「ジェイソン・ロジャース (野球)」の版間の差分
編集の要約なし |
|||
53行目: | 53行目: | ||
{{by|2013年}}はAA級[[ビロクシ・シャッカーズ|ハンツビル・スターズ]]でプレーし、133試合に出場して打率.270・22本塁打・87打点・7盗塁の成績で、球団最優秀マイナー選手に選出された<ref>{{Cite news |url=http://m.brewers.mlb.com/news/article/59689488 |title=Hellweg, Rogers take Brewers' Minor League honors|publisher= Major League Baseball|language=英語|date=2013-09-06|accessdate=2015-12-20}}</ref>。オフの[[11月20日]]に[[ロースター (MLB)|40人枠]]入りした<ref>{{Cite web|url=http://m.mlb.com/news/article/64076856 |title=Brewers protect Morris, Rogers from Rule 5 Draf |publisher= Major League Baseball|language=英語|date=2013-11-20|accessdate=2015-12-20}}</ref>。 |
{{by|2013年}}はAA級[[ビロクシ・シャッカーズ|ハンツビル・スターズ]]でプレーし、133試合に出場して打率.270・22本塁打・87打点・7盗塁の成績で、球団最優秀マイナー選手に選出された<ref>{{Cite news |url=http://m.brewers.mlb.com/news/article/59689488 |title=Hellweg, Rogers take Brewers' Minor League honors|publisher= Major League Baseball|language=英語|date=2013-09-06|accessdate=2015-12-20}}</ref>。オフの[[11月20日]]に[[ロースター (MLB)|40人枠]]入りした<ref>{{Cite web|url=http://m.mlb.com/news/article/64076856 |title=Brewers protect Morris, Rogers from Rule 5 Draf |publisher= Major League Baseball|language=英語|date=2013-11-20|accessdate=2015-12-20}}</ref>。 |
||
{{by|2014年}}はAA級ハンツビルとAAA級[[ナッシュビル・サウンズ]]でプレーし、2球団合計で134試合に出場して打率.296・18本塁打・82打点・5盗塁の成績を残した。[[ロースター (MLB)# |
{{by|2014年}}はAA級ハンツビルとAAA級[[ナッシュビル・サウンズ]]でプレーし、2球団合計で134試合に出場して打率.296・18本塁打・82打点・5盗塁の成績を残した。[[ロースター (MLB)#26人枠と40人枠|ロースター]]が拡大された9月にメジャー初昇格を果たし、メジャーデビューとなった2日の[[シカゴ・カブス]]戦での初打席で二塁打を放った<ref>{{Cite journal|和書|title=2014年メジャーデビュー全234選手リスト|journal=月刊[[スラッガー (雑誌)|スラッガー]]|issue=2015年3・4月合併号|publisher=[[日本スポーツ企画出版社]]|page=77}}</ref>。この年メジャーでは8試合に出場した。 |
||
{{by|2015年}}はAAA級[[コロラドスプリングス・スカイソックス]]で開幕を迎えたが、[[4月17日]]に昇格。[[5月9日]]のカブス戦では[[フィル・コーク]]からメジャー初本塁打を放った。この年は86試合に出場し、打率.296・4本塁打・16打点の成績を残した。 |
{{by|2015年}}はAAA級[[コロラドスプリングス・スカイソックス]]で開幕を迎えたが、[[4月17日]]に昇格。[[5月9日]]のカブス戦では[[フィル・コーク]]からメジャー初本塁打を放った。この年は86試合に出場し、打率.296・4本塁打・16打点の成績を残した。 |
2021年4月13日 (火) 09:14時点における版
タバスコ・キャトルメン | |
---|---|
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | ジョージア州フルトン郡イーストポイント |
生年月日 | 1988年3月13日(36歳) |
身長 体重 |
185 cm 117 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 一塁手、三塁手、左翼手 |
プロ入り | 2010年 MLBドラフト32巡目(全体969位)でミルウォーキー・ブルワーズから指名 |
初出場 |
MLB / 2014年9月2日 NPB / 2017年7月18日 |
年俸 | $300,000(2017年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
| |
この表について
|
ジェイソン・ダグラス・ロジャース(Jason Douglas Rogers , 1988年3月13日 - )は、アメリカ合衆国・ジョージア州フルトン郡イーストポイント出身のプロ野球選手(内野手)。右投右打。2021年現在は、メキシカンリーグのタバスコ・キャトルメンに所属。
愛称はパンダ。
経歴
プロ入りとブルワーズ時代
2010年のMLBドラフトでミルウォーキー・ブルワーズから32巡目(全体969位)指名され、プロ入り。この年は傘下のルーキー級アリゾナリーグ・ブルワーズでプレーし、42試合に出場して打率.281・3本塁打・32打点・5盗塁の成績を残した。
2011年はパイオニアリーグのルーキー級ヘレナ・ブルワーズとA級ウィスコンシン・ティンバーラトラーズでプレーし、2球団合計で71試合に出場して打率.277・7本塁打・40打点・6盗塁の成績を残した。
2012年はA級ウィスコンシンとA+級ブレバード・カウンティ・マナティーズでプレーし、2球団合計で133試合に出場して打率.301・11本塁打・66打点・12盗塁の成績を残した。
2013年はAA級ハンツビル・スターズでプレーし、133試合に出場して打率.270・22本塁打・87打点・7盗塁の成績で、球団最優秀マイナー選手に選出された[2]。オフの11月20日に40人枠入りした[3]。
2014年はAA級ハンツビルとAAA級ナッシュビル・サウンズでプレーし、2球団合計で134試合に出場して打率.296・18本塁打・82打点・5盗塁の成績を残した。ロースターが拡大された9月にメジャー初昇格を果たし、メジャーデビューとなった2日のシカゴ・カブス戦での初打席で二塁打を放った[4]。この年メジャーでは8試合に出場した。
2015年はAAA級コロラドスプリングス・スカイソックスで開幕を迎えたが、4月17日に昇格。5月9日のカブス戦ではフィル・コークからメジャー初本塁打を放った。この年は86試合に出場し、打率.296・4本塁打・16打点の成績を残した。
パイレーツ時代
2015年12月17日にキーオン・ブロクストンとトレイ・スーパックとのトレードで、ピッツバーグ・パイレーツへ移籍した[5]。
2016年は23試合の出場に留まり、打率.080・2打点・OPS0.463だった。守備面では一塁手を5試合と三塁手を4試合で守り、それぞれDRSはいずれも0・UZRは - 0.1と0を記録した。なお同年、マイナーではAAA級インディアナポリス・インディアンスに所属。105試合の出場で打率.263・6本塁打・40打点・1盗塁・OPS0.709を記録した。オフの12月23日にDFAとなり[6]、2017年1月6日にAAA級インディアナポリスへ配属された[7]。
阪神時代
2017年、7月1日に阪神タイガースが1年契約を結んだことを発表した[8][9]。背番号は48[9]で、推定年俸は30万ドル[1]。チームに右の長距離打者が不足していることや、エリック・キャンベルが一軍へ昇格する前の5月中旬から一軍の打線が深刻な得点力不足に喘いでいたこと[10]なども相まって、レギュラーが固定されていない一塁手としての起用を前提にロジャースの獲得へ踏み切った。契約後は、ウエスタン・リーグ公式戦への調整出場を経て、7月18日に来日後初の出場選手登録。この年から打線の中軸を担ってきた左打者の糸井嘉男が前日(17日)の対広島東洋カープ戦(阪神甲子園球場)で右脇腹を痛めたことによる緊急措置[11]でもあったことから、登録初日に催された同カードで「3番・一塁手」としてスタメンで一軍デビューを果たす[12]と、8回裏1死満塁で迎えた第4打席で中﨑翔太からの2点適時打によって一軍初安打・初打点を記録した[13]。7月21日の対東京ヤクルトスワローズ戦(明治神宮野球場)では、4回表の第2打席で来日初本塁打をデビッド・ブキャナンからの2点本塁打で記録すると、6回表の第3打席でもブキャナンから2点本塁打を放った[14]。さらに、7月23日の同カードから一軍公式戦における阪神打線通算100代目の4番打者に起用される[15]と、26日の対横浜DeNAベイスターズ戦では本拠地の甲子園球場における初本塁打を3号ソロ本塁打で記録した[16]。しかし、8月の長期ロード中から打撃不振に陥ると、新人の大山悠輔が「4番・一塁手」としてスタメンに抜擢された影響で出場機会が減少。9月10日にいったん出場選手登録を抹消されたが、「5番・一塁手」としてスタメンで一軍に復帰した23日の対ヤクルト戦(神宮)では、第2打席の5号2点本塁打を皮切りに3打席連続安打で猛打賞を達成した[17]。その後の2試合にも4番打者へ起用されたが、通算で6打数1安打に終わったことから、9月26日に登録を再び抹消された[18]。なお、抹消後の9月30日には、一軍のセントラル・リーグ(セ・リーグ)レギュラーシーズン2位とクライマックスシリーズ進出が確定。しかし、セ・リーグ公式戦の残り試合やポストシーズンの試合へ出場する予定がないことから、レギュラーシーズン終了直前の10月3日にアメリカへ帰国した[19]。
11月30日、日本野球機構に提出する保留者名簿が期限を迎え、ルイス・メンドーサ、ロマン・メンデス、キャンベルとロジャースの4選手の退団が確定。12月2日、自由契約公示された[20]。
阪神退団後
2018年4月、独立リーグアメリカン・アソシエーションのカンザスシティ・ティーボーンズと契約[21]。5月15日にアトランティックリーグのニューブリテン・ビーズに移籍。オフはオーストラリアン・ベースボールリーグのシドニー・ブルーソックスでプレー。
2019年4月2日にニューブリテン・ビーズと再契約。
2020年6月29日にメキシカンリーグのタバスコ・キャトルメンと契約。
詳細情報
年度別打撃成績
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2014 | MIL | 8 | 10 | 9 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | .111 | .200 | .222 | .422 |
2015 | 86 | 169 | 152 | 22 | 45 | 6 | 2 | 4 | 67 | 16 | 0 | 0 | 0 | 0 | 15 | 0 | 2 | 34 | 2 | .296 | .367 | .441 | .808 | |
2016 | PIT | 23 | 33 | 25 | 2 | 2 | 0 | 1 | 0 | 4 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 0 | 1 | 9 | 1 | .080 | .303 | .160 | .463 |
2017 | 阪神 | 40 | 140 | 123 | 15 | 31 | 7 | 0 | 5 | 53 | 23 | 0 | 0 | 0 | 2 | 15 | 0 | 0 | 26 | 6 | .252 | .329 | .431 | .759 |
MLB:3年 | 117 | 212 | 186 | 24 | 48 | 7 | 3 | 4 | 73 | 18 | 0 | 0 | 0 | 0 | 23 | 0 | 3 | 44 | 3 | .258 | .349 | .392 | .742 | |
NPB:1年 | 40 | 140 | 123 | 15 | 31 | 7 | 0 | 5 | 53 | 23 | 0 | 0 | 0 | 2 | 15 | 0 | 0 | 26 | 6 | .252 | .329 | .431 | .759 |
- 2018年度シーズン終了時
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
一塁(1B) | 三塁(3B) | 左翼(LF) | |||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2014 | MIL | 4 | 12 | 0 | 1 | 1 | .923 | - | - | ||||||||||
2015 | 24 | 209 | 10 | 1 | 12 | .995 | 3 | 1 | 1 | 3 | 0 | .400 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | . | |
2016 | PIT | 5 | 20 | 0 | 0 | 3 | 1.000 | 4 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | - | |||||
2017 | 阪神 | 34 | 237 | 19 | 1 | 17 | .996 | - | - | ||||||||||
MLB | 33 | 241 | 10 | 2 | 16 | .992 | 7 | 2 | 2 | 3 | 0 | .571 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | .--- | |
NPB | 34 | 237 | 19 | 1 | 17 | .996 | - | - |
- 2018年度シーズン終了時
記録
- MLB初記録
- 初出場:2014年9月2日、対シカゴ・カブス戦(リグレー・フィールド)、7回表2死にトム・ゴーゼラニーの代打で出場
- 初打席・初安打:同上、ウェズリー・ライトから右前二塁打
- 初先発出場:2014年9月25日、対シンシナティ・レッズ戦(グレート・アメリカン・ボール・パーク)、7番・一塁手で出場
- 初本塁打・初打点:2015年5月9日、対シカゴ・カブス戦(ミラー・パーク)、5回裏にフィル・コークから中越3ラン
- NPB初記録
- 初出場・初先発出場:2017年7月18日、対広島東洋カープ13回戦(阪神甲子園球場)、3番・一塁手で先発出場
- 初打席:同上、1回裏に大瀬良大地から遊撃ゴロ
- 初安打・初打点:同上、8回裏に中﨑翔太から中前2点適時打
- 初本塁打:2017年7月21日、対東京ヤクルトスワローズ13回戦(明治神宮野球場)、4回表にデービッド・ブキャナンから左越2ラン
背番号
- 15 (2014年 - 2016年)
- 48 (2017年途中 - 同年終了)
登場曲
- Panda - Desiigner
- 外見や行動から「Panda(パンダ)」という愛称が付いていることにちなんで、メジャーリーガー時代から登場曲に使用[22]。
脚注
- ^ a b “阪神ロジャース、“来日1号”カッ飛ばし臨戦態勢 - 野球”. 日刊スポーツ (2017年7月8日). 2017年7月8日閲覧。
- ^ “Hellweg, Rogers take Brewers' Minor League honors” (英語). Major League Baseball. (2013年9月6日) 2015年12月20日閲覧。
- ^ “Brewers protect Morris, Rogers from Rule 5 Draf” (英語). Major League Baseball (2013年11月20日). 2015年12月20日閲覧。
- ^ 「2014年メジャーデビュー全234選手リスト」『月刊スラッガー』2015年3・4月合併号、日本スポーツ企画出版社、77頁。
- ^ “Bucs acquire 1B Rogers in deal with Brewers” (英語). MLB.com (2015年12月17日). 2015年12月20日閲覧。
- ^ Todd, Jeff (2016年12月23日). “Pirates Claim Nefi Ogando, Designate Jason Rogers”. mlbtraderumors.com. 2017年1月11日閲覧。
- ^ MLB公式プロフィール参照。2017年1月11日閲覧。
- ^ 外国人選手との契約合意について - 阪神タイガース公式サイト 2017年7月1日付
- ^ a b “新助っ人のロジャースが来日会見 「パンダと呼んで」 背番号は48”. デイリースポーツオンライン (デイリースポーツ). (2017年7月7日) 2017年7月7日閲覧。
- ^ “外国人選手、シーズン途中での補強の成否は?…フロント主導で乗り出す”. 産経ニュース (産経WEST). (2017年6月27日) 2017年7月7日閲覧。
- ^ “阪神ロジャースが緊急昇格 糸井負傷で登録抹消へ”. nikkansports.com (日刊スポーツ). (2017年7月18日) 2017年7月18日閲覧。
- ^ “阪神ロジャース緊急昇格即スタメン 初打席は遊ゴロ”. nikkansports.com (日刊スポーツ). (2017年7月18日) 2017年7月18日閲覧。
- ^ “阪神ロジャース満塁タイムリー 中崎撃ち来日初安打”. nikkansports.com (日刊スポーツ). (2017年7月18日) 2017年7月18日閲覧。
- ^ “阪神ロジャース来日初アーチから2打席連続弾”. nikkansports.com (日刊スポーツ). (2017年7月21日) 2017年7月21日閲覧。
- ^ “「パンダ」初4番でマルチ!ロジャース虎史上100代目4番で適性証明”. デイリースポーツ. (2017年7月24日) 2017年7月26日閲覧。
- ^ “阪神ロジャースが甲子園1号も空砲「勝ちたかった」”. nikkansports.com (日刊スポーツ). (2017年7月26日) 2017年7月26日閲覧。
- ^ “金本監督「片岡コーチの強い推し」ロジャース復帰弾”. nikkansports.com (日刊スポーツ). (2017年9月23日) 2017年9月23日閲覧。
- ^ “阪神ロジャース登録抹消、CS・来季残留も厳しく”. nikkansports.com (日刊スポーツ). (2017年9月27日) 2017年9月27日閲覧。
- ^ “ジェイソン・ロジャース選手の帰国について”. 阪神タイガース. (2017年10月3日) 2017年10月3日閲覧。
- ^ “自由契約選手 | 2017年度公示”. 日本野球機構 (2017年12月2日). 2017年12月6日閲覧。
- ^ T-Bones land pair of veteran bats
- ^ “ロジャース、登場曲も「パンダ」 愛称にちなみメジャーでも“愛用””. デイリースポーツ. (2017年7月11日) 2017年7月19日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- 個人年度別成績 ジェイソン・ロジャース - NPB.jp 日本野球機構