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2015年11月24日に[[アトランタ・ブレーブス]]とマイナー契約を結び、{{by|2016年}}の[[スプリングトレーニング]]に招待選手として参加することになった<ref>{{Cite news|url=http://www.cbssports.com/fantasy/baseball/news/braves-chase-darnaud-signs-a-minor-league-contract-with-braves/ |title=Braves' Chase d'Arnaud: Signs a minor league contract with Braves|agency=RotoWire Staff|work=CBS Sports FANTASY|publisher=CBS Innteractive|language=英語|date=2015年11月24日|accessdate=2016年3月2日}}</ref>。
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2021年4月13日 (火) 08:52時点における版

チェイス・ダーノー
Chase d'Arnaud
カンザスシティ・ロイヤルズ (マイナー)
ブレーブス時代(2016年6月17日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州ロサンゼルス郡トーランス
生年月日 (1987-01-21) 1987年1月21日(37歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
200 lb =約90.7 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 遊撃手二塁手三塁手外野手
プロ入り 2008年 MLBドラフト4巡目
初出場 2011年6月24日 ボストン・レッドソックス
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

チェイス・ジョナサン・ダーノーChase Jonathan d'Arnaud, 1987年1月21日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス郡トーランス出身のプロ野球選手ユーティリティープレイヤー)。右投右打。MLBカンザスシティ・ロイヤルズ傘下所属。

弟のトラビス・ダーノーもメジャーリーガー(捕手)である[1]

姓のd'Arnaudは"dar-NO"と発音する[2]

経歴

プロ入りとパイレーツ時代

ロサンゼルスのスポーツ強豪校であるロス・アラミトス高等学校英語版時代の2005年MLBドラフト44巡目(全体1330位)でロサンゼルス・ドジャースから指名を受けるが、契約せずにペパーダイン大学へ進学した。大学時代はエリック・テイムズとチームメイトだった。3年後の2008年MLBドラフト4巡目(全体114位)でピッツバーグ・パイレーツから指名され、プロ入り[3]

2011年6月24日のボストン・レッドソックス戦でメジャーデビューし、5回にジョン・レスターからメジャー初安打となる三塁打を放った。メジャー初安打が三塁打だった選手は、1998年4月30日のチャンス・サンフォード英語版以来13年ぶり[4]

2013年3月2日]、左親指の靭帯再建手術を受けたため、60日間の故障者リストに入った[5]。5月16日にA+級ブレイデントン・マローダーズでリハビリを開始した[6]。同月18日にAA級アルトゥーナ・カーブに、25日にはAAA級インディアナポリス・インディアンスに移動しリハビリを続けた。同月31日に故障者リストから復帰し、以降はAAA級インディアナポリスでプレーした[7]

2014年2月24日にブレント・モレルの加入に伴ってDFAとなり、3月1日にマイナー契約でAAA級インディアナポリスへ降格した。その後、9月にセプテンバーコールアップで2年ぶりにメジャー昇格した。オフにFAとなった[7]

フィリーズ時代

2014年11月13日にフィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結んだ[8]

2015年は傘下のAAA級リーハイバレー・アイアンピッグスでプレーし、インターナショナルリーグの全日程終了後の9月14日にメジャー契約を結んだ。メジャーでは11試合に出場し、打率は.176ながら三塁打を1本放った。守備に就いたのは遊撃手で3試合と三塁手で1試合で、いずれも無失策でこなした。10月9日にFAとなった[7]

ブレーブス時代

2015年11月24日にアトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結び、2016年スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[9]

2016年の開幕は傘下のAAA級グウィネット・ブレーブスで迎えたが、5月2日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。この年は内外野のユーティリティとして出番を大幅に増やし、84試合に出場。バッティング面では打率.245、1本塁打、21打点、9盗塁という成績を残した。ディフェンス面では、遊撃手で出場した21試合が最多で、1失策守備率.983・DRS -2・UZR -0.3と、やや平均以下の守備だった。次いで19試合で三塁手で無失策・DRS0・UZR +1.5と、遊撃よりも安定した守備を見せた。10試合で守りに就いた二塁手では、1失策・守備率.976・DRS -1・UZR -0.9を記録した。外野3ポジションでは、計88.0イニングで無失策・DRS0・UZR -0.2と、ほぼ平均レベルだった。

2017年4月25日にDFAとなった[7]

レッドソックス時代

2017年4月27日にウェイバー公示を経てボストン・レッドソックスへ移籍した[10]が、5月18日にヘクター・ベラスケスのメジャー昇格に伴い、DFAとなった[7][11]

パドレス時代

2017年5月22日にウェイバー公示を経てサンディエゴ・パドレスへ移籍した[12]。パドレスでは22試合に出場し、49打数7安打、打率.143[13]と不調で、7月4日にトレバー・ケーヒルの故障者リストからの復帰に伴ってDFAとなり[14]、7日にマイナー契約で傘下のAAA級エル・パソ・チワワズへ配属された。10月3日にFAとなった[7]

ジャイアンツ時代

2018年1月4日にサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[15]。開幕は傘下のAAA級サクラメント・リバーキャッツで迎え、7月7日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[16]。レギュラーシーズン終了後の10月22日に40人枠外となってAAA級サクラメントへ配属された後、24日にFAとなった[7]

レンジャーズ傘下時代

2018年12月17日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結び、2019年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[17]

2019年は開幕から傘下のAAA級ナッシュビル・サウンズでプレーしていたが、6月17日に自由契約となった[7]

ロイヤルズ傘下時代

2019年6月21日にカンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約を結び、傘下のAAA級オマハ・ストームチェイサーズへ配属された[7]

人物

自身の名前を冠したロックバンドを率いており、CDデビューも果たしている(担当はボーカルリズムギター[18][19]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2011 PIT 48 151 143 17 31 6 2 0 41 6 12 2 2 1 4 0 1 36 3 .217 .242 .287 .529
2012 8 6 6 2 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 2 0 .000 .000 .000 .000
2014 8 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 --- --- --- ---
2015 PHI 11 18 17 2 3 0 1 0 5 0 0 1 0 0 1 0 0 7 0 .176 .222 .294 .516
2016 ATL 84 262 233 24 57 14 2 1 78 21 9 3 0 3 23 1 3 50 5 .245 .317 .335 .652
2017 11 10 8 5 3 0 0 0 3 0 0 0 0 0 2 0 0 3 0 .375 .500 .375 .875
BOS 2 1 1 2 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1.000 1.000 1.000 2.000
SD 22 51 49 5 7 2 0 1 12 3 5 1 0 0 2 1 0 17 0 .143 .176 .245 .421
'17計 35 62 58 12 11 2 0 1 16 3 5 1 0 0 4 1 0 20 0 .190 .242 .276 .518
2018 SF 42 100 93 9 20 5 0 3 34 9 2 1 1 1 4 0 1 37 0 .215 .253 .366 .618
MLB:7年 236 599 550 68 122 27 5 5 174 40 29 10 3 5 36 2 5 152 8 .222 .273 .316 .590
  • 2018年度シーズン終了時

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2018 SF 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 4 1.0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.00 1.00
MLB:1年 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 4 1.0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.00 1.00
  • 2018年度シーズン終了時

年度別守備成績



投手(P) 一塁(1B) 二塁(2B) 三塁(3B) 遊撃(SS) 中堅(CF) 左翼(LF) 右翼(RF)
































































































2011 PIT - - 1 1 1 0 0 1.000 12 11 28 3 4 .929 29 27 61 6 14 .936 - - -
2012 - - 2 1 1 0 0 1.000 - 1 0 1 0 0 1.000 - - -
2014 - - - - - - - -
2015 PHI - - - 1 2 7 0 2 1.000 3 3 7 0 1 1.000 - - -
2016 ATL - - 10 13 27 1 1 .976 19 12 24 0 1 1.000 21 20 38 1 17 .983 4 10 0 0 0 1.000 8 15 1 0 0 1.000 1 2 0 0 0 1.000
2017 - - - 1 0 0 0 0 ---- - - 4 3 0 0 0 1.000 -
BOS - - 1 1 1 1 0 1.000 - - - - -
SD - 1 0 0 0 0 ---- 3 2 6 1 2 .889 2 1 3 0 1 1.000 10 17 16 2 6 .943 - - 1 1 0 0 0 1.000
'17計 - 1 0 0 0 0 ---- 4 3 7 1 3 .909 3 1 3 0 1 1.000 10 17 16 2 6 .943 - 4 3 0 0 0 1.000 1 1 0 0 0 1.000
2018 SF 1 0 0 0 0 ---- 4 12 0 0 3 1.000 17 26 30 0 9 1.000 10 2 13 0 0 1.000 1 0 0 0 0 ---- - - -
MLB 1 0 0 0 0 ---- 5 12 0 0 3 1.000 34 44 66 2 13 .982 45 28 75 3 8 .972 66 67 123 9 28 .955 4 10 0 0 0 1.000 12 18 1 0 0 1.000 2 3 0 0 0 1.000
  • 2018年度シーズン終了時

記録

MiLB

背番号

  • 12(2011年、2017年5月 - 同年終了)
  • 3(2012年)
  • 39(2014年)
  • 2(2015年、2018年)
  • 23(2016年 - 2017年4月)
  • 11(2017年4月 - 同年5月)

脚注

  1. ^ Travis d'Arnaud Stats, Bio, Photos, Highlights” (英語). Minor League Baseball. 2016年3月2日閲覧。
  2. ^ Bill Brink (2011年7月10日). “On the Pirates: Presley and d'Arnaud validating roster spots” (英語). Pittsburgh Post-Gazette. 2016年3月2日閲覧。
  3. ^ Ian Quillen (2008年6月24日). “D'Arnaud brothers reunite at Bowman” (英語). SunGazette.com. 2014年9月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月2日閲覧。
  4. ^ Veras' big out vs. Papi highlights Bucs' win” (英語). MLB.com. 2016年3月2日閲覧。
  5. ^ Paul Hagen (2013年3月20日). “d'Arnaud has thumb surgery, placed on 60-day DL” (英語). MLB.com. 2016年3月2日閲覧。
  6. ^ John Dreker (2013年5月16日). “Minor Moves: Holmes Off DL, d’Arnaud Starts Rehab” (英語). Pirates Prospects. 2016年3月2日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g h i MLB公式プロフィール参照。2019年6月26日閲覧。
  8. ^ Bob Brookover (2014年11月14日). “Phillies make minor league progress at GM meetings, adding Francoeur” (英語). philly.com. Philadelphia Media Network (Digital) LLC.. 2016年3月2日閲覧。
  9. ^ “Braves' Chase d'Arnaud: Signs a minor league contract with Braves” (英語). CBS Sports FANTASY. RotoWire Staff (CBS Innteractive). (2015年11月24日). http://www.cbssports.com/fantasy/baseball/news/braves-chase-darnaud-signs-a-minor-league-contract-with-braves/ 2016年3月2日閲覧。 
  10. ^ Ian Browne (2017年4月27日). “Red Sox bolster infield depth with d'Arnaud” (英語). MLB.com. 2017年4月28日閲覧。
  11. ^ Alex Espinoza (2017年5月18日). “Red Sox DFA d'Arnaud, call up Velazquez” (英語). MLB.com. 2017年5月19日閲覧。
  12. ^ Ryan Posner (2017年5月21日). “Padres DFA Sardinas, claim d'Arnaud” (英語). MLB.com. 2017年5月22日閲覧。
  13. ^ Baseball-Reference参照。2017年7月5日閲覧。
  14. ^ William Kosileski (2017年7月4日). “Padres activate RHP Cahill from disabled list” (英語). MLB.com. 2017年7月4日閲覧。
  15. ^ Jeff Todd (2018年1月4日). “Giants To Sign Hector Sanchez, Chase d’Arnaud, Jose Valdez” (英語). MLB Trade Rumors. 2018年3月21日閲覧。
  16. ^ Martin Oppegaard (2018年7月7日). “With Samardzija back, Stratton sent to Triple-A” (英語). MLB.com. 2018年7月18日閲覧。
  17. ^ T.R. Sullivan (2018年12月17日). “Bush reunites with Rangers on Minors deal” (英語). MLB.com. 2019年4月7日閲覧。
  18. ^ Ted Berg (2016年5月4日). “Braves infielder Chase d'Arnaud is also an aspiring rock star”. USA Today. http://ftw.usatoday.com/2016/05/atlanta-braves-chase-darnaud-music-band-mlb 2017年4月28日閲覧。 
  19. ^ 「アトランタ・ブレーブス」『2017MLB選手名鑑全30球団コンプリートガイド』 日本スポーツ企画出版社 71頁

関連項目

外部リンク