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ニトリレディスゴルフトーナメント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ニトリレディスゴルフトーナメント
トーナメント情報
創設 2010年
開催地 北海道
開催コース 小樽カントリー倶楽部(2015年 - )
基準打数 Par72/73(2021年)[1]
ヤーデージ 6,775ヤード (6,195 m)(2021年)[1]
ツアー 日本女子プロゴルフ協会
競技方法 ストロークプレー
賞金総額 1億円(2022年)[2]
開催月 8月
最高記録
通算スコア -16 日本の旗 稲見萌寧(2021年)[1]
最新優勝者
日本の旗 桑木志帆(2024年)[3]
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ニトリレディスゴルフトーナメント(NITORI Ladies Golf Tournament)は、2010年から毎年8月最終週に、北海道を拠点に開催されている、女子プロゴルフトーナメントである。 大手家具ショップの株式会社ニトリが主催し、日本女子プロゴルフ協会の公認により2022年現在、賞金総額1億円、優勝賞金1800万円[4]。ただし2020年のみ賞金総額2億円、優勝賞金3600万円[2]

2010年の第1回大会から2013年の第4回大会までは、北海道苫小牧市にある桂ゴルフ倶楽部で開催されていたが、2012年にニトリ創業者の似鳥昭雄恵庭市にある恵庭カントリー倶楽部[5]の理事長に就任したのを受け[6]、2014年の第5回大会は同倶楽部に舞台を移して開催され、さらに2015年の第6回大会からは小樽カントリー倶楽部に移して現在に至る。さらに2016年大会からは4日間開催に移行した。2020年大会は新型コロナウイルス感染拡大防止対策による影響で無観客開催[2]

歴代優勝者

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開催回 開催年 優勝者名 スコア 開催コース 備考
第1回 2010年 日本の旗 鬼澤信子[7] -11 桂ゴルフ倶楽部 大韓民国の旗 金ナリとのプレーオフを制す
第2回 2011年 日本の旗 笠りつ子[8] -7
第3回 2012年 大韓民国の旗 アン・ソンジュ[9] -14
第4回 2013年 大韓民国の旗 アン・ソンジュ[10] -11 大会連覇
第5回 2014年 大韓民国の旗 申智愛[11] -8 恵庭カントリー倶楽部
第6回 2015年 大韓民国の旗 イ・ボミ[12] -7 小樽カントリー倶楽部
第7回 2016年 日本の旗 笠りつ子[13] -7 大韓民国の旗 イ・ボミとのプレーオフを制す
第8回 2017年 大韓民国の旗 申智愛[14] -10
第9回 2018年 大韓民国の旗 アン・ソンジュ[15] -7
第10回 2019年 日本の旗 鈴木愛[4] -11
第11回 2020年 日本の旗 笹生優花[16] –13 最終日は荒天のためセカンドカット(MDF)を実施。
第12回 2021年 日本の旗 稲見萌寧 –16[1]
第13回 2022年 –9[17] 大会連覇
第14回 2023年 日本の旗 菊地絵理香 -9[18] 初日雷雲接近の為競技途中中止、2日目日没サスペンデッド、最終日は雷雲接近の為途中競技中止、54ホール短縮競技。
大韓民国の旗 申智愛日本の旗岩井明愛とのプレーオフ
第15回 2024年 日本の旗 桑木志帆 -12 [19] 桂GC

テレビ中継

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脚注

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  1. ^ a b c d “稲見萌寧が右足の痛み乗り越え東京五輪後初優勝! 「このまま勝てないんではないかと」”. ALBA.net. ゼビオコミュニケーションネットワークス. (2021年8月29日). https://www.alba.co.jp/tour/news/article/no=174788 2021年8月29日閲覧。 
  2. ^ a b c 【2020】ニトリレディスゴルフトーナメント 「無観客開催」および「賞金総額2億円へ増額」決定のお知らせ ニトリ、JLPGA
  3. ^ “桑木志帆、大混戦制しツアー2勝目 6月初V以降断ってきた大好きなビール「今日は飲めますね」”. 日刊スポーツ. (2024年8月25日). https://www.nikkansports.com/m/sports/golf/news/202408250001183_m.html 2024年8月25日閲覧。 
  4. ^ a b “鈴木愛が今季4勝目、渋野はツアータイの28R連続オーバーパーなし5位/国内女子”. サンケイスポーツ. (2019年9月1日). https://www.sanspo.com/article/20190901-RR3TRUJWGFPRVCQAIG6K2BA5Y4/ 2019年9月1日閲覧。 
  5. ^ 2009年の日本プロゴルフ選手権大会及び2013年の日本女子プロゴルフ選手権大会開催コース。
  6. ^ 「恵庭カントリー理事長に似鳥社長」『北海道新聞』2012年(平成24年)5月16日付10面。
  7. ^ 各2010年8月30日付。
    • 「初V鬼沢「神様がいた」 プロ21年目40歳 463試合目やっと」『朝日新聞』東京本社朝刊16面。
    • 「鬼沢 21年目の初V 横峯3位、中田9位」『北海道新聞』朝刊21面。
    • 岩崎敦「463戦目 鬼沢の目に涙 初V!! 「アネキ」プレーオフ制す 史上最遅!! 40歳346日は年長3番目!! 14番 金に並ばれるも「これぞ優勝争い」」『スポーツ報知』7面。
  8. ^ 各2011年8月29日付。
    • 『産経新聞』東京本社朝刊14面。
    • 「6年目 笠が初優勝 1打差で混戦制す」『北海道新聞』朝刊19面。
    • 野口和弘「笠ラスト2H逆転初優勝 キャディーの父と二人三脚」『スポーツ報知』9面。
  9. ^ 各2012年8月27日付。
    • 『産経新聞』東京本社朝刊17面。
    • 「アン 今季2勝目 穴井5位」『北海道新聞』朝刊18面。
    • 「アン2勝目 「手首痛くて」涙」『スポーツ報知』6面。
  10. ^ 各2013年9月2日付。
    • 「福田自己最高3位 アン圧勝「贈り物」」毎日新聞東京本社朝刊21面。
    • 「アン逆転 V2」『北海道新聞』朝刊19面。
    • 竹内達朗「穴井「未熟者」7位 初Vお預け」『スポーツ報知』8面。
    • 「안선주 일본프로 첫 2주연속 우승・2연패」『경향신문』26面。
  11. ^ 各2014年9月1日付。
    • 「申ジエ今季3勝目 ニトリ・レディースゴルフ」『産経新聞』東京本社朝刊21面。
    • 「申ジエ今季3勝目」『北海道新聞』朝刊25面。
    • 「ボミ1億円 2位で2度目突破」『スポーツ報知』7面。
  12. ^ 各2015年8月31日付。
    • 「イ・ボミ優勝」『産経新聞』東京本社朝刊22面。
    • 「イ・ボミ 今季3勝目 強さ際立つ後半チャージ」『北海道新聞』朝刊25面。
  13. ^ “笠りつ子がイ・ボミとのプレーオフ対決制す 今季2勝目”. ゴルフダイジェスト・オンライン. (2016年8月28日). http://news.golfdigest.co.jp/jlpga/5463/article/64791/5/ 2016年8月28日閲覧。 
  14. ^ “申ジエが今季初優勝、通算16勝目 鈴木愛は5位”. 日刊スポーツ. (2017年8月27日). https://www.nikkansports.com/sports/golf/news/1878663.html 2017年8月27日閲覧。 
  15. ^ “アン・ソンジュ今季4勝目、原英莉花が自己最高3位”. 日刊スポーツ. (2018年8月26日). https://www.nikkansports.com/sports/golf/news/201808260000565.html 2018年8月26日閲覧。 
  16. ^ “笹生優花が記録ずくめの2戦連続V 小祝さくらとの一騎打ち制し史上最速5000万円突破”. ALBA.net. ゼビオコミュニケーションネットワークス. (2020年8月30日). https://www.alba.co.jp/tour/news/article/no=155780 2020年8月30日閲覧。 
  17. ^ “稲見萌寧が逆転で初の連覇達成 山下美夢有ら2位、原英莉花は7位”. ALBA.net. ゼビオコミュニケーションネットワークス. (2022年8月28日). https://www.alba.co.jp/tour/news/article/no=186775 2022年8月28日閲覧。 
  18. ^ "菊地絵理香が今季初V 岩井明愛、申ジエとのプレーオフ制す 地元北海道で通算6勝目". 日刊スポーツ. 日刊スポーツ新聞社. 2023年8月27日. 2023年8月27日閲覧
  19. ^ "桑木志帆が2勝目「今週はショットの調子が凄く良くて自分を信用することができた". Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. 2024年8月25日. 2024年8月25日閲覧
  20. ^
    • 『パーゴルフ』第40巻第33号、2010年9月7日、147ページ。
    • 『パーゴルフ』第41巻第33号、2011年9月6日、125ページ。
    • 『パーゴルフ』第42巻第32号、2012年9月4日、89ページ。
  21. ^ ネットワークセールスで地上波・BSテレ東とも同じスポンサーが付く。そのため、BSテレ東もテレビ大阪出しのスポンサーがそのまま表示され、CMも完全に同時放送される(テレビ東京制作番組の同時放送の場合は同じスポンサーであってもBSテレ東独自にスポンサーを表示することができるが、系列局制作の場合はネット回線の都合上、BSテレ東独自での表示ができないため、系列局出しのスポンサーがそのまま表示される)。
  22. ^ 2010年以降は読売テレビ制作に移行。

外部リンク

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