「天然の美」の版間の差分
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ソロシングル『エレクトリック・ラブ・ストーリー』の編曲に起用した[[イエロー・マジック・オーケストラ]]([[YMO]])は、本アルバムで上記シングル表題曲のほか、『何故かアップ・サイド・ダウン』、『ワン・シーン』、『プシー・キャット・ラブ』の計4曲を編曲した。また、近田は「歌手」と「職業作家」に徹し、1曲について作詞・作曲・編曲を兼ねることはなかった。 |
ソロシングル『エレクトリック・ラブ・ストーリー』の編曲に起用した[[イエロー・マジック・オーケストラ]]([[YMO]])は、本アルバムで上記シングル表題曲のほか、『何故かアップ・サイド・ダウン』、『ワン・シーン』、『プシー・キャット・ラブ』の計4曲を編曲した。また、近田は「歌手」と「職業作家」に徹し、1曲について作詞・作曲・編曲を兼ねることはなかった。 |
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作詞には、[[郷ひろみ]]『[[寒い夜明け]]』([[1976年]])で知られる漫画家の[[楳図かずお]]、[[レモンパイ ( |
作詞には、[[郷ひろみ]]『[[寒い夜明け]]』([[1976年]])で知られる漫画家の[[楳図かずお]]、[[レモンパイ (バンド)|レモンパイ]]の『[[ビバ! エンジェル]]』(1978年)の作詞を手がけた当時コピーライターの[[さがらよしあき]]、[[サーカス (歌手)|サーカス]]の『[[Mr.サマータイム]]』(1978年)や[[坂本龍一]]が[[第21回日本レコード大賞]]編曲賞を受賞した『[[アメリカン・フィーリング]]』の作詞を手がけた[[竜真知子]]、[[内山田洋とクール・ファイブ]]の『[[噂の女 (曲)|噂の女]]』([[1970年]])や[[五木ひろし]]の『[[よこはま・たそがれ]]』([[1971年]])のヒットで知られる[[小説家]]・作詞家の[[山口洋子]]、[[大場久美子]]の『[[エトセトラ (大場久美子の曲)|エトセトラ]]』(1978年)、『[[ディスコ・ドリーム]]』(同年)を手がけた[[小林和子]]を起用した。 |
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作曲には、近田が尊敬する作曲家の[[筒美京平]]、元[[ザ・ワイルドワンズ]]で[[沢田研二]]の第4回[[日本歌謡大賞]]受賞曲『[[危険なふたり]]』([[1973年]])の作曲家・[[加瀬邦彦]]、元[[ジャッキー吉川とブルーコメッツ]]で、近田がハルヲフォン時代にカヴァーした『[[ブルー・シャトウ]]』([[1967年]])や、[[フィンガー5]]の『[[学園天国 (曲)|学園天国]]』([[1974年]])を手がけた井上忠夫(のちの[[井上大輔]])、[[山口百恵]]の『[[横須賀ストーリー]]』(1976年)以降の楽曲を手がけるヒットメーカーで[[ダウン・タウン・ブギウギ・バンド]]在籍時の[[宇崎竜童]]、「響わたる」名義で[[安西マリア]]の『[[サヨナラ・ハーバーライト]]』(1976年)や『[[センチメンタル・グループ・サウンズ]]』(同年)に楽曲を提供、のちに[[小柳ルミ子]]に『[[お久しぶりね]]』([[1983年]])のヒットをもたらす[[杉本真人]]を起用している。 |
作曲には、近田が尊敬する作曲家の[[筒美京平]]、元[[ザ・ワイルドワンズ]]で[[沢田研二]]の第4回[[日本歌謡大賞]]受賞曲『[[危険なふたり]]』([[1973年]])の作曲家・[[加瀬邦彦]]、元[[ジャッキー吉川とブルーコメッツ]]で、近田がハルヲフォン時代にカヴァーした『[[ブルー・シャトウ]]』([[1967年]])や、[[フィンガー5]]の『[[学園天国 (曲)|学園天国]]』([[1974年]])を手がけた井上忠夫(のちの[[井上大輔]])、[[山口百恵]]の『[[横須賀ストーリー]]』(1976年)以降の楽曲を手がけるヒットメーカーで[[ダウン・タウン・ブギウギ・バンド]]在籍時の[[宇崎竜童]]、「響わたる」名義で[[安西マリア]]の『[[サヨナラ・ハーバーライト]]』(1976年)や『[[センチメンタル・グループ・サウンズ]]』(同年)に楽曲を提供、のちに[[小柳ルミ子]]に『[[お久しぶりね]]』([[1983年]])のヒットをもたらす[[杉本真人]]を起用している。 |
2021年3月30日 (火) 10:50時点における版
『天然の美 NATURAL BEAUTY』 | ||||
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近田春夫 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1979年 | |||
ジャンル | ロック、歌謡曲 | |||
時間 | ||||
レーベル | キングレコード | |||
プロデュース | 近田春夫 | |||
近田春夫 アルバム 年表 | ||||
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『天然の美』収録のシングル | ||||
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『天然の美』(てんねんのび)は、1979年(昭和54年)5月21日に発売された日本のアルバムである。近田春夫の初めてのソロ・アルバムである。
概要・略歴
1979年、近田春夫&ハルヲフォンとしての活動を停止した近田春夫は、1977年(昭和52年)のハルヲフォン在籍中のソロデビューシングル『ロキシーの夜』を経て、1979年4月21日にソロ2枚目のシングル『エレクトリック・ラブ・ストーリー』を発表、1か月後の同年5月21日、本アルバム『天然の美』をもって本格ソロデビューした。
ソロシングル『エレクトリック・ラブ・ストーリー』の編曲に起用したイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)は、本アルバムで上記シングル表題曲のほか、『何故かアップ・サイド・ダウン』、『ワン・シーン』、『プシー・キャット・ラブ』の計4曲を編曲した。また、近田は「歌手」と「職業作家」に徹し、1曲について作詞・作曲・編曲を兼ねることはなかった。
作詞には、郷ひろみ『寒い夜明け』(1976年)で知られる漫画家の楳図かずお、レモンパイの『ビバ! エンジェル』(1978年)の作詞を手がけた当時コピーライターのさがらよしあき、サーカスの『Mr.サマータイム』(1978年)や坂本龍一が第21回日本レコード大賞編曲賞を受賞した『アメリカン・フィーリング』の作詞を手がけた竜真知子、内山田洋とクール・ファイブの『噂の女』(1970年)や五木ひろしの『よこはま・たそがれ』(1971年)のヒットで知られる小説家・作詞家の山口洋子、大場久美子の『エトセトラ』(1978年)、『ディスコ・ドリーム』(同年)を手がけた小林和子を起用した。
作曲には、近田が尊敬する作曲家の筒美京平、元ザ・ワイルドワンズで沢田研二の第4回日本歌謡大賞受賞曲『危険なふたり』(1973年)の作曲家・加瀬邦彦、元ジャッキー吉川とブルーコメッツで、近田がハルヲフォン時代にカヴァーした『ブルー・シャトウ』(1967年)や、フィンガー5の『学園天国』(1974年)を手がけた井上忠夫(のちの井上大輔)、山口百恵の『横須賀ストーリー』(1976年)以降の楽曲を手がけるヒットメーカーでダウン・タウン・ブギウギ・バンド在籍時の宇崎竜童、「響わたる」名義で安西マリアの『サヨナラ・ハーバーライト』(1976年)や『センチメンタル・グループ・サウンズ』(同年)に楽曲を提供、のちに小柳ルミ子に『お久しぶりね』(1983年)のヒットをもたらす杉本真人を起用している。
編曲には、前述のYMOのほかは、近田が編曲をおこない、『V.T.R.SHADOW』と『哀愁専科』には、シングル『エレクトリック・ラブ・ストーリー』のB面別ヴァージョンの編曲を発注した、研ナオコのヒット曲『かもめはかもめ』(1978年)で知られる若草恵を再度起用した。
本アルバムは、当初LPレコードでリリースされ、のちに1989年(平成元年)3月5日、1992年(平成4年)11月21日の2回、CD再発売された[1]。CD盤には、ボーナストラックとして、本オリジナルアルバム発売後の1979年9月21日にリリースされ、当時アルバム収録されなかったシングル『ああ、レディハリケーン』のAB面両曲が収録されている[1]。
収録曲
Side A
- エレクトリック・ラブ・ストーリー
- 作詞楳図かずお、作曲近田春夫、編曲イエロー・マジック・オーケストラ
- 震えて眠れ
- 何故かアップ・サイド・ダウン
- 作詞近田春夫、作曲加瀬邦彦、編曲イエロー・マジック・オーケストラ
- 罪なレディ
- V.T.R.SHADOW
Side B
- エレクトリック・ラブ・ストーリー
- 作詞楳図かずお、作曲近田春夫、編曲若草恵
- ワン・シーン
- 作詞山口洋子、作曲近田春夫、編曲イエロー・マジック・オーケストラ
- 哀愁専科
- 作詞近田春夫、作曲杉本真人、編曲若草恵
- プシー・キャット・ラブ
- 作詞近田春夫、作曲筒美京平、編曲イエロー・マジック・オーケストラ
- HALF AND HALF
- 作詞小林和子、作曲加瀬邦彦、編曲近田春夫
CDボーナストラック
- ああ、レディハリケーン (4分9秒) - 資生堂「レディバスボン」CMソング
- 作詞楳図かずお、作曲近田春夫、編曲矢野誠
- 世界で一番いけない男
- 作詞ちあき哲也、作曲近田春夫、編曲若草恵
関連事項
註
- ^ a b #外部リンク内のYahoo! ミュージック「天然の美」リンク先の記述を参照。
外部リンク
- 天然の美 - Yahoo! ミュージック(ウェイバックマシン) - 1989年3月5日発売 (廃盤)
- 天然の美 - Yahoo! ミュージック(ウェイバックマシン) - 1992年11月21日発売 (廃盤)