「スパークス・フライ (曲)」の版間の差分
28行目: | 28行目: | ||
「スパークス・フライ」は、スウィフトが16歳の時に書いた楽曲で、1作目のスタジオ・アルバム『[[テイラー・スウィフト (アルバム)|テイラー・スウィフト]]』を発売する前から存在していた<ref name="ypts">{{Cite video |people=Taylor Swift |title= YouTube Presents Taylor Swift |url=https://www.youtube.com/watch?v=OOPFMrF7v4Q |date=2011-09-01 |accessdate=2020-07-28 }}</ref>。発売前に複数回で歌われており、2007年に入って本作のライブ映像がインターネット上で公開された<ref name="Peakcock">{{Cite web |title=Taylor Swift - "Sparks Fly" |url=http://www.roughstock.com/blog/taylor-swift-sparks-fly-single-review |publisher=Bobby Peacock. Roughstock |date=2011-08-08 |accessdate=2020-07-28 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20120114032809/http://www.roughstock.com/blog/taylor-swift-sparks-fly-single-review |archivedate=2012-01-14 |deadlinkdate=2020-07 }}</ref>。これと同時にファンの間で本作が人気となり、スウィフトに対してアルバムに収録することを求める声があった<ref name="ypts"/><ref>{{cite web |author=Swiftie13 |url=http://www.nashville.com/music/2011/08/fans-responsible-for-getting-%E2%80%9Csparks-fly%E2%80%9D-on-taylor-swift-cd/ |title=Fans Responsible For Getting "Sparks Fly" On Taylor Swift CD « Nashville Music Scene |publisher=[[:en:Nashville!|Nashville!]] |date=2011-08-22 |accessdate=2020-07-28 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20130918094425/http://www.nashville.com/music/2011/08/fans-responsible-for-getting-%E2%80%9Csparks-fly%E2%80%9D-on-taylor-swift-cd/ |archivedate=2013-09-18 |deadlinkdate=2020-07 }}</ref>。 |
「スパークス・フライ」は、スウィフトが16歳の時に書いた楽曲で、1作目のスタジオ・アルバム『[[テイラー・スウィフト (アルバム)|テイラー・スウィフト]]』を発売する前から存在していた<ref name="ypts">{{Cite video |people=Taylor Swift |title= YouTube Presents Taylor Swift |url=https://www.youtube.com/watch?v=OOPFMrF7v4Q |date=2011-09-01 |accessdate=2020-07-28 }}</ref>。発売前に複数回で歌われており、2007年に入って本作のライブ映像がインターネット上で公開された<ref name="Peakcock">{{Cite web |title=Taylor Swift - "Sparks Fly" |url=http://www.roughstock.com/blog/taylor-swift-sparks-fly-single-review |publisher=Bobby Peacock. Roughstock |date=2011-08-08 |accessdate=2020-07-28 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20120114032809/http://www.roughstock.com/blog/taylor-swift-sparks-fly-single-review |archivedate=2012-01-14 |deadlinkdate=2020-07 }}</ref>。これと同時にファンの間で本作が人気となり、スウィフトに対してアルバムに収録することを求める声があった<ref name="ypts"/><ref>{{cite web |author=Swiftie13 |url=http://www.nashville.com/music/2011/08/fans-responsible-for-getting-%E2%80%9Csparks-fly%E2%80%9D-on-taylor-swift-cd/ |title=Fans Responsible For Getting "Sparks Fly" On Taylor Swift CD « Nashville Music Scene |publisher=[[:en:Nashville!|Nashville!]] |date=2011-08-22 |accessdate=2020-07-28 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20130918094425/http://www.nashville.com/music/2011/08/fans-responsible-for-getting-%E2%80%9Csparks-fly%E2%80%9D-on-taylor-swift-cd/ |archivedate=2013-09-18 |deadlinkdate=2020-07 }}</ref>。 |
||
2008年にスウィフトは、3作目のスタジオ・アルバム『[[スピーク・ナウ]]』の制作を開始し<ref>{{Cite news |last=John |first=Christopher |url=https://blogs.wsj.com/speakeasy/2010/07/21/taylor-swift-sets-release-date-for-new-album-speak-now/ |title=Taylor Swift Sets Release Date for New Album 'Speak Now' – Speakeasy — WSJ |newspaper=[[ウォール・ストリート・ジャーナル|The Wall Street Journal]] |publisher=[[ニューズ・コー |
2008年にスウィフトは、3作目のスタジオ・アルバム『[[スピーク・ナウ]]』の制作を開始し<ref>{{Cite news |last=John |first=Christopher |url=https://blogs.wsj.com/speakeasy/2010/07/21/taylor-swift-sets-release-date-for-new-album-speak-now/ |title=Taylor Swift Sets Release Date for New Album 'Speak Now' – Speakeasy — WSJ |newspaper=[[ウォール・ストリート・ジャーナル|The Wall Street Journal]] |publisher=[[ニューズ・コープ]] |date=2010-07-21 |accessdate=2020-07-28 }}</ref>、本作のレコーディングが行われた。2010年10月25日に『スピーク・ナウ』が発売され、本作はアルバムの2曲目に収録された<ref>{{AllMusic |title=Speak Now - Taylor Swift {{!}} Songs, Reviews, Credits |class=album |id=speak-now-mw0002025410 |accessdate=2020-07-28 }}</ref>。 |
||
2011年7月18日にCountry radioで配信され、8月10日に公式オンラインストアで期間限定シングルとして発売された。[[ビルボード|Hot Contry Songs]]で最高位1位<ref name="hot-country" />、アメリカの[[Billboard Hot 100]]で最高位17位<ref name="UShot100" />を獲得した。 |
2011年7月18日にCountry radioで配信され、8月10日に公式オンラインストアで期間限定シングルとして発売された。[[ビルボード|Hot Contry Songs]]で最高位1位<ref name="hot-country" />、アメリカの[[Billboard Hot 100]]で最高位17位<ref name="UShot100" />を獲得した。 |
2021年11月2日 (火) 13:41時点における版
「スパークス・フライ」 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
テイラー・スウィフト の シングル | ||||||||
初出アルバム『スピーク・ナウ』 | ||||||||
リリース | ||||||||
規格 | マキシシングル | |||||||
ジャンル | ||||||||
時間 | ||||||||
レーベル | ビッグマシン・レコード | |||||||
作詞・作曲 | テイラー・スウィフト | |||||||
プロデュース |
| |||||||
ゴールドディスク | ||||||||
後述を参照 | ||||||||
チャート最高順位 | ||||||||
後述を参照 | ||||||||
テイラー・スウィフト シングル 年表 | ||||||||
| ||||||||
|
「スパークス・フライ」(Sparks Fly)は、テイラー・スウィフトの楽曲である。2010年に発売された『スピーク・ナウ』に収録された後、2011年7月18日にCountry radioで配信され、8月10日に公式オンラインストアで期間限定シングルとして発売された。スウィフトが16歳のときに書いたカントリー・ポップ調の楽曲。シングルとして発売されたのち、Hot Contry Songsで最高位1位[2]、アメリカのBillboard Hot 100で最高位17位[3]を獲得した。
背景とリリース
「スパークス・フライ」は、スウィフトが16歳の時に書いた楽曲で、1作目のスタジオ・アルバム『テイラー・スウィフト』を発売する前から存在していた[4]。発売前に複数回で歌われており、2007年に入って本作のライブ映像がインターネット上で公開された[5]。これと同時にファンの間で本作が人気となり、スウィフトに対してアルバムに収録することを求める声があった[4][6]。
2008年にスウィフトは、3作目のスタジオ・アルバム『スピーク・ナウ』の制作を開始し[7]、本作のレコーディングが行われた。2010年10月25日に『スピーク・ナウ』が発売され、本作はアルバムの2曲目に収録された[8]。
2011年7月18日にCountry radioで配信され、8月10日に公式オンラインストアで期間限定シングルとして発売された。Hot Contry Songsで最高位1位[2]、アメリカのBillboard Hot 100で最高位17位[3]を獲得した。
曲の構成
「スパークス・フライ」は、演奏時間が4分22秒のカントリー・ポップ調の楽曲[1]で、作詞作曲はスウィフト。キーはニ短調で、本作におけるスウィフトの声域はF3からC5の2オクターブとなっている[9]。歌詞は、近づく危険な男性でありながら、その男性を好きになってしまい止められないという感情を歌ったもの[1]。
なお、発売前にライブで披露された際には、バンジョーが使用されていたが、音源化されたテイクでは使用されていない。
ミュージック・ビデオ
米国時間2011年8月10日にスウィフトの公式サイトで、本作のミュージック・ビデオが公開された[10]。クリスチャン・ラムが監督を手がけた作品で[11]、当時行われていたワールド・ワイド・コンサート・ツアー「Speak Now tour」の映像が含まれている[12]。ミュージック・ビデオは、公開初週で40万再生を超える再生回数を記録し、ビルボード誌が発表したビルボード・ソーシャル・チャート「Social 50」でスウィフトの名が19位から10位に繰り上がった[13]。
2020年4月3日に一度スウィフトのYouTube公式チャンネルから削除されたが、のちにHD形式に変更された上で再公開された。
批評
「スパークス・フライ」は、オキソニアン・レビュー[14]やスラント・マガジンなどで音楽評論家から肯定的な評価を得ており、そのうちローリング・ストーン誌のロブ・シェフィールドは本作におけるスウィフトのボーカルを高く評価した[15]。
2019年にインサイダー社は、「ティーンエイジャーによって書かれた最高の14曲(英語: The 14 best songs written by teenagers)」の1つとして本作を挙げた[16]。
収録曲
# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
---|---|---|---|
1. | 「スパークス・フライ」(Sparks Fly) | テイラー・スウィフト | |
合計時間: |
クレジット
※出典[17]
- テイラー・スウィフト - ボーカル、作詞・作曲、音楽プロデューサー、アコースティック・ギター
- ネイサン・チャップマン - 音楽プロデューサー、アコースティック・ギター、バンジョー、ベース、エレクトリック・ギター、マンドリン、オルガン、シンセサイザー
- ブライアン・サットン - アコースティック・ギター
- アモス・ヘラー - ベース
- ティム・マークス - ベース
- トミー・シムズ - ベース
- ジョン・ガードナー - ドラムス
- ニック・ブダ - ドラムス
- シャノン・フォレスト - ドラムス
- グラント・ミケルソン - エレクトリック・ギター
- マイク・メドーズ - エレクトリック・ギター
- ポール・シドッチ - エレクトリック・ギター
- ロブ・ハハコス - フィドル
- ティモシー・ラウアー - ハモンド B-3
- アル・ウィルソン - パーカッション
- エリック・ダーケン - パーカッション
- スミス・カリー - スティール・ギター
チャート成績
週間チャート
|
年間チャート
|
認定
国/地域 | 認定 | 認定/売上数 |
---|---|---|
アメリカ合衆国 (RIAA)[21] | Platinum | 1,100,000[22] |
受賞歴
年 | 賞 | カテゴリ | 結果 | 注 |
---|---|---|---|---|
2012年 | キッズ・チョイス・アワード | お気に入りの曲 | ノミネート | [23] |
BMI賞 | トップ50・ソングス | 受賞 | [24] | |
パブリッシャー・オブ・ザ・イヤー | 受賞 | |||
ティーン・チョイス・アワード | チョイス・カントリー・ソング | 受賞 | [25] |
リリース履歴
国 | 発売日 | 規格 | レーベル |
---|---|---|---|
アメリカ | 2011年7月18日 | Country radio | ビッグマシン・レコード |
2011年8月10日 | マキシシングル(限定盤) |
脚注
出典
- ^ a b c “Taylor Swift, ‘Sparks Fly’ - Song Review”. Taste of Country. Townsquare Media. 2020年7月28日閲覧。
- ^ a b c “Taylor Swift Chart History (Hot Country Songs)”. Billboard. 2021年3月3日閲覧。
- ^ a b c “The Hot 100 Chart”. Billboard (2010年11月13日). 2020年7月28日閲覧。
- ^ a b Taylor Swift (1 September 2011). YouTube Presents Taylor Swift. 2020年7月28日閲覧。
- ^ “Taylor Swift - "Sparks Fly"”. Bobby Peacock. Roughstock (2011年8月8日). 2012年1月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月28日閲覧。
- ^ Swiftie13 (2011年8月22日). “Fans Responsible For Getting "Sparks Fly" On Taylor Swift CD « Nashville Music Scene”. Nashville!. 2013年9月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月28日閲覧。
- ^ John, Christopher (2010年7月21日). “Taylor Swift Sets Release Date for New Album 'Speak Now' – Speakeasy — WSJ”. The Wall Street Journal (ニューズ・コープ) 2020年7月28日閲覧。
- ^ Speak Now - Taylor Swift | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年7月28日閲覧。
- ^ “Digital sheet music - Taylor Swift - Sparks Fly”. Musicnotes.com. Alfred Publishing (2010年10月2日). 2020年7月28日閲覧。
- ^ Taylor Swiftの2011年8月10日のツイート、2020年7月28日閲覧。
- ^ “Taylor Swift To Release 'Sparks Fly' Video Tomorrow”. AllAccess (2011年8月9日). 2020年7月28日閲覧。
- ^ “祝28歳!テイラー・スウィフトの歴代MVを振り返り”. COSMOPOLITAN (LINE). (2017年12月13日) 2020年7月28日閲覧。
- ^ Bylin, Kyle (2011年8月18日). “Taylor Swift Rockets Up Social 50 with 'Sparks Fly' Video (Watch)”. Billboard. Prometheus Global Media. 2011年8月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月28日閲覧。
- ^ “Taylor Swift Needs a Gap Year”. The Oxonian Review (2010年11月1日). 2020年7月28日閲覧。
- ^ “Taylor Swift Speak Now Big Machine”. Rolling Stone. Wenner Media (2010年10月26日). 2020年7月28日閲覧。
- ^ Ahlgrim, Callie (2019年12月18日). “The 14 best songs in history that were written by teenagers” (英語). INSIDER. 2020年7月28日閲覧。
- ^ “Try the TIDAL Web Player” (英語). listen.tidal.com. 2020年7月28日閲覧。
- ^ “Taylor Swift - Billboard Canadian Hot 100”. Billboard. 2020年7月28日閲覧。
- ^ “Taylor Swift - Canada Country”. Billboard. 2020年7月28日閲覧。
- ^ “Hot Country Songs - Year-End”. Billboard (2011年). 2020年7月28日閲覧。
- ^ "American single certifications – Taylor Swift – Sparks Fly". Recording Industry Association of America. 2021年3月3日閲覧。
- ^ Trust, Gary (2017年11月26日). “Ask Billboard: Taylor Swift's Career Album & Song Sales”. Billboard. 2021年3月3日閲覧。
- ^ “2012 Kid's Choice Awards Nominations”. Nickelodeon. 2012年9月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月28日閲覧。
- ^ “Tom T. Hall, Dallas Davidson, Luke Laird and Others Recognized at BMI Country Awards”. Broadcast Music, Inc. (2012年10月31日). 2015年1月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月28日閲覧。
- ^ “Teen Choice Awards 2012: Complete Winners List”. MTV (2012年7月22日). 2015年7月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月28日閲覧。