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2010年[[7月31日]]に[[ジャロッド・サルタラマッキア]]との[[トレード#メジャーリーグ|トレード]]で、{{仮リンク|クリス・マッギネス|en|Chris McGuiness}}、[[マイケル・トーマス (野球)|マイケル・トーマス]]、さらに金銭と共に[[テキサス・レンジャーズ]]へ移籍した<ref>{{Cite press release|url=http://texas.rangers.mlb.com/news/press_releases/press_release.jsp?ymd=20100731&content_id=12854374&vkey=pr_tex&fext=.jsp&c_id=tex |title=Rangers acquire RHP Roman Mendex, 1B Chris McGuiness, a player to be named later and cash considerations from Boston Red Sox for catcher Jarrod Saltalamacchia|publisher=MLB.com (Texas Rangers)|language=英語|date=2010年7月31日|accessdate=2015年12月3日}}</ref>。移籍後は傘下のA-級{{仮リンク|スポケーン・インディアンス|en|Spokane Indians}}でプレーし、3試合に先発登板して1勝1敗・防御率2.31・13奪三振の成績を残した。 |
2010年[[7月31日]]に[[ジャロッド・サルタラマッキア]]との[[トレード#メジャーリーグ|トレード]]で、{{仮リンク|クリス・マッギネス|en|Chris McGuiness}}、[[マイケル・トーマス (野球)|マイケル・トーマス]]、さらに金銭と共に[[テキサス・レンジャーズ]]へ移籍した<ref>{{Cite press release|url=http://texas.rangers.mlb.com/news/press_releases/press_release.jsp?ymd=20100731&content_id=12854374&vkey=pr_tex&fext=.jsp&c_id=tex |title=Rangers acquire RHP Roman Mendex, 1B Chris McGuiness, a player to be named later and cash considerations from Boston Red Sox for catcher Jarrod Saltalamacchia|publisher=MLB.com (Texas Rangers)|language=英語|date=2010年7月31日|accessdate=2015年12月3日}}</ref>。移籍後は傘下のA-級{{仮リンク|スポケーン・インディアンス|en|Spokane Indians}}でプレーし、3試合に先発登板して1勝1敗・防御率2.31・13奪三振の成績を残した。 |
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{{by|2012年}}はまずA+級[[マートルビーチ・ペリカンズ]]でプレーし、18試合(先発12試合)に登板して4勝6敗1セーブ・防御率5.14・71奪三振の成績を残した。8月にAA級[[フリスコ・ラフライダーズ]]へ昇格。5試合に登板して2勝0敗1セーブ・防御率1.46・9奪三振の成績を残した。 |
2021年4月13日 (火) 09:06時点における版
ドスラレドス・オウルズ #83 | |
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テキサス・レンジャーズ時代 (2012年3月13日) | |
基本情報 | |
国籍 | ドミニカ共和国 |
出身地 | サン・ペドロ・デ・マコリス州サンペドロ・デ・マコリス |
生年月日 | 1990年7月25日(34歳) |
身長 体重 |
6' 3" =約190.5 cm 190 lb =約86.2 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2007年 アマチュア・フリーエージェントとしてボストン・レッドソックスと契約 |
初出場 |
MLB / 2014年7月8日 NPB / 2017年7月22日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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ロマン・ユニオール・メンデス・ペレス(Román Junior Méndez Perez, 1990年7月25日 - )は、ドミニカ共和国・サン・ペドロ・デ・マコリス州サンペドロ・デ・マコリス出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。2019年現在は、メキシカンリーグのドスラレドス・オウルズ所属。
ファーストネームの「Román」は「ロマン」と伸ばさないのが適切な読み[1]。
経歴
プロ入りとレッドソックス傘下時代
2008年、傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・レッドソックスでプロデビュー。11試合に先発登板して3勝1敗・防御率2.65・46奪三振の成績を残した。
2009年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・レッドソックスでプレーし、12試合(先発10試合)に登板して2勝3敗・防御率1.99・47奪三振の成績を残した。
2010年はまずA級グリーンビル・ドライブでプレーし、6試合に先発登板して0勝2敗・防御率11.40・18奪三振の成績を残した。6月からA-級ローウェル・スピナーズでプレー。8試合に先発登板して2勝3敗・防御率4.36・35奪三振の成績を残した。
レンジャーズ時代
2010年7月31日にジャロッド・サルタラマッキアとのトレードで、クリス・マッギネス、マイケル・トーマス、さらに金銭と共にテキサス・レンジャーズへ移籍した[2]。移籍後は傘下のA-級スポケーン・インディアンスでプレーし、3試合に先発登板して1勝1敗・防御率2.31・13奪三振の成績を残した。
2011年はA級ヒッコリー・クロウダッズでプレーし、26試合(先発20試合)に登板して9勝1敗1セーブ・防御率.3.31・130奪三振の成績を残した。オフの11月18日にレンジャーズとメジャー契約を結び[3]、40人枠入りを果たした。
2012年はまずA+級マートルビーチ・ペリカンズでプレーし、18試合(先発12試合)に登板して4勝6敗1セーブ・防御率5.14・71奪三振の成績を残した。8月にAA級フリスコ・ラフライダーズへ昇格。5試合に登板して2勝0敗1セーブ・防御率1.46・9奪三振の成績を残した。
2013年はAA級フリスコで16試合に登板したところで、右肘の疲労骨折によって5月31日に戦線離脱した[4]。この年は2勝0敗2セーブ・防御率1.82・24奪三振の成績を残した。
2014年はAAA級ラウンドロック・エクスプレスで開幕を迎え、25試合に登板。0勝1敗2セーブ・防御率4.02・30奪三振という成績で、7月7日にメジャーへ昇格した[5]。翌8日のヒューストン・アストロズ戦でメジャーデビュー。5点ビハインドの8回表から登板し、2回を無安打無失点1四球に抑えた[6]。
2015年、レンジャーズでは12試合に投げて防御率5.40だった。9月1日にDFAとなった。
レッドソックス時代
2015年9月11日にウェイバー公示を経てレッドソックスへ移籍した。移籍後は3試合でマウンドに登っただけで、防御率4.50・1四球・1奪三振という成績だった。レンジャーズとの合算の防御率は5.27であった。12月2日にクリス・ヤングの加入に伴ってDFA[7]、7日に40人枠を外れる形でAAA級ポータケット・レッドソックスへ配属された[8]。
2016年はAAA級ポータケットでプレーし、32試合に登板。4勝2敗2セーブ・防御率3.38・59奪三振の成績を残した。
阪神時代
2016年11月27日に、NPBの阪神タイガースが、メンデスと1年契約を結んだことを発表[9]。12月2日付で、NPBから支配下登録選手として公示された[10]。背番号は20。
阪神では、2016年に契約していた6人の外国人選手のうち、ランディ・メッセンジャーとマルコス・マテオに対してのみ2017年シーズンの契約を結んでいた。その一方で、入団1年目の2016年にシーズン中盤まで一軍のセットアッパーを務めながら、10月に右肘の手術を受けたラファエル・ドリス(いずれもメンデスと同じ右投手)との契約更新を一時的に保留。このような事情から、ドリスとの再契約に至らない可能性を視野に入れながら、救援陣を強化する目的でメンデスの獲得に踏み切った。なお、メンデスを獲得した直後には、正三塁手候補としてエリック・キャンベル内野手とも契約している。
2017年には、春季キャンプを主力選手主体の「沖縄組」で迎えた[11]が、阪神球団はキャンプ期間中にドリスと再契約。NPBの一軍公式戦で外国人投手を3人までしか同時に登録できない外国人枠との兼ね合いから、右のエースで開幕投手に内定していたメッセンジャーを除く最大2人分の投手枠を、自身と同郷(ドミニカ出身)のマテオやドリスと争うことになった。メンデス自身はオープン戦2試合の登板(通算投球回数3イニング)で防御率3.00を記録したものの、日本特有の春先の寒さにうまく適応できなかったことや、前年に実績を残したマテオとドリスが揃って好調なこと[12]を背景に3月上旬から二軍で調整[13]。そのままウエスタン・リーグ公式戦の開幕を迎えると、7月中旬までに38試合の登板(オール救援)で19セーブ(いずれもリーグ1位)という好成績を残した。さらに、開幕から一軍のセットアッパーを務めてきたマテオが腰の張りで調子を崩したことを機に、7月22日付で来日後初めての出場選手登録[14]。同日の対東京ヤクルトスワローズ戦(明治神宮野球場)7回裏から4番手投手として一軍公式戦へのデビューを果たす[15]と、登板4試合連続で無失点に抑えたほか、3試合目の登板だった7月27日の対横浜DeNAベイスターズ戦(阪神甲子園球場)で来日初ホールドを記録した。マテオの復帰に伴って7月31日に出場選手登録をいったん抹消されたが、抹消後にメッセンジャーが故障で戦線を離脱したため、8月11日付でメッセンジャーに代わって再登録。再登録後は救援で3試合に登板したが、通算3回2/3イニングで8失点(6自責点)と振るわず、8月16日に再び登録を抹消された。
ウエスタン・リーグ公式戦には、通算でリーグ最多の52試合に登板。1勝5敗、防御率3.48ながら、リーグ最多の23セーブを挙げた。一軍がレギュラーシーズン2位で迎えたDeNAとのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(甲子園)では登板機会がなかったものの、レギュラーシーズンの終了後にはフェニックス・リーグへ参加していたため、翌2018年にもチームへ残留する可能性が一部で報じられていた[16]。しかし実際には、球団がメッセンジャー・マテオ・ドリスの残留を基本線に左投手の呂彦青を新たに獲得。さらに右投手ディエゴ・モレノの入団交渉にも着手した。このような事情からメンデスは、メッセンジャー、マテオ、ドリス以外の外国人3選手(キャンベルなど)と共に、12月2日付でNPBから自由契約選手として公示された[17]。なお、公示後には、阪神がモレノとウィリン・ロサリオの入団を発表している。
阪神退団後
2018年1月3日(現地時間)、MLBワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結んだ[18]。
2019年はメキシカンリーグのドスラレドス・オウルズと契約。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2014 | TEX | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 10 | .000 | 136 | 33.0 | 20 | 2 | 17 | 2 | 2 | 22 | 2 | 0 | 8 | 8 | 2.18 | 1.12 |
2015 | 12 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 49 | 11.2 | 11 | 1 | 7 | 1 | 1 | 9 | 0 | 0 | 7 | 7 | 5.40 | 1.54 | |
BOS | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 9 | 2.0 | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 4.50 | 2.00 | |
'15計 | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 58 | 13.2 | 14 | 2 | 8 | 1 | 1 | 10 | 0 | 0 | 8 | 8 | 5.27 | 1.61 | |
2017 | 阪神 | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | ---- | 45 | 9.2 | 12 | 1 | 3 | 0 | 1 | 9 | 0 | 1 | 9 | 7 | 6.52 | 1.55 |
MLB:2年 | 45 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 10 | .000 | 194 | 46.2 | 34 | 4 | 25 | 3 | 3 | 32 | 2 | 0 | 16 | 16 | 3.09 | 1.26 | |
NPB:1年 | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | ---- | 45 | 9.2 | 12 | 1 | 3 | 0 | 1 | 9 | 0 | 1 | 9 | 7 | 6.52 | 1.55 |
- 2018年度シーズン終了時
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
投手(P) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2014 | TEX | 30 | 4 | 2 | 0 | 0 | 1.000 |
2015 | 12 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | |
BOS | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | |
'15計 | 15 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | |
2017 | 阪神 | 8 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1.000 |
MLB | 45 | 5 | 3 | 0 | 0 | 1.000 | |
NPB | 8 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1.000 |
- 2018年度シーズン終了時
記録
- NPB
- 初登板:2017年7月22日、対東京ヤクルトスワローズ14回戦(明治神宮野球場)、7回裏に4番手として救援登板、2回無失点
- 初奪三振:2017年7月25日、対横浜DeNAベイスターズ12回戦(阪神甲子園球場)、9回表にホセ・ロペスから空振り三振
- 初ホールド:2017年7月27日、対横浜DeNAベイスターズ14回戦(阪神甲子園球場)、6回表に2番手として救援登板、1回2/3無失点
背番号
- 55 (2014年 - 2015年途中)
- 70 (2015年途中 - 同年終了)
- 20 (2017年)
登場曲
- 影山ヒロノブ「CHA-LA HEAD-CHA-LA」 (2017年)
脚注
- ^ 元・東京ヤクルトスワローズのオーランド・ロマンと同じ発音である。日本語表記で「ローマン」とされる場合、基本的に「Loman」姓が大半を占める。
- ^ "Rangers acquire RHP Roman Mendex, 1B Chris McGuiness, a player to be named later and cash considerations from Boston Red Sox for catcher Jarrod Saltalamacchia" (Press release) (英語). MLB.com (Texas Rangers). 31 July 2010. 2015年12月3日閲覧。
- ^ "Rangers purchase contracts of six players for 40-man roster" (Press release) (英語). MLB.com (Texas Rangers). 18 November 2011. 2015年12月3日閲覧。
- ^ John Blake (2013年5月31日). “Roman Mendez Fantasy Stats: Past News Updates” (英語). RotoWire Fantasy Baseball. 2016年11月27日閲覧。
- ^ "Rangers recall RHP Roman Mendez and purchase contract of outfielder Jake Smolinski from Triple-A Round Rock" (Press release) (英語). MLB.com (Texas Rangers). 7 July 2014. 2015年12月3日閲覧。
- ^ “Scores for Jul 8, 2014” (英語). ESPN (2014年7月8日). 2015年12月3日閲覧。
- ^ Jerry Spar (2015年12月2日). “Red Sox make official 2-year deal with Chris Young; DFA pitcher Roman Mendez” (英語). Full Count. Entercom Boston, LLC. 2015年12月3日閲覧。
- ^ MLB公式プロフィール参照。2017年6月25日閲覧。
- ^ “ロマン・メンデス選手との契約締結について”. 阪神タイガース公式サイト (2016年11月27日). 2016年12月4日閲覧。
- ^ “新規支配下選手登録|2017年度公示”. NPB.jp 日本野球機構 (2012年12月2日). 2016年12月3日閲覧。
- ^ “春季キャンプ2017 一軍参加メンバー”. 阪神タイガース公式サイト (2017年2月28日). 2017年7月23日閲覧。
- ^ “マテオ?ドリス?守護神争い、混とん 新助っ投・メンデスは二軍降格”. デイリースポーツ (2017年3月9日). 2017年7月23日閲覧。
- ^ “阪神メンデス二軍「試合には出る」教育リーグ登板示唆”. 日刊スポーツ (2017年3月9日). 2017年7月23日閲覧。
- ^ “阪神マテオ、腰の張りで登録抹消へ 代役はメンデス”. 日刊スポーツ (2017年7月22日). 2017年7月23日閲覧。
- ^ “阪神メンデス、来日初登板で2回無失点”. 日刊スポーツ (2017年7月22日). 2017年7月23日閲覧。
- ^ “阪神メンデス残留、キャンベル&ロジャースは退団へ”. 日刊スポーツ (2017年10月18日). 2017年12月11日閲覧。
- ^ “自由契約選手 | 2017年度公示”. 日本野球機構 (2017年12月2日). 2017年12月6日閲覧。
- ^ 前阪神メンデスがナショナルズとマイナー契約 昨季は8試合で1ホールドFull-Count 2018年1月4日
関連項目
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- 個人年度別成績 ロマン・メンデス - NPB.jp 日本野球機構