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2020年8月27日、ニトリレディスゴルフトーナメントで優勝。 |
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2021年3月に[[代々木高等学校]]アスリートゴルフコースを卒業<ref name="Yoyoko"/>。同年は日本女子と[[全米女子プロゴルフ協会|全米女子プロゴルフ]](LPGA)ツアーの試合に掛け持ち出場する形を採った。そして6月にはLPGA公式戦である[[全米女子オープン]]に出場、大会では2日目に単独首位、3日目にスコアを落とし首位と1打差の2位に下がり、最終日も2、3番ホールで連続ダブルボギーとなるなどスコアを落としたものの、-4(69-67-71-73=280)で終え、同スコアで首位に並んだ[[畑岡奈紗]]とのプレーオフではまず9番ホールと18番ホールの2ホールのスコアトータル方式で行われ、両者ともイーブンで終了。2周目からはサドンデス形式となり2回目の9番ホールで畑岡がバーディーパットを外した後、笹生がバーディーパットを決めて畑岡を振り切りLPGAツアー初優勝をメジャー大会制覇で飾った<ref>{{Cite news2|title=笹生優花が畑岡奈紗とのプレーオフを制し、大会史上最年少でのメジャー初優勝 全米女子オープン|newspaper=Sponichi Annex|date=2021-06-07|url=https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2021/06/07/kiji/20210607s00043000239000c.html|agency=スポーツニッポン新聞社|accessdate=2021-06-07}}</ref>。同大会の優勝者としては[[朴仁妃]]([[大韓民国]])と並ぶ19歳11ヶ月17日{{refnest|group="注"|但し、全米女子オープン優勝時点での純粋な日数計算だと笹生は19歳351日、朴仁妃は19歳353日であるため、笹生が最年少ということになる<ref name="Nikkan 20210607">{{Cite news2|title=笹生優花、08年の朴仁妃と並ぶ19歳11カ月17日Vも日数計算で上回る|newspaper=ニッカンスポーツ・コム|date=2021-06-07|url=https://www.nikkansports.com/sports/golf/news/202106070000435.html|agency=日刊スポーツ新聞社|accessdate=2021-06-08}}</ref>。}}での史上最年少優勝<ref name="Nikkan 20210607" />。日本人女子ゴルファーとしては[[樋口久子]](1977年[[全米女子プロゴルフ選手権|全米女子プロ]])。[[渋野日向子]](2019年[[全英女子オープン]])に次ぐ史上3人目、またフィリピン国籍を持つ女子ゴルファーとしては史上初のLPGAメジャー大会制覇となった。 |
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== 主なアマチュア成績 == |
== 主なアマチュア成績 == |
2021年6月29日 (火) 00:03時点における版
Yuka Saso | |
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2018年アジア競技大会で金メダルを掲げる笹生優花 | |
基本情報 | |
名前 | 笹生 優花 |
生年月日 | 2001年6月20日(23歳) |
身長 | 166 cm (5 ft 5 in)[1] |
体重 | 63 kg (139 lb)[1] |
国籍 |
フィリピン 日本 |
出生地 |
フィリピン ブラカン州サン・イルデフォンソ |
出身地 |
日本 東京都 |
プロ転向 | 2020年=JLPGA92期 |
優勝数 | |
LPGAツアー | 1 |
日本LPGA | 2 |
成績 | |
初優勝 |
日本女子:NEC軽井沢72ゴルフトーナメント(2020年) 米国女子:全米女子オープン(2021年) |
2021年6月7日現在 |
笹生 優花[2](さそう ゆうか、ユウカ・サソウ[1]、英語:Yuka Saso[3]、2001年6月20日 - )はフィリピン出生[1][注 1]、東京都出身[2]の女子プロゴルファー。代々木高等学校[注 2]アスリートゴルフコース卒業[4]で、日本での所属は扶桑カントリー倶楽部[5]。
来歴
フィリピンで日本人の父とフィリピン人の母の間に生まれ、6歳で日本に移住、小学校3年から再びフィリピンに戻った[6]。父の影響により8歳からゴルフを始める[1]。
早くからフィリピン国内や各国のジュニアやアマチュアの大会で活躍しており(詳細後述)[7]、2017年までに「タイアマチュアオープン」(2014年)3位[8]、「ワールドジュニアガールズ選手権」(2016年)優勝[9]、「IMGアカデミー世界ジュニアゴルフ選手権」(2016年、女子15-17歳の部)2位タイ(優勝は畑岡奈紗)[10]、(2017年、女子15-18歳の部)2位等の成績を残す[11]。
プロの試合にも早くから参戦しており、2015年には日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)ツアーの「サントリーレディースオープン」(大会名は当時)において同ツアー初出場、以降5年連続でアマチュアとして出場[12]。また2017年には韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)ツアーメジャー大会「韓国女子オープン」において同ツアー初出場(予選落ち)している[13]。
2018年は、この年から開催された2月の「アジアパシフィック女子アマチュア選手権」で2位タイ[14]。同年8月にインドネシアのジャカルタで開催された「アジア競技大会(ゴルフ競技)」にフィリピン代表として出場し、団体・個人共に金メダルを獲得した[15]。この時、フィリピン政府から1000万ペソの報奨金が支払われることとなったが、アマチュア資格を維持するためチームメイトとも話し合い、その全額を同国ゴルフ協会に寄付した[16]。
2019年は、3月に台湾女子プロゴルフ協会(TLPGA)と女子フィリピンゴルフツアー(LPGT)共催のツアー競技「The Country Club Ladies Invitational」において、当時女子ゴルフ世界ランキング1位で招待選手として出場したパク・ソンヒョン(韓国)に次いで、アマチュアながらプロツアーで2位となる[17]。同年4月開催の第1回「オーガスタ・ナショナル女子アマチュアゴルフ選手権」に出場し、後にプロ入り同期となる安田祐香と共に3位タイ[18]。同年7月の「女子ジュニアPGA選手権」では優勝を果たす[19]。
同年11月、JLPGA最終プロテスト進出を果たし18位タイで合格[20]。
2020年1月1日付でJLPGAに入会し、92期生となった[2]。
2020年8月16日、NEC軽井沢72ゴルフトーナメントで優勝。女子ゴルフで初の21世紀生まれの優勝者となった[21]。
2020年8月27日、ニトリレディスゴルフトーナメントで優勝。
2021年3月に代々木高等学校アスリートゴルフコースを卒業[4]。同年は日本女子と全米女子プロゴルフ(LPGA)ツアーの試合に掛け持ち出場する形を採った。そして6月にはLPGA公式戦である全米女子オープンに出場、大会では2日目に単独首位、3日目にスコアを落とし首位と1打差の2位に下がり、最終日も2、3番ホールで連続ダブルボギーとなるなどスコアを落としたものの、-4(69-67-71-73=280)で終え、同スコアで首位に並んだ畑岡奈紗とのプレーオフではまず9番ホールと18番ホールの2ホールのスコアトータル方式で行われ、両者ともイーブンで終了。2周目からはサドンデス形式となり2回目の9番ホールで畑岡がバーディーパットを外した後、笹生がバーディーパットを決めて畑岡を振り切りLPGAツアー初優勝をメジャー大会制覇で飾った[22]。同大会の優勝者としては朴仁妃(大韓民国)と並ぶ19歳11ヶ月17日[注 3]での史上最年少優勝[23]。日本人女子ゴルファーとしては樋口久子(1977年全米女子プロ)。渋野日向子(2019年全英女子オープン)に次ぐ史上3人目、またフィリピン国籍を持つ女子ゴルファーとしては史上初のLPGAメジャー大会制覇となった。
主なアマチュア成績
※来歴に記載のない物で優勝大会のみ、一部を除きWorld Amateur Golf Rankingのプロフィールページ[7]に基づく
2015年
- Kartini Cup(タイ、ジュニア大会)
2016年
- フィリピンジュニアアマチュア
- フィリピンジュニアアマチュアマッチプレー
2017年
- フィリピンアマチュアオープン選手権
- フィリピンジュニアアマチュア
- フィリピンアマチュアオープンマッチプレー選手権
2018年
プロ成績
LPGAツアー (1)
Legend |
Major championships (1) |
Other LPGA Tour (0) |
No. | Date | Tournament | スコア | 2位との差 | 2位(タイ) |
---|---|---|---|---|---|
1 | 6 Jun 2021 | 全米女子オープン | −4(69-67-71-73=280) | PLAY OFF | Nasa Hataoka |
JLPGAツアー (2)
No. | Date | Tournament | スコア | 2位との差 | 2位(タイ) |
---|---|---|---|---|---|
1 | 2020年8月16日 | NEC軽井沢72ゴルフトーナメント | −12 (65-72-63=200) | 4打 | 若林舞衣子 藤田さいき |
2 | 2020年8月30日 | ニトリレディスゴルフトーナメント | −13 (67-69-68-71=275) | 2打 | 小祝さくら |
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e “ユウカ・サソウ プロフィール”. ゴルフダイジェスト・オンライン. 2019年11月9日閲覧。
- ^ a b c “笹生 優花 プロフィール詳細”. 日本女子プロゴルフ協会. 2020年1月1日閲覧。
- ^ “Yuka Saso” (英語). World Amateur Golf Ranking. 2019年11月9日閲覧。
- ^ a b "笹生優花選手 全米女子オープン優勝おめでとうございます". 代々木高等学校. 8 June 2021. 2021年6月8日閲覧。
- ^ “2019年度プロテスト合格者 笹生優花”. 日本女子プロゴルフ協会. 2020年8月17日閲覧。
- ^ “アジア大会金メダル 比→日本→比のサソウ・ユウカは「オーガスタで勝ちたい」”. ALBA.Net (2019年4月4日). 2019年11月9日閲覧。
- ^ a b Yuka Saso|World Amateur Golf Rankingの各年度参照
- ^ “Thailand Amateur Open” (英語). World Amateur Golf Ranking (2014年9月12日). 2019年11月9日閲覧。
- ^ “World Junior Girls Championship” (英語). World Amateur Golf Ranking (2016年9月30日). 2019年11月9日閲覧。
- ^ “IMG Academy Junior World Championship2016” (英語). World Amateur Golf Ranking (2016年7月15日). 2019年11月9日閲覧。
- ^ “IMG Academy Junior World Championship2017” (英語). World Amateur Golf Ranking (2017年7月15日). 2019年11月9日閲覧。
- ^ “ユウカ・サソウ ツアー試合結果 戦績”. ゴルフダイジェスト・オンライン. 2019年11月9日閲覧。
- ^ “기아자동차 제31회 한국여자오픈 골프선수권대회2R” (朝鮮語). KLPGA (2017年6月16日). 2019年11月9日閲覧。
- ^ “アジアパシフィック女子アマチュア選手権2018”. ALBA.Net (2018年2月24日). 2019年11月9日閲覧。
- ^ “アジア大会2018ジャカルタ ゴルフ”. TBSテレビ (2018年8月26日). 2019年11月9日閲覧。
- ^ “アマチュアだから…ユウカ・サソウが母国ゴルフ協会に多額寄付”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2019年4月27日). 2019年11月9日閲覧。
- ^ “The Country Club Ladies Invitational Final-Round Recap” (英語). TLPGA (2019年3月8日). 2019年11月9日閲覧。
- ^ ““ダブルユウカ”が歴史的大会で3位 オーガスタで「69」のサソウ・ユウカ”. ALBA.Net (2019年4月7日). 2019年11月9日閲覧。
- ^ “Girl's Junior PGA Championship” (英語). World Amateur Golf Ranking (2019年7月12日). 2019年11月9日閲覧。
- ^ “2019年度 プロテスト - 合格者一覧”. 日本女子プロゴルフ協会 (2019年11月8日). 2019年11月9日閲覧。
- ^ "ルーキー・笹生優花がプロ2戦目で初V 大会コース記録タイ「63」で圧倒". ALBA.Net. グローバルゴルフメディアグループ株式会社. 16 August 2020. 2020年8月16日閲覧。
- ^ "笹生優花が畑岡奈紗とのプレーオフを制し、大会史上最年少でのメジャー初優勝 全米女子オープン". Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. 7 June 2021. 2021年6月7日閲覧。
- ^ a b "笹生優花、08年の朴仁妃と並ぶ19歳11カ月17日Vも日数計算で上回る". ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. 7 June 2021. 2021年6月8日閲覧。
- ^ “PATSY HANKINS TROPHY2018”. QATAR GOLF ASSOCIATION (2018年3月10日). 2019年11月9日閲覧。
外部リンク
- 笹生優花(日本女子プロゴルフ協会のプロフィール)
- Yuka Saso|World Amateur Golf Ranking(英語)