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== 概要 == |
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ファミコン末期に発売された、[[バーコード]]を用いたゲームが遊べる周辺機器<ref name="kusoban">マイウェイ出版『ファミコンクソゲー番付』2017年1月25日、p31</ref>。 |
ファミコン末期に発売された、[[バーコード]]を用いたゲームが遊べる周辺機器<ref name="kusoban">マイウェイ出版『ファミコンクソゲー番付』2017年1月25日、p31</ref>。 |
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1990年から爆発的な人気を呼んでいるバーコード入力式対戦ゲーム。バーコードから様々なキャラクターやアイテムが登場する判別機能が追加された。<ref>{{Cite book|title=増刊ファミコン通信攻略スペシャル|date=1993年5月21日|year=1993|publisher=株式会社アスキー|page=132}}</ref> |
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本体にはファミコン用[[ロムカセット]]と同形状の端子部があり、ファミコン本体のカセット差し込み口に差し込む。上部にはバーコードリーダーが内蔵されており、バーコードを通してデータを読み込む。ゲームをプレイするには、本体のほかに「ミニカセット」と呼ばれる専用の[[ソフトウェア|ソフト]]が必要である。またゲームによっては、身の回りの商品のパッケージにあるバーコードを通すとソフト付属のカードにはないキャラクターや[[アイテム]]などとして利用できるものもある<ref name="kusoban"/>。 |
本体にはファミコン用[[ロムカセット]]と同形状の端子部があり、ファミコン本体のカセット差し込み口に差し込む。上部にはバーコードリーダーが内蔵されており、バーコードを通してデータを読み込む。ゲームをプレイするには、本体のほかに「ミニカセット」と呼ばれる専用の[[ソフトウェア|ソフト]]が必要である。またゲームによっては、身の回りの商品のパッケージにあるバーコードを通すとソフト付属のカードにはないキャラクターや[[アイテム]]などとして利用できるものもある<ref name="kusoban"/>。 |
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;ドラゴンボールZ 激闘天下一武道会 |
;ドラゴンボールZ 激闘天下一武道会 |
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:1992年12月29日発売。データック本体と同時発売で、専用ソフトの第1弾。[[漫画]]『[[ドラゴンボール]]』およびその[[アニメ]]版『[[ドラゴンボールZ]]』を原作としている。内容は[[対戦型格闘ゲーム|格闘ゲーム]]に似た[[対戦アクションゲーム]]。出荷本数は約33万本<ref>[[Vジャンプ]]編集部編「DRAGON BALL スーパーデータ DRAGON BALL VIDEO GAME DATA」『30th ANNIVERSARY ドラゴンボール 超史集 -SUPER HISTORY BOOK-』[[集英社]]〈愛蔵版コミックス〉、平成28年(2016年)1月26日、ISBN 978-4-08-792505-0、216頁。</ref>。 |
:1992年12月29日発売。データック本体と同時発売で、専用ソフトの第1弾。[[漫画]]『[[ドラゴンボール]]』およびその[[アニメ]]版『[[ドラゴンボールZ]]』を原作としている。内容は[[対戦型格闘ゲーム|格闘ゲーム]]に似た[[対戦アクションゲーム]]。2M。出荷本数は約33万本<ref>[[Vジャンプ]]編集部編「DRAGON BALL スーパーデータ DRAGON BALL VIDEO GAME DATA」『30th ANNIVERSARY ドラゴンボール 超史集 -SUPER HISTORY BOOK-』[[集英社]]〈愛蔵版コミックス〉、平成28年(2016年)1月26日、ISBN 978-4-08-792505-0、216頁。</ref>。 |
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:バーコードカードは大きく'''キャラクターカード'''と'''アイテムカード'''の2種類に分けられる。まずゲーム開始時に'''キャラクターカード'''を入力して使用するキャラクターを決める。対戦は一対一で、「パンチ」「キック」「ジャンプ」「ハイジャンプ」「舞空術」といったアクションのほか、Aボタン・Bボタンの同時押しで飛び道具(エネルギー波)などの「[[必殺技]]」を放つことも可能。ただし必殺技は使うたびに攻撃力にあたるパラメータが減ってゆき、これが一定以下になると使えなくなる。カウントダウンしているタイマーが0になるとインターバルが入り、ここで'''アイテムカード'''を入力することで体力の回復や各種パラメータの増強などを行うことができる。相手の体力を0にして倒した方が勝者となり、その時点で対戦は終了する。 |
:バーコードカードは大きく'''キャラクターカード'''と'''アイテムカード'''の2種類に分けられる。まずゲーム開始時に'''キャラクターカード'''を入力して使用するキャラクターを決める。対戦は一対一で、「パンチ」「キック」「ジャンプ」「ハイジャンプ」「舞空術」といったアクションのほか、Aボタン・Bボタンの同時押しで飛び道具(エネルギー波)などの「[[必殺技]]」を放つことも可能。ただし必殺技は使うたびに攻撃力にあたるパラメータが減ってゆき、これが一定以下になると使えなくなる。必殺技はそれぞれのキャラに4段階用意されておりレベルが高いほど消費エネルギーも多い。カウントダウンしているタイマーが0になるとインターバルが入り、ここで'''アイテムカード'''を入力することで体力の回復や各種パラメータの増強などを行うことができる。相手の体力を0にして倒した方が勝者となり、その時点で対戦は終了する。 |
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;SDガンダム GUNDAM WARS |
;SDガンダム GUNDAM WARS |
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:1993年4月23日発売。[[SDガンダム]]を題材とした、対戦型のゲーム。 |
:1993年4月23日発売。[[SDガンダム]]を題材とした、対戦型のゲーム。 |
2021年7月13日 (火) 02:28時点における版
ジャンル | 周辺機器 |
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対応機種 | ファミリーコンピュータ |
開発元 | バンダイ |
発売元 | バンダイ |
メディア |
カートリッジ バーコード |
発売日 | 1992年 |
必要環境 | データック用ミニカセット |
データック(DATACH)は、バンダイが1992年12月29日に発売したファミリーコンピュータ(以下ファミコン)用の周辺機器。
概要
ファミコン末期に発売された、バーコードを用いたゲームが遊べる周辺機器[1]。
1990年から爆発的な人気を呼んでいるバーコード入力式対戦ゲーム。バーコードから様々なキャラクターやアイテムが登場する判別機能が追加された。[2]
本体にはファミコン用ロムカセットと同形状の端子部があり、ファミコン本体のカセット差し込み口に差し込む。上部にはバーコードリーダーが内蔵されており、バーコードを通してデータを読み込む。ゲームをプレイするには、本体のほかに「ミニカセット」と呼ばれる専用のソフトが必要である。またゲームによっては、身の回りの商品のパッケージにあるバーコードを通すとソフト付属のカードにはないキャラクターやアイテムなどとして利用できるものもある[1]。
専用ソフト
全7本が販売された。
- ドラゴンボールZ 激闘天下一武道会
- 1992年12月29日発売。データック本体と同時発売で、専用ソフトの第1弾。漫画『ドラゴンボール』およびそのアニメ版『ドラゴンボールZ』を原作としている。内容は格闘ゲームに似た対戦アクションゲーム。2M。出荷本数は約33万本[3]。
- バーコードカードは大きくキャラクターカードとアイテムカードの2種類に分けられる。まずゲーム開始時にキャラクターカードを入力して使用するキャラクターを決める。対戦は一対一で、「パンチ」「キック」「ジャンプ」「ハイジャンプ」「舞空術」といったアクションのほか、Aボタン・Bボタンの同時押しで飛び道具(エネルギー波)などの「必殺技」を放つことも可能。ただし必殺技は使うたびに攻撃力にあたるパラメータが減ってゆき、これが一定以下になると使えなくなる。必殺技はそれぞれのキャラに4段階用意されておりレベルが高いほど消費エネルギーも多い。カウントダウンしているタイマーが0になるとインターバルが入り、ここでアイテムカードを入力することで体力の回復や各種パラメータの増強などを行うことができる。相手の体力を0にして倒した方が勝者となり、その時点で対戦は終了する。
- SDガンダム GUNDAM WARS
- 1993年4月23日発売。SDガンダムを題材とした、対戦型のゲーム。
- バーコードカードはキャラクターカードとコマンドカードの2種類に分けられる。まずゲーム開始時にキャラクターカードを入力して使用するモビルスーツ3体を登録する(ストーリーモードでは6体登録し、ステージ毎に選択して出撃させる。なおこの6体は最後まで変更できない)。対戦は3対3で行うターン制で、ターンの最初に双方がコマンドカードを入力して行動を決める。コマンドカードには「みんな撃て(全員一対一で射撃攻撃)」「エースを斬れ(ヒットポイントが一番多い1体に集中して接近攻撃)」といった基本的なもののほか、コマンドポイントと呼ばれる値を消費してα・アジールやビグザムといった巨大兵器を呼び出して大ダメージを与えたり、ヒットポイントの回復や各種ステータスの増強を行えるものもある。相手にダメージを与えてゆきモビルスーツチームを全滅させた方の勝ちとなる。
- ウルトラマン倶楽部 スポ根ファイト!
- 1993年4月23日発売。
- クレヨンしんちゃん オラとポイポイ
- 1993年8月27日発売。『クレヨンしんちゃん』原作とするアクションパズルゲーム。詳細はリンク先を参照。
- 幽☆遊☆白書 爆闘暗黒武術会
- 1993年10月22日発売。漫画『幽☆遊☆白書』およびそのアニメ版を原作とする対戦アクションゲーム。使用キャラクターが制限された暗黒武術会モードと登場キャラで自由に対戦できる対戦モードがある。一部キャラクターはバーコードを認識させないと使用できない。
- バトルラッシュ Build Up Robot Tournament
- 1993年11月13日発売。
- Jリーグ スーパートッププレイヤーズ
- 1994年4月22日発売。最後の専用ソフト。バーコードはチームデータを使用する場面のみ。
出典
- ^ a b マイウェイ出版『ファミコンクソゲー番付』2017年1月25日、p31
- ^ 増刊ファミコン通信攻略スペシャル. 株式会社アスキー. (1993年5月21日). p. 132
- ^ Vジャンプ編集部編「DRAGON BALL スーパーデータ DRAGON BALL VIDEO GAME DATA」『30th ANNIVERSARY ドラゴンボール 超史集 -SUPER HISTORY BOOK-』集英社〈愛蔵版コミックス〉、平成28年(2016年)1月26日、ISBN 978-4-08-792505-0、216頁。