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「穎明館中学・高等学校」の版間の差分

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2021年4月22日 (木) 03:02時点における版

穎明館中学・高等学校
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人堀越学園
理念

Experience(経験)
Morality(道徳)
Knowledge(知識)

仁智は無窮 穎才を研きよき地球人たれ
設立年月日 1982年9月10日
創立記念日 9月10日
創立者 堀越克明
共学・別学 男女共学
中高一貫教育 完全中高一貫校
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学期 3学期制
高校コード 13746E
所在地 193-0944
東京都八王子市館町2600番地
地図
北緯35度37分24.6秒 東経139度17分32.9秒 / 北緯35.623500度 東経139.292472度 / 35.623500; 139.292472座標: 北緯35度37分24.6秒 東経139度17分32.9秒 / 北緯35.623500度 東経139.292472度 / 35.623500; 139.292472
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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穎明館中学・高等学校(えいめいかんちゅうがく・こうとうがっこう)は、東京都八王子市館町に位置し、中高一貫教育を実施する私立中学校高等学校

高等学校においては生徒を募集しない完全中高一貫校[1]。 1982年に創立者堀越克明によってイギリスの名門パブリックスクールであるイートン校をモデルに創立された。

通称は略称及び教育理念の頭文字をとって「EMK」。

概要

創立においてモデルとなった英国イートン・カレッジ
1982年9月10日の開校式典

学校法人堀越学園の理事長である堀越克明によって、イギリスの名門パブリックスクールであるイートン校をモデルにした優れた素質を持った向学心旺盛な若人を受け入れて、21世紀の国家を担い、国際社会でも羽ばたく真のリーダーを育成するという志のもとに、高尾山の麓に設立された。

穎明館の「穎」の字は堀越修一郎が刊行していた穎才新誌という雑誌に由来する。[2]

中高一貫教育を採用している為、高校生は4年生~6年生と称される。

5年生から理系と文系のコースにわかれ、6年生で国立理系・文系、私立理系・文系のクラスに編成される。昼食は給食[注 1]または持参の弁当の選択制である。

各学年180人前後で男女比は7:3 - 6:4である。

開校以来シアトルの私立高校ブッシュスクールと提携を結んでおり、高校1年生はUSAカナダの研修旅行の際に体験入学をする他、ブッシュスクールからも交換留学生を迎えている。[3]

沿革

教育方針・留学制度等

Experience(体験)/ Morality(道徳)/ Knowledge(知識)

仁智は無窮 穎才を研きよき地球人たれ

人生は何ごとに依らず その目標は高く設定すべきである その推進には高い知性と理性を必要とする

  • 生活三条を毎朝唱和する
    • 一つ 希望の朝を迎え 二つ 勤勉の昼を過ごし 三つ 感謝の夕べを送る
  • 中高共に完全6日制・50分授業。
  • 中学の学習内容は2年までに、高校の学習内容は5年の2学期までに修得し、6年では少人数による大学入試対策演習授業が中心となる。
  • グローバル教育の一環で1.2年生は少人数クラスでのネイティブ講師による英会話授業を週2時間設けている他、4年生より第二外国語(英語上級会話、フランス語、中国語)を学習する。またGTECとTEAPを高校生は全員受験する。
  • アメリカシアトルの私立高校ブッシュスクールと提携を結んでおり、当校生徒のUSAカナダ研修旅行での体験入学やブッシュスクールからの交換留学生を迎えている。
  • 選択授業が多くなるが、将来の進路選択の幅を早くから狭めない為に5年までは、全員が理・社を含む5教科を履修することになっている。
  • 鞄、カーディガンやコートなど学校指定のEMKブランドがある。
  • 開校当初はフォレストグリーンのジャケットにチェックの開襟シャツという個性的な冬服だったが、1989年度からデザイン変更された。
  • かつてはホームルーム開始が9時、90分・70分授業やリフレッシュタイム(午前の中休み)といった独自の授業形態があったが、現在では一般の高校と大差がなくなっている。
  • 開校当初はホームルーム開始が9時20分で9時から自習タイム。自習タイムは2年で廃止→ホームルーム開始時間の繰り上げ。
  • 2019年、「EMK未来プロジェクト」と称して、中学生の生徒を対象の放課後教育プログラムの改革を実施。
  • 上記のプロジェクトにより、中学3年生から「アドバンストクラス」を設置。成績上位者を集め、中学校から習熟度別授業を行う。高校生では3段階グレード別授業である。α β γがある。
  • 上記のプロジェクトにより、「EMK未来館」を導入。放課後、自学自習を行ってから帰宅する、という学校完結型の学習が出来るようになった。個別指導塾のスクールTOMASとの連携を結んでいる。

施設

無窮館天文台
  • 21世紀記念館(講堂、PCルーム、学習室、中学一年生教室、学用品倉庫)
  • 中学棟(MPルーム、学習室、中学生教室)
  • 高校棟(食堂、理科室I、理科室II、理科準備室、保健室、家庭科室、美術室、生徒会室、学習室、高校生教室)
  • 無窮館(図書館、PCルーム、学習室)
  • 無窮館天文台
  • 体育館(テニスコート、温水プール、武道場、和室)
  • サッカーコート
  • 堀越球場(堀越高校野球部と併用)
  • 堀越学園八王子学習センター(堀越高校野球場の生徒の学習施設の為穎明館の生徒は常時立ち入り禁止)

[5]

制服・校歌

  • 制服
女子制服

独自ブランドの指定ローファーとブレザースタイルの制服である。冬服はEMKロゴ入りのエンブレムワッペンの黒のブレザーに深紅が入った黒のネクタイ。女子はネクタイとリボンを自由選択。夏服は黒または白のポロシャツに半袖シャツ。どちらも青色でEMKの刺繍が入っている。[6]


2007年と2012年に制服が変更されており、特に2007年以前の制服は極めて特徴的なものであった。これは建学の精神に基づき、欧米の私立学校の制服を模していた物である。

  • 校歌

穎明館中学高等学校校歌(作詞:堀越克明、作曲:藤山一郎

各学期の始業式・終業式やEMK祭及び入学式や卒業生等の行事の際に歌われる。

学校行事

USAカナダ研修での提携校ブッシュスクールの歓迎式
奈良京都修学旅行

オープンスクール 夏期講習 6年入試対策講習

  • 9月 - EMK祭(文化祭、体育祭)[注 8] 進学講演会
  • 11月 - 芸術鑑賞(1年は鎌倉校外学習、2年は狂言、3年は歌舞伎座での歌舞伎鑑賞)
  • 12月 6年センター対策講習
  • 1月 - 新春中学生百人一首大会
  • 2月 次年度生徒会執行部役員選挙、演説会
  • 3月 高校卒業式・終業式・中学課程卒業証書授与式 [7]

部活動・同好会活動

文化系

  • 社会・茶道部
  • かるた部
  • 生物部
  • 科学部
  • 歴史部
  • 天文部
  • 鉱物研究部
  • 鉄道研究部
  • 美術部
  • 吹奏楽部
  • 室内楽部
  • 軽音楽部
  • 演劇部
  • 将棋部
  • マスメディア研究会
  • 釣り同好会
  • English Club

体育会系

  • 柔道部
  • 合気道部
  • 剣道部
  • 水泳部
  • 卓球部
  • バスケットボール部
  • バレーボール部
  • テニス部
  • バドミントン部
  • ダンス部
  • 陸上部
  • 中学サッカー部
  • 高校サッカー部
  • 中学軟式野球部
  • 高校硬式野球部

[8]

学校委員会

  • 生徒会執行部
  • 選挙管理委員会

その年の新たな生徒会執行部選挙の告示・演説会進行・集計等を行う。

毎年冬に行われる生徒会執行部選挙及び演説会は名物イベントであり、他校の生徒会長からの推薦状や前期委員からの応援演説が行われる。

  • 文化祭実行委員会
  • 体育祭実行委員会
  • 保健管理委員会
  • 整備委員会
  • 図書委員会
  • 放送委員会[9]

EMK祭

文化祭と体育祭を合わせた学園祭。

例年9月に行われ、文化祭は土日の二日開催で体育祭は翌週の土曜に実施される。

2019年度スローガンは百祭練磨

文化祭

前項の通り生物部、吹奏楽部、鉱物研究部の発表が内外より高い評価を得ている他、青空ステージや女装コンテスト等も行われ盛大に盛り上がる。 一日目閉幕後の2時間は生徒限定参加の中夜祭も催される。 [注 9]

体育祭

1 - 6年生のA.B.C.D.E組がそれぞれ5色に別れて競う。各色応援団による応援合戦や、コスプレリレーが名物イベントである。

交通

  • JR中央線京王高尾線高尾駅南口より
    • 京王バス 館ヶ丘団地行にて穎明館高校前バス停下車 徒歩2分
    • 京王バス 急行便穎明館構内行にて穎明館構内バス停(記念館前)下車
    • 校内乗り入れの急行便(途中無停車)で、通常は構内行きは朝のみ、高尾駅行きは放課後のみの運行。学校祭開催時等には特別ダイヤが組まれる。
  • JR横浜線JR相模線京王相模原線橋本駅北口より穎明館構内行きの専用スクールバスで約30分[注 10]
穎明館構内行き便

国内外の提携校

開校当初からの提携校。 2校間で生徒の交換訪問や体験入学等を行っている。

姉妹校。余談項目にある通り進学校とスポーツ強化校という点で学校の特色が異なる為2校間での交流は現在は無い。

創立のモデルとなっているパブリックスクール。 イートン校主催のサマースクール参加校でありグローバル教育の一環で毎年生徒を参加させている。 [10]

主な出身者・関係者

当校が舞台となった作品

  • TVアニメ「ファンタジスタドール」

(2013年7月 - 9月放送 製作フッズエンタテインメント)

主人公が在籍する共学の私立中高一貫校「私立聖悠学館」として登場。当校の校舎、講堂やEMKブリッジをモデルとしている。

  • TVアニメ「Re:ステージ!ドリームデイズ」

(2019年7月 - 9月放送 原作team yoree.)

主人公達が在籍する高尾山麓の中高一貫校の「私立稀星学園高尾校」として登場する。

その他

男子校である桐朋中学校・高等学校との併願受験者が多い為男女比が9:1の時代もあったが、2012年の制服変更後は女子志願者も増えており2021年度入学の40期生の男女比はほぼ3:2になっている。

脚注

注釈

  1. ^ グリーンハウス委託。平成23年度まではシダックス。
  2. ^ 中学と高校に分かれて行う。
  3. ^ 2020年(令和2年)度は新型コロナウイルスの影響により中止となった。
  4. ^ ただし、39期生は新型コロナウイルスの影響により中止となった。
  5. ^ ただし、38期生は新型コロナウイルスの影響により中止となった。
  6. ^ ただし、23期生は豚インフルエンザ、37期生は新型コロナウイルスの影響により、中止となった。
  7. ^ ただし、当初は韓国訪問、19期生はSARSの影響によりオーストラリアへ変更、25期生は豚インフルエンザの影響により中止となり、11月にフランス・オランダに行った。また36期生は新型コロナウイルスの影響により中止となった。
  8. ^ 開校から2年間は生徒数が少ないため堀越高等学校と合同開催されていた。2020年度は新型コロナウイルスの影響で体育祭及び文化祭は来校者を入れずネット配信の形での開催となった。
  9. ^ 2020年度は公開開催は行わずオンライン配信をした
  10. ^ このスクールバスは学校説明会、または行事公開時に限り、臨時ダイヤが組まれる。

出典

参考文献

(2020年穎明館高等学校東大・京大・難関大学 合格者数インターエデュ) https://www.inter-edu.com/univ/2020/schools/25/jisseki/

(日本生徒会大賞2019の審査結果について) https://seitokai.jp/archives/4298

(人気国公立・早慶上智編 2020年度入試で学力を伸ばした中高一貫校は?【中学受験】) https://benesse.jp/juken/202009/20200928-1.html

(理系力・文系力育てる最強校はどこだ? 【東洋経済オンライン】) https://toyokeizai.net/articles/amp/26060?display=b&amp_event=read-body

関連項目

外部リンク