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スピーク・ナウ (テイラーズ・ヴァージョン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

スピーク・ナウ (テイラーズ・バージョン)』(: Speak Now (Taylor's Version))は、アメリカのシンガーソングライター、テイラー・スウィフトによる3枚目の再録音アルバムで、2023年7月7日にリパブリック・レコードからリリースされた[1]。本作は3枚目のスタジオアルバム『スピーク・ナウ』(2010年)の再録音であり、2021年に再録音されたアルバム『フィアレス (テイラーズ・ヴァージョン)』と『レッド (テイラーズ・ヴァージョン)』に続くものである。本作のリリースは2023年中に行われているツアー『The Eras Tour』で発表された。

『スピーク・ナウ (テイラーズ・ヴァージョン)』
テイラー・スウィフトスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル カントリーロックポップロック
時間
レーベル リパブリック・レコード
プロデュース テイラー・スウィフトジャック・アントノフ、Christopher Rowe、Aaron Dessner
テイラー・スウィフト アルバム 年表
Midnights
(2022年)
Speak Now (Taylor's Version)
(2023年)
1989 (Taylor's Version)
(2023年)
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概要

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リリース後、Spotifyで初日に1 億2,630万回のストリーミングを獲得し、2023年のアルバムおよびカントリーアルバム史上最多の 1 日あたりのストリーミング数を記録した[2]

米国では、ビルボード200 の首位を2周連続で獲得、40万枚以上の売り上げを記録した[3]

スウィフトは、チャート内で最も多くのナンバーワン・アルバムを獲得した女性アーティストの新記録を樹立。またトップ10内に4枚のアルバムが同時にチャートインした初の女性アーティストとなり、同時に11枚のアルバムがチャートインした初の女性および存命のソロアーティストとなり、9枚のアルバムがチャートインした初のアーティストとなった[4]

アルバムに収録された全22曲がビルボード・ホット100に初登場し、スウィフトのキャリア総エントリー数は212曲となり、『Glee』の記録を上回り、ドレイク(296曲)に次ぐ歴代2位となった[5]

このアルバムはトップ・カントリー・アルバム・チャートで8作目のナンバーワンとなり、ホット・カントリー・ソングスでは全曲がチャートインし、そのうち7曲がトップ10に入った[6]

フロム・ザ・ヴォルトと名付けられた未発表曲を6曲収録(フォール・アウト・ボーイパラモアヘイリー・ウィリアムスも参加)[1]

収録曲

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  • 全ての曲に追加でTaylor's Versionと括弧書きされる。
  • 17〜22曲目にはさらに追加でFrom the Vaultと括弧書きされる。
  • アルバムはCD2枚組で、1〜16曲目がDisc1、17〜22曲目がDisc2に収録されている。
全作詞・作曲: テイラー・スウィフト
#タイトル作詞作曲・編曲原題時間
1.「マイン」Taylor SwiftTaylor SwiftMine
2.スパークス・フライSwiftSwiftSparks Fly
3.「バック・トゥ・ディセンバー」SwiftSwiftBack To December
4.「スピーク・ナウ」SwiftSwiftSpeak Now
5.「ディア・ジョン」SwiftSwiftDear John
6.「ミーン」SwiftSwiftMean
7.「ザ・ストーリー・オブ・アス」SwiftSwiftThe Story Of Us
8.「ネヴァー・グロウ・アップ」SwiftSwiftNever Grow Up
9.「エンチャンテッド」SwiftSwiftEnchanted
10.「ベター・ザン・リヴェンジ」SwiftSwiftBetter Than Revenge
11.「イノセント」SwiftSwiftInnocent
12.「ホーンテッド」SwiftSwiftHaunted
13.「ラスト・キス」SwiftSwiftLast Kiss
14.「ロング・リヴ」SwiftSwiftLong Live
15.「アワーズ」SwiftSwiftOurs
16.「スーパーマン」SwiftSwiftSuperman
17.「エレクトリック・タッチ」(feat. フォール・アウト・ボーイ)SwiftSwiftElectric Touch (feat. Fall Out Boy)
18.「ホエン・エマ・フォールズ・イン・ラヴ」SwiftSwiftWhen Emma Falls in Love
19.「アイ・キャン・シー・ユー」SwiftSwiftI Can See You
20.「キャッスルズ・クランブリング」(feat. ヘイリー・ウィリアムス)SwiftSwiftCastles Crumbling (feat. Hayley Williams)
21.「フーリッシュ・ワン」SwiftSwiftFoolish One
22.「タイムレス」SwiftSwiftTimeless
合計時間:

脚注

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  1. ^ a b スピーク・ナウ(テイラーズ・ヴァージョン)[CD - テイラー・スウィフト - UNIVERSAL MUSIC JAPAN]”. テイラー・スウィフト. 2023年8月27日閲覧。
  2. ^ Willman, Chris (July 10, 2023). “'Speak Now' Keeps Talking: Taylor Swift Accounts for Nearly Half of Spotify's Top 50, Four Days After Album's Release”. Variety. https://variety.com/2023/music/news/speak-now-taylor-swift-spotify-top-50-1235666200/ July 10, 2023閲覧。. 
  3. ^ Caulfield, Keith (2023-07-23). “'Speak Now (Taylor's Version)' Spends Second Week at No. 1 on Billboard 200” (英語). Billboard. https://www.billboard.com/music/chart-beat/taylor-swift-speak-now-taylors-version-second-week-number-one-billboard-200-chart-1235376928/ 2023年7月25日閲覧。. 
  4. ^ Caulfield, Keith (July 17, 2023). “Taylor Swift Has 11 Albums on the Billboard 200 Chart for the First Time”. Billboard. https://www.billboard.com/music/chart-beat/taylor-swift-11-albums-on-billboard-200-chart-first-time-1235372964/ July 17, 2023閲覧。. 
  5. ^ Zellner, Xander (July 17, 2023). “All 22 Songs From Taylor Swift's 'Speak Now (Taylor's Version)' Debut on Hot 100”. Billboard. https://www.billboard.com/music/chart-beat/taylor-swift-speak-now-taylors-version-all-songs-hot-100-debut-1235373016/ July 17, 2023閲覧。. 
  6. ^ Asker, Jim (July 17, 2023). “Taylor Swift's 'Speak Now (Taylor's Version)' Debuts at No. 1 on Top Country Albums Chart”. Billboard. https://www.billboard.com/pro/taylor-swift-speak-now-taylors-version-top-country-albums-chart/ July 18, 2023閲覧。.