「光速船」の版間の差分
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バンダイは店頭での有料プレイやレンタル式販売、プレイ大会のテレビ中継といった施策を打ち立てた<ref name="famitsu">{{cite web|url=http://www.famitsu.com/guc/blog/tvgame/11475.html|title=テレビゲームファーストジェネレーション 第2回:TVゲームグラフティー 〜1984年日本編|website=ファミ通.com|date=2012年12月14日|accessdate=2019-10-12|author=武宗しんきろう|publisher=KADOKAWA}}</ref>。また、当時バンダイがスポンサーを務めていた特撮テレビ番組『[[兄弟拳バイクロッサー]]』にて同機が小道具として登場した。だが、本体価格が高価なこと、さらに画面込みの本体が非常に大きく、持ち運びや置くのが困難なため、売り上げは思わしくなかった<ref name="denshi" />。 |
バンダイは店頭での有料プレイやレンタル式販売、プレイ大会のテレビ中継といった施策を打ち立てた<ref name="famitsu">{{cite web|url=http://www.famitsu.com/guc/blog/tvgame/11475.html|title=テレビゲームファーストジェネレーション 第2回:TVゲームグラフティー 〜1984年日本編|website=ファミ通.com|date=2012年12月14日|accessdate=2019-10-12|author=武宗しんきろう|publisher=KADOKAWA}}</ref>。また、当時バンダイがスポンサーを務めていた特撮テレビ番組『[[兄弟拳バイクロッサー]]』にて同機が小道具として登場した。だが、本体価格が高価なこと、さらに画面込みの本体が非常に大きく、持ち運びや置くのが困難なため、売り上げは思わしくなかった<ref name="denshi" />。 |
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日本国内で遊べる移植版としては、2012年12月より配信されている[[ |
日本国内で遊べる移植版としては、2012年12月より配信されている[[iOS]]向けユニバーサルアプリ「Vectrex Regeneration」が存在する。各ゲームの再現だけでなく、「Vectrex」発売当時のテレビCM動画が収録されている。また、インディーズ作品の追加収録を予定しているなど、今後の展開も考えられている。 |
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=== 小型化プロトタイプの発見 === |
=== 小型化プロトタイプの発見 === |
2021年11月10日 (水) 02:33時点における版
メーカー | バンダイ/GCE |
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種別 | 据置型ゲーム機 |
世代 | 第2世代 |
発売日 |
1982年11月 1983年5月 1983年7月 |
対応メディア | ロムカセット |
コントローラ入力 | ケーブル |
光速船(こうそくせん、コンピュータービジョン 光速船)は、1983年7月にバンダイが日本国内用に発売したゲーム機である[1][2]。
概要
元々は1982年にアメリカのGeneral Consumer Electronics(GCE)社が「Vectrex」として発売したものである[1]。アメリカでの価格は199ドル、日本国内での定価は54800円である。
ポータブル機以外の家庭用ゲーム機としては珍しく、表示装置を標準搭載している。縦置き9インチ白黒CRTを内蔵し、モノクロ表示と引き換えにシャドーマスクの無いベクタースキャン特有の画像が特徴である[2]。通常のテレビのようなラスタースキャンではなく、オシロスコープ等と同様の画面に直接線画を描くベクタースキャン方式のため、通常のテレビを表示のために使う事はできない。ベクタースキャンを採用した唯一の家庭用ゲーム機とされている[1]。
持つのではなく置くタイプの、4ボタンのアナログ入力対応ジョイパッドなどを装備していた。オプション機器を利用することでコインオペレートが可能で、カウンタートップ筐体のアーケードゲームとしての運用も行われていた。また、独自筐体のアーケード版も存在する[2]。
仕様
この節には内容がありません。(2021年6月) |
対応ソフト
対応ソフトはROMカートリッジで供給された[2]。
- マインストーム
- 本体内蔵で、カートリッジを装着せずに起動するとプレイできる。
- ハルマゲドン
- スクランブルウォーズ
- コズミックカズム
- リップオフ
- ソーラークエスト
などが発売された。アーケードゲームからの移植については「ベクタースキャン」および外部リンクも参照。
マーケティング・反響
バンダイは店頭での有料プレイやレンタル式販売、プレイ大会のテレビ中継といった施策を打ち立てた[3]。また、当時バンダイがスポンサーを務めていた特撮テレビ番組『兄弟拳バイクロッサー』にて同機が小道具として登場した。だが、本体価格が高価なこと、さらに画面込みの本体が非常に大きく、持ち運びや置くのが困難なため、売り上げは思わしくなかった[2]。
日本国内で遊べる移植版としては、2012年12月より配信されているiOS向けユニバーサルアプリ「Vectrex Regeneration」が存在する。各ゲームの再現だけでなく、「Vectrex」発売当時のテレビCM動画が収録されている。また、インディーズ作品の追加収録を予定しているなど、今後の展開も考えられている。
小型化プロトタイプの発見
21世紀初頭から、小型化した光速船のプロトタイプの存在がインターネットのコミュニティの間で噂されていた。2003年に発刊されたEdge Magazineの122号には小型化プロトタイプの目撃談が掲載されていた[1]。また、2010年にはGCEの買収元であるMilton Bradley Companyの元従業員の息子とされる人物から、小型化プロトタイプの写真がインターネット上に投稿された[1]。
2018年、アメリカ合衆国テキサス州にあるNational Videogame Museumは、光速船の小型化プロトタイプを入手したことを公表。修繕したうえで展示した[1]。 このプロトタイプは、小型化に合わせてボタンの配置等が変更されている[1]。
脚注
- ^ a b c d e f g “モニタと本体が合体した最初期のゲーム機「光速船」に幻の小型プロトタイプが実在した! 米ビデオゲーム博物館に収蔵される”. 電ファミニコゲーマー (2018年11月30日). 2019年10月13日閲覧。
- ^ a b c d e コアムックシリーズNO.682『電子ゲーム なつかしブック』p.62.
- ^ 武宗しんきろう (2012年12月14日). “テレビゲームファーストジェネレーション 第2回:TVゲームグラフティー 〜1984年日本編”. ファミ通.com. KADOKAWA. 2019年10月12日閲覧。
関連項目
- UNDER17 - 「かがやきサイリューム」の歌詞に「オシロスコープあこがれた光速船」というフレーズがある
外部リンク
- Vectrex Regeneration iOS上で動作する移植版
- ParaJVE (emulator) フリーウェアエミュレータ
- Vectrex games
- VectrexWorld