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| 上映時間 = 128分 |
| 上映時間 = 128分 |
2021年8月17日 (火) 22:39時点における版
プリティ・リーグ | |
---|---|
A League of Their Own | |
監督 | ペニー・マーシャル |
脚本 |
ババルー・マンデル ローウェル・ガンツ |
原案 |
キム・ウィルソン ケリー・キャンディール |
製作 |
ロバート・グリーンハット エリオット・アボット |
製作総指揮 | ペニー・マーシャル |
出演者 |
トム・ハンクス ジーナ・デイヴィス マドンナ |
音楽 | ハンス・ジマー |
主題歌 | マドンナ「マイ・プレイグラウンド」 |
撮影 | ミロスラフ・オンドリチェク |
編集 |
ジョージ・バワーズ アダム・ベルナルディ |
配給 | コロンビア・トライスター映画社 |
公開 |
1992年7月1日 1992年10月10日 |
上映時間 | 128分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $40,000,000[1] |
興行収入 | $132,440,069[1] |
『プリティ・リーグ』(原題: A League of Their Own)は、1992年に製作されたアメリカ映画。1943年に創設され54年まで存在した全米女子プロ野球リーグを題材として、女性差別が激しかった時代に「Their Own(彼女たちが自分の)」人生の目標を実現しようとする姿を描く。
主題歌の「マイ・プレイグラウンド」(This Used To Be My Playground)をマドンナが担当し、選手のひとりとして出演もしている。エンドロールでのクレジットではトム・ハンクス が先頭であるが、ハンクスは助演的役割を担っている。
あらすじ
舞台は第二次世界大戦中のアメリカ。大リーグ選手らも多数が出征。プロ野球運営が困難になりつつあった。ある日、オレゴン州の女性ソフトボールチームの花形キャッチャーのドティ・ヒンソンとその妹のもとに、一人のスカウトマンが現れ、女性だけのプロ野球リーグの創設と興行のために力を貸して欲しいと誘われる。ドティは乗り気ではなかったが、妹のキットにせがまれ、ロックフォード・ピーチーズに姉妹が入団するところから始まる。
選手の一部は夫の戦死に耐え、また別の選手は厳しいヤジも受けるといったプレー環境の中で、女性選手たちが真剣にプロとして取り組む姿をスポーツドラマとして描いている。
妹がライバル球団の、ラシーン・ベルズに移籍、リーグ創設の1943年にラシーンが優勝を飾る。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |
---|---|---|---|
ソフト版 | 日本テレビ版 | ||
ジミー・ドゥーガン(監督) | トム・ハンクス | 大塚芳忠 | 安原義人 |
ドティ・ヒンソン(捕手) | ジーナ・デイヴィス | 高島雅羅 | 塩田朋子 |
キット・ケラー(投手) | ロリ・ペティ | 佐々木優子 | 篠原恵美 |
メイ・モーダビート(中堅手) | マドンナ | 深見梨加 | 戸田恵子 |
ドリス・マーフィ(三塁手) | ロージー・オドネル | 塩田朋子 | 小宮和枝 |
マーラ・フーチ(二塁手) | ミーガン・カヴァナグ | 吉田美保 | 喜田あゆみ |
ベティ・ホーン(左翼手) | トレイシー・ライナー | 伊倉一恵 | 土井美加 |
エヴリン・ガードナー(右翼手) | ビティ・シュラム | 叶木翔子 | 高島雅羅 |
シャーリー・ベイカー(左翼手) | アン・キューザック | 紗ゆり | |
ヘレン・ヘイリーアン(一塁手) | アン・ラムゼイ | 佐藤しのぶ | |
エレン・スー・ゴッドランダー(遊撃手、投手) | フレディ・シンプソン | 松井菜桜子 | |
アリス・ギャスパーズ(左翼手、控え捕手) | レニー・コールマン | 種田文子 | |
ミス・カスバート | ポーリン・ブレイスフォード | 巴菁子 | |
アイラ・ローウェンスタイン | デヴィッド・ストラザーン | 有本欽隆 | 小川真司 |
ウォルター・ハーヴェイ | ゲイリー・マーシャル | 筈見純 | 坂口芳貞 |
アーニー・キャパディーノ | ジョン・ロヴィッツ | 塚田正昭 | 麦人 |
ボブ・ヒンソン | ビル・プルマン | 小室正幸 | 田中正彦 |
チャーリー・コリンズ | ドン・S・デイヴィス | 福田信昭 | |
ラシーンの一塁手 | ティア・レオーニ |
製作エピソード
- 劇中でラシーンが優勝を決める対戦相手はピーチズであるが、史実ではサウスベンド・ブルーソックスである。
- 劇中のような姉妹が存在、活躍した事実もない。ジーナ・デイビスが演じた主役ドティ・ヒンソンには2人のモデルがいる。ソフトボールの花形選手としてスカウトされ、ロックフォード・ピーチーズに入団したドロシー・カメンシェックと、同じくソフトボールの名選手として、ミネアポリス・ミルレッツに入団し、本作にも技術的なアドバイザーとして参加したラヴォン・ペア・デイビスである。
- トム・ハンクス演じるジミー・ドゥーガン監督のモデルは、1930年代の強打者、ジミー・フォックスである。フォックスは、映画と同様に1941年ごろからアルコール中毒を患い、1952年、フォートウェイン・デイジーズの監督に就任している。試合中にベンチで居眠りしていこともあったという[2]。
- ドゥーガン監督が選手達を叱咤した際のせりふ「野球には泣くなんてない!」(There's no crying in baseball!)は、アメリカ映画の名セリフベスト100で第54位にランクインした。
参考文献
- ^ a b “A League of Their Own” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2012年4月26日閲覧。
- ^ 鉄人ノンフィクション編集部『映画になった奇跡の実話』