「PIEN-ぴえん-」の版間の差分
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* 「{{絵文字フォント|🥺}}」の[[携帯電話の絵文字|絵文字]]は端末によってデザインが異なるが<ref name="ferret"/><ref>{{Cite web|url=https://emojipedia.org/pleading-face/|title=🥺 Pleading Face Emoji|website=📙 Emojipedia|accessdate=2020-07-18}}</ref>、本ゲームで採用されているデザインは[[iOS]]で表示されるものが最も近い。 |
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* ゲーム中では、[[いらすとや]]のイラストが隠し要素として数ヶ所に使われている<ref name="nlab200619"/><ref>{{YouTube|U1hdYYosOYc|【PIEN】ぴえん制作者によるRTA(?!)0分13秒 +おまけ}}</ref>。 |
* ゲーム中では、[[いらすとや]]のイラストが隠し要素として数ヶ所に使われている<ref name="nlab200619"/><ref>{{YouTube|U1hdYYosOYc|【PIEN】ぴえん制作者によるRTA(?!)0分13秒 +おまけ}}</ref>。 |
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2021年11月10日 (水) 06:03時点における版
ジャンル | 3Dホラーゲーム |
---|---|
対応機種 | Microsoft Windows |
開発元 | ただすめん(くそいサイト) |
人数 | 1人 |
メディア | ダウンロード (973MB) |
発売日 | 2020年6月18日 |
最新版 | Ver1.00/ 2020年6月18日 |
必要環境 |
Windows 10の超ハイスペックPC[1] (GeForce GTX 1060以上推奨) |
エンジン | Unreal Engine 4 |
対応言語 | 日本語 |
『PIEN-ぴえん-』は、ただすめん(くそいサイト)による日本のホラーゲームである。
「ぴえん」の絵文字(Pleading Face、🥺)に人体がついた化け物から逃げる、一人称視点の3Dホラーゲームで、Windows用のフリーゲームとしてリリースされた[2][3]。
概要
2019年頃からの流行語である「ぴえん」とその絵文字である「🥺」にフィーチャーして制作されたフリーゲーム[4]。当初は「世界一怖くないホラーゲーム」として制作されたが[5]、最終的には意図に反して一般的なホラーゲームのような怖い仕上がりとなっている[2]。配布サイトでは「ポップでかわいいホラーゲーム」とされている[1]。セーブ機能はなく、想定プレイ時間は15分から30分程度[1]。
「🥺」の頭に黄色い筋骨隆々の体がついた怪人が敵となるが、その怪人の見た目や動き、ゲーム中で使用された「『ぴえん』のうた」のインパクトが強く、ウェブ上で流行した。怪人はゲーム中で切れのいいダンスを見せており、怪人のコスプレやその姿での「踊ってみた」などもユーザーによって投稿されている[6][7]。なお、ダンスの部分は「風邪ひいた時に見る夢」として、制作者のYouTubeチャンネルに切り抜かれた動画が公開されている[8]。
実況プレイの他[9][10][11]、ゲーム内容が短いことから、一部のプレイヤー間ではRTA(リアルタイムアタック)も流行している[2]。2021年1月開催予定のRTAイベント「Awesome Games Done Quick 2021 Online」に日本のプレイヤーが申請を行っており、RTA配信が行われる予定である[12]。
ゲーム内容
特にストーリーや舞台背景などについての設定は作られていない[13]。一人称視点のプレイヤーが廃墟の中で懐中電灯を拾い、廃墟の中を探索することでゲームが進行する[2]。
廃墟の壁に点在する「🥺」に似た“しるし”を懐中電灯で照らし「ぴえん」と何度か唱えることで“しるし”を消していくことがゲームの主目的となる[2]。懐中電灯はバッテリーの概念があり、使いすぎてしまうと点灯しなくなる。廃墟の中に落ちているバッテリーを拾うことで回復する。
廃墟の中では「🥺」の顔をした怪人が1体徘徊しており、怪人に見つかると追い回され、追いつかれると「ぴえん」という文字とともに画面上が赤い飛沫で覆われて、ゲームがやり直しとなってしまう。怪人は「ぴえん」と呟いており、プレイヤーの近くに怪人がいると特定のBGM(後述)が流れるため、プレイヤーは怪人の姿を視覚で捉えるだけでなく、聴覚も頼りにして逃げ回ることになる[2]。
開発
2020年5月21日、制作者のただすめんが自身のTwitterで「世界一怖くないホラーゲームを作ろうとしたが、普通に怖くなってしまって泣いた」といった趣旨のツイートを行い、開発中の当ゲームの映像を公開。絵文字や歌のかわいらしさと暗闇から襲い掛かってくる薄気味悪さのコントラストが恐怖を煽る映像となり、23万件以上のいいねを集める反響を呼んだ。これを受けて、23日、ただすめんは完成を目指す旨をツイート[5]。6月18日に自身のサイト「くそいサイト」でフリーゲームとして公開された[1]。
7月11日、追加モード「PAON-ぱおん- BEYOND THE PIEN」の制作がただすめんのTwitterで予告された[14]。2020年内リリース予定[15]。
8月12日にはRPGツクールMZで本ゲームの2D版を制作する考えがあることがただすめんのTwitterで明かされている[16]。
音楽
音楽素材として以下のものが使用されている。(「◯◯のうたシリーズ」は使用料無料で二次利用可能な素材、「Audiostock」は有償で利用可能な音声素材)
- 針スピ子「「ぴえん」のうた」(◯◯のうたOFFICIAL) … 怪人ニアミス時(ゲーム前半)、エンディング 他
- usagirikuhyo「シトラス」(Audiostock) … 怪人ダンスBGM
- ISAo「Escape Mayhem」(Audiostock) … 怪人ニアミス時(ゲーム後半(グランドぴえん[17]))
いずれも本ゲーム用に制作された楽曲ではないが、針スピ子のTwitterで本ゲームについてのツイートがリツイートされていたり、「シトラス」の配布ページで本ゲームについて記載されていたりする[18]。
「「ぴえん」のうた」は2020年2月に公開されていた楽曲であるが、本ゲームに採用されたことで認知度が急増[19]。本ゲーム公開後、Spotifyの「バイラルトップ50」(日本、6月25日から7月1日集計分)で5位に[20]、Billboard JAPANが集計した「TikTok HOT SONG Weekly Ranking」(7月6日から12日集計分)で8位に[21]それぞれ初登場でランクインした。さらに、「「ぴえん」のうた」、「シトラス」の両曲のカラオケが2020年8月29日よりJOYSOUNDに入曲されることとなった。
アップデートで実装予定の追加モード「PAON-ぱおん-」では、「シトラス」を制作したうさにゃん(うさぎ機関×れにゃた)による楽曲が本ゲーム用に書き下ろされる予定[22][23]。
その他
- 「🥺」の絵文字は端末によってデザインが異なるが[4][24]、本ゲームで採用されているデザインはiOSで表示されるものが最も近い。
- ゲーム中では、いらすとやのイラストが隠し要素として数ヶ所に使われている[2][25]。
PIEN −THE WORLD−
大石ロミー(Dr.peep)によって『PIEN −THE WORLD−』のタイトルで小説化されている。2020年9月1日より、e-Storyサービス「peep」にてチャット型UI小説として連載[26]。実況プレイで本作を見た大石が「めちゃめちゃこのキャラクターを作品で暴れさせたい」と作者のただすめんに連絡をとり、着想から2ヶ月で配信を開始させた[27]。
演劇部の大学生・七島一磨(ななしま・かずま)を中心に、「ぴえんの男」から逃げ惑う様子が描かれているスピンオフ作品。ゲーム同様、「ぴえんの男」が登場するシーンには「「ぴえん」のうた」や「Escape Mayhem」が流れる。また、ゲームとは違い、明確に「ぴえんの男」が殺害を行っている描写がある。
脚注
- ^ a b c d “PIEN-ぴえん-”. くそいサイト. 2020年7月16日閲覧。
- ^ a b c d e f g 沓澤真二 (2020年6月19日). “「ぴえん」の絵文字から全力で逃げろ……! 怖くなさそうなホラーゲーム「PIEN」がやっぱり怖くてぴえん”. ねとらぼ (アイティメディア) 2020年7月16日閲覧。
- ^ “魔性恐怖遊戲《PIEN》黃色筋肉人大進擊 我到底看了什麽🥺” (中国語). udn遊戲角落 (聯合線上股份有限公司). (2020年6月22日) 2020年7月16日閲覧。
- ^ a b “ぴえんとは?意味や使い方、派生コンテンツを知っておこう”. ferret. ベーシック. p. 1 (2020年7月10日). 2020年7月16日閲覧。
- ^ a b “「ぴえん」が襲ってくる!「世界一怖くないホラーゲーム」が普通に怖かった”. トゥギャッチ (トゥギャッター). (2020年5月29日) 2020年7月16日閲覧。
- ^ Kikka (2020年7月6日). “「狂気の世界w」「腹筋崩壊しそう」 完全再現された「ぴえん」のコスプレが、泣く子もぴえんな完成度”. ねとらぼ (アイティメディア) 2020年7月16日閲覧。
- ^ 高橋ホイコ (2020年7月8日). ““ぴえんのダンス”を踊ってみた! 話題のホラーゲーム『PIEN-ぴえん-』のダンス再現に「わろたww」「いいキレw」「うまいww」の声”. ニコニコニュース オリジナル (ドワンゴ) 2020年7月16日閲覧。
- ^ 踊るぴえんの映像.mp4【風邪ひいた時に見る夢】 - YouTube
- ^ 高橋ホイコ (2020年6月29日). “ホラーゲームの実況なのに涙出るほど笑える! 廃屋で“ぴえん”の顔文字に追いかられる狂気のゲームを絶叫系実況のLoiがプレイ”. ニコニコニュース オリジナル (ドワンゴ) 2020年7月16日閲覧。
- ^ “水溜りボンド トミー ぴえんが襲ってくる珍ゲーム『PIEN』をプレイし「画面酔い」”. LogTube (TUUUBE). (2020年7月1日) 2020年7月16日閲覧。
- ^ “オベリスクvsぴえん⁉ 『遊戯王』巨神兵のコスプレしながら例のぴえんに襲われるホラーゲームを絶叫プレイ⁉”. ニコニコニュース オリジナル (ドワンゴ). (2020年8月11日) 2020年8月12日閲覧。
- ^ “IS THIS THE AGDQ2021 Games List?!” (英語). 2020年11月1日閲覧。
- ^ ただすめん [@tadasumen] (2020年6月23日). "PIENのストーリー考察お待ちしております". X(旧Twitter)より2020年7月18日閲覧。
- ^ ただすめん [@tadasumen] (2020年7月11日). "フリーホラーゲームPIEN、追加モードの制作が決定しました。". X(旧Twitter)より2020年7月18日閲覧。
- ^ ただすめん [@tadasumen] (2020年8月21日). "年内にはPAONリリースして". X(旧Twitter)より2020年9月7日閲覧。
- ^ ただすめん [@tadasumen] (2020年8月12日). "RPGツクールMZでツクる一作目、PIEN-ぴえん- 2D版とかどうかな~と思っているわよ". X(旧Twitter)より2020年8月12日閲覧。
- ^ ただすめん [@tadasumen] (2020年6月20日). "後半のあの形態はグランドぴえんと呼んでました". X(旧Twitter)より2020年7月18日閲覧。
- ^ “爽やかで清楚なアニソン 著作権フリーの歌詞付き・音楽素材 [mp3/WAV]”. Audiostock(オーディオストック). 2020年7月18日閲覧。
- ^ 鷺ノ宮やよい (2020年7月13日). “SNSで話題の「『ぴえん』の歌」は中毒性高し! 「歌ってみた」や「踊ってみた」でも大人気に…”. Pouch (ソシオコーポレーション) 2020年7月16日閲覧。
- ^ Z11 (2020年7月7日). “針スピ子、中毒性満載の「「ぴえん」のうた」バイラルチャートに突如登場 リスナーとの“距離の近さ”がもたらすヒットの連鎖”. Real Sound (blueprint): p. 1 2020年7月16日閲覧。
- ^ “【TikTok週間楽曲ランキング】「Banana (feat. Shaggy)」が7連覇 Tani Yuuki「Myra」急上昇で6位”. エンタメOVO (共同通信社). (2020年7月17日) 2020年7月18日閲覧。
- ^ うさぎ機関(弦) [@usagikikangen] (2020年7月17日). "ただすめんさんのpienの追加モードのpaonの楽曲制作が決定しました!!!!!🐇". X(旧Twitter)より2020年7月18日閲覧。
- ^ れにゃた [@renyata_flower] (2020年7月17日). "【嬉しいお知らせ】". X(旧Twitter)より2020年7月18日閲覧。
- ^ “🥺 Pleading Face Emoji”. 📙 Emojipedia. 2020年7月18日閲覧。
- ^ 【PIEN】ぴえん制作者によるRTA(?!)0分13秒 +おまけ - YouTube
- ^ "人気急上昇ホラーゲーム『PIEN-ぴえん-』がpeepで作品化、『PIEN −THE WORLD−』連載開始!" (Press release). taskey株式会社. 1 September 2020. 2020年9月4日閲覧。
- ^ 大石ロミー(peep) [@oishi_romy] (2020年8月31日). "ということで、ゲーム制作者のただすめんさんに連絡して、2か月後にリリース!". X(旧Twitter)より2020年9月5日閲覧。
外部リンク
- PIEN-ぴえん- - くそいサイト
- ただすめん (@tadasumen) - X(旧Twitter)(制作者アカウント)
- くそいチャンネル - YouTubeチャンネル(制作者によるチャンネル、開発の様子等が投稿される)
- PIEN −THE WORLD− - peep [ピープ]