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中川は翌12日の定例会見で記事の事実を認め、「全国で多くの皆さまが我慢を続けている中で、慎重に判断すれば良かった」と陳謝しうえで、「会長職を退くつもりは全くない。これまで以上に責務を果たす」と会長辞任については否定した<ref>[https://www.jiji.com/jc/article?k=2021051200925 中川日医会長、自民議員パーティー参加を陳謝 「全力で責務果たす」] - 時事ドットコム 2021年5月12日</ref><ref>[https://times.abema.tv/news-article/8657849 「感染防止対策を徹底していた」「退くつもりは全くない。これまで以上に責務を果たす」政治資金パーティー出席が報じられた日本医師会の中川会長] - ABEMA TIMES 2021年5月12日</ref>。 |
中川は翌12日の定例会見で記事の事実を認め、「全国で多くの皆さまが我慢を続けている中で、慎重に判断すれば良かった」と陳謝しうえで、「会長職を退くつもりは全くない。これまで以上に責務を果たす」と会長辞任については否定した<ref>[https://www.jiji.com/jc/article?k=2021051200925 中川日医会長、自民議員パーティー参加を陳謝 「全力で責務果たす」] - 時事ドットコム 2021年5月12日</ref><ref>[https://times.abema.tv/news-article/8657849 「感染防止対策を徹底していた」「退くつもりは全くない。これまで以上に責務を果たす」政治資金パーティー出席が報じられた日本医師会の中川会長] - ABEMA TIMES 2021年5月12日</ref>。 |
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[[東京医科歯科大学]]医学部附属病院は、2020年1月28日には大学全体のコロナ対策本部が設置され、2020年4月にコロナ患者受け入れに舵を切った、2020年5月1日時点で4台のECMOを使用、3つの病棟129床を閉鎖し、同時に、予定手術も4月中旬ですべて休止し、院内ICUと救急ICU(計26床)を重症患者用22床に転換し、中等症用として3病棟を用意し、80人以上の患者受け入れ態勢を整えた、結果として、100億の減収となった<ref>https://webronza.asahi.com/national/articles/2020051800003.html?page=1</ref>。他方、補正予算は、[[東京医科歯科大学]]医学部附属病院に充当することなく、[[日本医師会]]の[[中川俊男]]会長主導のもと、多くのコロナ患者を受け入れている公的病院ではなく、開業医等に充当された<ref>https://www.mof.go.jp/budget/budger_workflow/budget/fy2020/fy2020.html#COVID19</ref><ref>https://news.yahoo.co.jp/articles/9ddff09d0e4bdb2a6f8e66c76f587da883bc67a7?page=1</ref>。 |
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== 脚注 == |
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2021年5月14日 (金) 13:54時点における版
中川 俊男(なかがわ としお、1951年6月27日[1] - )は、日本の脳神経外科医、医学者、第20代日本医師会会長、政治活動家。
経歴
北海道旭川市出身。函館ラ・サール高等学校[2]、札幌医科大学医学部卒業。1988年、新さっぽろ脳神経外科病院を開設。1992年、日本脳ドック学会を設立し、幹事・事務局長を務める[1]。
1994年に 「無症候性未破裂脳動脈瘤の発見と治療」で札幌医科大学より博士(医学)を取得[3]。2000年、札幌医科大学医学部脳神経外科臨床教授に就任。その後、厚生労働省の中央社会保険医療協議会委員、厚生科学審議会委員、社会保障審議会委員を務めた[1]。
2006年に日本医師会常任理事、2010年に副会長となり[1]、2020年6月に会長に就任[4]。
発言
この節の加筆が望まれています。 |
- 新型コロナウイルス関連
- 2021年1月6日の記者会見で新型コロナウイルスに対して、「新型コロナウイルスは普通の風邪ではない。急激に重症化し、致死率も風邪や季節性インフルエンザとは大きく違う。」と述べた[5]。
- 2021年1月6日の記者会見において、国民に自粛を呼びかける上で、国会議員に「4人以下の会食なら感染しないとお思いなら間違いだ」「まず範を示していただきたい」「国民に生じた緩みの解消につながる」として、会食の全面自粛を促したが[6]、自身も政治資金パーティーへ参加したことが判明した(後述)。
- 2021年1月13日の会見で、当時の感染状況について、「医療壊滅が起きる」と発言、さらに「有事」「戦争」の表現まで使用していた[7]点について、一部医師からも批判の声が挙がっている[8]。
- 2021年4月28日の会見では、第4波における緊急事態宣言について、「かなり短い」とした上で、解除基準についても期間を定めず成果型とした上で「100人以下になったら解除」という考えを示していた[9]。
- その他
- 2020年7月15日の記者会見では、手術後の女性患者に対する準強制わいせつ罪に問われた男性医師に対する7月13日に東京高裁の控訴審で下された有罪判決について、判決が麻酔で幻覚が見える状態のせん妄について国際的な基準に即して判断していない上、DNA鑑定もずさんな手法だったなどを理由として「極めて遺憾だ」と批判した[10]。
不祥事
- まん延防止等重点措置期間中における政治資金パーティーへの参加
2021年4月20日、東京都で新型コロナウイルスに対するまん延防止等重点措置が適用されている期間にもかかわらず、自らが発起人となって自由民主党の自見英子参議院議員の政治資金パーティーに参加していたことが、『週刊文春』の取材で判明した。
中川は前述のようにメディアを通して国民へコロナウイルスの危機感を強く訴えているだけでなく、政治家の会食などには全面自粛を行うよう厳しい姿勢を見せてきた立場でありながら、感染リスクの高い会食に参加したことが批判の対象となった。なお、自見は医師でもあり、日本医師会傘下の政治団体である「日本医師連盟」の組織内候補として2016年の第24回参議院議員通常選挙で比例区から立候補し、当選している。
パーティーの案内状によると、中川は発起人として政治資金パーティーへの参加を周囲に呼び掛けていたとされており、医師会内部からも疑問の声が上がっていたという[11]。パーティーには日本医師会の常勤役員14人全員が参加し、全体では約100人が参加した。
中川は翌12日の定例会見で記事の事実を認め、「全国で多くの皆さまが我慢を続けている中で、慎重に判断すれば良かった」と陳謝しうえで、「会長職を退くつもりは全くない。これまで以上に責務を果たす」と会長辞任については否定した[12][13]。
東京医科歯科大学医学部附属病院は、2020年1月28日には大学全体のコロナ対策本部が設置され、2020年4月にコロナ患者受け入れに舵を切った、2020年5月1日時点で4台のECMOを使用、3つの病棟129床を閉鎖し、同時に、予定手術も4月中旬ですべて休止し、院内ICUと救急ICU(計26床)を重症患者用22床に転換し、中等症用として3病棟を用意し、80人以上の患者受け入れ態勢を整えた、結果として、100億の減収となった[14]。他方、補正予算は、東京医科歯科大学医学部附属病院に充当することなく、日本医師会の中川俊男会長主導のもと、多くのコロナ患者を受け入れている公的病院ではなく、開業医等に充当された[15][16]。
脚注
- ^ a b c d 平成26年度 札幌市医師会医政講演会 北海道医報 第1158号、2015年3月1日
- ^ “News & Topics|AGE エージーイー牧田クリニック”. 2020年10月8日閲覧。
- ^ CiNii
- ^ 選挙戦を制し、中川新執行部が誕生 日医on-line、2020年7月20日
- ^ 「当然、出てしかるべき状態。菅総理の決断を高く評価」1都3県への緊急事態宣言の再発出について日本医師会・中川会長 ABEMA TIMES 2021年1月6日
- ^ “「国会議員の夜の会食、全面自粛を」 医師会長が提案”. 朝日新聞 (2021年1月6日). 2021年5月14日閲覧。
- ^ 日医会長「今は有事」と危機感 「全国的発令検討すべきだ」(産経新聞、2021年4月29日閲覧)
- ^ コロナ禍で潜行する「政治による医療支配」 布石としての感染症法改正(Medical Tribune、2021年4月29日閲覧)
- ^ 宣言の期間「短い」 医師会長「感染者減らない可能性」(朝日新聞DIGITAL、2021年4月28日)
- ^ 日医会長が判決を批判 術後わいせつ逆転有罪(佐賀新聞LiVE、2020年7月15日)
- ^ まん防の最中 日本医師会・中川俊男会長が政治資金パーティーに参加していた - 文春オンライン、2021年5月11日
- ^ 中川日医会長、自民議員パーティー参加を陳謝 「全力で責務果たす」 - 時事ドットコム 2021年5月12日
- ^ 「感染防止対策を徹底していた」「退くつもりは全くない。これまで以上に責務を果たす」政治資金パーティー出席が報じられた日本医師会の中川会長 - ABEMA TIMES 2021年5月12日
- ^ https://webronza.asahi.com/national/articles/2020051800003.html?page=1
- ^ https://www.mof.go.jp/budget/budger_workflow/budget/fy2020/fy2020.html#COVID19
- ^ https://news.yahoo.co.jp/articles/9ddff09d0e4bdb2a6f8e66c76f587da883bc67a7?page=1