「天使の詩 (ゲーム)」の版間の差分
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遥かなる古の世界。主人公のケアルは魔物にさらわれた天上界の娘クレア救出のため、冒険の旅に出る。しかしその裏には、魔王ルキフェルの復活という世界滅亡のくわだてがあった。<ref>{{Cite book|title=増刊ファミコン通信攻略スペシャル|date=1993年5月21日|year=1993|publisher=株式会社アスキー|page=126}}</ref> |
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=== 登場キャラクター === |
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2021年7月7日 (水) 13:21時点における版
天使の詩 | |
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ジャンル | ロールプレイングゲーム |
開発元 | 日本テレネット |
発売元 | 日本テレネット |
1作目 |
天使の詩 (1991年10月25日) |
最新作 |
天使の詩 白き翼の祈り (1994年7月29日) |
天使の詩(てんしのうた)は、日本テレネットが発売したロールプレイングゲームのシリーズ、またはその1作目である。ケルト神話をモチーフにしている。男女の恋愛をテーマにしている。
天使の詩
天使の詩(てんしのうた)は1991年10月25日にPCエンジンSUPER CD-ROM2用ソフトとして発売された。キャラクターデザインは冨士宏。2016年6月21日より、プロジェクトEGGにて配信開始[1]。
主人公とヒロインの声優に井上和彦と江森浩子を起用しており、『蒼き流星SPTレイズナー』をイメージさせる組み合わせとなっている。
あらすじ
遥かなる古の世界。主人公のケアルは魔物にさらわれた天上界の娘クレア救出のため、冒険の旅に出る。しかしその裏には、魔王ルキフェルの復活という世界滅亡のくわだてがあった。[2]
登場キャラクター
この節の加筆が望まれています。 |
- ケアル
- 声 - 井上和彦
- ロスコモン村に住む青年。村長の孫娘・クレアとは恋人同士であり結婚を控えている。コーク城での洗礼を受けクレアと結ばれるため、クレアと共にロスコモン村を旅立つ。
- 途中、ニューグレンジ洞窟で洗礼に必要な「エウリカの花」を手に入れた二人は、そのままコーク城へ向かうが、コーク城まであと一歩というところで魔物カイムに襲われ、クレアを連れ去られてしまう。
- クレアを探し旅を続ける中で、ブゼンやジト、エンヤといった仲間と出会い、また魔物たちと戦っていく内に剣士としての才能を開花させていく。
- バンゴアの塔でカイムを倒しクレアを救出するが、クレアは自身の本当の記憶(天上界の王女としての使命)を取り戻しつつあった。
- 旅の目的が、クレアを取り戻すことから「地底界から地上界に侵攻する闇の勢力を討伐する」ことに変わり、クレアたちと共に旅を続けていく。
- 荒波のロッホランに建つ闇の神殿でルキフェルを倒すが、クレアはルキフェルを封印するために自らの肉体を投げ打ち、やがて天上界を治める母・マリアに抱かれて天上界へと帰っていった。
- 最愛の妻と引き裂かれ、一人地上界へと残されたケアルは、絶望しながらも闇の勢力と戦い続けていくこととなる。
- しかし、その身体にはルキフェルを倒した時の断末魔による「ルキフェルの呪い」がかけられており、不老不死の身体となってしまっていた。
- 次作『天使の詩II 堕天使の選択』にも登場する。
- クレア
- 声 - 江森浩子
- ロスコモン村の村長の孫娘。村の青年・ケアルとは恋仲で結婚を控えている。コーク城での洗礼を受けケアルと結ばれるため、ケアルと二人でロスコモン村を旅立つが、コーク城の手前で魔物カイムに襲われ連れ去られる。
- ロスコモン村の村長に育てられたが、実は血を引いておらず、20年近く前にロスコモン村の前に捨てられていた捨て子であった。その正体は、天上界を治める女王・マリアの娘であり、地上界を侵攻する地底界の闇の勢力を討伐する使命を帯びていた。
- バンゴアの塔でケアルたちに救われ再会を果たすが、この時クレアは自身の記憶を取り戻しつつあり、天上界で母と再会した際には完全にその記憶を蘇らせていた。
- 闇の神殿でルキフェルを倒した後、クレアはルキフェルを封印するために地底界へとその身を投じ、天上界の王家の使命であるルキフェルの封印を果たす。
- その直後にマリアが現れ、クレアを地底界から救うとそのまま天上界へと連れ去ってしまった。この時、クレアはケアルに向かって微笑んでいるが、まるでケアルのことなど忘れているかのような笑顔であった。
- ブゼン
- 声 - 宮内幸平
- 魔術師の村メイヨで魔術師たちを束ねている高名な魔法使い。以前はコーク城でハイド王の側近を務めていたことがある。
- 各地で魔物たちが引き起こす問題を解決するための旅をしており、村へ戻ることは滅多にない。
- ケアルの旅の目的を聞いたブゼンは、ハイド王からの紹介ということもあり同行を承諾。まずは、ケアルと共に海神マナナーンの力を取り戻し、海の秩序を回復させることに成功する。
- 海の秩序を回復させた後、ケアルがクレアを取り戻すために闇の勢力と戦っていく決意を改めて聞いたブゼンは、この戦いに最後まで付き合ってくれる。
- 性格は非常に偏屈で、口も悪い。この性格がトラブルの原因となることがあり、チェピオト城では国王に事情があるとはいえ、国王の態度や言動に悪態をついてしまいパーティー全員が牢に入れられることとなる。
- ただし話す内容には筋道が通っており、物事の道理と真実を見極める力を持つ心優しい人物である。
- ジト
- 声 - 田中秀幸
- 名うての剣士。超一流の剣の腕前はエリンやブリタンニアをはじめ広く知られ、港町トラリーやペンブローク港などの住民からもジトの名を聞く機会が多い。また、ブゼンもジトの剣の腕前には一目を置いている。
- 妻・サラがクレアと同じく魔物に連れ去られており、ケアルと同じように妻を探す旅を続けているが、何の手がかりもなく途方に暮れてしまい、港町トラリーの酒場で毎夜酒を煽る日々を送っていた。
- 自分と同じ境遇ながらも、諦めずにクレアを探すケアルに触発されたのか、海の秩序が回復した後に港町トラリーを訪れると、重要な情報と共に仲間に加わり、一緒にブリタンニアへと渡ってくれる。
- ブリタンニアのバンゴアの塔で最愛の妻・サラと再会したジトは、目的を果たしたとしてそのままパーティーから外れてしまうが、グラストンベリの丘でのプルトー戦の最中にケアルたちの窮地を助ける形で再登場。そのまま仲間に加わる。
- その後もケアルたちと旅を続けるが、オーキルの洞窟で「天河の滴」を守るアモスディと戦った際、ケアルを庇い瀕死の重傷を負ってしまう。助からないと悟ったジトは、そのままアモスディに特攻し、差し違える形で最期を迎えた。
- ジトが仲間になる前に、コーク城でジトが装備できる最強の武器「クラウ・ソラス」が手に入るので、クラウ・ソラスを装備して戦わせるのが良い。『天使の詩II 堕天使の選択』では、ジトの血を引く少年・アレフが登場し、オーキルの洞窟に遺されたクラウ・ソラスを引き継ぐという流れとなっている。
- エンヤ
- 声 - 萩森侚子
- ブリタンニアにあるペンザンス村からやってきた女の子。ペンザンス村は古代ケルト人の生活がそのまま残された村で、村人には世界の数々の伝承や知識、魔法の力が引き継がれており、エンヤにはケルト人の秘められた力が伝わっている。
- モントゴメリー城でバンゴアの塔の魔物を一緒に退治してくれる勇敢な戦士を募っているが、誰も力を貸してくれず途方に暮れていたところ、ケアル一行と出会いそのまま仲間に加わった。
- 古代ケルト人に受け継がれている伝承により、妖精のこと、ケルトの神様のこと、クレアが天上界の王女であること、甦ったルキフェルが魔物を率いて地底界から侵攻してくることを既に知っており、クレアをペンザンス村の村長に引き合わせ、古代ケルト人の伝承を伝えることでクレアの使命を明確にし、ケアルたち一行に天上界へと進む道を示した。
- 普段は明るい、年相応の女の子といった感じで、誰とでも打ち解けることができる明るい性格である。一人称は「ボク」でボク少女である。
- 次作『天使の詩II 堕天使の選択』にも登場する。
- マリア
- 声 - 高島雅羅
- 天上界を治める女王。クレアの実母である。
- ブリタンニアにあるハイクロスを解放し、天上界を訪れたケアルたちを迎え入れたマリアは、娘・クレアと邂逅を果たす。
- クレアには、「地上界は人間たちのもの。天上界の民も地底界の民も、決してその生活を脅かしてはならない」と告げ、「ルキフェルを封印できるのは、天上界の王家の血を引くクレアでないとできないこと」という使命を改めて伝えた。
- そして、遥か昔にクレアの父がルキフェルを封印し、争いを鎮めるために用いたと言われる「天使の涙」を授け、一行を荒波のロッホランへと送り出した。
- ルキフェルが倒され、クレアが地底界でルキフェルを封印した後に現れたマリアは、ケアルに対して「青年よ悲しまないで。娘は地上での使命を終えて、天に帰る時が来たのだ」と告げ、クレアを連れて天上界へと帰っていった。
天使の詩II 堕天使の選択
天使の詩II 堕天使の選択(てんしのうた2 だてんしのせんたく)は1993年3月26日にPCエンジンSUPER CD-ROM2用ソフトとして発売された。キャラクターデザインは結城信輝。2016年12月13日より、プロジェクトEGGにて配信開始[3]。
前作の約100年後の異世界が舞台。2作目までの主要スタッフ(金子など)は本作発売日前に退社している。 主要キャラの声優は超獣機神ダンクーガと意図的にほぼ同じである。
あらすじ (天使の詩II)
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登場キャラクター (天使の詩II)
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天使の詩 白き翼の祈り
天使の詩 白き翼の祈り(てんしのうた しろきつばさのいのり)は1994年7月29日にスーパーファミコン用ソフトとして発売された。ハードの制約の為前2作と異なりキャラクターボイスは実装されていない。2018年12月19日より、プロジェクトEGGにて配信開始[4]。
シリーズの完結編。臭すぎる台詞のやりとりや、戦うだけではなくモンスターとの交渉で非売品の「黒のコイン」や、チェックポイントまで行けばよけいな経験値稼ぎをさせない自動レベルアップと駆け引き重視の戦闘が特徴。
あらすじ (白き翼の祈り)
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登場キャラクター (白き翼の祈り)
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関連項目
- 西健一(1作目の企画を担当)
- 金子彰史(1作目の企画補佐、2作目のシナリオ・ディレクションを担当)
- なるけみちこ(1,2作目の音楽を担当)
- 吉岡たかを(日本テレネット時代、このシリーズの宣伝担当をしていた)
- ライオット
- メディア・ビジョン
脚注
- ^ “『天使の詩(PCエンジン版)』プロジェクトEGGにて配信開始”. D4エンタープライズ (2016年6月21日). 2018年12月25日閲覧。
- ^ 増刊ファミコン通信攻略スペシャル. 株式会社アスキー. (1993年5月21日). p. 126
- ^ “『天使の詩II 堕天使の選択(PCエンジン版)』プロジェクトEGGにて配信開始”. D4エンタープライズ (2016年12月13日). 2018年12月25日閲覧。
- ^ “『天使の詩 ~白き翼の祈り~(コンシューマー版)』プロジェクトEGGにて配信開始”. D4エンタープライズ (2018年12月19日). 2018年12月25日閲覧。