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「日産・フーガ」の版間の差分

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[[2015年]]2月にマイナーチェンジが行われた。特に外観デザインが刷新され、[[日産・スカイラインセダン V37|V37型スカイライン]]同様に[[インフィニティ (日産自動車)|インフィニティ]]のエンブレムが装着された<ref>[http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2015/_STORY/150213-01-j.html 「フーガ」をビッグマイナーチェンジ] - 日産自動車 ニュースリリース 2015年2月13日</ref>。また、各種広告において、日産のCIを一切出さず「NISSAN MOTOR CORPORATION」と表記し、日産ブランドからの離脱およびインフィニティブランドへの移行をアピールした。なお、V37型スカイラインは2019年7月のビッグマイナーチェンジで日産エンブレムに戻ったため、2019年12月の仕様向上までは日産の日本販売車種で唯一インフィニティエンブレムを装着している車種となっていた。同年5月までの累計販売台数は2万8926台。
[[2015年]]2月にマイナーチェンジが行われた。特に外観デザインが刷新され、[[日産・スカイラインセダン V37|V37型スカイライン]]同様に[[インフィニティ (日産自動車)|インフィニティ]]のエンブレムが装着された<ref>[http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2015/_STORY/150213-01-j.html 「フーガ」をビッグマイナーチェンジ] - 日産自動車 ニュースリリース 2015年2月13日</ref>。また、各種広告において、日産のCIを一切出さず「NISSAN MOTOR CORPORATION」と表記し、日産ブランドからの離脱およびインフィニティブランドへの移行をアピールした。なお、V37型スカイラインは2019年7月のビッグマイナーチェンジで日産エンブレムに戻ったため、2019年12月の仕様向上までは日産の日本販売車種で唯一インフィニティエンブレムを装着している車種となっていた。同年5月までの累計販売台数は2万8926台。


ボディカラーは全13色。新規開発色の「ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング〈223〉(メーカーオプション)」、「テレーンカーキマイカメタリック〈6X4〉」、「セレスティアルブルーガラスフレーク〈8Y6〉」の3色に加え、「マーキュリーグレーマイカ〈1H9〉」、「プラチナムシルバーメタリック〈1J4〉」、「ソニックチタニウム〈1J7〉」、「ブラック〈212〉」、「グラファイトブラックガラスフレーク〈223〉」、「マダーレッド〈3T2〉」が全車共通色。「F SPORT」には専用色として「ホワイトノーヴァガラスフレーク〈083〉」、ヒートブルーコントラストレイヤリング〈8X1〉(メーカーオプション)」を設定。「F SPORT」以外の仕様には「ソニッククォーツ〈085〉」、「アンバークリスタルシャイン〈4X2〉」が設定され、各仕様ともに11色ずつを選択できる。




2019年12月23日に、シーマと共に仕様向上が発表された<ref>[https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/release-2530a3dd9f82091ab94f28d98b00c8aa-191223-01-j 日産自動車、「シーマ」と「フーガ」の仕様向上を発表] - 日産自動車 ニュースリリース 2019年12月23日</ref>、安全装備としてシーマと共通で「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」「踏み間違い衝突防止アシスト」「ハイビームアシスト」「インテリジェント クルーズコントロール」を全車標準装備した。フーガに関しては「インテリジェント FCW」「ECOペダル」が追加されている。
2019年12月23日に、シーマと共に仕様向上が発表された<ref>[https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/release-2530a3dd9f82091ab94f28d98b00c8aa-191223-01-j 日産自動車、「シーマ」と「フーガ」の仕様向上を発表] - 日産自動車 ニュースリリース 2019年12月23日</ref>、安全装備としてシーマと共通で「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」「踏み間違い衝突防止アシスト」「ハイビームアシスト」「インテリジェント クルーズコントロール」を全車標準装備した。フーガに関しては「インテリジェント FCW」「ECOペダル」が追加されている。

2021年10月12日 (火) 14:33時点における版

日産・フーガ
2代目 2015年12月改良型
概要
別名 インフィニティ・M
インフィニティ・Q70
製造国 日本の旗 日本
販売期間 2004年 -
ボディ
ボディタイプ 4ドアセダン
駆動方式 FR/4WD
系譜
先代 日産・セドリック
日産・グロリア
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フーガFUGA)は、日産自動車栃木工場で製造し、2004年から販売しているEセグメントクラスの[1]高級乗用車である。

概要

2004年10月、40年以上の歴史を持つセドリックおよびグロリアの後継車として、初代Y50型フーガが発売された。型式には6代目以降のセドリック、7代目以降のグロリアと同様に「Y」が採用されているが、セドリック/グロリアのそれまでのイメージを変えるために新名称「フーガ」へと車名が変更された[2]

また、セドリック/グロリアの最終型であるY34型と同様、北米市場ではインフィニティの「Mシリーズ」(2014年モデルより「Q70」)として販売されているほか、他のインフィニティブランド展開地域でも同名称で販売されている。

なお、中国市場では2005年6月に日本国外で唯一「フーガ」としてこのモデルが発売されたが、2007年のインフィニティブランド中国進出以降は中国国内でも「M」として販売されており、こちらも2014年モデルより「Q70」に改称されている。

歴史

初代 Y50型(2004年-2009年)

後期型450GT

2004年10月に発売。デザインは2003年東京モーターショーで発表されたコンセプトカー、「フウガ」をベースとしている。搭載するエンジンはV6 2.5L VQ25DEおよび同3.5L VQ35DE型を搭載。2005年8月よりV8 4.5Lエンジンを搭載するモデルも追加された。トランスミッションは全車5速ATとなる。

2007年12月にはマイナーチェンジが行われ、外装の大幅な変更のほか、2.5Lおよび3.5LエンジンがそれぞれVQ25HR型、VQ35HR型に変更された。

2代目 Y51型(2009年-)

2015年12月改良型 370GT Type S フロント(2015.12- )
2015年12月改良型 370GT Type S リヤ(2015.12- )

日本仕様車は2009年の東京モーターショーで発表され、北米仕様車は先に2009年8月にCGと写真が公開された。2009年11月に発売。搭載するエンジンは2.5Lは先代後期型と同型のVQ25HR型[注釈 1]、3.5LエンジンはVVEL採用の3.7L VQ37VHR型エンジンに変更された。また2010年11月には、3.5Lエンジンを搭載するフーガハイブリッドが追加された。北米仕様車にはV8 5.6LのVK56VD型エンジンが、欧州仕様車や韓国仕様車にはV6 3.0LのV9X型ディーゼルエンジンもしくはメルセデス・ベンツ製の2.2LOM651型ディーゼルエンジンが搭載されるが、いずれも日本仕様車への搭載は予定されていない。トランスミッションには、ハイブリッドを含めた全車に7速ATが採用される。

2010年8月に、シーマ(F50型)及びプレジデントがそれぞれ生産中止になったため、2012年5月にシーマがHGY51型として生産再開するまで、一時的に日本市場における日産のフラッグシップとなった。

2012年7月から2016年11月まで、三菱自動車へ「プラウディア」の車名でOEM供給されていた[3]

2015年2月にマイナーチェンジが行われた。特に外観デザインが刷新され、V37型スカイライン同様にインフィニティのエンブレムが装着された[4]。また、各種広告において、日産のCIを一切出さず「NISSAN MOTOR CORPORATION」と表記し、日産ブランドからの離脱およびインフィニティブランドへの移行をアピールした。なお、V37型スカイラインは2019年7月のビッグマイナーチェンジで日産エンブレムに戻ったため、2019年12月の仕様向上までは日産の日本販売車種で唯一インフィニティエンブレムを装着している車種となっていた。同年5月までの累計販売台数は2万8926台。


ボディカラーは全13色。新規開発色の「ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング〈223〉(メーカーオプション)」、「テレーンカーキマイカメタリック〈6X4〉」、「セレスティアルブルーガラスフレーク〈8Y6〉」の3色に加え、「マーキュリーグレーマイカ〈1H9〉」、「プラチナムシルバーメタリック〈1J4〉」、「ソニックチタニウム〈1J7〉」、「ブラック〈212〉」、「グラファイトブラックガラスフレーク〈223〉」、「マダーレッド〈3T2〉」が全車共通色。「F SPORT」には専用色として「ホワイトノーヴァガラスフレーク〈083〉」、ヒートブルーコントラストレイヤリング〈8X1〉(メーカーオプション)」を設定。「F SPORT」以外の仕様には「ソニッククォーツ〈085〉」、「アンバークリスタルシャイン〈4X2〉」が設定され、各仕様ともに11色ずつを選択できる。


2019年12月23日に、シーマと共に仕様向上が発表された[5]、安全装備としてシーマと共通で「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」「踏み間違い衝突防止アシスト」「ハイビームアシスト」「インテリジェント クルーズコントロール」を全車標準装備した。フーガに関しては「インテリジェント FCW」「ECOペダル」が追加されている。 また、「ニッサン インテリジェント モビリティ」を具現化する事に伴い、フロント及びリアのエンブレムがインフィニティのエンブレムから日産エンブレムに変更され、事実上日産ブランドに復帰した。

販売

販売目標台数は初代前期型が2,000台/月[6]、初代後期型が620台/月[7]、2代目が800台/月となる[8]

2009年11月に2代目にモデルチェンジされた際には、初代モデルの値崩れ防止のため[9]、日産としてはGT-Rに次いで2例目となる認定中古車制度が開始されている。

車名の由来

車名の「FUGA」は音楽用語の「フーガ (Fuga) 」および日本語の「風雅」から来ており、「(音楽形式の)フーガのような調和」と「上品で優美さ(風雅)」という意味が込められている[10]

脚注

注釈

  1. ^ 2020年の時点で、国内で新車販売される唯一の排気量2.5L以下の6気筒エンジン搭載車である。

出典

関連項目

外部リンク