「キャリー (2013年の映画)」の版間の差分
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2021年8月18日 (水) 00:30時点における版
キャリー | |
---|---|
Carrie | |
監督 | キンバリー・ピアース |
脚本 |
ロバート・アギーレ=サカサ ローレンス・D・コーエン |
原作 | スティーヴン・キング |
製作 | ケヴィン・ミッシャー |
製作総指揮 | J・マイルズ・デイル |
出演者 |
クロエ・グレース・モレッツ ジュリアン・ムーア ジュディ・グリア ポーシャ・ダブルデイ アレックス・ラッセル ガブリエラ・ワイルド アンセル・エルゴート |
音楽 | マルコ・ベルトラミ |
撮影 | スティーヴ・イェドリン |
編集 |
リー・パーシー ナンシー・リチャードソン |
配給 |
メトロ・ゴールドウィン・メイヤー/スクリーン ジェムズ ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
公開 |
2013年10月18日 2013年11月8日 |
上映時間 | 99分[1] |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $30,000,000[2] |
興行収入 |
$84,790,678[2] 2億5200万円[3] |
『キャリー』(英語: Carrie)は、2013年のアメリカ合衆国のホラー映画である。スティーヴン・キングの1974年の同名の小説を原作としており、その3度目の映画化にしてそのリブート作品[4]である。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
キャリー・ホワイト | クロエ・グレース・モレッツ | 潘めぐみ[5] |
マーガレット・ホワイト | ジュリアン・ムーア | 潘恵子[5] |
リタ・デジャルダン先生 | ジュディ・グリア | 弓場沙織 |
クリス・ハーゲンセン | ポーシャ・ダブルデイ | 田村睦心 |
スー・スネル | ガブリエラ・ワイルド | 早見沙織 |
トミー・ロス | アンセル・エルゴート | 細谷佳正 |
ビリー・ノーラン | アレックス・ラッセル | 安元洋貴 |
ヘンリー・モートン校長 | バリー・シャバカ・ヘンリー | 石丸博也 |
ティナ・ブレイク | ゾーイ・ベルキン | 御沓優子 |
ヘザー | サマンサ・ワインスタイン | 小林未沙 |
ニッキ | カリッサ・ストレイン | 寿美菜子 |
リジー | ケイティー・ストレイン | |
ジョン | デレク・マクグラス | 森功至 |
ケニー・ガーソン | カイル・マック | 烏丸祐一 |
ジャッキー・タルボット | マックス・トンプソン | 小林親弘 |
エレノア・スネル | シンシア・プレストン | 入江純 |
エドウィン・ウルマン先生 | ジェファーソン・ブラウン | 後藤ヒロキ |
ジョージ・ドーソン | デメトリウス・ジョイッテ | 北村謙次 |
エリカ・ゴーガン | モーナ・トラーレ | 合田絵利 |
アーニー・ピーターソン | フィリップ・ノズカ | 近藤浩徳 |
製作
2011年5月、『キャリー』の新作映画を作ることが公式に発表された[6]。MGMとスクリーン・ジェムズは『Spider-Man: Turn Off the Dark』の脚本家のロバート・アギーレ=サカサを雇った。アギーレ=サカサは2008年にキングの『ザ・スタンド』のコミック版の脚本も執筆していた。
監督には『ボーイズ・ドント・クライ』のキンバリー・ピアースが起用された[7]。
キャリー・ホワイト役にはリンジー・ローハンの名が挙がっていたが[8][9]、2012年3月、クロエ・グレース・モレッツにオファーされた[10]。モレッツと並んでジュリアン・ムーアがキャリーの母親のマーガレット・ホワイトに決まり、ガブリエラ・ワイルドがスー・スネルを務める[11]。アレックス・ラッセルとブロードウェイ俳優のアンセル・エルゴートもまた主要キャストを担う[12]。ジュディ・グリアは体育教師のリタ・デジャルダンを演じる[13]。
公開
ソニー・ピクチャーズは2012年10月13日にニューヨーク・コミコンで「ファースト・ルック」イベントを開催した。そこでは、キャストとスタッフ数人によるパネルセッションが行われた[14]。
アメリカ合衆国での公開は2013年3月15日を予定していたが[15]、10月18日に延期された[16]。
批評家の反応
本作に対する賛否は分かれた。映画批評サイトRotten Tomatoesには、2013年10月18日現在で、51件のレビューがあり、批評家支持率は51%、平均点は10点満点中5.4点となっている[17]。また、Metacriticには23件のレビューがあり、加重平均値は53/100となっている[18]。
『ニューズデイ』のレイファー・ガズマンは「ブライアン・デ・パルマ監督版の素晴らしい演出を焼き直しただけの映画だ。」と批判した[19]。
その一方、『サンフランシスコ・クロニクル』のミック・ラッサールは「新鮮さはないものの、大いに満足できる映画となっている。」と評した[20]。
日本の映画雑誌『映画秘宝』が発表した2013年度の映画に対するワーストランキング「HIHOはくさいアワード」では、5位の評価だった[21]。
参考文献
- ^ “CARRIE (15)”. Columbia Pictures. British Board of Film Classification (October 14, 2013). October 14, 2013閲覧。
- ^ a b “Carrie”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2013年10月20日閲覧。
- ^ 「キネマ旬報」2014年2月下旬決算特別号 208頁
- ^ 日本在住経験アリ!『キャリー』リブート版監督が明かすデ・パルマ版との違い - シネマトゥデイ
- ^ a b “クロエ・モレッツ『キャリー』声優に潘恵子&潘めぐみ ハリウッド映画で親子初共演!”. シネマトゥデイ. 2013年10月11日閲覧。
- ^ Kit, Borys (May 19, 2011). “MGM, Screen Gems Team for 'Carrie' Remake”. The Hollywood Reporter
- ^ Fleming, Mike (January 4, 2012). “MGM/Screen Gems Eye Kimberly Peirce To Direct Remake Of Stephen King’s ‘Carrie’”. Deadline.com. March 29, 2012閲覧。
- ^ Labrecque, Jeff (May 20, 2011). “Stephen King sounds off on new 'Carrie' remake -- EXCLUSIVE”. ew.com. Entertainment Weekly. 2012年11月13日閲覧。
- ^ “LiLo in 'Carrie' remake? Sissy Spacek can see it”. CNN. (July 12, 2011)
- ^ Fleming, Mike (March 27, 2012). “MGM Formally Offers Lead Remake Of Stephen King’s ‘Carrie’ To Chloe Moretz”. Deadline.com. 29 March 2012閲覧。
- ^ “Julianne Moore And Gabriella Wilde Board Carrie Remake”. CinemaBlend.com (2012年5月14日). 2012年8月19日閲覧。
- ^ ““Chronicle” star Alex Russell and Broadway actor Ansel Elgort join “Carrie” remake opposite Chloe Moretz”. Up and Comers. 2012年8月19日閲覧。
- ^ “Leave her alone! Judy Greer and Portia Doubleday row over the telekinetic Carrie as filming continues on the horror film remake”. The Daily Telegraph (2012年6月30日). 2012年8月27日閲覧。
- ^ “Sony to Debut First Looks at Carrie and Evil Dead at NYCC”. ComingSoon. 2012年11月13日閲覧。
- ^ Sitterson, Aubrey (April 13, 2012). ““Carrie” remake gets Spring 2013 release date”. IFC. July 30, 2012閲覧。
- ^ 澤田理沙 (2013年1月5日). “クロエ・グレース・モレッツの『キャリー』 公開が7か月延期に”. シネマトゥデイ. 2013年2月28日閲覧。
- ^ “Carrie (2013)”. 2013年10月18日閲覧。
- ^ “Carrie”. 2013年10月18日閲覧。
- ^ “'Carrie' review: Remake more of a lackluster repeat”. Newsday. 2013年10月18日閲覧。
- ^ “'Carrie' review: less searing than the original”. 2013年10月18日閲覧。
- ^ 『映画秘宝』2014年3月号、および2013年最もガッカリしたトホホなダメ映画が決定!映画秘宝はくさいアワード発表!(2014年1月21日)、シネマトゥデイ、2014年1月28日閲覧。