「吉松孝博」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
→劇場アニメ: 制作作品追加 |
|||
| 5行目: | 5行目: | ||
中学時代は美術部に所属し、アニメーションを製作、高校に入り、[[ダイコンフィルム]]の影響を受け、本格的にセルアニメを作り始める<ref name="アミューズメントメディア総合学院インタビュー" />。この時のメンバーには[[椎名高志]]がいる<ref name="アミューズメントメディア総合学院インタビュー" /><ref>なお、椎名は[[大阪府立箕面高等学校]]卒業。後に椎名は吉松がキャラクターデザインを担当した『[[大江戸ロケット]]』にゲストデザインとして参加したほか、椎名の漫画を原作としたアニメ版『[[絶対可憐チルドレン (アニメ)|絶対可憐チルドレン]]』では、吉松がオープニングの原画を担当している。</ref>。 |
中学時代は美術部に所属し、アニメーションを製作、高校に入り、[[ダイコンフィルム]]の影響を受け、本格的にセルアニメを作り始める<ref name="アミューズメントメディア総合学院インタビュー" />。この時のメンバーには[[椎名高志]]がいる<ref name="アミューズメントメディア総合学院インタビュー" /><ref>なお、椎名は[[大阪府立箕面高等学校]]卒業。後に椎名は吉松がキャラクターデザインを担当した『[[大江戸ロケット]]』にゲストデザインとして参加したほか、椎名の漫画を原作としたアニメ版『[[絶対可憐チルドレン (アニメ)|絶対可憐チルドレン]]』では、吉松がオープニングの原画を担当している。</ref>。 |
||
{{要検証範囲|『[[月刊OUT]]』の読者・投稿者を経て|date=2011年9月}}、アニメ制作会社「スタジオ・ライブ」に入社<ref name="アミューズメントメディア総合学院インタビュー" />。[[キャラクターデザイナー]]・[[作画監督]]として活躍する<ref name="にゃんぱいあインタビュー">[ |
{{要検証範囲|『[[月刊OUT]]』の読者・投稿者を経て|date=2011年9月}}、アニメ制作会社「スタジオ・ライブ」に入社<ref name="アミューズメントメディア総合学院インタビュー" />。[[キャラクターデザイナー]]・[[作画監督]]として活躍する<ref name="にゃんぱいあインタビュー">[https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1313031369 TVアニメ『にゃんぱいあ』リレー企画第1弾！吉松監督インタビュー] [[アニメイトTV]]</ref>。代表作は『[[新世紀GPXサイバーフォーミュラ]]』『[[十兵衛ちゃん]]』など。なお、『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』には「サムシング吉松」（声：[[梁田清之]]）という名のキャラクターが登場した。 |
||
[[セガ・マークIII]]<ref>『セガのゲームは世界いちぃぃぃ!』第1巻 特別対談 セガ本社にて、竹崎忠氏(同社パブリシティ) とのメガドラ談義より</ref> からの熱狂的な セガ（後の[[セガゲームス]]並びに後の[[セガ・インタラクティブ]]）信者として、同社の[[テレビゲーム]]機を擬人化した漫画『メガドラ兄さん』や『セガのゲームは世界いちぃぃぃ!』といったゲーム機漫画を『[[ゲーマガ|セガサターンマガジン]]』『[[ゲーマガ|ドリームキャストマガジン]]』『[[ゲーマガ]]』に連載。セガの自虐的<ref>『セガのゲームは世界いちぃぃぃ!』にて何度か比喩・言及されているように、[[阪神タイガース]]ファン的な反骨精神・ダメな子ほど可愛いといったシニカルな視点があった</ref>なネタや[[プロレス]]ネタ等マニアックな内容のこの作品は、掲載誌を増やしつつ10年以上という長期連載を続けていた。 |
[[セガ・マークIII]]<ref>『セガのゲームは世界いちぃぃぃ!』第1巻 特別対談 セガ本社にて、竹崎忠氏(同社パブリシティ) とのメガドラ談義より</ref> からの熱狂的な セガ（後の[[セガゲームス]]並びに後の[[セガ・インタラクティブ]]）信者として、同社の[[テレビゲーム]]機を擬人化した漫画『メガドラ兄さん』や『セガのゲームは世界いちぃぃぃ!』といったゲーム機漫画を『[[ゲーマガ|セガサターンマガジン]]』『[[ゲーマガ|ドリームキャストマガジン]]』『[[ゲーマガ]]』に連載。セガの自虐的<ref>『セガのゲームは世界いちぃぃぃ!』にて何度か比喩・言及されているように、[[阪神タイガース]]ファン的な反骨精神・ダメな子ほど可愛いといったシニカルな視点があった</ref>なネタや[[プロレス]]ネタ等マニアックな内容のこの作品は、掲載誌を増やしつつ10年以上という長期連載を続けていた。 |
||
2021年8月27日 (金) 11:19時点における版
 |
吉松 孝博（よしまつ たかひろ、1965年8月27日[1][2] - ）は、日本のアニメーター、キャラクターデザイナー[3]。大阪府出身[1]。大阪府立東豊中高等学校卒業。スタジオ・ライブ所属[1][2][3]。日本アニメーター・演出協会（JAniCA）会員[4]。サムシング吉松のペンネームで、漫画家としても活動している[1]。
経歴
中学時代は美術部に所属し、アニメーションを製作、高校に入り、ダイコンフィルムの影響を受け、本格的にセルアニメを作り始める[2]。この時のメンバーには椎名高志がいる[2][5]。
『月刊OUT』の読者・投稿者を経て[要検証]、アニメ制作会社「スタジオ・ライブ」に入社[2]。キャラクターデザイナー・作画監督として活躍する[6]。代表作は『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』『十兵衛ちゃん』など。なお、『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』には「サムシング吉松」（声：梁田清之）という名のキャラクターが登場した。
セガ・マークIII[7] からの熱狂的な セガ（後のセガゲームス並びに後のセガ・インタラクティブ）信者として、同社のテレビゲーム機を擬人化した漫画『メガドラ兄さん』や『セガのゲームは世界いちぃぃぃ!』といったゲーム機漫画を『セガサターンマガジン』『ドリームキャストマガジン』『ゲーマガ』に連載。セガの自虐的[8]なネタやプロレスネタ等マニアックな内容のこの作品は、掲載誌を増やしつつ10年以上という長期連載を続けていた。
近年は自主映画の制作も手がける。
プロレスファン（格闘技全般）、KISSファン、ハロー!プロジェクト（特に藤本美貴）ファン、阪神タイガース[9]ファン としても知られている。
また、2007年6月、「WEBアニメスタイル」連載コラムにおいて、藤本美貴がモーニング娘。を脱退した寂しさから、「サミシング吉松」に改名することを表明したが、翌7月のGAMライブ鑑賞後、「もうさみしくないので」と、元の「サムシング吉松」に戻している。
主な参加作品
テレビアニメ
- 超獣機神ダンクーガ（1985年、キャラクターデザイン・原画）※共同
- ハイスクール奇面組（1985年 - 1987年、原画）
- ドラゴンボール（1988年、原画）
- 魔神英雄伝ワタル（1988年 - 1989年、原画）
- たいむとらぶるトンデケマン!（1989年、5話ゲストキャラクターデザイン）
- ドラゴンボールZ（1989年、原画）
- 魔動王グランゾート（1989年 - 1990年、ゲストキャラクターデザイン・原画・作画監督）
- ちびまる子ちゃん 第1期（1990年 - 1992年、原画）
- 魔神英雄伝ワタル2（1990年 - 1991年、ゲストキャラクターデザイン・作画監督）
- 新世紀GPXサイバーフォーミュラ（1991年、キャラクターデザイン・作画監督[6]・OP原画）
- 疾風!アイアンリーガー（1993年、作画監督）
- 機動戦艦ナデシコ（1996年 - 1997年、作画監督）
- 逮捕しちゃうぞ（1997年、第2期OP原画）
- TRIGUN（1998年、キャラクターデザイン[1][6]）
- ジェネレイターガウル（1998年、5話アイキャッチ原画）
- 十兵衛ちゃん-ラブリー眼帯の秘密-（1999年、キャラクターデザイン[1]・作画監督）
- エクセル・サーガ（1999年、OP原画）
- 天使になるもんっ!（1999年、26話アイキャッチ原画）
- 地球防衛企業ダイ・ガード（1999年、OP原画）
- OH!スーパーミルクチャン（2000年、キャラクターデザイン）
- 風まかせ月影蘭（2000年、総作画監督・原画）
- Di Gi Charat（2000年、ゲスト原画・OP/ED原画）
- 陽だまりの樹（2000年、原画）
- 学園戦記ムリョウ（2001年、キャラクターデザイン[1]・総作画監督）
- ぱにょぱにょデ・ジ・キャラット（2002年、絵コンテ・作画監督）
- 成恵の世界（2003年、アイキャッチ）
- 獣兵衛忍風帖 龍宝玉篇（2003年、キャラクターデザイン・総作画監督[4]）
- スウィート・ヴァレリアン（2004年、絵コンテ・演出・作画監督・原画）
- 砂ぼうず（2004年、キャラクターデザイン・総作画監督[4]・アイキャッチ・原画）
- この醜くも美しい世界（2004年、原画）
- 十兵衛ちゃん2-シベリア柳生の逆襲-（2004年、原画）
- BLACK CAT（2005年 - 2006年、エンディング1：絵コンテ・演出・作画監督）
- 牙 -KIBA-（2006年 - 2007年、キャラクターデザイン）
- レ・ミゼラブル 少女コゼット（2007年、キャラクターデザイン）※渡辺はじめと共同
- 大江戸ロケット（2007年、絵師頭取（キャラクターデザイン[1]）・絵師頭（作画監督））
- 俗・さよなら絶望先生（2008年、#7絵コンテ・作画監督・原画）※サムシング吉松名義
- シゴフミ（2008年、#10原画）
- 絶対可憐チルドレン（2008年 - 2009年、原画）
- バスカッシュ!（2009年、キャラクターデザイン）※共同
- 怪盗レーニャ（2010年、総監督[6]・絵コンテ）※サムシング吉松名義
- はなまる幼稚園（2010年、8話ED絵コンテ・演出）※サムシング吉松名義
- こばと。（2010年、#24原画）
- RAINBOW-二舎六房の七人-（2010年、OP原画）
- 荒川アンダー ザ ブリッジ（2010年、OP原画）
- にゃんぱいあ The Animation（2011年、監督・キャラクターデザイン・絵コンテ・原画[6]）
- HUNTER×HUNTER（日本テレビ版）（2011年 - 2012年、キャラクターデザイン・総作画監督・OP/ED総作画監督・OP2/ED2総作画監督・OP作画監督）
- オーバーロード（2015年、キャラクターデザイン・総作画監督・作画監督・OP作画監督）
- オーバーロードII（2018年、キャラクターデザイン[10]）
- オーバーロードIII（2018年、キャラクターデザイン）
- プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ（2016年、総作画監督）
- コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜THE LAST SONG（2016年、雲/雷作画監督・原画）
- タイムボカン24（2016年 - 2017年、キャラクターデザイン・原画・OP1/ED1/OP2/ED2作画監督・ED2原画）
- タイムボカン 逆襲の三悪人（2017年 - 2018年、キャラクターデザイン・OP/ED作画監督）
- アイドル事変（2017年、ED絵コンテ）
- アトム ザ・ビギニング（2017年、キャラクターデザイン・OP原画）[11]
- 宇宙よりも遠い場所（2018年、キャラクターデザイン・総作画監督・作画監督[12]）
- からくりサーカス（2018年 - 2019年、キャラクターデザイン・総作画監督[13]）
OVA
- 恐怖のバイオ人間 最終教師（1988年、原画）
- ガデュリン（1989年、原画）
- 新世紀GPXサイバーフォーミュラ11（1992年 - 1993年、キャラクターデザイン・作画監督・原画）
- 新世紀GPXサイバーフォーミュラZERO（1994年 - 1995年、キャラクターデザイン・総作画監督・原画）
- 新世紀GPXサイバーフォーミュラSAGA（1996年 - 1997年、デザイン協力）
- スレイヤーズすぺしゃる（1996年、キャラクターデザイン・作画監督）
- 勇者指令ダグオン 水晶の瞳の少年（1997年、原画）
- AMON デビルマン黙示録（2000年、原画）
- まかせてイルか!（2004年、原画）
- SUPERNATURAL: THE ANIMATION（2011年、キャラクターデザイン・総作画監督・作画監督・エンディングアニメーション）
劇場アニメ
- スレイヤーズ（1995年、キャラクターデザイン・作画監督[4]）
- スレイヤーズRETURN（1996年、キャラクターデザイン・総作画監督）
- スレイヤーズぐれえと（1997年、キャラクターデザイン・総作画監督）
- 映画 ふたりはプリキュア Max Heart 2 雪空のともだち（2005年、原画）
- HELLS ANGELS（2008年、原画）
- TRIGUN Badlands Rumble（2010年、キャラクターデザイン・総作画監督）
- HUNTER×HUNTER (2011年のアニメ)
- 劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影（2013年、メインキャラクターデザイン・キャラクターデザイン）
- 劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-（2013年、メインキャラクターデザイン）
- 魔女見習いをさがして（2020年、原画）
- グッバイ、ドン・グリーズ!（2022年、キャラクターデザイン）
Webアニメ
- 魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸（2020年、原画）
ゲーム
- GALAXY ANGEL（2001年、アニメパート作画監督）
- ライオットアクト 2（2010年、プロモーションアニメーション、監督、キャラクターデザイン、作画監督）
- ペルソナ4 ザ・ゴールデン（2012年、オープニングアニメーション作画監督）
- ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ（2012年、アニメーションムービー総作画監督）
その他
- 大地ラヂオ2 アニメっていいよね!（OP作画）
- 闘え!ドラゴンマン（監督）
- Berryz工房『ギャグ100回分愛してください』（ジャケットイラスト）
- おさわり探偵 なめこ栽培キット『なめこのPV』（監督、絵コンテ）
著書
- セガのゲームは世界いちぃぃぃ!（ソフトバンクパブリッシング SB Comics）
- セガのゲームは世界いちぃぃぃ! 2 ドリドリキャス子さん（ソフトバンクパブリッシング SB Comics）
- セガのゲームは世界いちぃぃぃ! 3 どっこい生きてたキャス子さん（ソフトバンククリエイティブ）
- すかっとサイバえもん（学研 ノーラコミックスPockeシリーズ）
- 部活少女ゆう（作画：AM-DVL）ウェブコミック誌『YOMBAN』
ドリームキャス子
吉松が考案した、ドリームキャストを擬人化したキャラクター。 概ね好意的に受け止められ、マッドハウスにより『セガのゲームは世界いちぃぃぃ! 』のアニメ化企画も出て、2000年7月にビデオアニメ予告が『ドリームキャストマガジン』2000年7月7日増刊号特別付録GD-ROMに掲載されたが、これまでの自虐的なセガの描写や他社ハードについての過激な言及により、セガからのクレームにより中止となった。 しかし非公式ながらドリームキャストのイメージキャラクター同然の知名度があった。
プロレス通の吉松に因んで、大阪プロレスのリングに覆面女子プロレスラー（ただし中の人は男性）として登場し、試合を行った事もある。しかもデビュー戦の相手は村濱武洋という破格の扱いであったが、あえなく48秒で轟沈。2戦目となる6人タッグマッチをもって引退し、普通のゲーム機に戻る。
脚注
- ^ a b c d e f g h おぎにゃんと学ぼう! アニメの作り方 ■第1回 作画監督って何するひと？（前編） マッドハウス
- ^ a b c d e アニメーション学科 吉松孝博氏インタビュー - Object id #3172｜アミューズメントメディア総合学院 - 東京校
- ^ a b スタジオライブクリエイターズ
- ^ a b c d 主な会員一覧：日本アニメーター・演出協会（JAniCA）
- ^ なお、椎名は大阪府立箕面高等学校卒業。後に椎名は吉松がキャラクターデザインを担当した『大江戸ロケット』にゲストデザインとして参加したほか、椎名の漫画を原作としたアニメ版『絶対可憐チルドレン』では、吉松がオープニングの原画を担当している。
- ^ a b c d e TVアニメ『にゃんぱいあ』リレー企画第1弾！吉松監督インタビュー アニメイトTV
- ^ 『セガのゲームは世界いちぃぃぃ!』第1巻 特別対談 セガ本社にて、竹崎忠氏(同社パブリシティ) とのメガドラ談義より
- ^ 『セガのゲームは世界いちぃぃぃ!』にて何度か比喩・言及されているように、阪神タイガースファン的な反骨精神・ダメな子ほど可愛いといったシニカルな視点があった
- ^ 『セガのゲームは世界いちぃぃぃ!』にてセガと阪神は似た者同士という言及・表現が何度かあった
- ^ “TVアニメ「オーバーロードⅡ」オフィシャルサイト”. 2017年11月8日閲覧。
- ^ “アトム ザ・ビギニング : 作品情報 : 作品情報”. アニメハック. 2020年9月29日閲覧。
- ^ “STAFF&CAST”. TVアニメ「宇宙よりも遠い場所」公式サイト. 2017年11月8日閲覧。
- ^ “STAFF/CAST”. TVアニメ「からくりサーカス」公式サイト. 2018年9月30日閲覧。
外部リンク
- WEBアニメスタイル（コラム、「サムシネ!」掲載中）
- WEBアニメスタイル（コラム、「サムシング吉松の死んぢゃえばいいのに!」掲載）
- トルネードベース（4コマ漫画、「竜巻少女トルネちゃん」掲載中）
- サムシング吉松 (@kyasuko) - X（旧Twitter）
| 全般 | |
|---|---|
| 国立図書館 | |
| 芸術家 | |
