、17巻19・10。
  13. ^ パウサニアース、10巻27・2。
  14. ^ クレータのディクテュス、1巻13。
  15. ^ 『イーリアス』2巻734行-737行。
  16. ^ アポロドーロス、E(摘要)3・14。
  17. ^ クレータのディクテュス、1巻17。
  18. ^ プリュギアのダレース、14。
  19. ^ アポロドーロス、3巻8・1。

参考文献