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{{by|2016年}}[[2月20日]]、左膝関節軟骨損傷のため手術が必要となり、初期診断では[[MLBオールスターゲーム|オールスターゲーム]]の時期まで休養が必要とされた<ref>{{Cite web|url=http://m.mlb.com/news/article/165009806/rangers-tanner-scheppers-to-have-knee-surgery|title=Scheppers set to have operation on left knee|author=T.R. Sullivan|publisher=MLB.com|language=英語|date=2016年2月20日|accessdate=2016年3月1日}}</ref>。29日に60日の故障者リスト入りした<ref>{{Cite news|url=http://www.cbssports.com/fantasy/baseball/news/rangers-tanner-scheppers-lands-on-60-day-disabled-list/|title=Rangers' Tanner Scheppers: Lands on 60-day disabled list|agency=RotoWire Staff|work=CBS Sports FANTASY|publisher=CBS Interactive|language=英語|date=2016年2月29日|accessdate=2016年3月1日}}</ref>。[[9月6日]]に復帰した。長期離脱の影響もあって10試合の登板に留まり、防御率4.15・1勝1敗・WHIP1.04という成績だった。なお、マイナーではAA級[[フリスコ・ラフライダーズ]]とAAA級[[ラウンドロック・エクスプレス]]で、計リリーフで6試合・先発で2試合に登板。8.0イニングを6安打1失点という内容にまとめ上げた。
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=== ロッテ時代 ===
=== ロッテ時代 ===

2021年4月13日 (火) 08:57時点における版

タナー・シェッパーズ
Tanner Scheppers
テキサス・レンジャーズ時代
(2015年6月30日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国カリフォルニア州オレンジ郡ミッションビエホ
生年月日 (1987-01-17) 1987年1月17日(37歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
200 lb =約90.7 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2009年 MLBドラフト1巡目追補
初出場 MLB / 2012年6月7日
NPB / 2018年3月30日
年俸 9,000万円(2018年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

タナー・ロス・シェッパーズ(Tanner Ross Scheppers、1987年1月17日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州オレンジ郡ミッションビエホ出身のプロ野球選手投手)。右投右打。

経歴

米国時代

2005年MLBドラフト29巡目(全体873位)でボルチモア・オリオールズから指名されたが、この時は入団せずにカリフォルニア州立大学フレズノ校へ進学した。

2008年MLBドラフトでは1巡目指名が予想されていたが、ドラフトの約1ヶ月前に右肩を痛め、評価を下げてしまった。結局、2巡目(全体48位)でピッツバーグ・パイレーツから指名を受けるが、契約金の交渉が折り合わず、入団を拒否した[2]独立リーグセントポール・セインツを経て、翌2009年MLBドラフトにエントリー。この時も肩の状態が不安視され、指名を見送る球団が相次いだが、1巡目追補(全体44位)でテキサス・レンジャーズから指名され、入団した[3]。入団後しばらくして、リリーフに転向した。

2012年6月7日オークランド・アスレチックス戦でメジャーデビューを果たした。この年は39試合に登板して1勝1敗1セーブ・防御率4.45・30奪三振の成績を残した。

2013年は76試合に登板して6勝2敗1セーブ・防御率1.88・59奪三振の成績を残した。6月25日のNYヤンキース戦ではイチローにサヨナラHRを浴びている。

2014年2月17日にレンジャーズと1年契約に合意した[4]。この年はエース格・ダルビッシュ有が首痛で離脱していた為、開幕投手に抜擢されたが、5.0回持たずに7失点と炎上した[5]。その後の先発登板でも炎上を繰り返し、肘の炎症で故障者リスト入りした[5]6月に復帰し、リリーフで少し投げたが、炎症を再発させて再度DL入りした[5]。これら炎上、故障の影響もあり、8試合に登板(うち4試合が先発)し、0勝1敗防御率9.00・・WHIP1.78という成績に終わった。

2015年はリリーフ専業に戻り、42試合に登板した。4勝(1敗)を挙げたが、防御率は5.63と芳しくなかった。また、メジャーデビューから4年連続で6本のホームランを浴びた。

2016年2月20日、左膝関節軟骨損傷のため手術が必要となり、初期診断ではオールスターゲームの時期まで休養が必要とされた[6]。29日に60日の故障者リスト入りした[7]9月6日に復帰した。長期離脱の影響もあって10試合の登板に留まり、防御率4.15・1勝1敗・WHIP1.04という成績だった。なお、マイナーではAA級フリスコ・ラフライダーズとAAA級ラウンドロック・エクスプレスで、計リリーフで6試合・先発で2試合に登板。8.0イニングを6安打1失点という内容にまとめ上げた。

2017年4月15日40人枠を外れる形でAAA級ラウンドロックへ配属された[8]6月19日、再びメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[8]8月26日パオロ・エスピーノの加入に伴ってDFAとなった[9]。8月29日に40人枠から外れる形でAAA級ラウンドロックへ配属された[8]

ロッテ時代

2018年1月15日千葉ロッテマリーンズが獲得を発表[10]。背番号は873月30日に中継ぎ投手として公式戦に初登板すると、その後もリリーバーとして登板。4月3日オリックス・バファローズ戦で初セーブを記録した。8月23日には来日初先発を務めた。試合は6回1/3を4失点で2敗目を喫したが、井口資仁監督は内容を高く評価した[11]9月5日には再び先発を投げ初勝利を挙げたが、最終的にはシーズン25試合に登板し1勝3敗1セーブ、防御率4.54という成績に終わった。清水直行投手コーチは残留を望むコメントを寄せていたが、結局11月20日に退団が発表された[12][13]

独立リーグ時代

2019年5月27日に独立リーグ・アトランティックリーグロングアイランド・ダックスと契約したが、8試合の登板で11失点を喫し、6月22日に解雇となった。

投球スタイル

最速100mph(約160.7km/h)、平均球速94.0(約151.3km/h)のフォーシームが大半で、変化球は82.3mph(約132.4km/h)のカーブを投げる。2球種がほとんどだが、ごく稀に平均球速89mph(約143.2km/h)のチェンジアップ、86.7mph(約139.5km/h)のスライダーも投げる[14][15]

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2012 TEX 39 0 0 0 0 1 1 1 4 .500 152 32.1 47 6 9 3 2 30 4 0 18 16 4.45 1.73
2013 76 0 0 0 0 6 2 1 27 .750 302 76.2 58 6 24 4 7 59 4 0 21 16 1.88 1.07
2014 8 4 0 0 0 0 1 0 1 .000 111 23.0 31 6 10 0 3 17 2 0 24 23 9.00 1.78
2015 42 0 0 0 0 4 1 0 12 .800 176 38.1 37 6 23 3 2 32 1 0 25 24 5.63 1.57
2016 10 0 0 0 0 1 1 1 2 .500 35 8.2 6 0 3 1 0 5 2 0 4 4 4.15 1.04
2017 5 0 0 0 0 0 1 0 1 .000 21 4.0 5 0 3 0 1 5 0 0 3 3 6.75 2.00
2018 ロッテ 25 3 0 0 0 1 3 1 9 .250 171 37.2 45 2 17 2 2 34 0 0 21 19 4.54 1.65
MLB:6年 180 4 0 0 0 12 7 3 47 .632 797 183.0 184 24 72 11 15 148 13 0 95 86 4.23 1.40
NPB:1年 25 3 0 0 0 1 3 1 9 .250 171 37.2 45 2 17 2 2 34 0 0 21 19 4.54 1.65
  • 2018年度シーズン終了時

記録

NPB

背番号

  • 52(2012年 - 2017年)
  • 87(2018年)

脚注

  1. ^ Tanner Scheppers Contract, Salary Cap Details & Breakdowns” (英語). Spotrac. 2016年3月1日閲覧。
  2. ^ Rob Biertempfel (2008年7月2日). “Scheppers' signing hinges on health” (英語). TribLIVE. Trib Total Media, Inc.. 2016年3月1日閲覧。
  3. ^ Jonathan Mayo (2009年6月18日). “Rangers Draft pick may need surgery” (英語). MLB.com. 2016年3月1日閲覧。
  4. ^ "Texas Rangers agree to terms with nine players on one-year contracts" (Press release) (英語). MLB.com (Texas Rangers). 17 February 2014. 2016年3月1日閲覧
  5. ^ a b c 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2015』廣済堂出版、2011年、246頁。ISBN 978-4-331-51921-9 
  6. ^ T.R. Sullivan (2016年2月20日). “Scheppers set to have operation on left knee” (英語). MLB.com. 2016年3月1日閲覧。
  7. ^ “Rangers' Tanner Scheppers: Lands on 60-day disabled list” (英語). CBS Sports FANTASY. RotoWire Staff (CBS Interactive). (2016年2月29日). http://www.cbssports.com/fantasy/baseball/news/rangers-tanner-scheppers-lands-on-60-day-disabled-list/ 2016年3月1日閲覧。 
  8. ^ a b c MLB公式プロフィール参照。2017年8月30日閲覧。
  9. ^ T.R. Sullivan (2017年8月26日). “Rangers acquire pitcher Espino from Brewers” (英語). MLB.com. 2017年8月27日閲覧。
  10. ^ タナー・シェッパーズ投手 獲得について”. 千葉ロッテマリーンズ (2018年1月15日). 2018年5月14日閲覧。
  11. ^ ロッテ シェッパーズ1軍残留 5回まで無失点を井口監督評価Full-Count 2018年8月23日
  12. ^ 「ぜひロッテにいてほしい投手」―救世主になる可能性を秘めた2人の助っ人Full-Count 2018年10月6日
  13. ^ ロッテがオルモス、シェッパーズ、ドミンゲスと来季契約せずFull-Count 2018年11月20日
  14. ^ Player Card: Tanner Scheppers” (英語). Brooks Baseball. baseball Prospectus. 2016年3月1日閲覧。
  15. ^ Tanner Scheppers MLB Pitching Detail” (英語). The Baseball Cube. 2018年2月15日閲覧。

関連項目

外部リンク