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*[[Hypertext Transfer Protocol|HTTP]]
*[[Hypertext Transfer Protocol|HTTP]]
** HTTP Dynamic Streaming (Flash Player 10.1 以降)
** HTTP Dynamic Streaming (Flash Player 10.1 以降)
** [[:en:HTTP Live Streaming|HTTP Live Streaming]], Protected HTTP Live Streaming ([[iOS (アップル)|iOS]], [[macOS]])
** [[:en:HTTP Live Streaming|HTTP Live Streaming]], Protected HTTP Live Streaming ([[IOS (Apple)|iOS]], [[macOS]])
* [[Real Time Messaging Protocol]] (RTMP, TCP)
* [[Real Time Messaging Protocol]] (RTMP, TCP)
* [[Real Time Media Flow Protocol]] (RTMFP, UDP) - Flash Player 10.0 以降
* [[Real Time Media Flow Protocol]] (RTMFP, UDP) - Flash Player 10.0 以降

2021年5月21日 (金) 00:06時点における版

Adobe Media Server
開発元 アドビ
最新版
5.0 / 2012年10月8日 (12年前) (2012-10-08)
対応OS Microsoft Windows, Linux
種別 マルチメディアサーバ
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト www.adobe.com/jp/products/adobe-media-server-family.html
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Adobe Media Server(アドビ メディア サーバ、AMS)は、アドビのデータ&マルチメディアサーバである。元はマクロメディアの製品であった。Adobe Media Server は、Adobe Flash Player と共に動作し、メディアクリエイトやマルチユーザリッチインターネットアプリケーション (RIA) を提供する。サーバサイドのプログラミングにもActionScriptを使用する。バージョン2以前はFlash Communication Serverという名称だった。バージョン5以前はFlash Media Serverという名称だった。

履歴

2002年3月15日、マクロメディアからFlash Player 6がリリースされた。このバージョンは、まだリリース前であったFlash Communication Server MXに関する機能を含んでいた。

2002年7月9日、バージョン1.0がリリースされた[1]。名称はFlash Communication Server。NetConnection、SharedObject、NetStreamオブジェクトを含む基本的な機能が含まれていた。

2003年3月27日、バージョン1.5がリリースされた[2]。このバージョンでは、HTTPトンネリングLinuxがサポートされ、無償の開発者版も提供された。

2005年11月15日、バージョン2.0がリリースされた[3]。このバージョンからFlash Media Serverに名称が変更されたが、バージョン番号は継続された。バージョン2.0では、Flash Player 8の新しいビデオCODECであるVP6 がサポートされた。しかし、Flash Player(バージョン10.1時点)ではSparkのエンコードしか出来ない。このバージョンからロードバランスを容易に実現するエンタープライズ向けedge-originサーバーがサポートされた。

2007年12月4日、バージョン3.0がリリースされた[4]。Flash Player 9 update 3 に対応し、H.264AAC が使えるようになった。

2009年1月13日、バージョン3.5がリリースされた。RTMPでのダイナミックストリーミングやライブストリーミングのポーズ・シーク対応など。

2010年9月13日、バージョン4.0がリリースされた。このリリースでは、フル64bitサポート、更にセキュアなマルチプロトコルストリーミング、RTMFP (IPマルチキャストブロードキャスト、マルチキャストの融合、ピアアシストネットワーク)、強化されたバッファ、絶対的タイムコード、RTMP QoSの改善、容易なプレーヤー開発、高速なRTMPダイナミックストリーミングサーバーとHTTPサーバとのスイッチング、HTTP Dynamic Streaming がサポートされた[5]

2011年9月8日、バージョン4.5を発表。iOS 向けの HTTP Live Streaming 対応など。

2012年10月8日、バージョン5.0を発表。このバージョンより Adobe Media Server に名称変更。Protected HTTP Live Streaming (PHLS) 対応など。

使用法

  • ビデオオンデマンド:Flashクライアントへのサーバ上に保存されたビデオのストリーミング
  • リアルタイムコミュニケーション:チャットルームやマルチプレーヤーゲームのような複数のクライアントの協調動作。

機能

Adobe Media Serverはハブである。FlashベースのアプリケーションはReal Time Messaging Protocol(RTMP) や Real Time Media Flow Protocol (RTMFP) を使用してハブに接続する。サーバは接続されたクライアントとライブFLVを含むデータの送受信を行う。接続したクライアントはサーバに遠隔手続き呼出し (RPC) を呼び出すことができ、またサーバは特定のクライアントの機能を呼び出すことも出来る。SharedObjectは複雑なデータ構造の同期に使用でき、加入している複数のクライアントのリモートメソッドを呼び出すことも出来る。標準的なActionScriptのオブジェクトは、Action Message Format (AMF) を使用したNetConnectionを通じて透過的にクライアントとサーバ間を転送できる。

サーバはユーザによるネットストリームの送受信を許可する。ネットストリームの閲覧時、ユーザは自分自身のFLVをリモートに保存するか、ビデオを再生するかを選択できる。後者は、参加している全てのユーザが同時に同じビデオストリームを閲覧できることを意味する。

対応プロトコル

それぞれ、ライブとオンデマンドに対応している。

HTTP Dynamic Streaming は単純な HTTP プログレッシブダウンロードとは異なり、以下の機能に対応する。

  • ライブストリーミング
  • シーク
  • 帯域幅制御, マルチビットレート

エディション

  • Adobe Media Server Extended - 全機能を利用可能
  • Adobe Media Server Professional - Extended から RTMFP の同時接続数を500に制限したもの
  • Adobe Media Server Standard - 自作のサーバーサイドアプリケーション実行不可。動画配信のみ。
  • Adobe Media Server Starter - 無償の開発者向け版
  • Adobe Media Server on Amazon Web Services - Amazon EC2 向けの従量課金版。Adobe Media Server Extended ベース。

関連項目

脚注

外部リンク