コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「ブーコリオーン」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼: パウサニアスの改名に伴うリンク修正依頼 (パウサニアス (地理学者)) - log
16行目: 16行目:
* [[アポロドーロス]]『ギリシア神話』[[高津春繁]]訳、[[岩波文庫]](1953年)
* [[アポロドーロス]]『ギリシア神話』[[高津春繁]]訳、[[岩波文庫]](1953年)
* 『ディクテュスとダーレスのトロイア戦争物語 トロイア叢書1』[[岡三郎]]訳、[[国文社]](2001年)
* 『ディクテュスとダーレスのトロイア戦争物語 トロイア叢書1』[[岡三郎]]訳、[[国文社]](2001年)
* [[パウサニアス]]『ギリシア記』飯尾都人訳、龍渓書舎(1991年)
* [[パウサニアス (地理学者)|パウサニアス]]『ギリシア記』飯尾都人訳、龍渓書舎(1991年)
* [[ホメロス]]『[[イリアス]](上)』[[松平千秋]]訳、[[岩波文庫]](1992年)
* [[ホメロス]]『[[イリアス]](上)』[[松平千秋]]訳、[[岩波文庫]](1992年)
* 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』、[[岩波書店]](1960年)
* 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』、[[岩波書店]](1960年)

2021年11月15日 (月) 10:49時点における版

ブーコリオーン古希: Βουκολίων, Būkoliōn)は、ギリシア神話の人物である。主にラーオメドーンの子のほか数人が知られている。長母音を省略してブコリオンとも表記される。以下に説明する。

ラーオメドーンの子

このブーコリオーンは、トローイア王ラーオメドーンの子とニュムペーカリュベーの子[1]。ブーコリオーンはラーオメドーンの長男で、泉のニュムペーのアバルバレエーとの間にアイセーポスペーダソスをもうけた[2]

一説にトロイア戦争のときトローイアの長老の1人だったが[3]、ラーオメドーンとその子供たちはプリアモスを除いてヘーラクレースに殺されたともいわれる[4]。2人の子供たちはトロイア戦争でエウリュアロスに討たれた[2]

その他のブーコリオーン

脚注

  1. ^ アポロドーロス、3巻12・3。
  2. ^ a b イーリアス』6巻20行-26行。
  3. ^ プリュギアのダレース、6。
  4. ^ アポロドーロス、2巻6・4。
  5. ^ パウサニアス、8巻5・6-5・7。
  6. ^ パウサニアス、8巻3・2。
  7. ^ パウサニアス、8巻5・7。
  8. ^ パウサニアス、8巻39・2。
  9. ^ アポロドーロス、3巻8・1。

参考文献