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** 全楽曲を担当。小倉久佳音画制作所名義 |
** 全楽曲を担当。小倉久佳音画制作所名義 |
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* [[ラグナロクオンライン]] エレメンタルチューンズ(2013年) |
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2021年11月10日 (水) 02:22時点における版
小倉 久佳 | |
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出生名 | 小倉 久佳 |
別名 |
OGR 小倉久佳音画制作所 |
生誕 | 1959年4月2日(65歳) |
出身地 | 日本 福岡県福岡市 |
学歴 | 日本大学文理学部哲学科卒業 |
ジャンル | ゲームミュージック |
職業 | 作曲家、編曲家 |
担当楽器 | キーボード |
活動期間 | 1983年 - |
小倉 久佳(おぐら ひさよし、1959年4月2日 - )は、ゲームミュージック等の作曲家。福岡県福岡市出身。日本大学文理学部哲学科卒業。
タイトー所属時代のクレジット(スタッフロール)では、小倉の愛称である"OGR"の表記が多く使われた。2007年の独立以降は小倉久佳音画制作所(おぐらひさよしおんがせいさくしょ、英: Ogura Hisayoshi Onga Seisakushow)を名乗る。
略歴
出版社の営業職時代にゲームセンターで日本物産『クレイジー・クライマー』に出会い、ゲーム内で声を出していることに驚き、ゲーム音楽の仕事に興味を持つようになった。1983年、株式会社タイトーに入社[1]。サウンド制作部門(1987年より「ZUNTATA」を名乗る)に所属し、主にアーケードゲームの作曲・編曲業務に携わる。
1987年、アルファレコード・G.M.O.レーベルの『ダライアス―タイトー・ゲーム・ミュージック VOL.2』は、同レーベル初にして唯一の単一タイトルのみの収録。
アーケードゲーム専門誌「ゲーメスト」で毎年開催されていたゲーメスト大賞では、第1回のゲーメスト大賞に『ダライアス』が選出。以降、VGM(音楽)部門では第2回のベストVGM賞(1位)に『ニンジャウォーリアーズ』、第3回の第2位に『ダライアスII』、第6回の第6位に『ギャラクティックストーム』、第8回の第4位に『ダライアス外伝』、第11回のベストVGM賞に『Gダライアス』と、多くの作品がランクインしていた。
ZUNTATA名義でのアルバム編曲、演奏陣は松前公高、上野耕路、棚橋UNA信仁、上杉洋史、鈴木Daichi秀行らで構成されていた。
2007年3月にタイトーを退社。フリーランス(「小倉久佳音画制作所」名義)にて、作曲・編曲活動を行っている。2015年2月1日には、自身初のトークイベント「VISIONNERZ〜幻視人〜VOL.0.5」を開催した。
2020年7月8日より、「音画制作所解剖室」と題したネットラジオをYouTubeにて配信開始(毎週水曜日19時更新)。小倉は「ダディ小倉(コンポーザー父)」と名乗り、実娘の「sayPaPa娘」とともにトークを行う。
作品
アーケードゲーム
作曲・編曲
- THE運動会(1984年)
- デビュー作
- アウターゾーン(1984年)
- べんべろべえ(1984年)
- バギーチャレンジ(1984年)
- 40-0 (1984年)
- メタルソルジャーアイザックII(1985年)
- 影の伝説(1985年)
- 女三四郎(1985年)
- スーパーデッドヒート(1985年)
- 外注会社SC(スペースクリエイティブ)と共作
- 『スーパーデッドヒートII』はロケテストのみで製品化されていないが、アルバム『タイトー・ゲーム・ミュージック』に楽曲が収録されている
- 宇宙戦艦ヤマト(レーザーディスクゲーム、1985年)
- リターン オブ ザ インベーダー (1985年)
- 奇々怪界(1986年)
- アルカノイド(1986年)
- 君島正との共作
- ハレーズコメット(1986年)
- 陸海空 最前線(1986年)
- スクランブルフォーメーション(1986年)
- ゲーム本編BGMは外注で編曲のみ、未使用BGMの作・編曲
- ダライアス(1986年)
- アルカノイド リベンジ オブ Doh(1987年)
- ニンジャウォーリアーズ(1987年)
- エクスターミネーション(1987年)
- プランプポップ(1988年)
- 外注会社SC(スペースクリエイティブ)と共作
- ラスタンサーガII(1988年)
- ダライアスII(1989年)
- ヴォルフィード(1989年)
- ギャラクティックストーム(1992年)
- ダライアス外伝(1994年)
- Gダライアス(1997年)
- ゾイドインフィニティ(2004年)
作曲以外
- タイムギャル(1985年)
- 演奏のみ[2]
- レインボーアイランド(1987年)
- アルバム『ニンジャウォーリアーズ -G.S.M.TAITO 1-』には小倉の作曲との表記だが、実際の作・編曲は外注のSplatter Aこと相澤静夫が担当
- 地獄めぐり(1988年)
- 作・編曲は外注のピンチパンチが担当、小倉はサウンドディレクションを担当
- Dr.トッペル探検隊(1988年)
- ゲームの開発はカネコ、小倉はスタッフロールで「SUPERVISING SOUND EDITOR」と表記、サウンドディレクションを担当
- マスターオブウェポン(1989年)
- 作・編曲は外注のピンチパンチが担当、小倉はサウンドディレクションを担当
- ソニックブラストマン(1990年)
- 声の出演(デモのナレーションを担当)
- カイザーナックル(1994年)
- 声の出演(マルコのCVを担当)
- パズルボブル2(1995年)
- 声の出演(もんすたのCVを担当)
その他プラットフォーム
- ザイゾログ(MSX、1984年)
- スイートエイーコン(MSX、1984年)
- チョロQ (MSX、1985年)
- バブルボブル(MSX2移植、1987年)
- 東京SHADOW(PlayStation/セガサターン、1996年)
- 電車でGO! 旅情編(PlayStation 2、2002年)
- ダイノキング(メダルゲーム、2002年)
- カプリチオG-ONE(プライズゲーム、2003年)
- カプリチオリフトW(プライズゲーム、2004年)
- ヤジルシくん(メダルゲーム、2004年)
- カプリチオスター(プライズゲーム、2005年)
- ダイノマックス(メダルゲーム、2005年)
- EXIT(PlayStation Portable、2005年)
- サウンドプロデュース、効果音制作、音声編集
楽曲・アレンジ提供
- 伊藤美紀「哀愁ピュセル(1987年)」
- 同シングルB面「小夜(リトルナイト)カーニバル」提供。クレジットはZUNTATA名義
- ゲーム『奇々怪界 怒涛編』イメージソング
- ダライアスバースト(タイトー、PlayStation Portable、2009年)
- 「Hello 31337」提供
- 同曲はタイトーの音楽ゲーム『ミュージックガンガン! 2』および『グルーヴコースター』シリーズにも収録
- ダライアスバースト リミックス ワンダーワールド(2010年)
- 「リカイフノウ」(「Calm down」アレンジ)提供
- COZMO 〜ZUNTATA 25th Anniversary〜(2012年)
- 「Negative Return」提供
- ベクトロス(nenet、iOS、2013年[3])
- 全楽曲を担当。小倉久佳音画制作所名義
- ラグナロクオンライン エレメンタルチューンズ(2013年)
- 「Under the ground」アレンジ提供
- みんなでまもって騎士 姫のトキメキらぷそでぃ (エインシャント、ニンテンドー3DS、2014年[4])
- 「Retro-Nitro-Girl」提供
- DARIUS THE OMNIBUS III -邂逅-(2021年)
- Gダライアス イメージ曲(新曲)「Un-」提供
- ダライアス コズミックリベレーション 特装版 特典CD
- コットン リブート!(BEEP、Nintendo Switch、2021年)
- 「LAST BOSS」提供
アルバム
ゲーム音楽のサウンドトラックは除く。
- ZUNTATA RARE SELECTION Vol.1 STOIC ROMANCE
- 「東京SHADOW」のBGMを中心に構成したセレクションアルバム。
- GALLERY 〜オブジェ〜 the VERY BEST of OGR
- 俯瞰した事実と客観的な虚構 このふたつで僕は世界をつくる MMXV-I
- Model K -scientist's delusion-
- 完全オリジナル曲。
- Negative Return -Apollo11-
- 『COZMO 〜ZUNTATA 25th Anniversary〜』提供の同名曲のリミックス。
- SiLent ErRors -Un-True-
- 『ベクトロス』の同名曲のリミックス。後に『グルーヴコースター2』に収録。
- 2016年1月23日、東京ゲーム音楽ショー2016にて、TECHNOuchiによるリミックス「SociAl ErRors I)-GalaXY dUb - II) eXperiencE-」を加えた刷新版が発売[7]。
- Model K -scientist's delusion-
- レトロニトロガールUTA(DEMO MIX. Vox by say PaPa娘)
- 「Retro-Nitro-Girl」ボーカルバージョン。ボーカルは小倉の実娘。
- テスト版をコミックマーケット88にて販売、のち製品版をコミックマーケット89ほかにて販売。
- 罪摘花 −N.minus One−
- エコツミに提供した楽曲のライブ用マイナスワン音源。コミックマーケット89ほかにて販売。
- SiLenT ErRors -STAREC Mix- [DEMO]
- 表題曲のTECHNOuchiによるリミックス。コミックマーケット89ほかにて販売。
- O-parts
- 小倉久佳音画制作所10周年企画アルバム。タイトー在籍時の2000 - 2007年に作曲した未CD化音源をエディット[8]。
- BeEple 俯瞰した事実と客観的な虚構 このふたつで僕は世界をつくる MMXIX-II-
- 2020年1月30日発売。
- BeEple -CPU beginning-
- Go ahEad -Holic-
- 『ベクトロス』の同名曲のリミックス。
- 2045 initiAtIve -Liar-
影響
出典
- ^ “Gpara.com クリエイターズ・ファイル:「自分の作品に自信を持つのが大切」タイトー小倉さん”. 2013年5月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2006年12月25日閲覧。
- ^ 『ダライアス』のサウンドは社内のサウンドチームでやりたかった──小倉久佳音画制作所×安藤武博 対談【サウンドコンポーザーに訊く!/連載第9回・後編】
- ^ VECTROSスペシャルサイト | 直感3Dシューティング『VECTROS(ベクトロス)』2013.1.16配信開始 : Nenet
- ^ みんなでまもって騎士 姫のトキメキらぷそでぃ - ニンテンドー3DS
- ^ H_Oguraの2015年1月31日5時27分のツイート- X(旧Twitter)
- ^ H_Oguraの2015年3月25日4時55分のツイート- X(旧Twitter)
- ^ H_Oguraの2016年1月22日22時30分のツイート- X(旧Twitter)
- ^ H_Oguraの2017年11月11日23時34分のツイート- X(旧Twitter)
- ^ “妖精帝國|激ロック インタビュー”. 激ロック (2016年4月29日). 2016年6月7日閲覧。
外部リンク
- 小倉久佳音画制作所 (@H_Ogura) - X(旧Twitter)
- 小倉久佳音画制作所 - YouTubeチャンネル
- Hisayoshi Ogura - VGMdb