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「メール (Apple)」の版間の差分

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| 最新版 = 13.4
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| 最新版発表日 = 2020年9月11日
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| 対応OS = [[macOS]], [[iOS (Apple)|iOS]], [[iPadOS]]
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| 種別 = [[電子メールクライアント]]
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| 公式サイト = [https://support.apple.com/ja-jp/mail https://support.apple.com/ja-jp/mail]
| 公式サイト = [https://support.apple.com/ja-jp/mail https://support.apple.com/ja-jp/mail]
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'''メール'''は、[[Apple]]の[[macOS]]および[[iOS (Apple)|iOS]], [[iPadOS]]に含まれる[[電子メールクライアント]]の[[アプリケーションソフトウェア|アプリケーション]]である。「Mail」 という名称が一般的なものであり、[[電子メール]]そのものと明確に区別をつけるために、しばしば、「'''Apple Mail'''」、または、アプリケーションバンドルの拡張子をつけた「'''Mail.app'''」と表記される。X-Mailer ヘッダでは、「Apple Mail」 を名乗る。
'''メール'''は、[[Apple]]の[[macOS]]および[[iOS]], [[iPadOS]]に含まれる[[電子メールクライアント]]の[[アプリケーションソフトウェア|アプリケーション]]である。「Mail」 という名称が一般的なものであり、[[電子メール]]そのものと明確に区別をつけるために、しばしば、「'''Apple Mail'''」、または、アプリケーションバンドルの拡張子をつけた「'''Mail.app'''」と表記される。X-Mailer ヘッダでは、「Apple Mail」 を名乗る。


[[iPhone]]や[[iPod touch]], [[iPad]]のためのiOS, iPadOSには、「メール」のモバイル版が付属している。
[[iPhone]]や[[iPod touch]], [[iPad]]のためのiOS, iPadOSには、「メール」のモバイル版が付属している。
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[[Mac OS X Lion|Mac OS X v10.7]]に含まれるバージョンは5である。大幅に改良され、[[iPhone]]や[[iPad]]のiOS 4.0より搭載されたインタフェースに似ている。また、フルスクリーン対応アプリケーションである。
[[Mac OS X Lion|Mac OS X v10.7]]に含まれるバージョンは5である。大幅に改良され、[[iPhone]]や[[iPad]]のiOS 4.0より搭載されたインタフェースに似ている。また、フルスクリーン対応アプリケーションである。


[[OS X Mountain Lion|OS X v10.8]]に含まれるバージョン6では、日本語モード時の名称が日本語表記の'''メール'''となり、[[iOS (Apple)|iOS]]の同名アプリケーションと名前が揃えられた。メモ機能が取り除かれ、別アプリケーション「[[メモ (アップルのソフトウェア)|メモ]]」に分離された。
[[OS X Mountain Lion|OS X v10.8]]に含まれるバージョン6では、日本語モード時の名称が日本語表記の'''メール'''となり、[[iOS]]の同名アプリケーションと名前が揃えられた。メモ機能が取り除かれ、別アプリケーション「[[メモ (アップルのソフトウェア)|メモ]]」に分離された。


[[OS X Mavericks|OS X v10.9]]に含まれるバージョン7では、[[ASCII]]文字以外が含まれるメールに関しては[[Unicode]]でエンコードされるようになり、それ以外のエンコードを指定することができなくなった。
[[OS X Mavericks|OS X v10.9]]に含まれるバージョン7では、[[ASCII]]文字以外が含まれるメールに関しては[[Unicode]]でエンコードされるようになり、それ以外のエンコードを指定することができなくなった。

2021年11月10日 (水) 02:47時点における版

メール
開発元 Apple
最新版
13.4 / 2020年9月11日
対応OS macOS, iOS, iPadOS
種別 電子メールクライアント
ライセンス プロプライエタリ・ライセンス
公式サイト https://support.apple.com/ja-jp/mail
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メールは、ApplemacOSおよびiOS, iPadOSに含まれる電子メールクライアントアプリケーションである。「Mail」 という名称が一般的なものであり、電子メールそのものと明確に区別をつけるために、しばしば、「Apple Mail」、または、アプリケーションバンドルの拡張子をつけた「Mail.app」と表記される。X-Mailer ヘッダでは、「Apple Mail」 を名乗る。

iPhoneiPod touch, iPadのためのiOS, iPadOSには、「メール」のモバイル版が付属している。

歴史

このアプリケーションの歴史は古く、NeXTSTEPで使用されていたMail.appにまで遡る[1]。NeXTSTEPのMail.appは、GUIを備えた最も初期の電子メールクライアントである。

macOS Mailの初期のバージョンには、macOSに特徴的な機能であるドロワーと呼ばれるインタフェースが使用されていた。これは、メインのウインドウに付属したサブウィンドウを、引き出しのようなギミックで表示したり隠したりするものであった。

Mac OS X v10.4 (Tiger) に含まれる Mail のバージョン2.0では仕様に大幅な変更が加えられ、ドロワーは使用されなくなった。Tigerから導入されたデスクトップ検索機能のSpotlightにより、メールの全文検索が高速になるとともに、Spotlightのインタフェースを通じてメールの全文検索を行うこともできるようになった。Spotlight対応などのため、メールの保存形式が、UNIXの古いタイプの保存形式であるmboxから、emlx という形式に変更された。mboxは単一のファイルであったが、emlxはメールごとに1つ以上のファイルに分けて保存され、XMLによるメタ情報が付加されている。 Spotlightの導入により、スマートメールボックスという仮想メールボックスも導入された。これは検索条件を仮想的なメールボックスと結びつけ、名前をつけて保存しておく機能である。検索結果は動的に更新される。

Mac OS X v10.5 に含まれるバージョン3ではメタリックなアピアランスが採用され、大量のテンプレートが付属するようになった。Notesと呼ばれるメモ機能や、iCalと連携するToDo管理機能、RSS読み込み機能が追加された。

Mac OS X v10.6 に含まれるバージョン4では、Microsoft Exchange対応機能が追加された[2]

Mac OS X v10.7に含まれるバージョンは5である。大幅に改良され、iPhoneiPadのiOS 4.0より搭載されたインタフェースに似ている。また、フルスクリーン対応アプリケーションである。

OS X v10.8に含まれるバージョン6では、日本語モード時の名称が日本語表記のメールとなり、iOSの同名アプリケーションと名前が揃えられた。メモ機能が取り除かれ、別アプリケーション「メモ」に分離された。

OS X v10.9に含まれるバージョン7では、ASCII文字以外が含まれるメールに関してはUnicodeでエンコードされるようになり、それ以外のエンコードを指定することができなくなった。

サポートプロトコル

iOS版ではApple Push Notification Serviceをサポートする一方、IMAPのIDLEはサポートしていない。デスクトップ版では、IDLEをサポートしている。

脚注

関連項目