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2021年9月11日 (土) 23:41時点における版
ロサンゼルス・エンゼルス (マイナー) | |
---|---|
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | フロリダ州ピネラス郡ダニーデン |
生年月日 | 1988年11月15日(36歳) |
身長 体重 |
6' 4" =約193 cm 200 lb =約90.7 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2010年 MLBドラフト22巡目 |
初出場 | 2014年6月15日 |
年俸 | $507,500 (2016年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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ベンジャミン・ラモン・ローウェン(Benjamin Ramon Rowen, 英語発音: /ˈbɛn ˈroʊən/[2]; 1988年11月15日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州ピネラス郡ダニーデン出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのロサンゼルス・エンゼルス傘下所属。
経歴
プロ入り前
フロリダ州ダニーデンで誕生後、ニューヨーク州イーストオーロラやカリフォルニア州ランチョ・パロス・ベルデスを転々として少年時代を過ごした[3]
プロ入りとレンジャーズ時代
2010年のMLBドラフト22巡目(全体676位)でテキサス・レンジャーズから指名され、6月14日に契約。契約後、傘下のA-級スポケーン・インディアンスでプロデビュー。21試合に登板して2勝0敗1セーブ、防御率1.09、30奪三振を記録した。
2011年はA級ヒッコリー・クロウダッズでプレーし、33試合に登板して5勝4敗2セーブ、防御率1.98、43奪三振を記録した。
2012年はA+級マートルビーチ・ペリカンズでプレーし、38試合に登板して5勝0敗19セーブ、防御率1.57、52奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、サプライズ・サグアロスに所属した。
2013年はまずAA級フリスコ・ラフライダーズでプレーし、31試合に登板して3勝0敗10セーブ、防御率0.53、28奪三振と好投した。6月20日にAAA級ラウンドロック・エクスプレスへ昇格すると、20試合の登板で3勝1敗3セーブ、防御率0.84、30奪三振と奮闘した。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[4]。
2014年2月26日にレンジャーズと1年契約に合意[5]。3月12日にAAA級ラウンドロックへ異動し、そのまま開幕を迎えた。開幕後は失点が続いたが、その後は10試合連続無失点を記録し、6月11日にタナー・シェパーズが故障者リスト入りしたためメジャーへ初昇格した[6]。6月15日のシアトル・マリナーズ戦でメジャーデビュー。4点ビハインドの8回裏無死から登板し、1回を無安打無失点に抑えた[7]。その後もリリーフとして登板したが、7月3日のボルチモア・オリオールズ戦で0.2回を投げ2安打2失点と救援に失敗し、翌4日にAAA級ラウンドロックへ降格した。降格後はAAA級ラウンドロックで18試合に登板したが、メジャーへ昇格することはなかった。この年メジャーでは8試合に登板して防御率4.15、7奪三振を記録した。オフの12月16日にDFAとなり[8]、19日に自由契約となった。
オリオールズ傘下時代
2015年1月20日にロサンゼルス・ドジャースでマイナー契約を結んだが、4月9日にライアン・ウェブ、ブライアン・ウォードとのトレードで、クリス・オブライエンと共にオリオールズへ移籍した[9]。移籍後は傘下のAA級ボウイ・ベイソックスで16試合に登板。防御率1.90と好投し、5月29日にAAA級ノーフォーク・タイズへ昇格。しかし、6試合の登板で6月21日にAA級ボウイへ降格すると、7月5日に自由契約となった。
カブス傘下時代
2015年7月5日にシカゴ・カブスとマイナー契約を結んだ[10]。契約後は傘下のAAA級アイオワ・カブスでプレーし、8試合に登板して2勝0敗、防御率0.00、7奪三振と好投した。7月29日にカブスとメジャー契約を結んだ[11]が、登板機会のないまま31日にDFAとなった[12]。
ブルージェイズ傘下時代
2015年8月3日にウェイバー公示を経てトロント・ブルージェイズへ移籍した[13]。移籍後は傘下のAAA級バッファロー・バイソンズでプレーし、14試合に登板して0勝1敗1セーブ、防御率2.00、11奪三振を記録した。
2016年3月13日にAAA級バッファローへ異動し、そのまま開幕を迎えた。8月1日にDFAとなった[14]。
ブルワーズ時代
2016年8月4日にウェイバー公示を経てミルウォーキー・ブルワーズへ移籍した[15]。ブルワーズでは4試合に登板して防御率15.00、2奪三振と結果を残せなかった。オフの11月7日にFAとなった[16]。
メッツ傘下時代
2016年12月15日にニューヨーク・メッツとマイナー契約を結び、2017年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[17]。
2017年は傘下のAAA級ラスベガス・フィフティワンズでプレーし、54試合に登板して3勝3敗、防御率4.41、52奪三振を記録した。オフの11月6日にFAとなった[16]。
レッズ傘下時代
2018年2月19日にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。シーズンでは開幕から傘下のAAA級ルイビル・バッツでプレーしていたが、5月9日に自由契約となった[16]。
独立リーグ時代
2018年6月3日に独立リーグであるアトランティックリーグのシュガーランド・スキーターズと契約した。15試合に登板して3勝1敗、防御率4.50、13奪三振を記録した。
ブレーブス傘下時代
2019年1月18日にアトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。シーズンでは傘下のAA級ミシシッピ・ブレーブスとAAA級グウィネット・ストライパーズでプレーし、2球団合計で40試合(先発7試合)に登板して5勝3敗1セーブ、防御率3.61、65奪三振を記録した。
エンゼルス時代
2020年12月14日にロサンゼルス・エンゼルスとマイナー契約を結び、2021年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[16]。
2021年4月12日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りすると[18]、同日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦で2016年以来5年ぶりとなるメジャー復帰登板を果たした[19]。5月5日にDFAとなり[20]、8日にマイナー契約で傘下のAAA級ソルトレイク・ビーズへ配属された[21]。
投球スタイル
右のアンダースロー。平均78mph(約125.5km/h)のツーシームにチェンジアップ、カーブ、スライダーの変化球を持つ[22]。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2014 | TEX | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 39 | 8.2 | 10 | 0 | 4 | 3 | 0 | 7 | 0 | 0 | 4 | 4 | 4.15 | 1.61 |
MLB:1年 | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 39 | 8.2 | 10 | 0 | 4 | 3 | 0 | 7 | 0 | 0 | 4 | 4 | 4.15 | 1.61 |
- 2015年度シーズン終了時
背番号
- 39(2014年)
- 47(2016年)
- 71(2021年)
脚注
- ^ “Ryan Garton Contract Details, Salaries, & Earnings”. spotrac. July 30, 2016閲覧。
- ^ “英語のIPA発音記号変換(アメリカ英語)”. tophonetics.com. 2021年4月19日閲覧。
- ^ Amy Moritz (2015年8月12日). “Family is the key to baseball life for Ben Rowen” (英語). The Buffalo News. 2021年2月27日閲覧。
- ^ T.R. Sullivan (November 20, 2013). “Rangers claim Tolleson off waivers from Dodgers” (英語). MLB.com. July 31, 2016閲覧。
- ^ “Rangers agree to terms with twelve players” (英語). MLB.com (February 26, 2014). July 31, 2016閲覧。
- ^ “Rangers place RHP Tanner Scheppers on 15-day DL” (英語). MLB.com (June 11, 2014). July 31, 2016閲覧。
- ^ “Scores for Jun 15, 2014” (英語). ESPN (June 15, 2014). July 31, 2016閲覧。
- ^ “Rangers designate pitchers Scott Barnes and Ben Rowen for assignment” (英語). MLB.com (December 16, 2014). July 31, 2016閲覧。
- ^ “Orioles acquire minor league CA Chris O'Brien and RHP Ben Rowen from Los Angeles Dodgers” (英語). MLB.com (April 9, 2014). July 31, 2016閲覧。
- ^ “Jorge Soler activated; RHP Rowen added to Iowa” (英語). MiLB.com (July 5, 2015). July 31, 2016閲覧。
- ^ “Cubs recall RHP Yoervis Medina, select RHP Ben Rowen from Triple-A Iowa” (英語). MLB.com (July 29, 2015). July 31, 2016閲覧。
- ^ “Cubs Acquire RHP Tommy Hunter from Baltimore for Outfielder Junior Lake” (英語). MLB.com (July 31, 2015). July 31, 2016閲覧。
- ^ Steve Adams (August 3, 2015). “Blue Jays Claim Ben Rowen From Cubs” (英語). MLB Trade Rumors. July 31, 2016閲覧。
- ^ Charlie Wilmoth (August 1, 2016). “Minor MLB Transactions: 8/1/16” (英語). MLB Trade Rumors. August 9, 2016閲覧。
- ^ Steve Adams (August 4, 2016). “Brewers Claim Ben Rowen From Blue Jays” (英語). MLB Trade Rumors. August 9, 2016閲覧。
- ^ a b c d e MLB公式プロフィール参照。2021年2月27日閲覧。
- ^ Marc Carig (December 15, 2016). “Mets sign pitchers Ben Rowen and Cory Burns” (英語). Newsday.com. February 2, 2017閲覧。
- ^ Connor Byrne (2021年4月12日). “Angels Place Anthony Rendon On 10-Day IL” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年4月25日閲覧。
- ^ “Los Angeles Angels at Kansas City Royals Box Score, April 12, 2021” (英語). Baseball-Reference.com. 2021年4月25日閲覧。
- ^ Anthony Franco (2021年5月5日). “Angels Place Anthony Rendon On Injured List, Designate Ben Rowen” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年5月7日閲覧。
- ^ Mark Polishuk (2021年5月8日). “Angels Place Alex Cobb On 10-Day Injured List” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年5月10日閲覧。
- ^ “Ben Rowen Baseball Statistics 2007-2016”. Baseball Cube. July 31, 2016閲覧。
関連項目
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Ben Rowen stats MiLB.com
- Ben Rowen (@B_Rowen) - X(旧Twitter)