「月出山岳」の版間の差分
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2021年5月13日 (木) 23:28時点における版
月出山岳 | |
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画像募集中 | |
標高 | 708.7 m |
所在地 |
日本 大分県日田市 |
位置 | 北緯33度18分52秒 東経131度03分07秒 / 北緯33.31444度 東経131.05194度座標: 北緯33度18分52秒 東経131度03分07秒 / 北緯33.31444度 東経131.05194度 |
月出山岳の位置 | |
プロジェクト 山 |
月出山岳(かんとうだけ)は、大分県日田市東部の玖珠郡玖珠町との境界付近にある山。標高は708.7m[注 1]。
月嶺山の別名があり、日田市内から見ると山容が整って富士山に似ているため日田富士とも呼ばれる[2][3]。耶馬日田英彦山国定公園に指定されている[4]。また、日本山岳会東九州支部が選定した大分百山のひとつに数えられている。
難読山名
山名は、日田市街から見ると、東にあるこの山から月が登ったところから「月出山」という字が当てられ[2]、江戸の方角にあたることから「かんとう」(関東)と呼ばれたといわれる。また、九州を巡幸した景行天皇がこの地を訪れた際、案内した久津姫に山の名前を尋ねたところ、久津姫が山の名ではなく方角を聞かれたと勘違いして関東と答えたことから、「かんとうだけ」と呼ばれるようになったという伝承もある[5]。
パソコン通信NIFTY-Serveの「山のフォーラム(FYAMA)」で1996年3月から行われた「日本異様難読山名コンテスト」で投票により難読山名全国第3位に選ばれた。このコンテストでは、同じ日田市内にある一尺八寸山(みおうやま、みおやま)が日本一となっている[6][7][8]。2013年には、一尺八寸山とこの山の2つの難読山名のある日田市で難読山名サミットが開催された[9][10]。
また、2016年9月にポータルサイトgooが500名を対象に行った調査でも、一尺八寸山が1位、月出山岳が4位になっている[11]。
地形
山容は、日田市内から見ると富士山のように整っているが、実際には東西に細長く、西から東に一番坊主(678m)、二番坊主(690m)、三番坊主(708.7m)の3つの峰が連なっている[2]。最高点は三番坊主にある[1]。2013年には一番坊主の頂上に展望台が整備されている[12]。
脚注
注釈
出典
- ^ a b “大分県の主な山岳標高”. 国土地理院. 2018年2月11日閲覧。
- ^ a b c 角川日本地名大辞典編纂委員会編『角川日本地名大辞典 44 大分県』角川書店、1980年1月、p.296
- ^ “全国のふるさと富士 その他のふるさと富士”. 静岡県. 2018年2月11日閲覧。
- ^ “日田市都市計画マスタープラン” (PDF). 日田市. pp. 111-116 (2013年3月). 2018年2月18日閲覧。
- ^ 大武美緒子 『山の名前っておもしろい! 不思議な山名 個性の山名』実業之日本社、2015年12月17日、p.183
- ^ “難読山名1位は「一尺八寸山」”. 日刊スポーツ. (2013年10月26日). オリジナルの2013年10月27日時点におけるアーカイブ。 2018年2月18日閲覧。
- ^ “難読山名、由来バッチリ 日田に看板設置”. 大分合同新聞. (2013年2月5日). オリジナルの2013年2月12日時点におけるアーカイブ。 2018年2月18日閲覧。
- ^ “【解説】由布市、耶馬渓、一尺八寸山(漢字クイズ・テーマ451)”. 2018年2月18日閲覧。
- ^ “難読山名サミット始まる 日田市”. 西日本新聞. (2013年10月27日). オリジナルの2013年10月26日時点におけるアーカイブ。 2018年2月18日閲覧。
- ^ 週刊ヤマケイ. 山と渓谷社. (2013-10-31) 2018年2月18日閲覧。.
- ^ “「一尺八寸山」これ読める?難しすぎて読めない全国難読「山名」ランキング”. gooランキング (2016年10月18日). 2018年2月18日閲覧。
- ^ “月出山岳に展望台 くじゅう連山など一望、絶景アピールへ”. 西日本新聞. (2013年9月6日). オリジナルの2013年9月5日時点におけるアーカイブ。 2018年2月18日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 日田富士 ふるさとの富士山大集合 - ウェイバックマシン(2006年9月18日アーカイブ分) 富士市
- 「全国地図測量史跡」全文紹介 - 日本異様難読山名コンテストの解説(archive版)
- 地理院地図(電子国土Web)