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2021年9月12日 (日) 00:01時点における版
テキサス・レンジャーズ コーチ #88 | |
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テキサス・レンジャーズでの現役時代 (2016年7月16日) | |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | フロリダ州ピネラス郡ダニーデン |
生年月日 | 1983年4月8日(41歳) |
身長 体重 |
6' 0" =約182.9 cm 220 lb =約99.8 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 捕手 |
プロ入り | 2002年 MLBドラフト48巡目 |
初出場 | 2008年4月28日 |
最終出場 | 2019年7月27日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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ロバート・ルイス・"ボビー"・ウィルソン(Robert Louis "Bobby" Wilson, 1983年4月8日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州ピネラス郡ダニーデン出身の元プロ野球選手(捕手)。右投右打。現在は、MLBのテキサス・レンジャーズの捕手コーチを務める。
経歴
プロ入りとエンゼルス時代
2002年のMLBドラフト48巡目(全体1417位)でアナハイム・エンゼルスから指名され、プロ入り。
2003年5月17日に入団。この年に傘下のパイオニアリーグのルーキー級プロボ・エンゼルスでプロデビュー。
2004年はA級シーダーラピッズ・カーネルズでプレー。
2005年はA+級ランチョクカモンガ・クエークスでプレー。
2006年はAA級アーカンソー・トラベラーズでプレー。
2007年はAA級アーカンソーでプレー後、7月にAAA級ソルトレイク・ビーズに昇格した。
2008年はAAA級ソルトレイクで開幕を迎え、4月にメジャー初昇格を果たした。
2009年は主にAAA級ソルトレイクでプレーして、7月にメジャー昇格。
2010年はメジャーで開幕を迎えたが、AAA級ソルトレイク、A+級ランチョクカモンガでもプレーした。
2011年は1年を通してメジャーでプレーし、57試合に出場した。
2012年はほぼ1年を通してメジャーでプレーし、75試合に出場した。
ヤンキース傘下時代
2012年10月22日にトロント・ブルージェイズに移籍したが、11月30日にFAとなり、12月13日にニューヨーク・ヤンキースに移籍して2013年のスプリングトレーニングに参加した[1]。
2013年はメジャーでの出場は無く、一年間傘下のAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースでプレーし、66試合に出場して打率.208・7本塁打・38打点の成績を残した。オフの11月4日にFAとなった[1]。
ダイヤモンドバックス時代
2013年11月24日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結び2014年のスプリングトレーニングに招待選手として参加したが、開幕時はメジャー昇格はならず、AAA級リノ・エーシズに配属された[1]。9月15日にメジャー契約を結び昇格し、19日のコロラド・ロッキーズ戦で2年ぶりにメジャーの試合に出場した[1]。10月7日にマイナー契約となってAAA級リノに降格となり、9日にFAとなった[1]。
レイズ時代
2014年12月12日にタンパベイ・レイズとマイナー契約を結んだ[2]。2015年は開幕ロースター入りを果たした。6月12日にDFAとなり[3]、14日にマイナー契約となって傘下のAAA級ダーラム・ブルズに降格した[4]。7月29日に再びメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[5]。なお、レイズでは25試合に出場したが、打率.145、20三振と大不振であった。一方では守備では、24試合でマスクを被って無失策にDRS +3という成績を残し、良い働きを見せていた。
レンジャーズ時代
2015年7月31日にウェイバー公示を経てテキサス・レンジャーズへ移籍した。レンジャーズでは31試合に出場し、打撃不振は引き続いたが、それでも打率.221まで向上したほか、本塁打も1本放った。守備ではDRS +3をマークしたが、失策を2つ犯した。レイズとのトータルでは56試合に出場し、打率.189、1本塁打、14打点、OPS0.505という打撃成績と、2失策・守備率.994・DRS + 6・盗塁阻止率26%という守備成績(55試合で捕手として出場)を記録した。11月4日にマイナー契約となってAAA級ラウンドロック・エクスプレスに降格となった[1]。
タイガース時代
2016年3月29日にブライアン・ホラデイとのトレードで、マイルズ・ジェイと共にデトロイト・タイガースへ移籍した[6]。タイガースでは5試合に出場しただけであり、打率.154、2打点という成績だった[1]。
レンジャーズ復帰
2016年5月3日にチャド・ベルとのトレードで、レンジャーズへ移籍した[7]。レンジャーズではロビンソン・チリノスや前述のトレード相手であるホラデイと出場機会を分け合って起用されていたが、7月31日にジョナサン・ルクロイの加入に伴ってホラデイと共にDFAとなった[8]。結局、レンジャーズでは42試合に出場して打率.250、3本塁打、22打点という成績を記録した。守備ではDRS -2だった。
レイズ復帰
2016年8月4日にウェイバー公示を経てレイズへ移籍した[9]。レイズでは出場機会のコンスタント性が増し、28試合に出場。打撃面では打率.230、4本塁打、9打点という成績を記録した。守備面では、DRS -1・RF8.96という成績を残した。なお、3球団の通算成績は、75試合の出場で打率.237、7本塁打、33打点、OPS0.626という打撃成績を残した。守備面では、計75試合でマスクを被って4失策・守備率.993・DRS -3・盗塁阻止率17%という成績だった。11月16日にウェイバー公示を通過してFAとなった[10][1]。
ドジャース傘下時代
2017年1月3日にロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[1]。
2017年はメジャーでの出場は無く、一年間傘下のAAA級オクラホマシティ・ドジャースでプレーし、75試合に出場して打率.243、11本塁打、45打点を記録した。オフの11月6日にFAとなった[1]。
ツインズ時代
2017年11月30日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結び、2018年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[11]。
2018年の開幕は傘下のAAA級ロチェスター・レッドウイングスで迎えた。ツインズの正捕手であるジェイソン・カストロの故障者リスト入りに伴い、5月5日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[12]。
カブス時代
2018年8月30日にクリス・ジメネス及び後日発表選手または金銭とのトレードで、シカゴ・カブスへ移籍した[13]。しかし、カブスでの出番は無く、オフの10月29日にFAとなった[1]。
タイガース復帰
2018年12月5日にタイガースとマイナー契約を結び、2019年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[1]。
2019年は開幕を傘下のAAA級トレド・マッドヘンズで迎え、6月15日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[14]。7月30日にマイナー契約でAAA級トレドへ配属された[15]。10月1日に自由契約となった。
引退後
2020年からはレンジャーズ傘下のAA級フリスコ・ラフライダーズで監督を務める予定だった[16]が、新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、実際に指揮を執ることは無かった。
2021年シーズンからはレンジャーズの捕手コーチを務める[17]。
詳細情報
年度別打撃成績
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2008 | LAA | 7 | 7 | 6 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | .167 | .286 | .167 | .452 |
2009 | 12 | 6 | 5 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | .200 | .200 | .400 | .600 | |
2010 | 40 | 106 | 96 | 12 | 22 | 6 | 0 | 4 | 40 | 15 | 0 | 0 | 2 | 0 | 8 | 0 | 0 | 23 | 3 | .229 | .288 | .417 | .705 | |
2011 | 57 | 127 | 111 | 5 | 21 | 8 | 0 | 1 | 32 | 8 | 0 | 2 | 4 | 2 | 10 | 1 | 0 | 16 | 2 | .189 | .252 | .288 | .540 | |
2012 | 75 | 201 | 171 | 19 | 36 | 5 | 0 | 3 | 50 | 13 | 0 | 0 | 13 | 1 | 15 | 0 | 1 | 33 | 7 | .211 | .277 | .292 | .569 | |
2014 | ARI | 2 | 4 | 4 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .250 | .250 | .250 | .500 |
2015 | TB | 25 | 59 | 55 | 3 | 8 | 0 | 0 | 0 | 8 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 20 | 1 | .145 | .203 | .145 | .349 |
TEX | 31 | 88 | 77 | 5 | 17 | 5 | 0 | 1 | 25 | 10 | 0 | 1 | 2 | 1 | 7 | 0 | 1 | 19 | 0 | .221 | .291 | .325 | .615 | |
'15計 | 56 | 147 | 132 | 8 | 25 | 5 | 0 | 1 | 33 | 14 | 0 | 1 | 2 | 1 | 11 | 0 | 1 | 39 | 1 | .189 | .255 | .250 | .505 | |
2016 | DET | 5 | 15 | 13 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 3 | 1 | .154 | .200 | .154 | .354 |
TEX | 42 | 141 | 128 | 11 | 32 | 4 | 0 | 3 | 45 | 22 | 0 | 0 | 4 | 3 | 5 | 0 | 1 | 33 | 2 | .250 | .277 | .352 | .629 | |
TB | 28 | 95 | 87 | 14 | 20 | 2 | 0 | 4 | 34 | 9 | 0 | 0 | 3 | 0 | 5 | 0 | 0 | 28 | 3 | .230 | .272 | .391 | .663 | |
'16計 | 75 | 251 | 228 | 25 | 54 | 6 | 0 | 7 | 81 | 33 | 0 | 0 | 7 | 4 | 11 | 0 | 1 | 64 | 6 | .237 | .270 | .355 | .626 | |
2018 | MIN | 47 | 151 | 135 | 12 | 24 | 8 | 0 | 2 | 38 | 16 | 0 | 0 | 2 | 2 | 12 | 0 | 0 | 37 | 6 | .178 | .242 | .281 | .523 |
2019 | DET | 15 | 47 | 44 | 2 | 4 | 1 | 0 | 0 | 5 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 11 | 1 | .091 | .130 | .154 | .284 |
MLB:10年 | 386 | 1047 | 932 | 83 | 189 | 40 | 0 | 18 | 283 | 102 | 0 | 3 | 32 | 10 | 70 | 1 | 3 | 227 | 27 | .203 | .258 | .304 | .562 |
背番号
- 46(2008年 - 2012年、2015年 - 同年途中、2016年 - 同年途中、2018年)
- 18(2014年)
- 8(2015年途中 - 同年終了)
- 6(2016年途中 - 同年途中)
- 21(2016年途中 - 同年終了)
- 37(2019年)
- 88(2021年 - )
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l MLB公式プロフィール参照。2019年2月12日閲覧。
- ^ “Rays sign 3 to minor league deals, complete trade” (英語). ESPN. Associated Press. (2014年12月12日) 2015年4月19日閲覧。
- ^ Jason Lempert (2015年6月11日). “Rays C Bobby Wilson designated for assignment Thursday” (英語). CBS Sports 2015年7月30日閲覧。
- ^ Shawn Krest (2015年6月15日). “Rays' outright Bobby Wilson to Triple-A” (英語). CBS Sports 2015年7月30日閲覧。
- ^ Michael Hurcomb (2015年7月29日). “Rays add catcher Bobby Wilson to roster” (英語). CBS Sports 2015年7月30日閲覧。
- ^ Jason Beck (2016年3月29日). “Tigers land catcher Wilson, righty for Holaday” (英語). MLB.com. 2016年4月14日閲覧。
- ^ Jason Beck (2016年5月3日). “Tigers activate McCann off DL, trade B. Wilson” (英語). MLB.com. 2016年5月6日閲覧。
- ^ T.R. Sullivan (2016年8月1日). “Wilson, Holaday designated; Chirinos No. 2 catcher” (英語). MLB.com. 2016年8月8日閲覧。
- ^ Steve Adams (2016年8月4日). “Rays Claim Bobby Wilson, Option Curt Casali” (英語). MLB Trade Rumors. 2016年8月8日閲覧。
- ^ Steve Adams (2016年11月15日). “Rays Claim Bobby Wilson, Option Curt Casali” (英語). MLB Trade Rumors. 2016年11月16日閲覧。
- ^ Jeff Todd (2018年5月5日). “Minor MLB Transactions: 11/30/17” (英語). MLB Trade Rumors. 2018年5月6日閲覧。
- ^ Rhett Bollinger (2018年5月5日). “Twins place Castro on DL with meniscus tear” (英語). MLB.com. 2018年5月6日閲覧。
- ^ Ben Weinrib (2018年8月30日). “Cubs acquire catcher Wilson; Mazzoni DFA'd” (英語). MLB.com. 2018年8月31日閲覧。
- ^ Jason Beck (2019年6月15日). “Greiner (back) gets to hit reset with IL stint” (英語). MLB.com. 2019年6月16日閲覧。
- ^ Connor Byrne (2019年7月30日). “Tigers Place Bobby Wilson On Outright Waivers; Will Select Jake Rogers” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年7月31日閲覧。
- ^ “Former Ranger Bobby Wilson hired as manager at Double-A Frisco, Matt Hagen promoted to field coordinator” (英語). MLB.com (2019年12月9日). 2021年5月4日閲覧。
- ^ “Doug Mathis, Brendan Sagara to share pitching coach duties for Rangers” (英語). ESPN (2020年10月27日). 2021年5月4日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Bobby Wilson stats MiLB.com